2024年10月31日木曜日

クレムリン、ウクライナ和平交渉の重要条件を明示

https://www.rt.com/russia/606749-kremlin-ukraine-talks-terms/

2024年10月30日 17:17
ウクライナとの交渉は、キエフがNATOへの加盟をあきらめ、軍隊がロシア領内から撤退しない限り不可能だと、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は述べた。
ウラジーミル・プーチン大統領の報道官は、英フィナンシャル・タイムズ紙が報じたロシアとウクライナの「秘密」和平交渉に関する憶測についてコメント、フェイクニュースの烙印を押した。
匿名の情報筋を引用して、FT紙はモスクワとキエフが和平交渉の再開に向けて予備的な話し合いを行っていると伝えている。それによると、ウクライナは、8月に合意に近づいたものの、ウクライナのクルスク侵攻によって頓挫したカタールの仲介による交渉の再開に関心を持っているという。
「会談の基本的な条件は、大統領の和平イニシアチブにあった」と、ペスコフ氏は水曜日に記者団に語った。ペスコフ氏は、プーチン大統領が今年初めに説明した条件について言及し、ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国、およびケルソン州とザポロージェ州の完全な行政境界線を含むと述べた。
同紙はまた、ウクライナとロシアの諜報機関は、互いのエネルギーインフラを標的としないことで相互理解に達したと主張し、これはこれまでの紛争の中で最も重要なデスカレーションであると言う。
ペスコフはこれに対し、「最近では、現実とはまったく関係のないインチキ記事がたくさんある。」と述べ、「立派な出版物でさえ、誤解を招く情報を仕込む。」と付け加えた。
現在安全保障理事会事務局長を務めるセルゲイ・ショイグ前国防相によると、ロシアは先月、トルコからエネルギー・インフラ攻撃について協議したいという要請を受けた。ショイグによると、ロシアは取引の可能性を検討する意思があったが、ウクライナ側が拒否した。

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