ゼロヘッジ:2026年01月28日
脱ドル化か?債務よりゴールド ?? ケインズ主義的な「紙の約束」という蜃気楼の終焉
Tuesday, Jan 27, 2026 - 09:20 PM
Authored by Daniel Lacalle
ダニエル・ラカジェ氏の寄稿によると、現在世界で起きとるんは、巷で言われとるような「脱ドル化」やなくて、先進国の法定通貨(フィアット通貨)と国債に対する広範な不信感や。中央銀行や機関投資家が、先進国の発行体の支払い能力を疑い始めたことで、ゴールド(金)への需要が跳ね上がっとるんやな。
ただし、最新のデータを見ても、ドルに代わる他の法定通貨への乗り換えは起きてへん。フィアット通貨システムにおける米ドルの中心的な役割は、依然として揺らいどらんのや。
債務よりゴールド:重要な転換
現代貨幣理論(MMT)の信奉者は、通貨主権を持つ国ならインフレや信頼のリスクなしにいくらでも債務を出せるっちゅうけど、それは間違いや。政府が債務を出すときには、3つの限界がある。それを超えたら、発行体への信頼は国内外でガタ落ちするんや。
経済的限界: 政府債務が増えすぎて、経済が停滞し、生産性の伸びが鈍る時。
財政的限界: 中央銀行が緩和して税収が増えとるのに、利払い費と債務負担が急増する時。
インフレ的限界: 通貨の購買力低下が激しく、持続的になり、市民の生活水準が侵食される時。
ここ数年、世界の準備資産で見られる最も重要なトレンドは、先進国の政府債務(国債)からゴールドへのシフトや。「ドル離れ」やなくて、ましてや他の法定通貨への乗り換えでもないんやな。
多くの分析者は、ロシアへの制裁がきっかけやと言うけど、事実はもっと複雑や。世界の中央銀行が先進国の債務をコア資産として信じへんようになったんは、2021年にインフレ主義と財政責任の欠如が中央銀行に損失を与え始めた時からや。国債はもはや、安定して実質的な利益を生む高品質な資産やなくなったんや。
メディアやSNSでは色々言われとるけど、ユーロや円の準備資産としての凋落ぶりは、ドルよりももっと激しい。中央銀行や政府系ファンドは、この3年でゴールドの購入ペースを2倍に上げ、月間約80トンも積み上げとる。これは米欧日、そして英国の債務の持続性や通貨価値の下落に対する懸念の表れや。JPモルガンの分析では、スイスなどの拠点を経由した「未報告」の不透明なフローも多いらしく、フィアット・システムの外にある「実物資産」への隠れたシフトを裏付けとるわ。
真の原因は、先進国の財政と通貨の信頼性の低下や。政府債務は戦時並みの水準で、少子高齢化や経済成長の弱さが財政再建を政治的に難しくしとる。パンデミック以降、中央銀行は超緩和政策と金融抑圧を組み合わせて「政府は返済能力がある」という幻想を維持してきたけど、結局はインフレとマイナス実質金利で債務を処理するつもりやと見透かされたんやな。2022年のロシア資産凍結も、G7の国債を持つことの政治的・法的リスクを新興国の中央銀行に確信させただけやった。結局、カウンターパーティ・リスク(相手方の破綻リスク)のない資産であるゴールドに回帰しとるわけや。「ゴールドは金(かね)であり、それ以外はすべて借金である」っちゅう有名な言葉が、かつてないほど現実味を帯びとる。
脱ドル化には代替通貨への乗り換えが必要やけど……
ゴールド需要が爆発しとる一方で、法定通貨から別の法定通貨への乗り換えという意味での「脱ドル化」は起きてへん。それも道理や。米ドルは世界で「最も強い弱小通貨」やからな。流動性、機関の独立性、法的・投資家への安全性において、ドルに勝る代替品はないんや。ドルはゴールドに対してはその地位を失いつつあるけど、ユーロや円、ポンド、人民元に対しては負けてへん。
IMFのデータ(COFER)を見ても、ドルのシェアは59.6%で安定しとる。ユーロ(20.3%)は足元にも及ばん。円も人民元も、ドルのシェアを奪えてへんのや。増えとるんはゴールドと「その他の資産(銀、石油、あるいは日本の場合の国内株式など)」や。
