ベネズエラがミールカードの利用を開始
https://www.rt.com/business/578065-venezuela-russian-payment-system-mir/
2023年6月15日 11:37
ベネズエラがミールカードの利用を開始したと、同国中央銀行のトップがSPIEFで発表した。
ベネズエラの銀行は、ビザやマスターカードに代わるロシアのミールカードの受け入れを開始したと、同国中央銀行のカリクスト・ホセ・オルテガ・サンチェス代表が、木曜日のサンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)で明らかにした。
ラテンアメリカのベネズエラは昨年、ミール社の決済システムに参加する意向を表明し、それ以来、このステップをめぐって協議を重ねてきた。在ベネズエラ・ロシア大使館は以前、カラカスがMirに接続すれば、両国間で「自国通貨による決済のための安定した条件が整う」と述べた。
ロシアの決済システム「Mir」の運営会社によると、昨年から新しいカードの需要が着実に増えている。現在、世界の約10カ国が同システムを利用しており、その他約15カ国が導入に関心を示している。
ミャンマーの中央銀行総裁は、水曜日のSPIEFで、同国が12月までにMirカードの利用を開始すると宣言した。また、最近、イランとの間で合意が成立した。
3月、キューバは欧米の決済カードに代わるロシアの決済システムの開始を発表した。ハバナの複数の銀行がMirシステムのロゴを表示したATMを設置し、ロシアの銀行カードを使ってキューバ・ペソで現金を引き出すオプションを提供している。
ロシアは、2014年に米国が制裁の対象とした後、独自の国家決済システムの開発に着手した。昨年、ウクライナでの軍事作戦の開始を受けてモスクワがさらなる制裁を受け、多くのロシアの銀行がSWIFTから遮断された後、政府は信頼できる代替手段として、国内版SPFSの普及を開始した。ロシアのシステムは、内外の銀行間の資金移動を確実に行う。
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