ロシアの大規模な造船計画

https://www.rt.com/business/574595-russia-reveals-massive-shipbuilding-program/

2023年4月12日 16:00

ロシア政府は、優遇リース事業の一環として、2027年までに約150隻の貨物船を建造する予定であることを、デニス・マントゥーロフ副首相が明らかにした。

「制裁体制下で特に注目されているもう一つの分野は、様々な目的や重量の貨物船である」と、マントゥロフ氏は水曜日に連邦評議会で語った。タンカー、穀物運搬船、コンテナ船、はしけ、タグボート、砕氷船であるアークティッククラスを含むドライカーゴ船などが含まれる。

「これは、アゾフ海、黒海、バルト海、白海、カスピ海の海域を通る輸出の流れの方向転換に貢献する」と、彼は指摘した。

産業貿易省のトップでもあるマントゥロフ氏は、ロシア国富基金が260隻の新造船の建造を支援することを明らかにした。

「このプログラムは、旅客船団のさらなる発展を保証する。70隻以上の近代的で快適な水中翼船、電気式リバーバス、クルーズ用カタマランが建設される予定」と付け加えた。

産業貿易省は、2035年までにロシアで合計985隻の船舶が建造されることを見込んでいる。長期的には、大トン数船60隻、中トン数船93隻の建造を目指す。