2026年4月2日木曜日

Geopolitical Ledger:「ここでみんな死にかけてる」―― 沈みゆく米駆逐艦ポーターからの遺言

https://www.youtube.com/watch?v=ZCfgK6I5OuA

"WE ARE DYING HERE" ? The Leaked 11-Minute Radio Call from a Sinking US Destroyer

1. 完璧な防御の崩壊

緊急周波数2M43.0メガヘルツ。最初に聞こえてきたサラ・ミッチェル副長の声は、プロらしく冷静やった。けど、その裏では最新鋭の防御網をぶち破ったミサイルが、艦体に特大の穴を開けて水が流れ込んどったんや。

ペンタゴンが必死で隠してきた「米軍艦は沈められる」という現実。それを世界が思い知らされた11分34秒の記録や。

2. 飽和攻撃の恐怖

2月21日、午前3時37分。ポーターのレーダーが北のイラン沿岸から飛び出した16発の巡航ミサイルを捉えた。

イージスシステムはフル稼働や。迎撃ミサイルSM2を次々とぶっ放し、最初の数分で13発を叩き落とした。的中率81%。普通なら「大勝利」や。

けど、残りの「たった3発」が、この巨大な駆逐艦の命運を分けたんや。

3. 三撃の致命傷

一発目(3時42分18秒): 右舷中央に直撃。165キロの爆薬が炸裂して、4メートルの大穴が開いた。毎分2,000リットル以上の海水が流れ込み、機関室の4人が即死。艦が右に傾き始めた。

二発目(3時42分31秒): 艦の後部、ヘリ格納庫付近に命中。燃料に引火して巨大な火柱が上がり、アルミニウムの構造物が溶け始めた。後部のダメージコントロール班13人が一瞬で全滅や。

三発目(3時42分47秒): 左舷前部のミサイル垂直発射システム(VLS)に直撃。中にあった未発射のミサイルが誘爆して、艦の前半分が火の海になった。ここでさらに23人が即死や。

4. 地獄のダメージコントロール

ミッチェル副長がブリッジに駆けつけた時、ハリンントン艦長は破片を浴びて血まみれ、意識も朦朧としとった。

彼女は無線を掴んだ。「こちらポーター、複数弾被弾。浸水、火災発生。至急救助を乞う」。

現場は地獄や。水没した区画の防水扉を閉めるために、マーカス・リード中尉が自ら犠牲になって中に残り、「扉を閉めた。嫁に愛してると伝えてくれ」と言い残して溺死した。彼の犠牲で、艦はあと8分だけ浮いていられたんや。

5. 「WE ARE DYING HERE(ここでみんな死にかけてる)」

3時52分。二度目の誘爆が艦を襲い、ヘリ格納庫が崩落。ポーターは炎のリングに囲まれた。ミッチェル副長の三度目の送信は、もうプロの冷静さを保ててへんかった。

「どこでもええ、誰か聞いてくれ。ここでみんな死にかけてる。艦がバラバラや。下の階にみんな閉じ込められてる。隔壁を叩く音が聞こえるんやけど、助けに行かれへん! もうすぐ転覆する、早く助けてくれ!」

この「隔壁を叩く音」を聞きながら、艦を救うために防水扉を閉め続けなあかんかったダメージコントロール班の絶望。個人の命か、艦の生存か。彼らは艦を選び、扉の向こうの叫び声が消えるのを歯を食いしばって聞いとったんや。

6. 総員退艦

3時55分。エンジンが止まり、ポーターはただの燃える鉄くずになって浮いとるだけになった。ミッチェルは苦渋の決断を下す。「総員、退艦。これは訓練ではない」。

4時2分、艦首部分が完全に折れて沈没。4時9分、垂直に立ち上がった艦尾が、夜の海に飲み込まれていった。

7. 47名の犠牲と残された問い

3時間の救助活動で233人が助かったけど、47人が帰らぬ人となった。第二次世界大戦以来、米軍艦が敵の攻撃で沈められたのはこれが初めてや。

イラン側は「我が国の主権を守るための防衛行動や」と祝杯を挙げとる。

一方、ペンタゴンは震撼や。「16発撃ち込まれたら、8割落としても3発当たる。3発当たれば沈む」。この単純な算数が、空母打撃群の「無敵神話」を終わらせた。

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