マイケル・ハドソン:管理された民主主義
https://michael-hudson.com/2025/10/managed-democracy/
管理された民主主義
ニーマ・アルホルシッド: 「皆さん、こんちは。今日は2025年10月16日木曜日で、リチャード・ウォルフとマイケル・ハドソンのお二人に来ていただきました。ようこそ、リチャード、マイケル。」
マイケル・ハドソン: 「ここに来られて嬉しいわ。」
リチャード・ウォルフ: 「ども。」
ニーマ・アルホルシッド: 「リチャード、まずあんたから話を始めたいんやけど、ドナルド・トランプとその政権が、ベネズエラの(ニコラス・)マドゥロ大統領を倒すために、CIAに何らかの秘密作戦を許可したっちゅうニューヨーク・タイムズの報道についてや。これに関して、共和党のリック・スコット上院議員がフォックス・ニュースで言うてたのがこれや:」
リック・スコット上院議員(クリップ): 「ワシが思うに、マドゥロが賢けりゃ、ロシアか中国か、どっかそんなとこへさっさと移るやろな。あいつの命運は尽きとるからな。ベネズエラの国民はあいつを望んでへん。前回の選挙で拒否しとる。あいつは選挙を盗んだんや。独裁者で、麻薬カルテルのリーダーや。せやから、あいつの時間はもう少ないで。どんなやり方であれ、あいつがもうベネズエラにおらんなる日が来るのを楽しみにしてるわ。世界にとって素晴らしいことやろ。」
ニーマ・アルホルシッド: 「リチャード、この状況から何を予想する?」
リチャード・ウォルフ: 「リック・スコットに関する唯一おもろい点--いや、言うとくけど、リック・スコットにおもろい点を見つけるんはごっつう骨が折れるんやけどな--唯一おもろかったんは、最後のちょっとした一言や。『どんなやり方であれ。』今の状況はまさにそこやからな。」
「それに、あのテレビ局が、彼が発言しとるカメラと、カリブ海のどっかでミサイルに狙われとるボートの映像を並列させたのも、ワシは気に入ったで。」
「記録として言うとくわ。アメリカは、大統領がスコット氏みたいな人らの承認を得て、処刑しとる人間に対して、警察、軍隊、裁判官、陪審、そして弁護士まで全部一人で引き受けとるっちゅうことや。彼らは逮捕されてへん。弁護士に、自分らが誰で何者なんかを説明する機会も一度もなかった。ちなみに、ベネズエラ人だけやない。今日の新聞によると、コロンビア人もボートで殺されとるらしい。ホンマに、どれくらい広範囲でやっとるんか?どこまで知らされとるんか?誰にも分からへんやろ?」
リチャード・ウォルフ: 「ワシがみんなに強調したいんは、アメリカ国内では、麻薬取引は死刑に値する犯罪やとは扱われてへんっちゅうことや。この国では毎日、麻薬密売で人が逮捕されとる。処刑はされへん。有罪になったとしても、様々なお仕置きや懲役の対象になるけど、殺されへん。せやから、この国では逮捕し、弁護士をつけ、裁判を受けさせ、判決が出て、殺されへんのや。」
「世界の他の場所で、我々は何をやっとるんや?我々は、イスラエルがガザでやったことの、小さい版を世界中に見せつけとるんや。人を殺しとる。自国では人を殺さへんとされる犯罪に関与しとると主張される人間を、殺しとるんや。ワシも長く生きてきたけど、麻薬取引でアメリカで誰かが処刑されたっちゅう記憶は、一度もあらへん。間違っとるかもしれへんけど、まず滅多にやらへんことや。ほな、ここで我々は何をやっとるんや?」
「我々がタフガイやっちゅうことを世界に見せつけとるんや。関税もそうやったやろ。あれは大袈裟なパフォーマンスやったけど、誰も命を落とさへんかった。せやけど今、我々は殺人を厭わへんっちゅうてる。しかも、裁判官も、陪審も、弁護士も、適正手続きも、憲法とアメリカの価値観に不可欠やっちゅうて我々が崇拝しとる保証が、一切ない状態でな。そら、とんでもない発言やで。それと、我々は(誰々が)気に食わへん--」
リチャード・ウォルフ: 「麻薬取引を研究しとる人間なら、麻薬の主要な問題は、大西洋側やのうて太平洋側から来とるっちゅうことを知っとる。ほとんど干渉されんと続けられとる人間がごっつうようけおるんや。それに、アメリカが世界で一番裕福な麻薬市場で、取引の終着点がほとんどここやっちゅう事実から問題が始まっとるっちゅうことを、アメリカは一度も認めたり、容認したりしたことがない。もしその気があれば、憲法に違反せんと、国内でもっとようけのことができるはずやのに--我々はやらへん。」
