2026年6月3日水曜日

ゼロヘッジまとめ:2026年06月03日 イランの暗号資産制裁ほか

https://www.zerohedge.com/geopolitical/hezbollah-idf-trade-fire-amid-nominal-ceasefire-trump-says-iran-deal-coming-over-next

イラン、クウェート、そしてレバノンを巡る緊迫した状況について、まとめるで。

湾岸地域での軍事衝突の再燃

イランによるケシュム島へのアメリカ軍の夜間攻撃に対する報復として、クウェートにあるアメリカ軍の2つの基地がミサイル攻撃を受けたわ。

クウェート軍は、飛来する敵のミサイルとドローンを対空防衛システムで迎撃中であると発表し、住民に対して避難や安全確保の指示に従うよう呼びかけとる。

サウジアラビア、UAE、バーレーンでも爆発音や空襲警報が報告されており、地域全体で紛争が再燃しとる模様や。

また、アメリカ中央軍(CENTCOM)は、アラビア湾でアメリカ側の封鎖に従わなかった船舶に対し、ヘルファイアミサイルを使用して無力化したと発表したで。

米イラン交渉を巡る食い違い

トランプ大統領は、アメリカとイランの対話が止まっているという報道を「フェイクニュース」と一蹴し、交渉は継続中で「来週中には合意できる見込みがある」と楽観的な姿勢を見せとるわ。

マルコ・ルビオ国務長官も、イラン側からの否定にもかかわらず交渉は続いていると主張し、さらにイランがこれまで核プログラムの制限事項について協議に応じる姿勢を見せていると述べた。

一方で、イラン側の報道や情報筋はこれらを否定し、「イランとアメリカ間のメッセージ交換は、少なくともここ数日は停止している」と主張して、交渉が停滞していることを示唆しとる。

レバノン情勢の混迷

トランプ大統領がイスラエルとヒズボラの間で停戦合意がなされたと発表したにもかかわらず、現場では戦闘が続いており、停戦は名目上にとどまっとる状態や。

南レバノンではイスラエル軍による空爆や地上戦が続いており、ヒズボラ側もイスラエル軍に対するドローン攻撃や砲撃を継続して、双方に死傷者が出とる。

トランプ大統領はネタニヤフ首相に対してレバノンへの攻撃をやめるよう激しく迫ったと報じられとるけど、イラン側は「電話一本で攻撃をやめられるなら、なぜこれまでの侵略を止められなかったのか」とアメリカの責任を強く批判しとるわ。

トランプ政権は「外交的突破口」を強調しとるけど、現場ではミサイルが飛び交い、交渉の停滞も否定できへんという、まさに綱渡りのような状況が続いとるで。

https://www.zerohedge.com/geopolitical/russia-unleashes-its-threatened-mass-bombardment-least-18-killed-over-100-wounded

ロシアによるウクライナへの大規模爆撃について、まとめるで。

ロシアによる大規模攻撃の発生

先月のウクライナによるモスクワ等へのドローン攻撃、特にスタロベリスクの学生寮への攻撃に対する報復として、ロシア軍は長距離の高精度兵器や極超音速ミサイル、攻撃ドローンを用いた大規模攻撃を開始したわ。

ロシア国防省は、攻撃の目的はすべて達成され、指定された目標はすべて命中したと発表しとる。

この攻撃はここ1年以上で最大級かつ最も死傷者が多いものの一つとなっており、ウクライナ側は少なくとも18人が死亡、100人以上が負傷したと報告しとる。

各地の被害状況

ウクライナ空軍によると、640機以上のドローンと73発のミサイルがキーウ、ドニプロ、ハルキウ、ザポリージャなどの各都市に向けて発射されたわ。

キーウのヴィタリ・クリチコ市長は、首都キーウだけで6人が死亡、子供2人を含む少なくとも66人が負傷したことを確認しとる。

ドニプロペトロウスク州でも被害が大きく、少なくとも12人が死亡、36人が負傷し、子供も含まれとるという報告があるわ。

攻撃の背景と現在の状況

ロシア側は民間人の被害については認めておらず、ウクライナの軍事インフラに対する「組織的かつ一貫した攻撃」の一部としてこの事態を位置づけているわ。

プーチン大統領や軍幹部は、5月22日にロシアのルガンスク人民共和国で10代の少女らを中心に21人が死亡した学生寮攻撃への報復として、「意思決定センター」を攻撃すると予告しとった。

