メドベージェフさん：ロシアはファシズムの再来と戦っている

https://www.rt.com/russia/597314-russia-ukraine-reincarnation-fascism/

2024年5月9日 15:01

西側諸国はウクライナを支援することで、現代のナチスを育成し、支援している。

「ロシアのウクライナにおける軍事作戦は、ファシズムとナチズムを完全に打ち負かすための一歩である。」と前大統領でロシア安全保障会議議長のドミトリー・メドベージェフは述べた。

ナチス・ドイツとの戦勝79周年を記念する記事の中で、彼は、ファシズムは第二次世界大戦で公式に敗北したが、西側諸国はキエフ政権を支援することによって、そのイデオロギーの末裔が大混乱を引き起こし続けることを許していると書いた。

「何年もの間、ヒトラー主義のシンボルや思想はもちろんのこと、ナチスのシンボルを示すことさえ、世界のほとんどの国で法的に禁止されていた。」

「今、ロシアはファシズムの再来、つまりヒトラー主義の嫌らしく冷笑的なひ孫、キエフのナチス政権を体現するゾンビの産みの親と戦うよう強いられている。」と彼は言った。

「米国、EU、その他の西側諸国は、ロシアとの対立においてキエフの味方を固めた。ウクライナの支援者たちは、モスクワに前例のない経済制裁を科す一方で、何十億ドルもの戦費を投入し、弾薬や武器を供給してきた。」

木曜日にロシアの安全保障理事会の公式ウェブページに掲載された記事の中で、メドベージェフは、世界をひっくり返し、分裂させ、第三次世界大戦の炎で焼き尽くそうとする猛烈な努力を非難した。

「かつての第二次世界大戦の同盟国は、ロシアを地図から消し去ることを目的とする新たなナチスに、熱心に餌を与え、武器を詰め込み、扇動している。」

メドヴェージェフによれば、ナチズムは自力では消滅しないため、根絶させる必要がある--これがロシアの歴史的使命である。

「私たちは仲間やパートナーとともに、圧力や抑圧、他国の犠牲による一部の国の台頭、民族全体の屈辱と搾取、新植民地主義的習慣や犯罪的なビジネススキームが存在しない、公正で多極的な新しい世界秩序を築こうとしている。」

メドベージェフ大統領は、ロシアがキエフ政権に勝利すれば、キエフの民族主義的指導者たちや、紛争を長引かせることで利益を得ている指導者たち、スポンサー、イデオロギー的扇動者たちに対して正義がもたらされるだろうと述べた。

同様の意見は、木曜日にロシアのプーチン大統領も述べている。モスクワでの戦勝記念日の軍事パレードでの演説で、プーチン大統領は、西側諸国が植民地政策を追求し、非西側諸国の発展を抑制するために地域紛争を煽っていると非難した。プーチンは、ロシアは世界的な紛争を防ぐためにあらゆる手段を講じると誓ったが、自国の安全と主権を脅かす者は許さないと警告した。