「これは世界の他の国々への別のメッセージや。アメリカは単独で行動しとる、孤立しとる、そして経済的・政治的な影響力がごっつう弱くなってもうたから、軍事力に頼っとるっちゅうことや。なあ、こういう振る舞いをしとるんやったら、丁寧な名前やのうて、ちゃんと正しい名前で呼ばなあかん時や。」
「昔からチャンスを求めてこの国に来た移民たちが、今や特別警察に追いまくられて、強制収容所に拘留されとる--それが現実や。」
リチャード・ウォルフ: 「はっきりさせようや。こないな馬鹿げたゲームはやめよう。我々は人を殺しとる。我々は、モンロー主義と同じくらい古い、ラテンアメリカにおけるアメリカの古臭い活動を、最悪の形で再現して、政府を転覆させると約束しとる。モンロー主義は1830年代からやっちゅうことを思い出してくれ。今、一体何を期待しとるんや?トランプがBRICS諸国について言うたことを考えると、彼らはどう思うんや?CIAに転覆させられようとしとるんか?我々はホンマにあの頃の世界に戻ってしもうたんか?」
「もしそうやとしたら、CIAをホンマの敵、つまりアメリカに何かできる敵を追いかけるために使っとるんなら--ベネズエラにはできへん。遠すぎる。貧しすぎる。小さすぎる。弱い者いじめや。イギリスがグレナダやフォークランド諸島で戦ったのと似たようなモンやろ--冗談や。せやから、彼らは本命、つまりロシアや中国を狙うはずや。そんで、彼らへのメッセージは、『これが今のアメリカの姿や』っちゅうことや。覚悟しとけ。」
「同胞のアメリカ人にメッセージを送らせてくれ。あんたらは今、今までで一番裕福で、一番強い敵に手を出そうとしとるで。ごっつう気をつけや。あんたらは勝てへん可能性が高い。思い出してくれ。CIAはベトナム戦争の前から動いとった--失敗した。CIAの失敗の後に来た戦争は?それも失敗した。アフガニスタンもそう。イラクもそう。そして今や、ウクライナもそうや。ワオ。気をつけや。自分らが何をやっとるか、ごっつう気をつけや。」
リチャード・ウォルフ: 「代替案はあるんや--麻薬戦争であろうと、他のどんな紛争であろうとな--それは、関わっとる他の誰とでも--他の国、他の企業--腰を落ち着けて話し合い、何かを解決することや。人を殺したり、転覆させたりせんようにする取引や。っちゅうのも、そないなゲームは誰でもできるからな。そして今、アメリカの歴史上、かつてないほど、この振る舞いによって作り出しとる敵は強い、ごっつう強いんや。」
「せやから、これは今までで一番危険な状況になっとる。そもそも、良い政策やったことなんて一度もなかったんやけどな。」
マイケル・ハドソン: 「ここで口を挟ませてもらうで。トランプは、さっき言うてた200億ドルを倍にして、さらに民間資本も200億ドル集めようとしとるらしい。あんたが引用した発言の後で、トランプは『もし彼(ミレイ)が負けたら、アルゼンチンには気前よくせえへん』って言うたんや。」
「この200億ドルは、アルゼンチンの為替レートを支えるために使われとるんやけど、これには二つの目的があるんや。一つ目は、資本逃避する連中、つまりアルゼンチンのごっつい金持ち--オリガルヒ(寡頭支配層)の手助けや。為替レートを支えとるおかげで、彼らはアルゼンチンから外貨に金を動かせる。それでごっつい借金を増やしとるんや。」
「そんでトランプは言うわけや:『このやり方を続けたいなら、オリガルヒ側の候補者に投票せんとあかんで。そうせんと、今度はIMFと一緒になって、この200億ドル(もしくは400億ドル)と、IMFが貸し付けた何千億ドルかを返せっちゅうで』ってな。ほな、もし非右翼の政権がアルゼンチンで政権を握ったらどうなると思う?」
「IMFはその時に言うやろな:『締め付けて、資本逃避への支援は全部やめるで』ってな。そしたら当然、通貨は急落する。50%か60%か、ごっつい下がるやろ。IMFがやるのはそういうことなんや。」
