2026年3月8日日曜日

カウンター・カレンツ/ラリー・ジョンソン:イランの反撃 米国とイスラエルが予想してへんかった戦争

https://www.youtube.com/watch?v=7TFqusa8hEs

こんにちは、カウンター・カレンツへようこそ。わしはラリー・ジョンソンや。今日は米国とイスラエルがイラン政府に対して仕掛けた戦争について話していくで。

わしは米国とイスラエルがひどい判断ミス――イランが抵抗して米国の政権交代の試みに対抗する力を過小評価するという判断ミスを犯したと思っとる。究極的には、これが全ての根本にある話やねん。

アリステア・クルックと彼の情報筋によると――わしはアリステアを信頼しとるんやけど――この攻撃は12月29日に計画されたんや。イランでカラー革命が試みられた翌日のことやねんな。米国がイランの経済と通貨を叩き潰して、スターリンク端末を使った影響工作と、米国とイスラエルの情報機関がイラン国内で連絡を取り合ってきた人々を使って、政府の経済政策の一部に対して正当に抗議しとった群衆に外部の工作員を浸透させようとしたんや。

その抗議運動は最終的に、2014年2月のウクライナのマイダンで起きたことと同様に、武器を持つ外部の扇動者によって注入されたんや。これらの、そう呼ぼうか、外部の扇動者たちが抗議者だけやなくイランの治安当局者も撃って殺したんやな。その暴力は最終的にイラン当局がスターリンク端末が外部の情報組織との通信とイラン全土の人々への指示誘導の両方に使われとることを突き止めて止められたんや。

ネタニヤフがマールアラゴで12月29日にトランプと会った時、当初の計画は1月13日に米国が軍事攻撃を開始することやったんや。それがうまくいかへんかったら、他の日程も用意されとった。せやから2月28日に行われたこの攻撃は、かなり前から計画されとったもんやねん。行き当たりばったりの出来事やなかったんや。

カラー革命の失敗は、トランプ政権が欺瞞と正当な交渉の約束を使ってイランを偽りの安心感に誘い込むことを止めへんかったんや。その偽りの安心感は、テヘランでの2月28日の土曜日の朝に打ち砕かれたんやな。

米国がオマーンを使って、ハメネイ師と国防大臣、イラン革命防衛隊の長、国家警察長官を表向きは新しい提案と何らかの安全保障取り決めを話し合うという名目の会議に誘い出したと言われとるんや。これら全ては彼らを一か所に集めて殺すためのものやったんや。意図は政権交代やったわけやな。

でも西側は自分たちの教訓を理解してへんか、あるいは学ぶことを怠ってきたんや。9/11の教訓をな。9/11の攻撃は、2000年のジョージ・W・ブッシュとアル・ゴアの間の物議を醸した選挙の後でアメリカを覆っとった政治的亀裂を癒したんや。9月10日には共和党員、民主党員、無党派の人たちがいて、彼らの多くはお互いを嫌っとった。でも9/11の攻撃から1日後の9月12日、そこにはアメリカ人しかいてへんかったんや。

その団結は残念ながら短命やったけどな。ジョージ・W・ブッシュはその団結を活かす代わりに、まずアフガニスタン、次にイラクへの侵略戦争を始めることにしたんや。まあ、違法な戦争の重ね技やな。

2月28日のこの紛争、この殺戮――そう呼ぼうやないか、そのままの言葉でな――の始まりは、2025年6月13日にイランで起きたこととの劇的な対比を際立たせとるんや。それがイラン政府を首切りして民衆蜂起を作り出してイスラム共和国を打倒しようとした最初の試みやったんやな。

2025年6月のその出来事はイラン国民を1980年代のサダム・フセインによる攻撃とイラン・イラク戦争の開始以来経験したことがないほどの形で一致団結させたんや。これはほんまに、政治的な違いを消し始めた、この規模の外部からの出来事としては最初のものやったんやな。

2月28日の攻撃でアリー・ハメネイ師が殺されて殉教者となったことで、イランはこの46年の歴史の中で本当に経験したことがないほどの団結と強さの感覚をもたらされたんや。

ここで理解することが重要なのは、西側がアヤトッラーへの支持は全くないと本気で信じとったということやねん。80%以上の国民がアヤトッラー・ハメネイを追い出してイスラム共和国を解体したいと本気で信じとったんやな。どうしてそう信じるようになったんか?

