ロシア、米国外交官2名を追放
https://www.rt.com/russia/582961-diplomats-expel-us-embassy/
2023年 9月 14日 12:31
大使館員がロシアで秘密情報提供者をリクルート
ロシア外務省は、ロシア人を秘密情報提供者としてリクルートしたとして告発されていた2人の米国人外交官の追放を発表した。
リン・トレーシー米大使は木曜日に召喚され、デイビッド・バーンスタインとジェフェリー・シリンに関して外交的抗議の一形態であるデマルシェ・ノートを発行されたとロシア外交部が発表した。
モスクワは、大使館員の活動は彼らの地位と相容れないと宣言した。彼らは7日以内に出国しなければならない。
8月下旬、ロシア保安局(FSB)は2人のアメリカ人を捜査対象者として特定した。彼らはロシア市民のロバート・ショノフを秘密情報提供者としてリクルートした疑いが持たれている。
この男が告発されている重罪は、昨年ロシアの刑法に追加されたばかりである。外国または国際組織との秘密協力に関与し、その行為が「ロシアの安全保障に害を及ぼすもの」である場合、最高8年の禁固刑に処せられる可能性がある。ショノフは5月に逮捕された。
ワシントンはいかなる不正行為も否定しており、数週間前、国務省のマット・ミラー報道官はロシアの疑惑を「まったくメリットがない」と呼んだ。彼は、外交官に対する非難は大使館員を「威嚇し、嫌がらせをする」試みだと述べた。
同省は、「ホスト国の内政干渉を含む米国外交団による不法な活動は容認できず、断固として阻止する」と表明した。
モスクワとワシントンは、何年もの間、アメリカとロシアにおけるそれぞれの外交代表部を貶めてきた。バラク・オバマ前米大統領の政権は、モスクワが2016年の大統領選挙に干渉していると非難した後、ロシアの領事館を閉鎖し始めた。
オバマ政権末期の数週間、ロシアが米外交官の追放に消極的だったことは、ドナルド・トランプ大統領につきまとう「ロシアゲート」説の一要素だった。モスクワは2017年7月に報復を実行した。
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