「二つ目や。つまり、『左翼独裁政権』っちゅう、アメリカが支援してへん政府を選んだ国は、通貨が急落してインフレになり、失業が広がる。ほんでアメリカや国連、西側諸国は言うわけや:『ほら見たことか?社会主義は機能せえへん。右翼だけがうまくいくんや』ってな。彼ら(アルゼンチンのオリガルヒ)は融資を受け取る。彼ら(働く納税者)は借金を背負うことになる。」
「もちろん、この借金は、戦争と同じくらい、財政的にもアメリカやIMF、ヨーロッパがいつでも支援を打ち切って、他の国々を従属させんと生きていかれへんようにするためのモンや。」
リチャード・ウォルフ: 「歴史的な事実として指摘したいんやけど、アルゼンチンのオリガルヒは、このゲームの世界で最もでっかいプレイヤーの一つや。アルゼンチンは他のどの国にも負けへんくらい金を借りまくっとる。」
「この極右政権--フアン・ペロンやキルチネル夫妻がおった時でさえ権力を持っとったオリガルヒの政府やけど--自分らを維持するために最後に現金注入してもろたんは、今年の4月で、200億ドルやったんやで!せやから、数ヶ月後にまた200億ドル、さらにもう200億ドル……っちゅう話になっとる。」
「アルゼンチンのオリガルヒは笑いが止まらへんやろな。アメリカが自国民の税金を使って、価値のない(もしくは価値がなくなりかけとる)自国の通貨をドルに両替させて、世界の他の国々と一緒になって金を買うんやから--彼らも以前ほどドルを信用しとらんっちゅうことやろ?ほんで、彼らは二段ジャンプをするつもりや:アルゼンチンのペソを捨てて、ドルを手に入れて、そのドルを使って金を買って、それをヨーロッパのどっかで持っとくんや--彼らがやろうとしとるんはこれや。ワシらが目撃しとるんは茶番やで!この極右政権は、ごっつう短期間で国民から嫌われるっちゅうことをやり遂げてもうた。だからトランプが介入しとるんや。この右翼政権が自分で自分の足を撃ってもうて、アルゼンチン国民に蹴り出されそうになっとるからな。」
マイケル・ハドソン: 「この全部が、アルゼンチンだけやのうて、中国、ロシア、他の国々を孤立させようとする世界経済で起こっとるごっつう大きな闘いの一部や。もっと大きな絵図の一部なんや。」
リチャード・ウォルフ: 「せやけど、これは全てのこういう振る舞いを支配しとる絶望のレベルを示しとる。ワシは信じたいんや(ホンマにそう思っとる)--あの右翼の番組に出てへらへら笑っとるCIA長官も、ボートの漁師なり、何なりをホンマは殺したいわけやないんやと。ホンマは殺したいわけやないんやろ、っちゅうてな。」
「ワシらには明らかに分からへん。っちゅうのも、今や少なくとも5回(ワシの数え間違いやなかったら5回や)も攻撃を許可した大統領からは、証拠の欠片も提供されてへんからな。もし証拠があったら見せるはずやろ?だって、自分らが明らかにやってることをやってるように見られたくないんやから。」
「せやけど、絶望的になったら、もうそんな余裕あらへん。何か「ショー」を見せなあかん。自分らがどれだけタフか示さなあかんのや。やからこそ、もう一つのおかしな話(後で議論するかもしれへんけど、もう一つのおかしな話)があったんや。昨日、アメリカ大統領がインドがロシアの石油を買うのをやめることに合意したっちゅうて、ワシらに言うてきた。彼がそう言うたんやで!ほんで今朝、インドから来たニュースの報道は、インド政府はそんなこと全く知らん、っちゅう内容やった。そんな会話も、そんな約束も一切なかったっちゅうてな。」
「ワシは誰を信じたらええか分からへん--ちなみに、ほとんどの人がそうなんや。もう誰を信じたらええか分からへん。ごっつう混沌としとる。けど、うまくコントロールできてへんちゅうことや。それはアメリカが--マイケルの言う通り、それが彼らが欲しいものなんや。せやけど、ワシも正しい:それが彼らが欲しいものやけど、もう手に入らへんっちゅうことや--そしてそれが絶望を生むんや。」
ニーマ・アルホルシッド: 「よっしゃ。リチャード、マイケルが言うてたクリップを流すで。スコット・ベッセントが中国について話してるとこや:」
