ザッカーバーグのThreadsへの関心が崩壊

https://www.rt.com/news/579858-meta-threads-interest-fraying/

2023/07/17 18:28

スレッドはインスタグラムのユーザーベースを流用したが、定着しない。

Threadsはローンチからわずか5日間で1億人のサインアップを達成。ザッカーバーグは祝福したが、実際は崖っぷちであることがデータ分析から明らかになった。

ザッカーバーグはThreadsをInstagramのスピンオフとして立ち上げることを選択し、7月6日のローンチ時に写真プラットフォームのユーザーベースがテキストアプリに登録するよう促した。 このクロスプロモーションにより、新しいプラットフォームはわずか7時間で1,000万ユーザーに達し、ザッカーバーグはその成長を興奮気味にライブポストした。

Data.aiによると、スレッドは1週間以内に全世界で1億5000万ダウンロードを達成し、新規ユーザーの33％をインドが、さらに22％をブラジルが占めた。Data.aiによると、アメリカ人のダウンロード数はわずか16％で、メキシコ（8％）と日本（5％）がそれに続いた。

SensorTower社のデータによると、同時期にThreadsのデイリーアクティブユーザー（DAU）は40％減少し、ユーザー1人あたりの1日の平均利用時間は4倍に減少した。ダウンロードから7日目に戻ってきたユーザーはわずか16％で、週末にスレッドに費やされた時間は7月6日のローンチ時の最高値から60％減少した。

SensorTowerのアナリスト、アブラハム・ユセフとシーマ・シャーによると、7月6日のピーク時でさえ、スレッドのユーザー・エンゲージメントはインスタグラムより85％低く、同じ指標でツイッターを60％下回っていたという。

追加データによると、スレッドの利用時間は、開始当初は1日20分程度だったのが、1週間後にはわずか5分にまで落ち込んでいる。一方、ツイッターとインスタグラムはそれぞれ30分と60分で安定している。

ザッカーバーグはThreadsのローンチ後、「10億人以上が利用するパブリックな会話アプリがあってもいいと思う」と自慢した。

フェイスブックやインスタグラムですでに行われている検閲で、スレッドへの投稿が禁止されればインスタグラムのアカウントを失うことになる。

オンライン・データ・アナリストは、写真に興味を持つオーディエンスはテキスト投稿にはなじまないかもしれないと推測。インスタグラムの統合は、伝統的にツイッターの活力源であった匿名のミーム・アカウントを抑制した。

スレッドに影響を及ぼしている歯がゆい問題は、ユーザーの興味の儚さだけではない。ザッカーバーグはすでにツイッター社から、同プラットフォームの盗用を非難する排除勧告書を受け取った。月曜日、下院司法委員会はザッカーバーグに対し、メタが政府と結託して人々を検閲していることに関するすべての召喚状がスレッドにも適用されると考えるべきだと通告した。

Atlanticはまた、スレッドの1億マイルストーンに冷や水を浴びせ、それを達成した最初のソーシャルネットワークは2011年に立ち上げられたが、関心がないため2019年に閉鎖されたGoogle+であると指摘した。