ダニー・ハイフォンとマーク・スレボダ:イランが湾岸米国基地を殲滅
https://www.youtube.com/watch?v=KWAkjxmSODs
CONFIRMED: Iran's Strikes ELIMINATE US Bases as Trump Declares War OVER | Mark Sleboda
Danny Haiphong
ダニー:
マーク・スレボダ、ようこそ。トランプ政権がイランの誠意ある交渉の呼びかけを拒否し続けとる中で、トランプが議会に「戦争は終わった」と伝えて60日間の戦争権限の期限を回避しようとしとる件から始めたい。CNNがやった調査があって、我々がずっと話してきたことを主流メディアがついに確認してくれた。まずこの映像を見てみよう。
(CNN映像の内容)
クウェートのキャンプ・アリフジャン。かつて湾岸最大の米軍基地の一つでカラオケを楽しんでた兵士たちの賑わい。それが今は、イランのミサイルとドローンの何週間にもわたる攻撃で、ほとんど無人になって大きな被害を受けた砂漠の街になった。CNNの調査は前例のない破壊の証拠を発見した。8カ国の少なくとも16の米軍施設が攻撃を受けて、そのほとんどが事実上使用不能になっとる。米軍の情報筋は「こんなことは見たことがない」と述べた。イランの主な標的は何億ドルもする航空機、重要な通信機器、そして最も重要なレーダーシステムやった。
マーク:
まず整理しておきたい。イランの攻撃の中で最も重要で高価やったのが、地域の高度な米軍レーダーシステムに対する標的攻撃で、事実上ほぼ全てを破壊した。これは米国の攻撃能力と防衛能力の両方に劇的な影響を与えた。飛来するミサイルやドローンに関する情報が著しく制限されて、敵の防空システムを特定することも困難になった。CNNが今言いよる推定によると米軍基地への総被害は500億ドル相当で、これからさらに増えると思う。
これらのレーダーシステムは棚から取り出して中東に立て直せるもんやない。製造に何年もかかって、供給在庫もなくて、特定の環境と位置に合わせて調整された強化構造物や。倉庫や滑走路なんかは軽微な被害やが、レーダーやレードームが重要な標的で、その後の防衛・攻撃能力を大幅に制限した。
これはGCC湾岸諸国の安全保障という観点からも多くの疑問を提起する。湾岸諸国での米軍の存在は安全保障の保証になるはずやった。ところが実際には全く逆やった。米国はその基地を使ってイランへの違法で挑発されてない侵略戦争を開始して、それらの基地とホスト国を標的にさせてしもた。望むと望まざるとにかかわらず、紛争に引きずり込んだわけや。
今後湾岸諸国が問うことになるのは「米国が自分たちの基地すら守れへんなら、我々をどうやって守るんや?」ということ、そして「米国は我々が必ずしも選ばない紛争に引っ張り込んでくるんやないか?」ということ、「脆弱性が明らかになった今、米軍に残ってほしいか?」ということや。米軍基地はイランに攻撃する標的を与えた、強みやなく負債やった。
もう一つ言っておきたいのは、当初西側主流メディアはイランがホテルの民間人を標的にしとると言い張っとった。しかし代替メディアがすぐに真実を明らかにした。米軍と情報要員が脆弱な基地から退避させられてホテルに移されとって、イランがそれを把握して攻撃したんや。紛争に関与する軍人を民間のホテルに置くのは明らかな戦争犯罪で、スタッフや他の民間人を人間の盾として使うことやが、主流メディアはそれを指摘せんかった。
さらにイランは旧式のF-5戦闘機も使った。1960年代に製造されたもので、ディスコが生まれる前の機体やで。これは米軍基地の防衛がいかに酷かったかを示しとる。最先端技術だけやなく、時代遅れの技術にも撃ち抜かれた。イランはミサイルとドローンに集中してきたが、イスラエルが攻撃機を重視したのと対照的や。この紛争がそれがいかに賢明な選択やったかを証明した。
湾岸諸国は最終的に選択に迫られとる。彼らは地域最大で最も強力なプレーヤーを激怒させて、その政府と軍事能力は生き残る見通しが立っとる。良い安全保障の選択肢はなく、悪い選択肢の中から選ぶしかない。結局は米軍の存在を維持することを選ぶと思うが、今後は他の安全保障の選択肢を模索することになるやろ。
ダニー:
ウェスリー・クラーク元将軍がトマホーク在庫の50%を使ったと言っとった。これについてはどう思う?