スコット・ベッセント(クリップ): 「間違いあらへん。これは中国対世界や。奴らは受け入れられへん輸出規制を全世界に課しとる。中国は統制経済や。ワシらと同盟国は統制も支配もされへん。奴らは国家経済や。北京の役人どもが世界のサプライチェーンを管理しようとするのを、ワシらは許さへん。」
マイケル・ハドソン: 「これはごっつうおもろいな。トランプは、『歴史上初めて、こないなことは起こったことがない』って言うたけど、もちろん起こっとる!アメリカが今までやってきたことやで。」
「中国がやったことは、『国家安全保障』を理由に、アメリカが中国と取引する他の国々に課したルールと、ほとんど一字一句同じルールを定めただけや。中国はついに、アメリカが中国にしたことと全く同じことをアメリカにやり返しとるんや。」
「ニーマ・アルホルシッド: ええなあ。マイケル、トランプが話してたもう一つの点は、インドの件や。彼はインドがロシアの石油を買わへんと約束したって言うたけど、後にインドの役人に否定されたな。それだけやのうて、スコット・ベッセントは、議会と政権が、もし中国がロシアの石油やガスを輸入すると決めたら、500%の関税を課す準備ができとる、っちゅうて言うとった。あんたの考えでは、ロシアの件はどこへ向かっとるんや?」
マイケル・ハドソン: 「ほな、ホンマの問題はロシアを孤立させるだけやのうて、中国を孤立させることや。最近の行動は全部そこに向けられとる。アメリカは、どの国が他の国々と取引することを許されるか、何を買って何を売ってええかを決めようとしとる。これは、ワシらが話しとる支配の延長やな。」
「これがネオコンの戦略や。アメリカが基盤の『民主主義』--『民主主義』っちゅうのは政治体制とは関係なく、アメリカの衛星国になることに同意した国を意味するんやけど--『民主主義』(一極集中の世界)を維持するには、他国の選挙や貿易相手をコントロールできる能力が不可欠や。」
マイケル・ハドソン: 「今や、インドに対するアメリカやトランプの要求(あれは基本的に、すでに課されとるごっつい50%の関税で、インドの貿易を止めようとするっちゅうことや)や、中国へのごっつい関税(これは中国との貿易全部を遮断するっちゅうことや)よりも、もっと大事なことがある。」
「もし実行されたら、これはアメリカ史上、最も深刻な不況を確実に引き起こすことになるやろ。」
「ワシらが話しとる対立は、一ヶ月前のTikTokの件から始まった。トランプは『国家安全保障』を主張して、TikTokがアメリカ人が何を見るのを好むかを覗き見て、それが分かれば物語(ナラティブ)で考え方をコントロールできるって言うた。」
「さらにTikTokは、アメリカの言論の自由の禁止に違反した:政治的な公の議論の場になったんや。」
「そんで、多くの政治家や意見が、Xや他のソーシャルメディアみたいにTikTokを使い出した--その中にはジェノサイドを批判したり、大量殺戮は間違っとるって主張するもんも含まれとった。それがアメリカを激怒させたんや。だからトランプは言うたんや:『TikTokを億万長者のシオニストのグループに売却せなあかん』ってな。」
「彼らはアルゴリズムを変えて、イスラエルに有利やない中東に関する議論を全部防ぐやろ。『ガザ』や『西岸地区』っちゅう言葉は使われへんようになる。今は『ユダヤとサマリア』や。人々がどう考えるかを形作るために、対話と議論をコントロールせなあかん。そうせんと、ネオコンと金融部門(1%、ディープステート、アメリカ人)の右翼同盟に支配された政府、つまり『民主的な』政府を選挙で選ばせることができへんからな。」
マイケル・ハドソン: 「ほな、また同じことになっとる:ネオコンはTikTokが個人的な意見や分析を許すことに不安を感じとる。特に、ガザで殺された子どもたちの写真が流出しとった。イスラエルはこれを防ぐために、写真家や記者を狙って暗殺するまで全力を尽くした。病院の破壊や赤ちゃんの死の写真が出回らんように、医者も暗殺の標的にしたんや。」
「もしTikTokの取引が通るなら、アメリカは全てのソーシャルメディアを支配して、この種の発見を全て阻止するやろ。そうなれば、『管理された民主主義』がすべきやり方で、投票行動を『民主的な』世論に形作らせることができるんや。」
