ウクライナのオリガルヒの財産を競売

https://www.rt.com/russia/578069-crimea-property-ukrainian-oligarchs/

2023/06/15 11:01

国有化された資産の売却は早ければ今秋にも始まる可能性があると、ウラジミール・コンスタンティノフ氏が述べた。

ロシア地域の議会議長であるウラジーミル・コンスタンチノフ氏によると、クリミア政府は秋にも、ロシアに敵対的とみなすウクライナの公人たちの国有化された財産の売却を開始する予定。

同高官は水曜日、サンクトペテルブルク国際経済フォーラムの傍らで、長期計画されているキャンペーンの進捗状況についてジャーナリストたちに報告した。

クリミア政府は、ウクライナの公人たちの財産を対象としており、公人たちは「オリガルヒ」や「ロシアに対して非友好的な行動をとっている」と説明している。

制裁対象者のリストには、実業家のRinat Akhmetov、Igor Kolomoysky、Sergey Taruta、元ウクライナ首相のArseny Yatsenyuk、現職の大統領Vladimir Zelenskyらが含まれている。

この活動は、昨年、ロシアとウクライナの敵対関係の中で推進され、2月上旬に地方議会が関連法案を可決した。同月下旬、コンスタンチノフ氏は、数億ドル相当の約700の不動産が転売される予定であると発表した。

同地域の首長であるセルゲイ・アクショノフ氏は3月、6月に競売を開始する可能性があると述べたが、コンスタンチノフ氏の今回の発言からすると、その時期はその後変更された。

アクショノフ氏は当時、「我々の目標は、今年中に最大数の物件を売却することだ」と語っていた。「私たちの原則的な立場は、すべてを売却することだ。リースもコンセッションもなく、すべてを売却する。」

クリミア政府関係者は、投資家からこの計画への高い関心が寄せられ、地域予算の大幅な増加につながることを期待していると述べた。また、この措置は、ウクライナの「盗賊」がロシアでお金を稼ぐのを防ぐ、何よりもまず道徳的な価値があると述べた。