民主主義のための国家基金、USAIDが資金提供した――でもわしは中央情報局の秘密工作部門と連携して行われたと思っとる――世論調査があったからや。コンピューター経由で行われたその調査は、相手が誰なのか実際には分からへんもんやけど、80%以上のイラン人がアヤトッラーを追い出したいと主張する結果を出したんや。

でも別の調査がメリーランド大学の国際戦略研究所によって行われてな。昔ながらの電話調査でやって、正反対の結果を発見したんや。イラン国民の75%が依然として体制が存続すると信じとって、アヤトッラーを支持しとるということやね。服装規制など一部の制限を緩和したいと思う人がおったのは事実やし、実際イラン当局もそういった要望の一部に応じてきとったんやけどな。

それでも、ワシントンの政策立案者たちはイランにちょっと痛みを与えさえすれば崩壊するという信念を持っとったんや。

2025年6月13日の攻撃はイランを完全に不意打ちにして、正気を取り戻して反撃を開始するまでに10?12時間かかったんや。その12日間の期間中にイランが米軍基地を攻撃したのはたった一度で、わしはそれはカブキ劇のような事前に取り決められた出来事やったと思っとる。米国がイランの核施設を破壊・消滅させる代わりに、イランがカタールのアル・ウデイド空軍基地のレーダー施設を破壊するというやつやな。

それ以外については、2025年6月13日夜の攻撃に対するイランの反応は完全にイスラエルに向けられたものやったんや。今や分かっとることは、2つのレーダーシステムがあったということや。一つはカタールのアル・ウデイドに、もう一つはバーレーンの第5艦隊司令部にあって、これらのレーダーは2025年6月にイランの弾道ミサイルの発射を探知・追跡して位置、高度などを特定して、イスラエルが自国を守るためのより良い手を打てるようにするために重要な役割を果たしたんや。

2月28日に起きた攻撃はまったく違うもんやったんやな。イランが反応するのに10?12時間かかってへんかったんや。1時間以内に反応したんや。そして彼らは実際に地域の司令官に目標を選択して適切と判断した報復攻撃を行う権限をあらかじめ与えとったんや。せやからすぐにイスラエル本土が攻撃されて、地域全体の米軍基地も攻撃されたんやな。

特に重要なのはバーレーンの米海軍第5艦隊司令部と、カタールのアル・ウデイド空軍基地の統合航空作戦センターやね。サウジアラビアのプリンス・スルタン空軍基地、ヨルダンのムアッファク・アル・サルティ空軍基地、バグダッド郊外のイラク、アルビル、北部施設、クウェートの施設なんかも攻撃されたんや。これが実際の広範な反応の始まりやったんやな。

さて、米国はイスラエルと一緒に1,000発のミサイル――JASSMクルーズミサイル――を使って攻撃しとるんや。西側の主張に反して、イスラエル人や米国のパイロットが操縦する固定翼航空機はイランの領空にほとんど入ってへんように見えるんや。スタンドオフ兵器を使っとるんやな。AGM-JASSMは空対地ミサイルで、550マイルの射程を持つとされとる。その精度で飛んでいって、つまりイランの西の国境まで飛んでいって、そこから弾薬を発射するとテヘランをはるかに超えてイランの奥深くまで届くんやな。

これは応酬の始まりやねんけど、重要な展開は土曜日に起きたんや。イラン革命防衛隊が以前からの計画通りホルムズ海峡のコントロールを掌握して、全ての海上交通を禁止したんや。この禁止で世界の1日の石油需要の約21%の流れが止まってしもうたんやな。カタールが供給する液化天然ガスも止まっとる。カタールは世界最大の供給国と伝えられとるのにやで。これが世界の金融市場にいくつかの波紋を起こし始めとるわけやな。

本当の問題は今やイランに何ができるか、米国とイスラエルに何ができるかということやねん。

米国が展開したTHAAD(高高度迎撃ミサイルシステム)とパトリオットミサイルは、それなりの防空システムと見なされてきたんやけど、現実はまったく違うことを示しとるんや。特にイランが発射する弾道ミサイル、特に極超音速ミサイルに対して効果がないんやな。

米国が直面するより大きな問題は、これらの限定的なシステムを使ってさえ防空を維持できる能力やねんな。カタールのアル・ウデイドとバーレーンの第5艦隊海軍基地のレーダーが破壊されたことで、統合防空網の早期警戒能力がなくなってしもうたんや。

さらに理解しておかなあかんのは、イランがイスラエルや米軍に基地を提供した湾岸諸国にある米軍基地を攻撃する弾道ミサイルやドローンを1発発射するごとに、パトリオットは2発の迎撃ミサイルを発射せなあかんということやねん。1発か2発なら効果があるかもしれへんけど、イランが土曜日に140発のミサイルを発射したと伝えられとるなら、パトリオットがそれぞれに対応しようとしたら280発以上の迎撃ミサイルが必要になるんや。

これが重要か?絶対に重要やで。2024年にロッキード・マーティンが生産したPAC-3ミサイルの総数は500発で、これは記録的な数やったんや。500発やで。

でも1発の攻撃ミサイルに対して2発使うという計算をすると、250発のミサイルがウクライナかイスラエルに向けて発射された後、2024年の全生産量を使い果たすことになるんやな。同様に2025年は620発生産された。500発から増えたとはいえ620発。そして2026年も平均は年600発のペースで見込まれとる。それぞれ500?600万ドルのお値段付きでな。

つまりイランが今や数十発やなく数百発のミサイルを発射しとることで、米国は文字通りパトリオットミサイルの在庫を、わしの現時点での見積もりでは2?3週間以内に使い果たすことになるんやで。