「ニーマ、あんたが持っとる素晴らしいテープがあるのは知っとるけど、二日前にオランダで起こったことについて話したい。オランダは、アメリカ以外で初めて中国企業を没収した国や。フィリップスの子会社やったオランダの自動車用コンピューターチップを作っとる会社Nexperia(ネクスペリア)の件や。」
「アメリカはルールを定めた:『50%以上中国資本の企業は、国家安全保障に少しでも影響を与えるなら、没収せなあかん』ってな--バッテリーを作っとっても、コンピューターチップを作っとっても、『国家安全保障』と見なす何かをやっとってもや。もし詳細が聞きたいなら話すけど、多分あんたはまず議論をまとめたいやろ。」
マイケル・ハドソン: 「ほんで、中国が買った会社は、自動車用バッテリーを作るんが専門の会社やったんや。っちゅうのも中国がバッテリー製造で世界のリーダーになったからや。アメリカは中国のバッテリーにおける主導権を阻止したい。そうせな、アメリカが約10倍も高いバッテリーを供給できへんからな。目的は、ヨーロッパが中国製の低価格バッテリーを使うのを防ぐこと。そうせんと、アメリカ製バッテリーを使ったアメリカの車と競争できへんようになるからや。」
「ほんで、この半導体とバッテリーの会社--オランダだけやのうて世界中に12,500人の従業員がおるけど--全部没収されてしもうた。2017年に中国のコングロマリットに売られて、2019年に中国のグループ(ウィンテック)に買われた。そして何も問題なく進んどったのに、この数ヶ月になってアメリカの国務省がオランダに言うたんや:『この中国企業を閉鎖せなあかん。我々が支配しとるヨーロッパや他の「民主主義国」で、中国が金を稼げへんようにしたいんや』ってな。」
「せやから、あんたの素晴らしいクリップで使われた『統制経済』っちゅう言葉は、それこそがアメリカなんや:それが『民主主義』なんや。統制を一極集中させて(つまり、警察国家にならんと)、アメリカの世界の一極支配は保証されへんのや。」
マイケル・ハドソン: 「中国は反撃しとる。」
「せやけど、詳細を見ると、この中国企業の没収は事態のエスカレートや。フィナンシャル・タイムズは『ウィンテックはヨーロッパの進化における画期的な瞬間や。世界で最も開かれた貿易圏の一つから、経済安全保障にますますこだわるようになった』って書いとる。この『経済安全保障』を支配し、定義しとるんはアメリカや。」
「アメリカがTikTokを売却させたのと同じように--『アメリカ人にタダ同然で売るか、さもなきゃ閉鎖や』ってな--今やヨーロッパに対しても同じ政策を使いとるんや。そして中国は、基本的にこれら全てに反撃することを決めた。フィナンシャル・タイムズが引用しとる裁判の書類には、ハーグ(オランダ政府)がアメリカからの圧力で統制を支持する行動を取ったって記されとる。」
「ほな、何が起こっとるか見てみいや。レーニンがかつて皮肉を言うたな:『資本主義国は、自分らを吊るすためのロープ(比喩的に言えば武器)をソ連に売るやろ』ってな。せやけど、中国はアメリカに、ミサイルで自分らを破壊するための軍事材料--レアアース金属や他の金属、道具を売る気は全くない。」
「アメリカは言うとる:『我々は今後2、3年で、中国と、存亡をかけた敵として戦争になることを予期しとる。中国を破壊せなあかん』ってな。バイデンからトランプ、そして議会に至るまで、何度も何度も発表しとる:『戦争をするつもりや。その準備を進めとる』って。」
「そりゃ、中国はミサイルを作るのに必要なもの、ミサイルを作るためのレアアース磁石をブロックしたやろ。ミサイルを誘導したり、インターネットの支配、公共メディアプラットフォームの支配を広げたり、ホンマに世界が向かう方向をコントロールするためのコンピューターを作るのに必要なものを、中国はブロックしたんや。」
マイケル・ハドソン: 「中国は、プラザ合意やルーブル合意でアメリカが日本にしたことを見てきた。あれは日本に為替レートの引き上げを強要して、事実上の不況を引き起こした。高いアメリカの関税の下でさえ、アメリカ市場にアクセスするために日本が3,500億ドルの貢物をアメリカに払うっちゅうアメリカの要求も見てきた。韓国にも同じくらい大きな3,500億ドルの『選択』を要求するのを中国は見てきた。」