ホワイトハウスの関心がイラン情勢とホルムズ海峡の危機に集中しているため、ウクライナでの和平交渉は全く見通しが立たへん状態や。

一方でロシアは、イラン危機の影響による石油輸出の制裁緩和や原油価格の上昇という恩恵を受けており、ウクライナ戦争はトランプ政権の優先順位においてかなり後回しになっとるのが現状やな。

https://www.zerohedge.com/commodities/europe-has-serious-really-serious-problems-if-us-cuts-oil-exports-currie

Abaxx Marketsのジェフ・カリーとVeritenのアルジュン・マーティによる、石油市場の現状に関する議論をまとめるで。

世界的な石油在庫のひっ迫懸念

世界中の貯蔵庫にある80億バレルの石油がすべて使えるわけやない。燃料はジェット燃料やディーゼル、ガソリンといった種類に分かれとるし、そもそも80億バレルという量は決して多くないんや。

多くのエネルギーアナリストが、7月から8月にかけて深刻な問題が発生すると予測しとる。

現在、価格が落ち着いとるのは供給の問題が解決したからやなくて、単に季節的な需要の低迷期(4月・5月)だからに過ぎへん。6月からは需要が一日500万バレルも急増する見込みや。

地域別の脆弱性とリスク

地域や製品ごとに在庫が枯渇する可能性が高く、ある国ではジェット燃料が、また別の国ではガソリンがなくなるという事態が起こり得る。

開発途上アジアは特に脆弱で、ヨーロッパも長年のエネルギー投資不足のせいでリスクが高い状態が続いとる。

在庫が尽きた瞬間、不足は「一瞬で」発生し、打つ手はなくなる。

各国・地域の立ち位置

ヨーロッパ: 最もリスクにさらされとる。現在、深刻な不足に陥っていない唯一の理由は、アメリカが自国の全輸出分をヨーロッパに回しとるからや。アメリカからの輸出が途絶えれば、本当に「深刻な問題」に直面することになる。

中国・アジア: 中国は周辺国をケアしており、アジアの他の地域も中国の恩恵で比較的安定しそうや。しかし、マレーシアやパキスタンといった国々は、ヨーロッパほど簡単に荷を買い占めるだけの余力がないため、痛手を被る可能性がある。

アメリカ: アメリカの投資家や政治家は現状を甘く見とるようやが、他国と比べて状況は比較的マシやと見られとる。

結論として、季節的な需要増が始まるこれからの時期、もしアメリカがヨーロッパへの輸出を絞れば、ヨーロッパは手詰まりになるというのが彼らの見立てやな。食料価格だけやなく、エネルギー問題もこれから正念場を迎えそうやで。

https://www.zerohedge.com/political/massachusetts-church-cancels-traditional-fourth-july-celebration-better-understand-our

マサチューセッツ州ナンタケット島で起きた、独立記念日の祝賀行事を巡る動きについて、提供された資料に基づきまとめるで。

祝賀行事の中止と「自分たちの白人性」

ナンタケット・ユニタリアン・ユニヴァーサリスト教会(NUU)が、25年間続けてきた独立宣言と権利章典の公開朗読という伝統的な独立記念日の行事を中止したんや。

エリン・スプレイン牧師と教会は、この中止の理由を「自分たちの白人性(whiteness)をより深く理解するための、会衆内での継続的なプロセス」を重視するためやと説明しとるわ。

