2026年5月7日木曜日

スコット・リッター:戦争の終わり方は米国が決めるんやなく、イランが決める条件によって終わる

https://www.youtube.com/watch?v=Mli3ASEjtN4

SCOTT RITTER: War Will End - Terms Dictated by Iran

Daniel Davis / Deep Dive

ドナルド・トランプ、私の大統領、私の最高司令官よ、この戦争を終わらせることに気分よく感じるためにどれだけ嘘をついてもええ。この戦争は終わらせなあかんからな。でもわかっとかなあかんのは、終わり方は米国が決めるんやなく、イランが決める条件によって終わるということや。

通常、政策は省庁間の調整プロセスを通じて作られる。私もホワイトハウスの状況室での次官会議に参加したことがある。それが原則会議に上がって大統領にブリーフィングされて決定が下され、また下に降りてきて実施される。その間、関わる人間は口をつぐんどる。政策が実施されとるから、手の内を明かしたくないからな。しかし今の大統領のもとではそういう省庁間プロセスは一切行われてへん。

今日の米国は文字通り正気やない男の頭の中で政策が作られて、報道陣への突発的な発言かトゥルース・ソーシャルを通じて発信されとる。トゥルース・ソーシャルは文字通り米国政策の一部になっとる。大統領のSNSプラットフォームで発せられる宣言的な政策声明、しかも互いに矛盾することが多いもので動いとる。これは歴史上前例がないことで、その結果として機能不全な政策が生まれとる。

例えばダーク・イーグルの話があって、「これはゲームチェンジャーや」とメディアは騒いどる。イランが精密打撃ミサイルの射程300マイル外にミサイルを引いたから、1750マイルの射程を持つダーク・イーグルが必要やと。でもまず、完全な実戦テストをしてへん。弾頭がどれほどの殺傷力を持つかペンタゴンはまだわかってへん。ハードターゲット破壊型のはずやけど、テストしてへんからわからへん。

そして、我々は何機持っとるか?39日間の戦争でトマホークや長距離精密爆弾を何百発も撃った後、8発しかない。しかも1発4100万ドルかかる。しかも機能するかどうかわからへん。仮に機能しても8発撃ったら終わり、月に1発しか生産できへん。イランは「8発撃ってきたな、次の1発は来月やな」と待てばええわけや。これが対イランキャンペーン全体の体現やな。誇大宣伝された能力ばかりや。

39日間の爆撃でイランの価値ある目標を何一つ破壊してへん。空っぽの建物を爆破しただけや。建物の中のものは全部避難済みで、貫通できてへん。GBU-57の大型貫通爆弾をたくさん落としたが、4発は不発でイランが今それを逆工学しとる。精密誘導兵器の不発率は非常に高い。湾岸戦争でのトマホークの不発率は今も機密情報やが、2017年にシリアに63発撃ったら23発が機能しなかった。3分の1以上や。

1991年にイラクに対する爆撃の標的選定に携わった時、成果報告を見て「全部破壊した」と思った。しかし後に兵器査察官としてイラクに行ったら、建物を爆破したが建物の中には何もなかった。全部避難済みやった。イラクの将軍が自国の被爆報告書を作って私に見せてくれた時、「あなたたちは何も破壊してへん」と言った。爆撃ごとに全部記録されとって、影響を示してたが実質ゼロやった。

今のイランも同じや。イランに何も影響を与えてへん。そしてイランは復興モードに入っとる。新しい橋を架けて、壊されたら作り直す。イラクの将軍が言った通りや。「あなたたちは物を壊すのが得意や、でも我々はコンクリートを打つのが得意や。あなたたちが壊した時、建物には何もなかった。でも我々がコンクリートを打ち直して中に物を入れたら、フル稼働に戻った」と。

それがイランや。そして我々は今、最初の時に機能しなかったキャンペーンを再開しようとしとる。アインシュタインが言った「同じことを繰り返して違う結果を期待するのが狂気の定義や」とはまさにこれや。

ジャック・キーンがトランプに「イランは引き延ばし戦術を使って交渉を長引かせとる、JCPOAも18ヶ月かかった」と言ってるのは嘘や。

実際にイスラマバードで何が起きたかを見てみよう。イランは非常に大きく、非常にシニアな交渉チームで現地に来た。技術者も全員揃えて、あらゆる情報と決定が全部揃ってた。一度も本国に電話しなかった。10項目の計画を持ってきて、全ての問題に対処する準備ができとった。

