2024年4月18日木曜日

イラン、イスラエルによる再攻撃に備える

https://www.rt.com/news/596147-iran-bracing-israel-retaliation/

2024/04/17 19:02

テヘランは空軍の準備を整え、シリアのIRGC拠点から人員を退避させているという。

イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)は、イスラエルの報復攻撃に備えるため、シリアの拠点から軍事顧問団を呼び戻したとされる、とウォール・ストリート・ジャーナル紙がシリアとイランの政府関係者の話として水曜日に報じた。

このニュースは、イランが土曜日にイスラエルの標的に数百発と推定されるミサイルと爆発物を搭載した無人偵察機を発射した後に発表された。テヘランはこの攻撃を、4月1日にイスラエルがダマスカスのイラン領事館を空爆した際に死亡した7人のIRGC将校への報復としている。

一方、テヘランはイスラエルの軍事施設数カ所への攻撃に成功したと報告している。

現在、ジャーナル紙によれば、イランはイスラエルの攻撃に備えており、紅海でイランの商業船舶を保護するために海軍が出撃する一方で、空爆を迎撃するために空軍を準備しているという。

IRGCとレバノンの過激派組織ヒズボラは、シリアにおける上級将校の存在感を減らしており、中級の軍人はシリア国内の本来の場所から移動している。

同紙は軍事専門家の話を引用して、シリアにあるイラン関連の施設がイスラエルによる空爆のターゲットになる可能性が最も高いと説明している。

米国や他の欧州諸国は、報復を行わず、イランの攻撃を撃退できたことに満足するようユダヤ国家に求めているが、ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、イスラエルは自らの意思で決断し、自国を守るために必要なことはすべて行うと主張している。

イスラエル政府関係者は、報復の可能性についてまだコメントしていないが、アメリカやヨーロッパのパートナーに対しては、安全保障を脅かすことはなく、その範囲も限定的なものになると安心させている。

テヘランはイスラエルに対し、いかなる報復攻撃も行わないよう警告している。「イランの利益に対するいかなる些細な行動も、そのすべての加害者に対し、厳しく、広範で、痛みを伴う対応で間違いなく迎え撃つ。」

国連は今回のエスカレーションの中で中東の暴言に懸念を表明し、すべての側に最大限の自制を求めた。

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