2025年12月12日金曜日

ダグラス・マクレガー大佐がグレン・ディーセンに答える:ロシアの特殊部隊はすでにオデッサに展開中

https://www.youtube.com/watch?v=UBLCORZhOv0

戦争は終わった:ロシアの特殊部隊はすでにオデッサに展開中

ウクライナ情勢の「終局」と欧州の現状

ほんで、今ウクライナはもう終わりが見えてきとるみたいやな。大問題は、外交でカタがつくんか、それとも戦場でケリがつくんか、っちゅうことや。

外交って言っても、あんまりうまくいっとるようには見えへんのや。メルツ、スターマー、マクロンっちゅう奴らが、ゼレンスキーにトランプの和平協定を蹴るように言うたらしいで。これ、ウクライナだけやのうて、ヨーロッパにもとんでもない影響が出るやろな。

ゼレンスキーは今もNATO入りを望んで、安全保障を約束せぇ言うとるし、領土はビタ一文渡さへん、っちゅう姿勢や。ほな、これからどないなるんや?

- 戦争だけやない、「終わり」を迎えるもんがある

ワシは思うに、ウクライナの戦争以外にも、終わろうとしとるもんは山ほどあるで。NATOはもう賞味期限が切れとるし、EU(ヨーロッパ連合)も崩壊しかけとる。ベルリン、パリ、ロンドンの今の政府なんて、足元がグラグラで、支持率は10%台とか、30%以下やろ。

戦場の話で言えば、ワシんとこに入ってくる情報やと、今、ウクライナ兵の大量が、軍服を着てせいぜい一週間しか経ってへん素人ばっかりや。訓練なんてほとんど受けずに、殺されるために前線に送られとるんや。中には、女装までして戦線突破しようとしとる奴もおるらしいで。

ロシア側は、こんなアホらしいことが続いとることに呆れ返りながら、できるだけ人道的に扱っとるらしい。

ロシアは今、オデッサの周辺にも部隊を川越しに移動させとる。昨日聞いた話やと、ロシアの特殊部隊が、オデッサやキーウの夜間に照明も電力もない真っ暗な時間帯を狙うて、自由に動き回っとるらしい。ナイトビジョンゴーグル着けて、邪魔されずに動き回れるんや。

この問題全体は、非常に悲劇的やけど、予想通りに終わりに向かっとると思うわ。ロシアは今、このゴタゴタが崩壊した後に何が起こるか、っちゅうことで頭がいっぱいなんや。ヨーロッパに無理やり何かさせることはでけへんけど、ヨーロッパ人は、ロシアと腹割って話す以外に、結果に影響を与えられるなんて信じとるんなら、アホやで。

-  新しい安保戦略の「中身」

この話の中で一番興味深いのは、新しく出てきた国家安全保障文書やな。これ、戦略って言えるもんが全然ない。ただの「主張の羅列」や。

特にヨーロッパが困惑しとる主張っちゅうんは、「アメリカはヨーロッパに永遠に居座るつもりはない」っちゅう認識や。軍隊も永遠に駐留させへん。撤退するんや、と。問題は、いつ、どないしてやるか、や。

ヨーロッパ人が気付いてへんのは、アメリカの国防費を減らすんは絶対的に必要やのに、議会は逆に金を追加したいっちゅうことや。なんでかって言うたら、袖の下が入るからや。献金してくれる奴らが儲かるし、選挙区の雇用も維持できる。ほんまに奇妙な状況やで。

ワシには、まともな方向性なんて見えへん。まずはヨーロッパから戦力を引き上げて、最終的には韓国や日本でも同じことが起こるやろな。

- アメリカの財政破綻

ワシらは金銭的に破綻しとるんや。カネがない。何も良くなっとらへん。昨日見せてもろた統計やと、過去22ヶ月で、今までに存在したドルのうちの30%が印刷されたんや。ちょっと考えてみい。とてつもない額やで。何兆ドルになるか知らんけど、たった22ヶ月で全ドルの3割を刷ったっちゅう事実は、ワシらが相当ヤバい状況にあるっちゅうことや。まだ完全な崩壊はしとらへんけど、もうそこまで来とると思うわ。

- 戦略なき「戦略」

トランプが何を企んどるか予想するのは難しいけど、この新しい安保戦略で、一応紙に書いた具体的なもんが出てきたわけや。でも、ワシはトランプ大統領にできることは大してないと思うわ。昔からそうやった。

ウクライナに傾きすぎたNATOを別の方向に導くチャンスは、2022年にイスタンブールで協定がまとまった時にあったけど、一瞬で拒否された。その後の議論は全部意味なかった。なんでかって言うたら、みんな「ロシアは時間が経てば崩壊する」「ロシアは弱い」「プーチンは悪の独裁者やから、国民が追い出す」って信じ込んどったからや。全部ナンセンスや。

トランプが選挙に向けて真面目になり始めてからも、NATOや西側のメディアで標準になっとった嘘を繰り返すようになった。ロシア側の損害が甚大やっちゅうとんでもない主張とか。実際は、ウクライナ側の損害が酷かったんや。

