2015年5月30日土曜日

PDMのおはなし その1

PDM(Project Design Matrx)というのは、PCMといわれる手法で使われるマトリックス。詳細はこちら:
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/edu/kyouzai/handbook/html/h20104_2.html
これはドイツの援助機関gizの使っているZOPP(Zielorientierte Projektplanung)のほぼパクリです。
PDMの問題は、我が輩が日頃考えているだけでもふたつあります。
1. PCMのプロセスを通過したPDMならホンマに使えるのか?という検証過程がない。
2. プロジェクト目標を達成するため、インプットが無制限になりがち。
てなわけで、PDMはビジネスに使えないマトリックスとなっています。
じゃあPDMは何に使われるのかというと、ひとつは開発学、もうひとつは戦争。
我が輩思うに、「ほぼやることがなくなったマクロ経済学が見つけたニッチ」である開発学より、戦争を例に取ったほうがPDMの使い方(と限界)がわかりやすい。
(例)
上位目標:ベトナム国クワンガイ省を軍事的に制圧する。
プロジェクト目標:ソンミ村のベトコン(ベトナム共産党ゲリラ)を掃討する。

活動:
1. ソンミ村の面積および人口を偵察機で把握する。
2. ゲリラの逃避先となる周辺森林面積と地形を偵察機で把握する。
3. 枯葉剤(オレンジエージェント)を投下して森林を枯らす。
4. ソンミ村を急襲してゲリラを全員殺す。

投入:
1. 偵察機とパイロット(時間レンタル)
2. 枯葉剤?トン(モンサント製品が望ましい)
3. 第20歩兵連隊第1大隊C中隊第1小隊
4. 村民500名 x 住民1人殺傷に必要な弾薬?kg
5. 移動に必要な燃料、行動日程中の食料、携行医薬品

目標達成のための定量的インデックス:
殺した村民数/偵察機で把握された村民人口数
定量把握の手段:
第1小隊による屍体数カウント
・・・。

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