2024年9月19日木曜日

米陸軍、「ロシアの脅威」に備えてアラスカの離島に130人の部隊とミサイル・システムを派遣

https://www.zerohedge.com/geopolitical/army-sends-130-troops-missile-systems-remote-alaskan-island-russia-threat

2024年9月19日木曜日 - 午前04時05分

国防総省は、ロシアと中国の軍艦がアメリカの海岸に近づきつつあるとの懸念から、米陸軍の地上部隊をアラスカの島に配備するという珍しい措置をとった。

アラスカ西部のアリューシャン列島にある無人島で、ロシアと中国の軍用機などが相次いで目撃されたため、約130人の兵士が派遣された。 

米陸軍/任務と目的:2024年9月12日、第1多領域任務部隊の第3野戦砲兵連隊第5大隊(長距離射撃大隊)アルファ砲台の兵士が、シェミヤ島でM142高機動砲ロケットシステムを設置。

先週、8機のロシア軍機と4隻の海軍艦艇からなる一団がアラスカに接近した。モスクワと北京は最近、太平洋地域での共同パトロールと海軍訓練の強化を命じた。

国防総省のパット・ライダー報道官は「ロシアと中国が付近を飛行しているのを見るのは初めてではない。」

米軍が新たに配備された問題の島はシェミヤ島と呼ばれ、アンカレッジの南西約1,200マイルに位置する。

陸軍はこれを、9月12日に始まった「戦力投射作戦」と呼んでいる。

以下は、アラスカ沖防空識別圏(ADIZ)での最近の侵犯について苦言を呈する北米航空宇宙防衛司令部からの最新プレスリリースである:

第2次世界大戦時にさかのぼる米空軍の航空基地があるこの島には、少なくとも2基の高機動砲ロケットシステム(HIMARS)が配備されている。

その場所の背景について、さらに詳しく説明する:

シェミャ島には、アメリカ宇宙軍(以前は空軍が監督していた)が運用する、弾道ミサイルや同様の物体を追跡するためのコブラ・ダイン・レーダー・システムがある。飛行場もある。

アリューシャン列島は第2次世界大戦中も戦場となり、アメリカが奪還する前に日本軍がいくつかの島を占領した。 

米国防筋によれば、今年すでにロシア機はアラスカ沖のADIZを25回ほど通過している。このペースでいけば、年末までに新記録が樹立される。

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