一方でヴァンス、ウィトコフ、クシュナーが来た時は計画を持ってへんかった。「何を持ってきたんや?」という受け取る姿勢から始まった。本国に電話したのはイランやなくて米国側やった。ネタニヤフからも電話がかかってきた。キーンは嘘つきや。誠意を持って交渉しなかったのは米国の方や。

これはイランの不遵守という認識を作り出すために設計された交渉やった。大統領に政治的に実行可能な出口を提供するためのものやな。キーンがフォックスニュースで言うことは真実を語るためやなく、大統領が飛び降りようとしてるビルのための政治的に受け入れられる着地点を作るためのものや。

イランはIAEA核合意でも準備が完全やった。私が思い出させたいのはイランは聖職者の独裁制やないということや。憲法上の共和制で、よく定義された行政府と立法府がある。議会は我々の議会が持つべきやのに持ってへん権限を持っとる。

オバマがJCPOAからの脱退を議会に諮れなかったから、大統領令に留まった。それがトランプによる撤退を可能にした。機能不全なのは我々の側やな。

次にインサイダートレーディングの話。トランプが投稿する直前に1億2500万ドルのショートポジションが取られて、一連の関連取引で相当な儲けがあった。これは6回目か7回目の同様のパターンや。マーサ・スチュワートは非常に弱いインサイダートレーディングの事案で刑務所に行ったが、これは明確な犯罪行為や。政策をSNS投稿で行う危険性はまさにここにある。投稿のタイミングが決定的に重要になって、誰かが事前に知ってれば莫大な利益を得られる。

議会もこの問題を追及しようとしない。彼ら自身がインサイダートレーディングをやってきたからな。12万ドルの給料を3年で3500万ドルに増やした議員がいるのはどうやってや?インサイダートレーディングやな。この戦争がトランプの内輪の支持者たちの財産を再建するためやったという見方もある。つまりアメリカ人が死んどるのはトランプのミリオネアの仲間が儲けるためやということや。

ではイランが自分たちの強みを意識しとる中で、トランプが出口を見つける可能性は?

まず最近のアラグチー外相の旅を見てみよう。モスクワに行ってプーチンと会談した。その後プーチンがトランプに電話して90分話した。プーチンのメッセージは「もし米国かその同盟国がイランへの軍事行動を再開したら、その結果は米国と湾岸アラブの同盟国だけやなく世界にとっても壊滅的や。イランが報復で取る行動の経済的結果は世界経済、米国経済を含めて永続的なダメージを与える」というものや。これがトランプが今出口を求めとる大きな理由やと思う。

アラグチーは今中国に行って習近平と会ってる。トランプも習近平とサミットをすると言われとる。ロシアと中国がここで外交的な魔法を使ってトランプが出口を見つける助けをすると思う。重要なのは強調すべきことを強調して、強調すべきでないことを強調しないことや。トランプが国内向けに言いたいことを言わせながら、実質的にはイランが望むものをほぼ全部手に入れるという構図や。

ロシアとウクライナについても、ロシアはキーウ市民と外交官に5月9日の勝利記念日前に避難するよう要求しとる。もしウクライナがドローンで勝利パレードを攻撃したら、ロシアはキーウを叩く。ロシアはまたバルト三国がウクライナのドローン攻撃のコリドーを提供してることへの報復としてバルト三国への攻撃も準備しとる。

でもここに興味深い構図がある。トランプは両方の戦争を終わらせた功績を欲しがってる。ロシアは「両方の戦争を終わらせた功績を取らせてあげられる」と言える立場にある。トランプが中間選挙に向けて政治的に生き残るために必要なのはそれや。

イランは60%濃縮ウランを国外に出さないと言ってたが、この取引の一部としてロシアに送ることになっとる。小さな譲歩やが、トランプが「これを達成した、あれを達成した」と言えるようになる。ホルムズ海峡の支配は手放さへんが、「イラン・オマン湾岸当局」という形にすれば見た目を取り繕える。

いずれにせよ、とてつもなく難しい夏が来る。経済が全てを決める。イランで死んだ小学生168人がアメリカの政治の針を動かすことはない。ガソリン価格と食品価格が動かす。6?8週間の経済的困難が中間選挙前の秋の決定的な時期に向けた序幕になる。

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