マーク:
50%を使ったというのは、既にペンタゴンが月前に「最低限の緊急時作戦レベルを下回っとる」と発表していた在庫から50%使ったということを認識しなあかん。私は何ヶ月も前から「米国の防空ミサイルと精密兵器の在庫が米国のアキレス腱や」と言い続けてきた。
昨年の攻撃が12日しか続かなかったのは、迎撃ミサイルが不足してたからや。そして今回また、数日で全てを片付けられるという信念のもとで攻撃を開始した。斬首作戦と政変工作が機能するという前提やったが、軍事攻撃の前に既に失敗しとった。
米国の専門家たちの問題は、反イラン、反ロシア、反中国のイデオローグばかりで、現実から乖離した戯画的な見方を持っとるということや。政権交代に最もフォーカスしてて、現実の状況を把握できてへん。相手の立場に立って考えるという能力が根本的に欠けとる。これはロシアでもやってきたことや。「制裁でロシア経済は数ヶ月で崩壊する」と言ったが、実際にはロシア経済は持ちこたえてむしろある意味で強くなった。
さらに中国がレアアースや半導体関連材料の輸出制限を始めとる。これらはトマホークやパトリオットや高精度誘導システムの磁石に使われる稀少元素や。中国なしには在庫を再構築できへん。これは地政学的な制約であって、単に工場を24時間動かせばいい話やない。
米国が台湾で中国と軍事衝突したくても、今は全然できへん。全ての戦争ゲームで米国は負けとって、時には惨敗しとる。イランとの紛争で全ての弾薬を使い果たしてしまった。
つまり米国は目標を何一つ達成できへんかった。政権交代も、核濃縮停止も、長距離ミサイルとドローン在庫の破壊も、生産能力の破壊も、そしてホルムズ海峡の支配も。戦争前は米国がコントロールしてたのに、今はイランがコントロールしとる。
今トランプには三つの選択肢しかない。どれも悪い選択肢や。
一つ目は封鎖の継続。これはほぼ無意味やな。16隻の艦船がイランの対艦ミサイルの射程350キロ以上外に留まって、何十隻もの船を追いかけられへん。50隻以上が既にイランの港を出入りしとる。これは現実の封鎖やなくてPRの茶番や。地政学的な度胸試しのゲームで、米国は先に折れる可能性の方が高い。
二つ目は勝利宣言して帰ること。ホーシーズに対してそれをやったように。でもホルムズ海峡がIRGC海軍のコントロール下にある限り、この選択肢は通用せえへん。
三つ目はさらなる爆撃。米国は金槌しか持ってへんから、全てが釘に見える。「もう少し爆撃すれば屈服する」という思い込みや。でも既にイランはまだ発射台とドローンとミサイル在庫の60?70%を保持しとるという報告が出てきとる。弾薬の数では米国よりイランの方が有利な状況になってきとる。イランが自信を持って米国の条件での交渉を拒否しとるのも当然や。「弾薬、市場、中間選挙」という三つのMがイランに有利に働いとる。
結局米国は損失を認められへん。イランに負けることは米国主導の西側覇権に壊滅的な打撃になる。覇権の多くは信念に基づいとる。そのナラティブが現実世界でイランの粘り強さと、米国が何もできへんホルムズのコントロールによって砕かれたら、覇権全体がカードの家のように崩れていく。ロシアに対するウクライナでの代理戦争、フーシーズへのモグラ叩き、そして今回のイランとの戦争。2008年のジョージア戦争に遡れば、全部?けか失敗やな。これが米国の近代史の中で最大の地政学的大失敗になる、2003年のフセイン打倒を軽く見せるほどの大失態や。
イランは第二次世界大戦以降、米国の資産・基地にこれほどの損害を直接与えた唯一の国やと思う。歴史的な瞬間や。
ダニー:
「ダーク・イーグル」極超音速ミサイルのリークについてはどう見る?
