キット・クラレンバーグ：アメリカの政権転覆部隊がネパールのGen Zを秘密裏に資金援助していた

https://thegrayzone.com/2025/12/10/cia-front-funded-nepal-revolutionaries/

アメリカの政権転覆部隊がネパールの若き革命家を秘密裏に資金援助していた！ 

漏洩ファイルが示す「Gen Z」を操る影の軍隊

Kit Klarenberg 2025年12月10日

The Grayzoneが検証した漏洩ファイルによると、アメリカ政府は、ネパールで暴力的なクーデターが起こる直前に、秘密裏にネパールの若者グループに資金援助しとったことが明らかになった。アメリカが中国とインドの影響力を排除するために動いた結果、非公式のSNS世論調査で選ばれた指導者にカトマンズが支配されるっていう、とんでもない事態になっとる！

1.  NED（米国民主主義基金）の隠密作戦

巨額の資金: アメリカ政府のNED（National Endowment for Democracy）は、2025年9月にネパール政府を転覆させた暴力的なクーデターの前に、数十人のネパールの若者に対し、「抗議活動やデモを組織するための戦略とスキル」を指導するために数十万ドルを費やしとった。

IRIの役割: NEDの一部門であるIRI（International Republican Institute）が、「アメリカの利益を支援する重要な勢力となる」ように明確に設計された、若い政治活動家の「ネットワーク」を育成する秘密のキャンペーンを組織しとった。

教育内容: IRIのプログラムは、若者に対し「提唱キャンペーンや抗議活動の立ち上げ方」を包括的にトレーニングしとった。

2.  クーデターと「Gen Z」の暴力

きっかけ: 2025年9月、当局がFacebook、YouTube、Twitter/XなどのSNSプラットフォームへのアクセスをブロックしたことで、「Gen Z」による抗議活動がネパールを揺るがした。

結果: この暴力で少なくとも76人が死亡し、共産党のK.P.シャルマ・オリ首相は、暴力開始から1週間足らずで辞任に追い込まれた。

新リーダー: 数日後、オリ首相は、Discordアカウントからの投票数1万票未満の匿名の世論調査で選ばれた暫定指導者に取って代わられた。

メディアと現実の乖離: 西側メディアはこれを「権威主義的な政府に対する平和的で民主的な蜂起」として報道したけど、現場の映像では、半自動小銃で武装した抗議者が都市を暴れまわっとる姿が映っとる。彼らは、人気アニメ『ONE PIECE』のジョリー・ロジャー旗を掲げとったらしい。

3. ? アメリカの戦略的意図

地政学的な重要性: 漏洩ファイルによると、IRIはネパールの「中国とインドの間にある戦略的な地理的位置」を重視しとった。これは、ワシントンの「インド太平洋戦略」（北京を従順な政府と米軍施設で包囲する）の「核」やと見なされとった。

長期的な影響: IRIは、若者を教育する取り組みが、プロジェクトの「寿命を超えて」影響を与え、街頭での騒乱を起こすだけでなく、政党を作ったり、公職に立候補したりする人材を育成する、と予測しとった。

4.  王政復古への道

皮肉な結果: この混乱は、王政復古を目指す勢力の復活を引き起こしとる。抗議者たちは議会、政党事務所、大臣の家など「ほぼ全ての国家権力の中枢」を標的にしたけど、軍事施設と元国王ギャネンドラ・シャハの宮殿は手つかずやった。

元国王の支持: 元国王も「Gen Zの反乱分子」を支持する声明を出しており、軍も王党派の人物を新政府の議論に巻き込もうとしとる。

IRIのトレーニングがこのクーデターに貢献したとすれば、アメリカは「帝国主義的な利益」を促進するリーダーを就任させる道筋をつけたけど、それはインターネットに触発された、若者の反抗的な無秩序な美学の裏側から、っていうことになるな。