同じことがイスラエルのアイアン・ドームにも言えるんや。終末高高度防衛迎撃ミサイル、THAADもロッキード・マーティンが生産しとるんやけど、これが年間何発生産されると思う?96発やねん。600万ドルのパトリオットミサイルと違って、THAADシステムは1発1,300万ドルやねん。96発の迎撃ミサイルで、同じ原則が適用されるんや。攻撃ベクターが来たら2発発射するわけやから、一気に2発発射して2,600万ドルをドブに捨てることになるんやな。

せやからもしイランがイスラエルとまだ人員がいる湾岸の米軍基地に対して1日100?150発のミサイルを発射できる状態を維持できたとしたら、米国が防衛システムで対応できる能力は事実上打ち負かされることになるんやでえ。

それとイランがホルムズ海峡のコントロールを依然として維持しとるという事実が相まって、西側との交渉でイランを強い立場に置くことになるんやな。

ちょうど火曜日の夜に収録しとるんやけど、ドナルド・トランプがソーシャルメディアで米海軍に石油タンカーを護衛してホルムズ海峡を通過させようとすると発表したんや。トランプがそんな愚かなことをするなら、イランからとても厳しい教訓を叩き込まれることになるんやでえ。なぜならイランはタンカーに同行する米海軍の艦船を沈めて、ホルムズ海峡の主要水路を塞いでしまうやろうからや。イランが持っとる能力と米国が持ってへん能力を認識することを彼らが拒否しとるせいでな。

これは2?3週間後には膠着状態として認識されると思うわ。イランはひどい打撃を受けるやろけど、同じように打撃を与えるやろうしな。

西側メディアはシオニスト的な立場の人々に乗っ取られとるんや。ティックトックはラリー・エリソンが息子を通じてコントロールしとる、その明確な例やね。その結果、イランがイスラエルに与えとる実際の被害についての情報がほとんど出てけえへんのやな。でもロシアからの報告では――わしの友人のスタニスラフ・カルピブニクと話したけど――テルアビブがガザ扱いされとるというソーシャルメディアを彼が見たということやな。ただ今回はイスラエル人がパレスチナ人を爆撃するのではなく、イランがイスラエル人を爆撃しとるんやけどな。街の景観が変わってきとって、良い方向にやなくてな。建物が破壊されとって、イスラエルで早くも死者も出とるということやねん。

この戦争は早くは終わらへんと思うわ。

週末にトランプが試みたことについても話さなあかんな。ハメネイ師を殺した後、革命防衛隊がホルムズ海峡のコントロールを掌握した時に、トランプは考え直したかもしれへん。イタリア政府にイランにアプローチして停戦と交渉再開の申し出をするよう働きかけたんや。でもその船はもう出てしもうたんやな。イランはもはや交渉にも停戦にも全く興味がないんや。彼らは戦って西側に罰を与えるつもりやねん。

その一部は精神的な指導者であるアヤトッラーへの献身から来とるんや。そしてその一部は、ラマダンの聖なる祝祭の最中にこのイスラム国家を攻撃するという米国の傍若無人さへの純粋な怒りからやねん。今の時点では西側への許しはあまりないんやな。

せやからこの戦争は続くんや。劇的な更新があれば報告するけど、今のところ火曜日時点でお互いに打撃を与え合うパターンに入っていくと思っとる。

でも今後1週間の間に、イスラエルの防空システムの状態は劇的に悪化して、丸裸で無防備な状態になるんや。西側はイランが限られた数のミサイルしか持ってへんという誤った思い込みをしとる。わしは地下に「ミサイルシティ」と呼ばれる地下都市があって、そこの道路は何百マイルあるいは何百キロにも及んでいて、イランは発射できる膨大なミサイルの在庫を地下に持っとると思っとる。地上の移動式発射機から発射して、発見されて攻撃される前に素早く格納庫に戻れるんやな。

これはドナルド・トランプにとって政治的な大惨事になるんやで。彼は2024年の選挙で、いかなる状況下でも米国を再び戦争に引き戻さないと誓って選挙運動をしてたんやからな。第1期政権中に現代において新しい戦争を始めへんかった最初の大統領やとか自慢しとったんや。2024年7月の共和党全国大会でも繰り返しそのことを使ってたんやな。外交政策によって世界に安定をもたらすと約束して、様々な集会では「愚かで馬鹿げた終わりなき戦争の日々を永遠にページをめくる」と誓っとったんや。バラク・オバマ、ジョー・バイデン、ジョージ・W・ブッシュさえも米国のリソースを浪費する長期紛争について批判しとった。そして彼なりのキャッチフレーズを作り上げたんやな。「戦争を始めるんやなく、戦争を止める」ってやつやな。

彼は今や信頼性を破壊してしもうたんやで。2024年にトランプに投票した30歳以下の若者の大多数は今や彼を支持してへんのや。広範な支持を失って、新しい戦争を始めへんと信頼した人たちの怒りと敵意を買ってしまったんや。彼はイランとの戦争を始めてしもうた。わしが勝てない戦争やと思う戦争を。わしが彼が必然的に負ける運命にあると思う戦争をな。

カウンター・カレンツでした。また来週の次のエピソードで。チャンネル登録、いいねをよろしくお願いします。ありがとうございました。

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