マーク:
これは意図的にリークされた。軍は紛争中に実験する、それは普通のことや。でもなぜわざわざ大げさに発表するか?哀れなブラフやと思う。「米国にはまだ切り札がある」と示そうとしとるわけや。
イランが笑ってるやろな。「数個しかない未テストの兵器で何をするつもりや?」って。イランは自前の極超音速ミサイルを持っとる、しかも多分もっと多く。そしてイランの全ての大型発射能力、ミサイル在庫、航空機、高速ボート、全部が超深地下の強固な施設に隠れとる。多くは花崗岩の山の下で、米国の最大の地中貫通爆弾でも表面を傷つけるのが精一杯や。地下鉄システムでミサイルを別の発射台に移動させる施設が25?36ある。ダーク・イーグル1発が花崗岩の山を突き抜けられるか?無理やな。
これはPRの失態になりかねへん。テストがうまくいかなかったら恥ずかしいことになる。トランプはチェスでも「ボクシング・チェス」(チェスをしながら殴り合う競技)でもなくポーカーをやっとるが、またブラフやっとるだけや。一方イランは文字通りボクシング・チェスをやっとる、交渉しながら同時に戦っとる。
トランプはネタニヤフ、クシュナー、ウィトコフ、ヘグセス、ジャック・キーンらの言うことを信じて、軍と情報機関のトップのアドバイスを無視した。今その代償を払っとる。「勝ってる」というナラティブを維持しようと必死やが、服を着てないのに服を着てると言い張っとる皇帝の話と同じや。
米国軍はペーパー上は世界最強やが、世界中に広がりすぎてて資源が分散しとる。そして時代遅れの軍産複合体が壊滅的な状態や。
ニューヨーク・タイムズの社説「イランの件で全員が知ってる、米軍はアドバンテージを失いつつある」は大きな認識や。米国は年間1兆ドル以上を軍事に使っとるが、それが時代の変化についていけてへん、ドローン、AI、急速に変化する技術に。そして別の記事「ロシアは明日の戦争マシンを構築しとる」では全く逆のことを認めた。ロシアは分散化されたイノベーティブな軍産複合体を持ってて、見栄えではなく実用的なスケール生産できる軍事装備に焦点を当てとる。
ロシアの「ゲラン」ドローンはイランの設計に基づいたもので、2022年にウクライナ戦争開始時にロシアとイランの戦略的パートナーシップの一環として提供されたものや。ロシアはそれを大量生産して30以上の改良を加えた。そしてロシアが高度なドローンと使用戦術をイランに提供してお返しをして、それが米軍基地を叩いてレーダーを破壊するのに使われたということが、今やはっきりした。これは覇権的な巨人が片膝をついとるという大きな認識や。
最終的にトランプは何をするかわからん。封鎖を続けるか、勝利宣言して帰るか、「最後の一撃」を試みるか、どれも選べない状況で全部悪い選択肢や。最終的には本能的にまた爆弾を落とそうとすると思う。それが唯一彼らが持ってる選択肢やから。でもそれは彼らの壮大な地政学的失敗を倍増させて、多極化した世界の台頭とヘゲモンの侵食を加速させるだけや。
モスクワとBejingではネオンカウンターが弾薬の数が着実にゼロに向かっていくのを見ながら、シャンパンとキャビアで乾杯しとるやろな。イランの政府が生き残って、これが世界的な恐慌で終わらない限り、この紛争はロシアと中国にとって大きな動きの自由を与えてくれる。そして米国の近代史の中で最大の地政学的大失敗になりそうや。


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