2026年4月26日日曜日

サイード・マランィディとニマ・アルホルシド:トランプの計画は失敗

https://www.youtube.com/watch?v=WvNHRluUVjs

Seyed M. Marandi: The Strike That Wiped Out Trump’s Plan (It’s Over)

Dialogue Works

マランディ教授、ようこそ。昨日の話から始めましょか。イランの外務省がイスラマバード、モスクワ、オマンへのツアーに出ると発表したら、ホワイトハウスのスポークスパーソンのキャロライン・レヴィットが「スティーブ・ウィトコフとジャレッド・クシュナーをイスラマバードに送ってイランと話し合う」と言い出した。あれは何やったんですか?イランとアメリカの間に何らかのコミュニケーションがあったんですか?

直接的なコミュニケーションも、直接・間接を問わず交渉もない。咳が何週間も続いとって申し訳ないけど。なんでこんなことをしとるのか、解読するのは難しい。トランプとそのホワイトハウスのやり方はわかっとるやろ。考えられるのは、アメリカ国民に「イランは弱くて、話し合いたがっとる、降伏したがっとる」と思わせようとしとるということや。理由は二つあって、一つは時間稼ぎ、もう一つは攻撃の地ならしや。「イランが話し合いを望んどる」と言っておいて、実際にそうならなかった時に「彼らは約束したのにやらなかった、だから力でやるしかない」と言えるからな。トランプ・ホワイトハウスの不誠実さは誰の目にも明らかやと思う。

イランの代表団がパキスタンに行くのは、パキスタン代表団がイランに仲介に来たことへの返答や。アラグチー外相がパキスタン側に書面のメッセージを送ったと理解しとる。パキスタンがそれをアメリカ側に渡す、それがいつもの流れや。イスラマバードでヴァンス、ウィトコフ、クシュナーと交渉した日を除いて、直接・間接の交渉はなかった。メッセージのやり取りは何年もやっとることで、別に新しい話やない。

イランは戦争に備えとる。いつでも起こりうる。差し迫っとると思う人もおれば、そうでもないと思う人もおる。米国は大量の資産を地域に持ち込んどるが、イランも過去数週間で準備を整えてきた。そしてホルムズ海峡が閉鎖されとるせいで、世界的な経済危機は毎日悪化しとる。トランプの政策、この戦争、ネタニヤフのせいや。戦争前はホルムズは全員に開いとった。戦争が始まってから、イランはアメリカとイスラエルを支援した5カ国と関連する船舶の通過を認めなくなった。イランの船、イラクの船、ロシアの船、中国の船は通れた。

停戦後、イスラエルが停戦を守るはずやったが守らなかった。今日もレバノンで少なくとも4人を殺してガザでもパレスチナ人を大量虐殺しとる。ネタニヤフがレバノンへの爆撃を続けたから、イランは「余分な船は通さない」と言った。余分な船というのはUAE、クウェート、カタール、バーレーン、サウジアラビアなど、この戦争に参加した敵対的な国と繋がる船のことや。結局10日ほど経ってネタニヤフは停戦を受け入れた。イランはアラグチーのツイートにあったように、その余分な船を通すことに同意した。

しかしトランプは「イラン港への封鎖を続ける」と言い出した。イスラエル政権が停戦を破ってイランが「船を通さない」と言った後に、アメリカが封鎖を課した。そしてアメリカが「封鎖を続ける」と言ったから、イランは「ならば船は通さない」と言った。この16?17日間で多くの船がホルムズを通れて世界経済危機が緩和できたはずやのに、ネタニヤフとトランプの違反によって世界経済危機をさらに悪化させた。

昨日、IRGCの船がオマン海から一隻のタンカーをペルシャ湾まで護衛して、米海軍の作戦を回避したと聞いた。米軍はそのタンカーを拿捕しようとしたが、IRGCが護衛したからできなかった。これからもこういう作戦が続くか?

おそらくそうやと思う。詳細は知らんけど。イランはこれからも船を守り続けて、それで対立の可能性が高まる。米国がイランへの新たな攻撃を始めたら、ミサイル、ドローン、空爆が大量に行われると思う。停戦中はイランは船を守り続けようとして、それが軍事的な対立や衝突に発展する可能性があって、それがもっと大きなものに膨らむかもしれん。非常に緊張した状況や。

イランの指導部は分裂しとるとトランプは西側に印象付けようとしとるが、実際はどうか?