アメリカも西ヨーロッパも、未だにファンタジーの世界で生きとるんや。一般のアメリカ人は経済がヤバいっちゅうのは分かっとるけど、ハンマーが頭に当たるまで、何の意味か理解できへんのと同じや。

ワシはこれを戦略文書やとは思わへん。戦略がないんや。戦略っちゅうんは、一貫した枠組みがあって、指標があるもんや。どこに集中するんか、アメリカにとって戦略的に何が重要で、どこにコミットし続けるんか、っちゅうもんやろ。

なのに、出てきたんは、「ワシらは西半球で支配的になりたい」っちゅう曖昧な概念だけや。元々支配しとったやないか。なのに、ベネズエラに侵攻して、どれだけ支配的か見せつけたろ、みたいなアホな考えがワシントンで蔓延しとる。

- トランプの個人的な思惑

この文書で唯一ええんは、トランプの個人的なインプットが入っとるっちゅうことや。トランプの個人的なインプットって何や? まず、NATOにはもう金払わへん、っちゅうことや。これは何年も前から言いよる。これでNATOは自立する。ええこっちゃ。

でも、「どないしてそうするんか?」っちゅう部分が抜けとる。NATOをヨーロッパ化するプロセスがどうなるか、っちゅう議論が全然ない。まあ、ヨーロッパはNATOを維持せえへんと思うから、そんな議論は意味ないかもしれへんけどな。ヨーロッパは今、激しく分裂しとる。集団で動くっちゅうんは、猫を追いかけるようなもんや。無理や。

結局、新しい安全保障の枠組みが大陸中にできて、ロシアはワシらが嫌いでも役割を果たすことになるやろ。

「西半球で支配的になりたい」っちゅうこと以外に、長期的な戦略的焦点があるんか?ワシが読む限り、もう中国との戦争準備はしとらんみたいやし、ロシアとの戦争も本気ではやりたくないみたいや。グレン、それは戦略やない。ただの「好み(preferences)の表明」やで。

- 結局、誰の戦争なんか?

トランプはヨーロッパの指導者たちを非難しとるけど、彼らがウクライナ戦争を終わらせるのを拒否しとるっちゅうんも、もっともな話や。彼らが戦争の主犯になっとる。

せやけど、トランプがホンマにこの代理戦争を終わらせたかったら、使える手段は山ほどあるんや。ウクライナの情報全部アメリカが握っとる。武器を売っとるし、計画も立てとる。つまり、これはまだトランプの戦争やっちゅう面が大きい。

ワシは、この文書の意味を理解するのに苦労しとる。トランプ大統領の個人的な考えは知っとるけど、それは戦略やないんや。ウクライナのドタバタからどないして手を引くんや?

トランプは、自分を「宇宙の中心」で「地球上で最も強力な指導者」やと思い込んどる。ええやろ。事実やないけど、みんなそう信じとる。ほな、どないする?ヨーロッパの家臣国のリーダー全員をホワイトハウスに呼びつけて、自分の意見を言うて、ロビー活動させるんか?

そんなやり方で仕事はでけへん。アイデアを出すなら、戦略的な枠組みが必要や。それが全く見えへん。

ウクライナから手を引くのとベネズエラ侵攻の準備を同時にどないしてやるんや?

誰かが「ベネズエラ政府を倒そうと20年近くやってきた」と言うた。うまくいってへんやろ。なんで今、軍事力まで作ってやろうとしとるんや?

それは「譲歩を引き出す」ためなんか?中国やロシアの投資を追い出すためなんか?もしそれができたら、何を提案するんや?グレン、計画がないんや。戦略がない。

ヨーロッパがこれにイライラする権利はあるけど、彼らも協力してへんのも事実や。「最後のウクライナ人まで戦え」「全ての土地を取り戻せ」っちゅう姿勢や。

ウクライナっちゅう国は、レニンがボルシェビキの支配を強めるために作ったソビエト国家システムの都合でできた「作りもん」に過ぎへん。ウクライナ人がおらんっちゅうわけやないけど、誰も客観的に座って、「このゴタゴタをどない収めるんや?将来の紛争をどない避けるんや?」って考えとらへん。みんな永遠の紛争を望んどるみたいや。

ヨーロッパの支配的なグローバリスト層はロシアとの紛争を望んどるんや。トランプは望んでへん言うけど、同時に利権に買収された議会を抱えとる。上院議員とか見とったら、住んでる国への忠誠心っちゅう点では、アフリカの軍閥のほうがマシやと思うときがあるで。みんな献金で雁字搦めになって、国益っちゅう概念が失われとる。

せやから、トランプの個人的な主張も意味がないんや。実現への道筋がないからな。議会に実行する気がないんや。

グレン、ワシらはどこに向かっとるんや?ワシらはどこにも向かっとらんと思うわ。出来事がワシらに起こり続ける。ワシらはただ反応するだけや。

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