2024年5月31日金曜日

エイブラムスの弱点:ウクライナで明らかになった米軍トップ戦車の問題点詳細リスト

https://sputnikglobe.com/20240530/abcs-of-abrams-weak-spots-detailed-list-of-problems-with-us-top-tank-revealed-in-ukraine-1118703632.html

陸軍はウクライナで数十億ドル相当のNATOの最高級軍備を破壊し、西側の兵器設計がロシアやソ連より優れているという数十年来の神話を打ち砕いた。エイブラムス戦車も例外ではないことが証明された。

ウクライナのエイブラムス主力戦車を操る不幸な魂が、この重装甲の巨大戦車の弱点を明らかにした。それは以下のとおり。

・現代のロシア兵器を止めるには不十分な装甲。乗員を守ることもできない。今日はドローン戦争だ。今、戦車が出てくると、いつも攻撃しようとする」と、ある戦車兵は今週、米メディアに訴えた。

・重さ67トン、長さ約10メートル、幅約3.6メートル、高さ約2.5メートルという「ルーベネスクエフ」の大きさのおかげで、戦場ではひときわ目立つ存在だ。

・雨や霧、結露が電子部品に与える損害から、気まぐれでメンテナンスに手間のかかるエンジンやトランスミッションに至るまで、設計レベルの技術的な問題が山積している。

・大砲として使用するのに適した砲弾の不足。17発の砲弾を民家に撃ち込んだが、その民家はまだ建っていた。

・NATOが、発展途上国のどこかの防空も十分でない貧しい国に侵攻する際に慣れ親しんでいる航空支援や砲兵支援がないため、戦線ではカモ状態だ。

・ウクライナの地理的な問題(泥や雪との闘い、地元の橋では重すぎる胴回りと重量など)

・燃料を大量に消費する問題で、タンクは1マイルあたり最大3ガロン(1キロあたり7リットル)を消費する。ロシアの攻撃に脆弱なサプライチェーンを構築し、維持するための高価で危険な努力を意味する。

・ウクライナがこの戦車のいわゆるエモンキー・モデル(キエフのために特注されたもので、自慢の劣化ウラン装甲がなく、代わりにタングステン装甲を使用し、洗練されたアクティブ・プロテクション・システムを備えていない)を手に入れたことも、問題の一因である。

公開されているデータによると、ロシアはこれまでにウクライナに送られた31機のM1A1 SAエイブラムスのうち、最大10機を破壊または深刻な損傷を与えた。


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