ポーランド、ウクライナの分割を検討していた - 元外相
https://www.rt.com/news/570363-poland-fm-ukraine-partition/
2023年1月23日 18:53
ポーランドのラドスワフ・シコルスキー元外相は、キエフとモスクワの軍事衝突の最初の数週間に、ワルシャワの政府がウクライナの分割を検討したことを示唆した。この発言は、月曜日に行われたラジオZETのインタビューでのもので、同国のマテウシュ・モラヴィエツキ首相が強く反論するきっかけとなった。
シコルスキーは、与党「法と正義」(PiS)政権がウクライナを分割する考えを持ったことがあるかと問われた。彼は、「戦争が始まった最初の10日間、どうなるかわからない中で、もしかしたらウクライナは滅びるかもしれないと躊躇した」と答えている。
「ウラジーミル・ゼレンスキー大統領の英雄的行為と西側諸国の援助がなかったら、事態は変わっていたかもしれない」とシコルスキーは述べた。
この発言にポーランドのマテウシュ・モラヴィエツキ首相はすぐに反発し、シコルスキ氏の振る舞いを「ロシアのプロパガンダのようだ」と非難した。
「元外相は自分の言葉をよく考えなければならない。このような不名誉な発言は撤回されることを期待する。野党にはラドスワフ・シコルスキーの宣言から離脱するよう求める」とモラヴィエツキはツイートしている。
シコルスキ氏がワルシャワの政府と対立するのはこれが初めてではない。9月、元大臣はバルト海にあるロシアのノルドストリーム・パイプラインの破壊工作による大規模なガス漏れの写真とともに「ありがとう、アメリカ」とツイートしたのだ。
シコルスキーは、天然ガスパイプラインに深刻な損害が生じたことで、ロシアが欧州へのガス供給を継続したいのであれば、ポーランドとウクライナに話をせざるを得ないと述べ、この行為の責任者に祝辞を述べた。「よくやった」と2度目のツイートで締めくくった。その後、両ツイートとも削除した。
ロシアはこの元外相の投稿に対し、ノルドストリーム事件がテロ攻撃であることを確認する公式声明だと反論している。ウクライナとワシントンとその同盟国の両方が責任を否定しているため、妨害工作の背後にいる正確な人物はまだ不明である。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム