ゼロヘッジ:ウクライナ和平サミットの最終宣言は中国の和平計画から剥奪された模様
2024年6月18日火曜日 - 午前04時45分
この週末にスイスで開催された国際平和サミットには、ウクライナのゼレンスキーはじめ100近い国々が参加したが、ロシアや中国の代表は参加しなかった。
クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は記者会見で、「今回の会談の結果について言えば、ゼロに等しい。」と述べた。
「多くの国々は、わが国の存在なしには真剣な議論の展望が開けないことを理解していた。」とペスコフは付け加え、ロシアのプーチン大統領は「まだ対話と真剣な議論に前向きだ。」とも語った。
78カ国が合意し、正式に署名したサミットの最終文書では、戦争を終結させるための将来のウクライナとロシアの和平合意の基本は、ウクライナの「領土保全」を維持することであると主張した。
ウクライナとその西側の支持者は、先週金曜日にプーチンが提示したロシアの停戦条件を拒否した。この条件には、キエフが4つの東部領土を放棄し、NATOへの加盟を最終的に断念することが含まれていた。
一方、地政学アナリストのアルノー・ベルトランをはじめとする一部の鋭い観察者は、スイス・サミットの最終コミュニケは、中国が昨年から国際的に推し進めている和平プランの独自バージョンから引き抜いたと指摘している。
スイスの『ウクライナ和平サミット』の最終コミュニケが、中国の『2023年2月和平計画』の12項目のうち、基本的に6項目であることに驚かされる。」と、彼はXに書いた。
皮肉なことに、つい数日前、ロイターは中国がスイス・サミットの前に「対抗」和平案を推進していたと伝えた:
10人の外交官によれば、中国は週末のウクライナ和平サミットを欠席し、その代替案を各国政府に働きかけている。
この2つの和平計画には明らかな類似性と類似性がある。地政学評論家サイラス・ヤンセンは、「誰かの宿題をコピーするのであれば、少なくとも全力を尽くして丸ごとコピーするべきだ。」と言い放った。
一方、中国はロシアの言いなりになってウクライナの和平を妨害しているとの非難にさらされ続けている。
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