あれは18?19世紀の帝国主義、植民地主義の言語や。国際法の言葉は全部ゴミ箱に捨てられた。アメリカはただの暴力団みたいに振る舞っとる。トランプはマフィアのボスで、メディアがその子分みたいなもんや。イスラマバードにいた時、ワシントン・ポストはイランの交渉担当者の暗殺を呼びかけて、帰国の飛行機にミサイルが当たるんちゃうかと待ち構えとった。それがメディアやシンクタンクや政治家のやっとることや。

でもイランに分裂はない。西側メディアがどう機能するかは今や誰もが知っとる。トランプに反対するメディアでも、イラン、ヒズボラ、イスラエル政権の話になると、プロパガンダを繰り返してイランの分裂を語る。彼らは互いに嫌い合っとるかもしれんが、帝国のこととなると同じチームや。

イランには指導者がいる。憲法でその役割と地位は明確や。国家最高安全保障会議がある。ラリジャニ博士の殉教後、新しい議長がいる。アリー博士は最高安全保障会議の委任を受けとる。最高安全保障会議には三権の長が含まれとって、大統領が議長で、司法府の長、国会議長、軍の指導者、閣僚、最高指導者からの代表2名がいる。その最高安全保障会議が最高指導者の支持のもとでアリーブ博士を米国との交渉担当に指名した。誰が意思決定者かは明確や。アリーブ博士が交渉する。それだけや。分裂も派閥もない。

分断があるのはイランやなくてワシントンや。海軍長官が解任されて、ペンタゴンで内部抗争の話が出て、トランプが職に不適格と言う政治家が増えとる。証拠を見れば、分断はワシントンにある。

こういうプロパガンダの目的は何か?一つはイランの国民への心理戦で士気を下げること。でも効果はない。イランの人々はプロパガンダを見抜いとる。何十年も西側のプロパガンダの中で生きてきたからな。それからトランプが自分の支持基盤に向けて発信しとる部分もある。戦争は不人気やから、「彼らは話し合いができない、強硬派と穏健派が争っとる」と言って時間稼ぎや攻撃の口実を作ろうとしとる。「和平を試みたが相手が決断できなかったからやむなく攻撃した」と言えるようにな。

「トランプが処刑から救った8人の女性」という話、あれは全員金髪で似たような写真やった。全部フェイクや。武装反乱なんかで処刑されそうになっとた女性なんて一人もおらんかった。ピアース・モーガンもあれをリツイートしとったが、彼はわかっとったはずや。プロデューサーがリサーチして、私が「フェイクや」とツイートしてたのも知っとるはずやから。

でも昔と違うのは、今は世界中の人が目覚めとるということや。以前ならあの8人の女性の話を多くの人が信じたやろ。イランへの反プロパガンダはかつてはずっと効果的やった。でも今は人々がすぐ見破る。これらの嘘が死と破壊と殺戮を正当化するためのものやとわかっとるから。ガザとレバノンで2年半、世界の目の前でイスラエルの残虐行為を見せられて、それを西側が正当化しようとするか隠すか無視してきた。だからイランがそのジェノサイドに反対する側として戦っとるのを見て、「ジェノサイドをやっとる連中がイランを大量殺人と性暴力で非難しとるが、実際にやっとるのは自分たちやないか」と気づく。

イランとの交渉の主な障害は何か?ホルムズ海峡とイランの核プログラムについてどう見るか?

イランの書面による返答が今どういう内容かはわからん。ただイランは常に柔軟性を示してきたが、主権は絶対に譲らない。戦争そのものが、イランは屈服しないということを示す証拠として十分やったはずや。JCPOAも実はイランにとって良い合意やなかった。オバマ政権下でアメリカがそれを守っとらんかったから。イランは柔軟性を示してJCPOAに署名したが、誰も主権を犠牲にしようとはしなかった。

今や1年も経たない間に二度の戦争を経験して、米国と米国の代理勢力が失敗した後、イランが主権を手放すと信じる理由は全くない。核プログラムについては解決できる。以前に合意があったように。でも米国が本当に何をしたいのかはまだわからん。

トランプが出口を求めとるという話は聞こえてくる。でもイスラエルとシオニスト・ロビーがそれをさせないでいる。出口のチャンスはあった。イランがネタニヤフのレバノン爆撃を受けて余分な船を通さないと言った後、トランプがイラン港への封鎖を課した。でもイランが「停戦合意に従って余分な船を通す」と言った時点で、トランプは「封鎖を解除する、これが勝利や」と言えたはずや。そうしなかった。代わりにエスカレーションを選んだ。「封鎖を続ける」と言ったから、イランは「ならば船は通さない」と言った。

だから出口を求めとると言われても、絶好のチャンスがあったのに使わなかった。彼が何をしたいのか、何をせざるを得ないのかは全くわからん。

ジョー・ケント、トランプが任命した対テロ責任者の立場の人物が「イランは脅威ではなく核兵器を追求してもおらず、この戦争はイスラエルの戦争だ」と言っとる。60日で世界がそんなに変わったわけやないから、その認識は今も変わらんと思う。

