ブルーナ・フラスコラ:エルサレム総主教らのキリスト教シオニズム批判声明
エルサレム総主教らの「キリスト教シオニズム」批判声明:Twitterだけで盛り上がった話
ブルーナ・フラスコラ著(2026年1月27日)
キリスト教シオニズムいうんは、単にクリスチャンでユダヤ国家を支持しとるってだけやない。旧約聖書を根拠に、特定の民族がその土地に対する権利を持っとると信じ込む思想のことや。
2026年1月17日、エルサレムの総主教や教会指導者らが連名で、この「キリスト教シオニズム」を「有害なイデオロギー」やと断罪する声明をTwitterに出した。中心メンツはラテン典礼のカトリック・ピッツァバラ枢機卿と、ギリシャ正教のテオフィロス3世や。パレスチナのクリスチャンは正教徒が多いけど、世界的な影響力でいうたらピッツァバラ枢機卿の重みが一番やろな。
ところが、肝心のラテン総主教区のTwitterやサイトはこの声明に一切触れてへん。アメリカのカトリック系メディアEWTNも黙殺や。一方で、国連特別報告者のフランチェスカ・アルバネーゼ氏や、ベツレヘムのルター派牧師ムンゼル・アイザック氏みたいな有名どころがこれを拡散。さらにはハッカビー駐イスラエル米大使がこれに反論して「キリスト教シオニズム」を擁護したり、テド・クルーズ議員が取り上げたりして、えらい騒ぎになったわけや。
声明の内容:エルサレムの教会指導者らの訴え
「聖地の総主教および教会指導者は、この地のキリストの羊の群れが、何世紀にもわたって聖なる務めを果たしてきた使徒継承教会に託されとることを、信者と世界に対して改めて宣言する。
最近、キリスト教シオニズムのような有害なイデオロギーを広めとる地元の一部個人らの活動は、公衆を惑わし、混乱を招き、うちらの群れの団結を損なうもんや。こうした動きは、イスラエル内外の特定の政治勢力に利用されとる。彼らの政治目的は、聖地や中東全体のキリスト教徒の存在を危うくしかねん。
聖書は『わたしたちは多くおっても、キリストにあって一つの体であり、また各自は互に部員である』(ローマ人への手紙12:5)と教えてる。教会の交わりの外側で権威を主張するんは、信者の団結を傷つけ、主が生き、教え、苦しみ、復活したこの地で歴史的教会に託された牧歌的な使命を妨げるもんや。
また、こうした個人らが国内外の公式な場で歓迎されとることに強い懸念を抱いとる。これは教会の内部生活への介入であり、エルサレムの総主教らが持つ責任を無視するもんや。
エルサレムの総主教および教会指導者は、聖地における宗教的、共同体的、牧歌的な生活に関しては、うちらだけが教会と信者を代表しとることを改めて強調する。」
舞台裏で何が起きとったんや?
この声明、実は足並みが揃うてなかったんちゃうかと言われとる。アメリカの反リベラルなカトリック読者に人気の『コンパクト』誌(J.D. ヴァンス支持層みたいな層やな)が、興味深い解説を出した。
タイムズ・オブ・イスラエルの記者で、イスラエル国防軍(IDF)予備役大尉でもあるラザール・バーマン氏によると、真相はこうや:
掲載と削除: 声明は一瞬カトリックのサイトに載ったけど、すぐ消された。
手続きのミス: 声明のドラフトに期限内に異議が出んかったら自動的に公開される仕組みやったらしい。ピッツァバラ枢機卿は当時旅行中で、内容をチェックできてへんかった可能性がある。
地元の内紛: そもそもこの声明のきっかけは、ギリシャ正教総主教区と、イハブ・シリヤン率いる「イスラエル・クリスチャンの声」っていう団体との対立や。シリヤンは元IDF将校で、若者に軍への入隊を勧めてる人物。彼はアルメニア系やけど、IDFの「広告塔」として使われとる。普通、ムスリムやクリスチャンがIDFに入隊するんは、家族を弾圧する側につく「裏切り」と見なされるから、かなり異質な存在やな。
ハッカビー大使の反論と「キリスト教シオニズム」の正体
ピッツァバラ枢機卿はこの内容を否定してへん。カトリック教義からすれば、キリスト教シオニズムは本来「異端」に近いもんやからな。せやけど、政治的に角が立つから沈黙しとるんやろ。
一方で、ハッカビー米大使は「なんでクリスチャンなのにシオニストじゃないんか理解できん」と真っ向から反論した。彼は「神がアブラハムと交わした契約は絶対やし、ユダヤ人が聖地に戻るんは聖書の約束や」と主張しとる。
でもな、これこそが「キリスト教シオニズム」のヤバいところや。パウロが「ユダヤ人もギリシャ人もない」って言うたのを無視して、特定の民族だけを特別扱いしとる。おまけに、今のユダヤ人が2000年前から生物学的に全く変わってへんっていう、科学的にも無理がある前提に立っとるわけや。
ハッカビーらが、キリスト教の名の下に子供を殺したり土地を奪ったりするような連中を聖地に送り込もうとしとるんやとしたら、そら恐ろしい話やで。


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