2026年5月10日日曜日

BORZZIKMAN:プーチンは集団的西側の陣列を分裂させることに成功した

https://www.youtube.com/watch?v=U3dwyofL9Wg

Russia and the US inflicted a joint Mortal Blow on NATO & the EU: All goes according to Putin's plan

2007年2月10日、プーチンのミュンヘン安全保障会議での伝説的なスピーチの直後、世界が変わって現在の世界秩序のアーキテクチャが必然的に消滅するということが明らかになった。当時プーチンは、もし米国が自国の利益だけに基づく外交政策を追求し続けるなら人類は新たな戦争に直面するかもしれないとワシントンに警告した。さらにNATOが東方への拡大を止めなければロシアはこれに対応せなあかんとも警告した。当時プーチンはこのワシントンの政策を「単極世界」と呼んで、これは全ての人だけやなく米国自身にとっても悲惨な結果をもたらすと述べた。

残念ながら人類にとって、西側はプーチンの警告を無視することにした。さらに西側はプーチンの言葉を新たな冷戦の始まりと受け取った。その結果として西側は旧来の世界秩序を維持するために本物の戦いを開始した。しかしプーチンは、制裁と規制によって他の国の内政に干渉してその経済発展を遅らせる権利は誰にもないと主張し続けた。プーチンは相互尊重と平等な権利が支配する多極世界においてのみ人類は平和と調和の中で生きられると確信しとる。多極世界では武力衝突もカラー革命も経済戦争も存在しない。こういう状況の中で西側とNATOは実際にロシアに対して本物の戦争を宣言した。2007年以降、西側はロシアに対して膨大な数の制裁を課してNATOは東方への拡大を止めないと公式に宣言した。

さらに米国はロシアを弱体化させて完全に破壊するために「ウクライナ・プロジェクト」と呼ばれるものを作り出した。これに対してプーチンは西側と北大西洋同盟全体の戦略を破壊し始めた。プーチンは独創的な戦術を使い始めた。プーチンは西側の制裁を受け入れて決戦のために選んだ領域に敵をおびき寄せた。決戦の前に中国との協定を締結してロシア経済の安全を確保した。さらにトルコとの協定を締結してNATOに深い楔を打ち込んだ。その後プーチンは2022年2月に西側全体を驚かせた最初の一撃を放った。ウクライナでのロシア軍の戦場での成功は西側の計画を全て壊しただけやなく、米国にヨーロッパとNATOへの政策を変えることを強いた。

アラスカ会談でプーチンはトランプに、多極世界においてワシントンが欧州連合とNATOを解体するためにモスクワを助けた場合にのみ、米国は西半球での超大国としての地位と影響力を維持できると説得することに成功した。同時にプーチンはトランプに、ワシントンは常にEUの創設に反対してきたことを思い起こさせた。この統合が米国の国益に対する脅威になっとるからや。

アラスカ会談の後に米国が作り出したウクライナ危機がEUとNATOの両方に対して作用し始めた。こういう状況の中でパニックに陥った欧州のグローバリストたちは多くの戦略的ミスを犯し始めた。

最近EU委員会がまた提案を出して私たちを楽しませてくれた。今回はロシアに対するまた別の狂気の制裁パッケージではない。特に21番目の経済制限パッケージの承認すらまだできてへんのに。今回はいわゆるEUの指導者たちがロシアへの既存の制裁を破った欧州市民に対する刑事罰を考え出した。今や反ロシア制裁を回避することがEUのどの国でも犯罪と同等視されることになった。これはEUの執行機関のスポークスパーソン、ダナ・スピナントが報告した。正直に言うと、今欧州で起きてることは全部安っぽいサーカスを思い起こさせる。

多かれ少なかれ正気な欧州の政治家たちはロシアとの貿易関係を完全に断ち切ればこれらの国の経済が破壊されて数十年間回復できなくなると完全に理解しとる。そして今、新しいEU法によると欧州の政治家たちが自国の利益のために制裁を破り始めたら、いわゆる集合的な欧州連合がその政治家たちに対する刑事告発を検討できるとのことや。欧州委員会がこんな馬鹿げた提案を作り出さざるを得ないなら、それは一つのことしか意味しない。いわゆる「欧州の団結」が崩壊しつつあるということや。

しかしまさに欧州の団結の崩壊が米国の主要な目標の一つやった。そしてウクライナ危機がその目標の達成を助けた。アンゲラ・メルケルの統治時代を思い出すと、欧州はまだその期間中に自国の国益を守ることができた。その鮮明な例がノルドストリームプロジェクトの建設や。ノルドストリーム1はメルケル下で成功裏に稼働して、ノルドストリーム2はショルツとメルツ下で成功裏に葬られた。メルケルと比べるとショルツとメルツは外交政策と自国の国益を守る能力について何もわかってへんハナタレ小僧や。