イランが経済的圧力を通じて、米国に「イスラエルの利益よりも自国の利益を優先させる」ことを強いようとしとると思う。それが成功するかどうかはわからんが、それがイランの究極の目標や。「もうこれ以上はできない、自国の経済が大変なことになっとる、自国の軍も損害を受けた、イスラエルの利益より自国の利益を優先しなあかん」と米国がイスラエルに言わせることや。まだそこには至ってへんが、それが最終的な目標やと思う。

ホルムズ海峡の今後については、今は閉鎖しとって、一部のイランの船は通っとるみたいやが、それ以外の船は通れてへん。トランプの封鎖まではイランは通過する船から通行料を受け取っとった。

基本的にホルムズ海峡は交渉の対象ではない。でもアメリカもそう簡単には手放さへんと思う。アメリカは管理メカニズムに参加したいと言い、イランが拒否すると「誰も海峡を管理できるべきではない」と言い出した。でもイランはこう言った。「ここはメキシコ湾やない、ペルシャ湾や。あなたがたに管理する権利はない」と。

これはお金だけの話やない。安全保障の問題でもある。イランはアメリカがペルシャ湾に軍事基地を再建することを許したくないし、湾岸諸国がイランへの攻撃の足がかりにされることも許したくない。そして賠償の問題もある。湾岸諸国の政権がこの戦争に同意しなければ、アメリカは戦争を遂行できなかった。サウジアラビアの空軍基地、これらの国々の領空、資金援助、施設なしに、アメリカはイランへの陸上攻撃も空爆も巡航ミサイル攻撃もできなかった。彼らは共犯者や。

ゼレンスキーがサウジアラビアに行った件については、ゼレンスキーはお金が欲しいんやと思う。「我々の優れたドローン能力を提供できる」と言いたいんやろ。でも彼自身もロシア軍との戦いで手一杯や。何らかの協力はあるやろうが、遅すぎて少なすぎる。イランのドローン能力は圧倒的に巨大で、湾岸地域の標的は多くて攻撃しやすい。もしアメリカやイスラエル政権がイランの重要インフラを攻撃したら、イランはイスラエルの重要インフラを攻撃する。それだけやなく、湾岸の全ての家族独裁政権の重要インフラも破壊する。イランは容赦しない。

今は4月末で、3週間以内にペルシャ湾の気候は非常に暑く湿度が高くなって、5?6ヶ月間は耐えられないような状況になる。米国の兵士やその他の人々はこの地域で大きな困難を抱えることになる。さらにもしこれらの国々で電気が止まったら、人々は逃げ出さなければならない。UAEは空っぽになって、体制が崩壊する。賢い対応は湾岸の独裁政権がアメリカに「我々の領土は使わせない」と言うことやが、彼らにはそんな自律性がない。

交渉の前提条件について、パキスタンの情報筋によると第2ラウンドの交渉の見通しは急速に薄れとるという。アラグチー外相がパキスタンの仲介者に要求リストを提示したと報道されとる。前提条件は何か?

米国による停戦の違反や。アメリカはイランの港に封鎖を課した。これは戦争行為や。停戦の条件は明確やったのに、アメリカはイランの船を拿捕して、ハイジャックした。これら全部が違反や。まずその封鎖を終わらせること、ハイジャックした船を全部返すことが要求の上位に来るやろ。でも考えてみてくれ。アメリカが現在の約束を守ってへん状況で、どうやってイランが交渉できるんや?

車を売って代金を受け取ったのに車を渡さないで、今度は洗濯機を売りたいと言い出したらどうする?「まず車を渡せ」と言うやろ。アメリカはイランと停戦合意を結んどる。双方に義務がある。アメリカはイラン側が義務を果たすべきと思っとるが、自分たちは果たさなくてええと思っとる。それが帝国のやり方や。JCPOAの問題もそこやった。オバマには義務があってイランにも義務があった。イランは義務を果たしたが、オバマはほとんどの場合果たさなかった。今回イランは同じ間違いを繰り返さない。「あなたが義務を果たしてから、我々も果たす」という立場や。

レバノンについては、イランは絶対にレバノンを手放さない。イランは核プログラムと同じくらい、自国の国境と同じくらい、レバノンを守る。どれだけかかっても、どれだけコストがかかっても、レバノンが犠牲にされることは許さない。

レバノンの政府がイスラエルとトランプと結託して南部の人々を裏切っとる。停戦合意の後、首相と大統領がその合意を壊そうとして別のルートを模索した。それは馬鹿げた話で、すでに合意されとってなんの政治的コストも払わずに停戦を得られたはずやのに。イスラエル政権は大規模な攻撃を行って南部に侵攻した。彼らがやったのは明らかな裏切りや。

なんでイランがホルムズで余分な船を通さなかったかというと、レバノンの停戦が実施されるまでやった。だからイランがそれらの船を通さなかったせいでトランプが封鎖を課した。イランはレバノンのために喜んで犠牲を払う。これは厳しい戦争や。難しい戦争や。これから非常に暗い日々が来るかもしれんが、イランの決意は明確や。

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