中国が世界の原発増設をリード
https://www.zerohedge.com/energy/china-leading-global-nuclear-power-build-out
2024年4月25日(木) - 午前07時10分
著者:ツヴェタナ・パラスコヴァ via OilPrice.com、
地元メディアが引用した中国原子力協会(CNEA)の報告書によると、中国は現在、合計容量30.3ギガワット(GW)の核発電所を合計26基建設中。世界最高である。
昨年、中国は新たに5つの核発電プロジェクトを承認し、5基の建設を開始した。
世界原子力協会によれば、石炭火力発電所による大気汚染は、中国が核発電を拡大する大きな原動力となっている。
中国は石炭を手放すわけではないが、よりクリーンなエネルギー源で電力需要の増加に対応するため、原子力に賭けている。
ドイツを除く西側諸国の多くも、核発電がネット・ゼロ・エミッションの目標達成に役立つと認識している。
昨年末にドバイで開催されたCOP28気候サミットで、米国と他の21カ国は、2050年までに核発電容量を3倍にすることを約束した。
米国は、英国、フランス、カナダ、スウェーデン、韓国、ガーナ、アラブ首長国連邦(UAE)などとともに、COP28気候サミットで宣言に署名した。
中国はこの宣言に署名していないが、電力需要の増加に伴い、排出量を削減するために核発電の能力向上を目指している。
2023年9月現在、中国には稼働中の核発電所が55基あり、合計設備容量は57GW、建設中の核発電所は24基あり、合計設備容量は27.8GWである、と新華社はCNEAの王炳華氏の発言を引用している。2060年までには、その設備容量は400GWに急増する見込みだ。
中国はまた、予測可能な将来において、毎年6〜8基の核発電所を承認する見込みである。
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