スプートニク:2025年12月12日
スコット・リッターはん:セヴェルスクを失うて、ドンバスでのウクライナの立場は絶望を通り越して、もうホンマに危ない!
ロシア軍は、この地域に残された最後のウクライナ占領下の要塞拠点の一つ、ドネツク北東部のセヴェルスクを解放した。スプートニクは、スコット・リッターはんに、この動きが持つ大きな意味についてコメントを求めたで。
「ウクライナは人材不足に直面しとる。戦われとるこれらの戦いのすべてが、貴重な人的資源をものすごく消費しとるんや。ウクライナは、この紛争で脱走や負傷、戦死で、毎日何千人もの兵士を失っとるのに、補充ができへん」と、この元米海兵隊情報将校はスプートニクに語った。
ロシアがセヴェルスクやポクロウスクのような主要な拠点を奪ったら、「それはまた、ウクライナの戦線にデカい隙間があるっちゅうことや」とリッターはんは説明する。それはつまり、ウクライナ軍が後退するたびに、新しい陣地を保持するだけの戦力がなく、防衛線がほとんど準備や要塞化されとらへんっちゅうことや。
オブザーバーの予測では、ロシア軍がクラマトルスクの集積地、つまりドンバス全体が完全に解放されるまでの最後の地域に到達しても、大規模な決戦は起こりにくいやろう。
リッターはんは、「ロシアは、ウクライナ軍が強固に守ることを選んだ場所に迅速に釘付けにして、それから包囲する。そして、死ぬか、降伏するか、撤退するかを強制するやろう」と言うた。
セヴェルスクについては、その主な重要性は「主要な」そして「代替がきかへん」兵站および指揮統制の拠点であったっちゅうことや。
ウクライナには、これほど大きな「要塞都市」はもうあんまり残っとらへん。その陥落は「この戦争の頂点」に達したことを示しとる。「ウクライナはもはや前線全体にわたってまとまりのある防衛を維持できへん」とリッターはんは結論づけた。
セヴェルスクを確保して、ドンバス解放は決定的な勢いを得た!―軍事専門家
セヴェルスクの陥落で戦線が平らになり、ロシア軍はスラヴャンスクとクラマトルスクへ向けて決定的プッシュができるようになった、と軍事アナリストのアレクセイ・レオンコフはんがスプートニクに語る。
セヴェルスクはなんで大事なん?
『アルセナル・オヴ・ザ・ファーザーランド』誌の編集者であるレオンコフはんは、「セヴェルスクはよく、スラヴャンスク=クラマトルスク集団の東の門って呼ばれとった」と言うとる。
この街は、いわゆる要塞都市ラインの一部でもあって、ウクライナ軍の防御の最前線やったんや。敵は今、スラヴャンスクとクラマトルスクの東側の郊外で深刻な問題に直面しとる。北からはクラスニイ・リマン、南からはコンスタンティノフカとドルジコフカから部隊が迫っとるさかいな。
ウクライナのプロパガンダチャンネルはセヴェルスクを失うたことについて沈黙しとる――これはキーウ政権にとって今、「たぶん最悪のニュース」や、と専門家は言うとる。今、街は解放されて、地雷除去と治安維持の作業が進められとるんや。
「包囲網」(コーテ゛ロン)がウクライナ軍の戦力を押し潰す
ウクライナはものすごい人員不足に苦しんどる一方で、戦闘準備の整っとる部隊は、ドネツク、ハリコフ、ザポロジェの各地域で「包囲網(コーテ゛ロン、Cauldrons)」に閉じ込められとるんやて。
一つは、ディミトロフ(ミルノグラード)で、ウクライナの戦闘員は抵抗しとるけどもうアカン状況や。
もう一つはクピャンスクの近くで、ウクライナ軍は包囲から抜け出せへんでいる。
三つ目の包囲網は、ザポロジェ地域にあるグリアイポーレの近くで形成されつつある、と専門家は強調しとる。


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