教会の書簡では、独立宣言や合衆国憲法が保障する権利と特権が、何世紀にもわたって白人ではない市民に対して不平等に適用されてきたという主張がなされとる。

高まる批判と分断

アメリカ国内では、独立記念日の祝賀行事の中止や、建国250周年に対する抗議活動が計画される動きが出とる。

ナンタケット島では、今回のNUUの決定に対して批判的な声もあり、SNSでの議論を拒否するスプレイン牧師の姿勢もあって波紋を呼んどるんや。

一部の意見では、建国の父たちが奴隷制という過ちを犯したことは認めつつも、独立宣言に掲げられた自然権という共通の価値観を祝うことこそが重要やと訴えとるわ。

行事の継承と「抱負」

NUUが行事を中止した一方で、ナンタケット島のセント・ポール聖公会教会が、代わって独立宣言と権利章典の朗読を行うことを発表したで。

同教会のマックス・ウルフ牧師は、「まだ完全な状態ではないかもしれないが、国が約束したこと(理想)を成し遂げようと努力するために集まることが重要だ」と述べ、これらの文書を「抱負(志)」として捉える姿勢を見せとるわ。

建国の理念を「祝うべき共有価値」と見るか、あるいは「負の側面を反省すべき対象」と見るか。アメリカの分断が、こういう地元の行事にまで色濃く反映されとるのがよう分かる話やな。

https://www.zerohedge.com/commodities/grain-feeds-half-world-just-posted-biggest-monthly-surge-2008

世界人口の半分以上が頼りにしとる米(コメ)の価格が、2008年以来の記録的な急騰を見せとるで。

米価格の急騰と今後のリスク

5月、アジアの米価格は過去20年近くで最大の月間上昇幅を記録したんや。

タイ産白米の価格は5月に20%急騰し、2008年まで遡るデータの中で最大の月間上昇幅となったわ。

シカゴの米先物価格も先月15%上昇しとる。

米は世界人口の半分以上、およそ35億人から40億人の食料やから、この価格急騰はめちゃくちゃ大きな懸念材料やな。

価格を押し上げとる「四重苦」の現場

エルニーニョ現象: アジアの主要な稲作地帯で、今年後半にエルニーニョ現象による高温・乾燥の天候が予測されとる。これが収穫に悪影響を及ぼすと見られとるんや。

エネルギー・肥料コスト: ホルムズ海峡周辺の混乱が続いており、ディーゼル燃料と肥料の価格が高止まりしとる。

生産現場の苦境: 稲作は肥料を大量に使い、灌漑(かんがい)システムもディーゼルポンプに依存しとることが多い。そのため、肥料価格が2月末からタイ、カンボジア、フィリピンなどで50%近く高騰しとる現状は致命的や。

農家の生産意欲減退: ベトナムでは、投入コストの高騰と酷暑を理由に、年3回の作付けのうち1回を断念しようと考えている農家もおる。

今後の展望

フィリピンは、強いエルニーニョ現象が起きれば米の生産量が最大70万トン(年間目標の3.5%相当)減少する恐れがあると警告しとるわ。

国連食糧農業機関(FAO)の食料価格指数はすでに上昇傾向にあり、さらに高騰するリスクがある。

カーネギー・ロシア・ユーラシア・センターの専門家は、3月中旬の時点で、ホルムズ海峡の混乱が6?9ヶ月後に食料価格の高騰を招くと予測しとった。

みんなガソリン代の話ばっかりしとるけど、そろそろ「食料コスト」が世界中の話題になるのは時間の問題やな。この四重苦の影響が本格的に食卓を襲うのは、これから先の話になりそうやで。

https://www.zerohedge.com/geopolitical/treasury-sanctions-irans-largest-crypto-exchange-over-sanctions-evasion-activity

アメリカ財務省の「モグラ叩き」:イランの暗号資産制裁

制裁の狙い: アメリカはイラン経済を崩壊させ、「ホルムズ海峡の海運危機」を解決するという名目の下、イラン最大の暗号資産取引所「Nobitex」らに対して制裁を発動したわ。