SWIFTの決済データを見ても、ドルのシェアは圧倒的で、人民元はまだ数パーセントに過ぎん。他の通貨が貿易や金融でドルに取って代わるようなクロスオーバーは起きてへんのや。本当の物語は「主要な法定通貨すべてが、システム外の資産であるゴールドに対して信頼を失っとる」っちゅうことやな。
世界中の機関は、2021年以来、国債で損失を出して、政府が支出をコントロールできんまま通貨価値を下落させ続ける政策に、もうええ加減嫌気がさしとる。
これを「脱ドル化」と呼ぶんんは誤解を招くわ。ドル中心からユーロや人民元、あるいはBRICS中心のオーダーへ移るようなデータはどこにもないからな。実際に起きとるんは「周辺部からの脱フィアット化」や。借金まみれの政策通貨から、政府に依存せん実物資産へのシフトや。ドルは依然として「マシな方の通貨」やから、中央銀行は決済や支払いの大部分はドルで持ちつつ、余った分(マージナル・フロー)をゴールドに回して分散しとるんやな。
世界は先進国の財政・通貨の暴走に罰を与えとるんや。それは他国の債務を求めることやなくて、ゴールドを求めるという形で行われとる。ゴールドの最高値更新と中央銀行の買い越しは、国債発行体の長期的な購買力と信用力への不信感の表れであって、競合する通貨への期待やない。
世界システムは「ドルの覇権」から「人民元の覇権」やマルチポーラー(多極的)なフィアット体制へ移るんやない。先進国の「紙切れ」に対する絶対的な信頼が崩れ、ゴールドが究極の準備資産として再浮上し、その一方で安全・インフラ・厚みで勝るドルが(衰退しつつあるフィアット・システムの)中心に居残り続ける、っちゅう世界へ向かっとるんや。
投資家がアメリカの信用やドルの購買力を心配するのはもっともやけど、ユーロ圏や日本、中国、あるいはBRICSみたいな「通貨切り下げ常習犯」をドルの代わりになると考えるほど、誰もナイーブ(おめでたく)はないわな。
解決策は健全な通貨政策に戻ることや。でも、どこの通貨発行体もそんなことはしたない。どの政府も強い通貨なんて望んでへんのや。そんなもんがあったら、自分らの「紙の約束」という幻想が台無しになってまうからな。
https://www.zerohedge.com/political/shakespeare-was-black-jewish-woman-claims-feminist-historian
シェイクスピアは黒人のユダヤ人女性やった――フェミニスト歴史学者が主張
Tuesday, Jan 27, 2026 - 05:30 PM
Authored by 'Sallust' via DailySceptic.org,
『テンペスト』第4幕第1場にある「バカめ、放っとけ。そんなもんはただのゴミや」っちゅうセリフを地で行くような話が出てきたわ。
過激なフェミニスト歴史学のええところは、普通やったら見過ごされるような「新発見」に出会えることやな。最新のトピックは、テレグラフ紙でも取り上げられた「ウィリアム・シェイクスピアは黒人のユダヤ人女性やった」っちゅう説や。
アイリーン・コスレットの新著『本物のシェイクスピア(The Real Shakespeare)』によると、シェイクスピアは男やなくて、エミリア・バッサーノ(1569-1645)っちゅう名前の女性やったらしい。ロンドン生まれのアンゴロ・ベネチア人でモロッコ系、しかも密かにユダヤ教を信仰しとったっちゅう設定や。ベネチア宮廷楽師の娘で、7歳で父親を亡くした後はイギリスの貴族の家で高度な教育を受け、エリザベス1世のお気に入りとして宮廷で過ごしたけど、1592年に追放されて望まぬ結婚を強いられた、と。1611年にはフェミニスト神学の詩を出版しとる。1970年代にはオックスフォードの歴史家が、彼女がシェイクスピアの劇団のパトロンの愛人やった証拠を見つけとるな。
コスレット曰く、彼女の貢献が無視されてきたんは「女性による科学的・文学的な多大な貢献は常に無視されるのが、例外やなくてルールになっとるから」やそうや。
なるほどな!