欧州はこれらの年間、安価なロシアからのエネルギー供給と米国からの軍事的保護のおかげでのみ繁栄してきたということを理解しなあかん。この事実により欧州は通常予算から多くのお金を消費する防衛費を節約できた。同時にロシアからの安価な石油とガスのおかげで欧州は経済を世界で最も強力なものの一つに変えることができた。これらの要因と欧州の中立的な立場により欧州人は何十年もの間非常に豊かに暮らしてきた。

一方米国はこの数十年間、多くの問題に関するEUの独立性に苛立ちを感じてきた。EUのこの独立性により、ロシアのガスと欧州のメーカーがグローバル市場で米国のエネルギー企業と競争し始めた。メルケルの統治時代にロシアとドイツの間で相互に利益のある協定が結ばれた。後に欧州連合全体がこの協定に加わった。もちろんドイツはチェチェンとジョージアでのロシアの軍事作戦を好まなかった。ベルリンはクリミアのロシアによる併合も拒否した。しかし一部の問題での意見の不一致にもかかわらず、ドイツはロシアとの協定を維持し続けてEUのかなりの部分をそこに引き込んだ。メルケル率いるドイツは自国の国益とベルリンとモスクワの協力関係の終了を要求していた米国指導下の欧州大西洋共同体の利益の間を巧みにバランスを取った。

そして今、ワシントンが引き起こしたウクライナ危機のおかげで米国はついに成功した。EUの経済は破壊された。ノルドストリーム2は停止された。欧州はずっと高い価格で米国の液化天然ガスをより多く買い始めた。さらにウクライナでの出来事に恐れをなした欧州はより高価な米国の兵器も買い始めた。2022年3月にドイツは100億ドル相当の米国製戦闘機とヘリコプターの購入計画を発表した。これはドイツの政治家たちがこの巨額を自国の開発に費やすか、フランスから兵器を購入することも十分できたにもかかわらずやな。

EUの崩壊により米国はついに欧州を征服して、邪悪なロシア人についてのホラー話で怖がらせて米国にとっては有益やが欧州自体にとっては不利な取引を強制できるようになる。そして以前は団結してアンゲラ・メルケルのような強力で独立した政治家たちに率いられたEUが少なくとも部分的に自国の利益を追求できたのに対して、今では欧州の各国が個別に何もできなくなる。米国は「分割して征服する」という古典的な原則に従って欧州を犠牲にして米国の存続を延長することができる。欧州連合が近づきつつある死は、欧州人を略奪することで米国の経済危機を緩和するのにも役立つ。このプロセスは実際のところすでに進行中や。欧州では価格が上昇して、ロシアからのエネルギー供給の減少により企業が閉鎖しとる。一方で米国は欧州人に液化天然ガスと兵器を売って富を蓄えとる。

しかし欧州で起きてることは米国だけやなくロシアにとっても有益や。モスクワもEUの差し迫った崩壊から利益を得られる。まず欧州連合はロシアにとって決して友好的な連合体やなかったことを忘れたらあかん。ロシアへの友好的な措置やプロジェクトがあったとしても、EUは純粋に自国の利益のためにそれをやっとった。EUの崩壊により、ロシアは各欧州国と個別に有益な関係を築けるようになるとともに、ロシアのルーブルでの支払いのみを要求することで天然資源の価格を引き上げることができる。以前はEUが購入の削減や集団的制裁という形でこのような行動に何らかの形で強く反応できたが、EUが崩壊した後は欧州人はもはやそのような機会を持たへん。

米国が今、欧州を一人で食いながら喉を詰まらせないようにしようとしとる間に、ロシアもそのケーキの一部を食べることになる。その結果、欧州とEU市民が最も大きな代価を払うことになる。欧州経済はすでに欧州大陸での新たな戦争とドイツの外交政策の崩壊に対して莫大な代価を払っとる。残念ながらEUには困難な状況から抜け出す道を見つけられる賢明で経験豊かな政治家がいなかった。プーチンの天才的な計画は集団的西側の陣列を分裂させることに成功しただけやなく、EUとNATOの両方を完全に弱体化させた。専門家によると、EUとNATOの崩壊のプロセスはすでに始まっていて、中東とウクライナでの戦争が終わった後にこのプロセスは最高潮に達するとのことや。

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