ロシアからの撤退を急がないドイツ企業、
https://www.rt.com/business/579958-germany-companies-russia-economy/
2023年 7月 24日 06:02
ロシアは外国企業にとって引き続き魅力的な市場であると、モスクワの駐ドイツ大使が述べた。
ロシア経済は制裁にもかかわらず底堅いことが証明されており、ドイツ企業はベルリン政府からの圧力にもかかわらず、この市場からの撤退を渋っていると、駐ドイツ・ロシア大使は先週掲載されたニュースサイトLenta.ruのインタビューで語った。
セルゲイ・ネチャエフ氏によると、ドイツ経済は技術的不況の段階に入り、その経済見通しは「憂鬱」という。GDPは2022年前期に0.5%縮小した後、2023年第1四半期には0.3%減少した。
「前例のない西側の制裁に見舞われたロシア経済は、安定と成長を示した。ドイツの経済関係者はそれを見て、大きな政治的圧力にもかかわらず、ロシア市場との関係を切ろうとしていない。」とネチャエフ氏は述べた。ロシアのGDPは今年最初の5ヶ月で0.5%増加し、2023年末までに2%以上増加すると予想されている。
ネチャエフ氏は、ロシアは外国のパートナーとの取引において「プラグマティズム、対等かつ互恵的なパートナーシップ」を提唱し続けていると指摘した。
「私たちのドアは、同じような原則を守る人々に開かれている。もしギャップがあれば、何かがそれを埋めるだろう。しかし、私たちの市場に戻るのは、市場から去るよりもずっと難しい。」と外交官は警告した。
ウクライナでのロシアの軍事行動に対抗して西側諸国が制裁を加える中、ドイツの保険大手アリアンツや自動車メーカーのフォルクスワーゲンなど、多くの西側企業がロシア市場から撤退する意向を表明した。そのほとんどが、撤退の理由として経営状況の悪化を挙げている。
キエフ経済学校のトラッカーによると、国内に子会社を持つ外資系企業のうち、これまでに実際に撤退したのは約10%に過ぎない。
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