テレグラフ紙の要約によると、バッサーノは「シェイクスピア」っちゅうペンネームを使って劇を書いてたんやけど、ストラトフォード・アポン・エイボンから来た学のない侵入者に作品を盗まれた、っちゅう主張や。後世の人らがこの侵入者を崇めたんは、「黒人女性の劇作家」より「白人の天才」っちゅうアイデアの方が好まれたからや、とこの本は論じとる。
もちろん、オッカムの剃刀(一番シンプルな説明が正解っちゅう考え方)で言えば、シェイクスピアの劇を書いたんはシェイクスピア本人や、っちゅうのが正解やろ。
一つ小さな問題がある。本の表紙にあるエミリア・バッサーノの肖像画は「白人女性」に見えるんや。でも、コスレットに言わせれば「画家がわざと肌の色を白く塗っただけ」で解決や。
コスレットはテレグラフ紙にこう語っとる。「もしシェイクスピアが有色人種の女性やったら、社会の平和と正義の問題に注目が集まるやろ。もし歴史の中で女性が重要な役割を果たし、文明に影響を与えてきたのに、それが支配的なナラティブ(物語)から消されてきたとしたら? そのパラダイムシフトは、うちらに自分自身を見つめ直させ、社会への理解を再考させるはずや」
何でも出版することで有名なペン&ソード社は、この説の信憑性を疑っとらんらしい。学者らは「ウォリックシャーのしがない男が、どうやって多様な文化の影響を作品に取り込めたんか」を説明できんかったけど、ユダヤ系でマルチレイシャルなバッサーノなら、その多様なアイデンティティが専門知識を与えたはずや、と本は主張しとる。彼女こそが「文明の母」やっちゅうわけや。
一方、テレグラフ紙は従来の定説も紹介しとる。シェイクスピアは1564年にストラトフォードの革手袋職人の息子として生まれ、地元のグラマースクールに通い、18歳でアン・ハサウェイと結婚。1592年にはロンドンの演劇界におった。彼は1616年に死んだけど、バッサーノは1645年まで生きとった。
不思議なのは、自分のペンネームを盗んだ「泥棒」が死んだ後の29年間、バッサーノが一本も劇を書かんかったことやな。
テレグラフ紙にはフィリップ・ウォーマックによる「いや、シェイクスピアは黒人女性やない」っちゅう反論記事も載っとる。「ウィリアム・シェイクスピアが女性でも黒人でもなかったんは、太陽が冷たくないのと同じくらい確かなことや。なんでこんな狂気が続くんや?」と。
要するに、『ジュリアス・シーザー』第1幕第3場のセリフを借りれば、「なんとクズでカスみたいな話や。こんな下らんもんで物事を照らそうとするなんて」っちゅうことやな。
新しいポリコレ版スタートレック『スターフリート・アカデミー』、批評的にも大失敗で目も当てられん惨状
Tuesday, Jan 27, 2026 - 01:00 PM
スタートレックっちゅうのは、何十年もテレビに溢れかえっとる「終末論」とは違うて、人類の未来をポジティブに描くところに魅力があった。ランド研究所との妙な繋がりやらジーン・ロッデンベリーが国連に媚び売っとったことは置いといて、基本的には今の政治がもはや無意味になり、人類が星々へ進出した文明を描くもんやった。
昔からこのドラマは「リベラル」ではあったけど、決して「ポリコレ(Woke)」ではなかったわな。ポリコレっちゅうのは、今の極左イデオロギーをあらゆる議論の中心に置かな気が済まへん。遠回しな表現も、比喩も象徴も一切なし。観客は24時間365日、露骨なプロパガンダで頭をぶん殴られ続けなあかんのや。
IQが80以上あるハリウッドの脚本家なら、1000年以上先の未来を描くドラマに、2026年の活動家が使うような政治用語や言葉遣いを持ち込んじゃあかんことくらい分かるはずやろ。問題は、今のハリウッドの連中の大半が水道水並みのIQで動いとって、エゴだけが膨れ上がっとるから、自分らの信条が数世紀先でも称賛されとると本気で信じとることやな。
パラマウントの最新作『スターフリート・アカデミー』は、「人類未踏の地」へ行くどころか、他の極左作品が辿った「ゴミ箱」へ一直線や。観客は見向きもせんし、金も払わん。それでもハリウッドは学ぼうとせえへん。
このドラマは今や「宇宙版ドーソンズ・クリーク」と呼ばれとる有様で、観客の評価はボロクソや。IMDBでは4.3、ロッテン・トマトの観客スコアは43%っちゅうひどい数字やな。
パラマウントが第1話をYouTubeで無料公開したけど、同時視聴者数はたったの1300人。11日経っても23万再生止まりや。1話15億円(1000万ドル)もかけとるメジャースタジオの作品としては、あまりにも無様な数字やな。しかも、この中にはバカにするために見てる奴らの数も入っとるんやから。
パラマウント・プラスは、身を守るために詳細なストリーミングデータを出してへんけど、出回っとる情報からすれば、このシリーズが大爆死なのは明らかや。