制裁の理由: Nobitexは、イラン政府やブラックリスト入りした国家機関が、アメリカやEUの制裁を回避するための「並行金融システム」として機能し、数億ドル規模の資金をイラン中央銀行やイスラム革命防衛隊(IRGC)へ流すのを助けたとされとる。

財務長官の言い分: スコット・ベセント財務長官は、「イラン経済はフリーフォール(自由落下)状態にあるのに、政権は制裁回避や資産流出のためにデジタル資産技術を悪用している」と主張しとる。

資産没収と裏側の支配関係

強奪の報告: ベセント財務長官は、トランプ政権の「オペレーション・エピック・フューリー」の一環として、これまでに計10億ドル相当のイランの暗号資産を没収したと明かしたわ。

「国民のため」というロジック: 没収した資産は「イラン国民に代わって」保持すると説明しつつ、イラン政府が国民から金を「盗んだ」と位置づけとるんや。

支配の図式: Reutersの調査によると、Nobitexはイランの有力なハラジー家(Kharrazi family)と密接な関係がある兄弟によって支配されとった。この兄弟とCEOのアミール・ホセイン・ラド氏も個別に制裁対象になっとるわ。

イラン市民の現実と「並行システム」の闇

市民のライフライン: イラン市民にとって、暗号資産は通貨リアル(Rial)の暴落(2018年から約90%下落)や高インフレから貯蓄を守り、銀行が機能せん時の送金手段として機能しとったんや。

軍の支配力: しかし、その並行システムは同時にIRGC(イスラム革命防衛隊)の強力な道具にもなっとった。IRGCに関連するアドレスへの流入額は2025年には30億ドルを超え、イラン全体の流入額の50%以上を占めとるという試算もあるんや。

ワシントンの誤算: アメリカは経済的締め付けでイラン国内の反体制蜂起を狙っとるみたいやけど、1月の騒乱を除いて、その思惑は完全に空振りしとるのが現状やな。

結局のところ、市民の「生存のための手段」と、政権の「制裁回避の道具」が暗号資産という現場で完全に混ざり合っとるんやな。アメリカがそれを「強奪」することで何が起きるか、ますます混沌としてきたで。

https://www.zerohedge.com/military/us-china-militaries-hold-candid-deconfliction-talks-hawaii-trump-goes-quiet-taiwan

ハワイでの軍事対話:現場の空気は?

先月の北京でのトランプ・習近平の首脳会談を受けて、ハワイのホノルルで米中軍幹部による非公開の対話が行われたんや。

中国海軍の発表によると、この対話は「率直かつ建設的」やったとのことや。

両国は、コミュニケーションを増やすことで、インド太平洋の海や空での戦術的な誤算を減らし、プロ意識を高めていくことで合意したわ。

台湾を巡る「静かなる」駆け引き

台湾周辺では中国軍(PLA)の訓練が活発化しとるんやけど、今のところワシントンはこれに対してかなり静かな対応をしとるんや。

トランプは、台湾の頼清徳総統とは直接話さんという姿勢を明確にしとる。これはワシントンの長年の「戦略的曖昧さ」と「一つの中国」という政策に基づいたものやから、現職大統領が台湾のリーダーと話さんのは、実はこれまで通りの「いつもの光景」なんや。

トランプが台湾問題で黙っとることは、中国にとっては一つの「勝利」と受け取られる可能性があるわ。

専門家の見方と今後の「安定」

専門家たちは、先月の首脳会談での合意を、核保有国同士の二大国が「世界舞台での境界線を引こうとする試み」と見とるんや。

北京大学の王東教授によれば、この新しい枠組みは、その場しのぎの危機管理から、もっと計画的で前向きな「安定構築」へと関係性をシフトさせとるみたいやな。

国防長官のピート・ヘグセスは、米中関係がここ数年で一番良くなっとると言い出しとるけど、これが北京側から見てどう映っとるかはまた別の話やで。

トランプが台湾に対して「静かなる政策」を続けとる今のうちに、水面下では米中が新しい「安定」のルールを構築しようと動いとる、そんな現場の様子やな。

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム