エルドアン大統領、NATOはウクライナ紛争の当事者になれず、イスラエルとも協力しない
12.07.2024
アンカラ(スプートニク) - トルコのエルドアン大統領はワシントンで記者会見し、NATOがウクライナ紛争の当事者になることは許されないと述べた。
「我々は、NATOがこの紛争の当事者になることは許されないと考えている」とエルドアンは木曜日に述べた。
大統領はさらに、7月9日から11日までワシントンで開催されたNATO首脳会議の席上、「トルコはウクライナの領土保全を全面的に支持する」と強調した。
「サミット期間中、私はハンガリー、ギリシャ、イタリア、ウクライナ、英国の首脳と二国間会談を行い、米国、スペイン、アイスランド、ルーマニア、オランダの首脳とも話をした。新NATO事務総長マーク・ルッテ氏の困難な任務の成功を祈るとともに、(退任する)事務総長イェンス・ストルテンベルグ氏にも感謝する」とトルコの指導者は述べた。
この記者会見の模様は、トルコの放送局TRT Haberが放映した。
ハンガリーのオルバン首相は20日、NATOはウクライナ紛争で「ますます積極的な役割」を担っており、これは「無責任」だと述べた。さらにオルバン首相は、NATOは「本来の目的から遠ざかり、ますます戦争組織のように振る舞っている」と付け加えた。
オルバンはまた、ガザでの停戦が実現するまで、トルコはイスラエルとNATOの協力を認めないと述べた。
「10月7日以来、ガザでは大虐殺が続いている。イスラエルの攻撃の結果、4万人近い市民が亡くなった。私はすべての接触において、このことを強調してきた。パレスチナ問題の最終的な解決なくして平和はありえない。イスラエル政権がNATOとの提携を続けていることは容認できない。このようなイスラエルとの協力要求は、停戦が実現し、平和が確立されるまでは、トルコがNATOで受け入れることはないだろう」とエルドアンは語った。
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