内容も予想通りのポリコレのオンパレードや。鼻持ちならん白人リベラルの「ガール・ボス(ホリー・ハンター)」が、可哀想な少数派の孤児を引き取って、DEI(多様性・公平性・包摂)の円グラフみたいな教室で、感情や進歩的な価値観について説教を垂れる。もちろんLGBTQのテーマも山盛りや。これまでのシリーズでは滅多に触れられんかったけど、今回は「太ったレズビアン」やら「ゲイのクリンゴン人」やらが次々出てくる。32世紀にはオゼムピック(肥満治療薬)が存在せんかのように、肥満のキャストを誇らしげに見せつけとるわ。
最近のドラマによくある、鼻につく「自閉症の人」を無理やりねじ込むパターンも健在や。自閉症は祝うべきアイデンティティやなくて、解決すべき健康危機のはずやのにな。
ファンの間では、セリフが苦痛なほど子供っぽいとも言われとる。Redditの二次創作か、安物のAIが書いたんちゃうか、ってな。
今はもう2026年や。ポリコレ・エンタメが死んでから数年は経っとる。パラマウントだって、こんなもんを世に放ったらどうなるか分かっとったはずや。罰ゲームでも楽しんどるんか、それともハリウッドのポリコレ・マフィアが敗北を認めたくないだけなんか。
もし目的が「ポリコレ・プロパガンダを大衆に押し付けること」やったら、誰も見てへんのやから失敗や。もし目的が「金を稼ぐこと」やったら、誰も見てへんから失敗や。かつて何百万人ものファンに愛された人気シリーズが、メディアのゴミ箱に捨てられるんは不幸な話やな。才能のない連中が、実力や想像力やなくて、イデオロギーと活動に突き動かされて、自惚れの末に名作を殺してしもたんや。
米国、イラン政府が1979年以来の「最弱体」と見て高官への精密打撃を検討中
Wednesday, Jan 28, 2026 - 03:25 AM
トランプ政権がイランの高官を狙った精密打撃を検討しとるらしい。今のイラン政府は1979年以来「最も弱体化」しとるっていうのが理由や。
一方で、トランプ政権はイランとの交渉に対して「いつでも店は開いとる(オープンや)」っちゅう話も出とる。「彼らが話したいんやったら、俺らの条件は分かっとるはずや。対話する準備はできとる」と米高官がAxiosに語っとるわ。でも、その「オープン」な姿勢の裏で、トランプ大統領はイスラム共和国の政権交代を狙ったエスカレーションの選択肢を色々検討しとるらしい。
Middle East Eyeがアラブ当局者の話として伝えたところによると、ワシントンはテヘランの要人を直接叩くことを真剣に考えとる。「デモ隊の死に責任があると思われる『価値の高い』イラン高官や司令官への精密打撃を検討中や」と、湾岸諸国の当局者が言うとるな。
エルサレム・ポストは、別の選択肢としてイランの石油輸出を完全に封鎖する案も出とるって報じてるわ。これは去年のベネズエラでのやり方の再現や。あの時はワシントンが禁輸措置を取って、タンカーを差し押さえて、最終的には1月3日の軍事作戦でマドゥロ大統領を誘拐するような真似までした。
ベセント財務長官は経済戦争の急先鋒で、「イラン経済を崩壊させれば、政府に対する内部蜂起が起きるか、システムが壊れるまで追い込める」と主張しとる。すでに米財務省はデモ関連の制裁をイラン当局者に科し始めたところや。
他の高官はもっと直接的な軍事行動を推しとる。トランプの閣僚の中には、イラン政府や軍の資産への限定的な軍事打撃を促す連中もおる。これはイスラエルが絡んだ6月の12日間戦争みたいな規模を想定しとるらしい。
今月初め、トランプはイランへの攻撃を控えたと言われとる。当時は国防総省の戦力が不十分やったし、米海軍の打撃群もカリブ海南側に集結しとったからな。でも元米当局者は、攻撃の可能性は数週間前より高まっとると言うとる。現在、中東全域で空母エイブラハム・リンカーンを含む打撃群や戦闘機、最新の防空システムが配備されて、「すべての選択肢がテーブルの上にある」状態や。
イランのデモは落ち着いとるけど、何が変わったんか。ニューヨーク・タイムズによると、トランプ大統領は「イラン政府の地位が弱まっとる」という複数のインテリジェンス報告を受け取ったらしい。1979年の革命でシャー(国王)が追放されて以来、最も権力基盤が脆くなっとるっちゅう合図や。
ただ、政権内のタカ派が行動を促す中でジレンマも残っとる。トランプはデモへの弾圧が広がれば攻撃すると警告したけど、単なる「象徴的な攻撃」にどれほどのメリットがあるかについては、アドバイザーの間でも意見が割れとるみたいや。
ワシントンの理屈はこうや。「どうせ受け入れられへん最後通牒を突きつけて、爆撃を開始する絶好の理由を作る」っちゅうわけやな。
反イランのシンクタンク、UANIのジェイソン・ブロードスキーは「イラン政権は核合意(JCPOA)みたいなディールを望んどるけど、ハメネイ師がアメリカの要求を飲むことはまずない。それは政権交代を認めるようなもんやからな。でもイランは攻撃を避けるために、意味のある交渉をするふりをしてアメリカを終わりのない対話に引きずり込もうとするやろ」と書いとる。
ただ、イラン側がワシントンを信用する理由もほとんどないわな。そもそも最初のトランプ政権が、核合意を一方的に破棄したんやから。


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