「中国はこの条件で降伏する気は全くない。アメリカが世界の石油備蓄を支配し、世界の食糧を支配し、世界の情報技術を支配し、世界のコンピューター技術(コンピューターチップ技術、プログラミング技術、チップの刻印--オランダ企業がチップ刻印機を中国に売るのを阻止すること)を支配する、っちゅう新しいやり方を許す気もあらへん。」
「中国は、もしアメリカがコンピューター、ミサイル、自動車、軍事技術を独占したら、それを使って中国を攻撃するやろ、っちゅうことを理解しとる。そしてそれを止めるための行動を取っとるんや。トランプはアメリカで1930年代のような不況を起こすことも厭わへんって言うとる。中国製品に何百パーセントっちゅう関税を課す脅しは、『中国との貿易全部を遮断する』っちゅうことや--つまり中国の技術も全部や。」
マイケル・ハドソン: 「ちゅうことで、中国はアメリカの軍事的支配に必要なものを持っとる。アメリカは中国が必要なものを何も持っとらへん。中国は成長するやろ。アメリカは危機に陥る。リチャードが言うたように、これは絶望的な行為や。せやけど、追跡する価値のある絶望や。っちゅうのも、アメリカ人の90%は生活水準、賃金、買えるものが低下するやろけど、アメリカ人の1%、シリコンバレーの億万長者と金融銀行は儲けるからな。」
「驚くべきことは、今日のニューヨーク・タイムズの一面に『米銀行、中国企業のグローバル化支援で大儲け』っちゅう見出しがあることや--何が起こるか想像できるやろ。誰が勝つんや?アメリカの外交政策は、銀行が望む通りになるんか--アメリカにとって外交政策っちゅうんは大抵そうなんやけど?それともネオコンが望む通りになるんか?(ネオコン:)『我々は戦争が欲しい。アメリカから独立しとる国があってはならへん。対等な国があってはならへん』ってな。」
「せやから、ベネズエラの時に話したことに戻るわけや:他の国と交渉して合理的な取引をすることはできひん。っちゅうのも、それは彼らを対等に扱い、主権国家として扱うことになるからや。主権国家は一つしかない:アメリカや。他の国は全てアメリカの衛星国として扱われるか、衛星国に変えられるかや。それがリチャードがアルゼンチンで起こっとることを持ち出した理由やとワシは思う。アルゼンチンの手先のオリガルヒに支配された衛星国に閉じ込めるためや。ヨーロッパでも同じことが起こっとる、っちゅうてもええやろ。」
リチャード・ウォルフ: 「スコット・ベッセントについてちょっとコメントさせてくれ(彼を標的にするつもりはないけど、そうするのに反対もしてへん。けど今はそうしとらん)。」
「彼の話し方の曖昧さを見てみい。『北京の役人どもは国家経済やから、許さへん』ってな--」
「この財務長官のボスが今やったことはこれや:インテル・コーポレーションの10%の所有権を取得した。AMDとNVIDIAにアメリカ政府の提携を強要した。アメリカの企業統治--所有権の他の立場を取得しとるんや。つまり、我々は今まで以上に国家経済になっとるっちゅうことや!」
「関税は、アメリカ政府が今までやった中で最も大きな課税や。我々はみんなに税金をかけとる。関税を選んだら国際的なもんやから、全世界が影響を受けとる。自国民にもごっつう大きな税金を課しとる。ベッセント氏が数日前、関税が最初の数ヶ月ですでに600億ドルを集めたっちゅうて、どれだけ誇らしげに話してたか見てみい。彼は、以前の共和党員なら恐れおののくようなことを誇らしげに言うとる--彼らは増税に反対の党やったんや!いや、今は増税に賛成の党や。」
リチャード・ウォルフ: 「経済の中でどんどん大きなシェアを取ってきた全ての政府が、『国家安全保障』をその理由にしてきた。新しいことやない。共和党員が昔は馬鹿にしとったことや。ホンマに驚くべきことやで。彼は中国が世界を支配したいっちゅうて非難しとる。マイケルが正しく言うたように、中国が要求しとるんは、アメリカがいつも戦って手に入れて、そして失いつつあるから今必死になっとるものや。中国に何で怒っとるんや?ベッセント氏が正しいなら、ほとんど同じものを欲しがっとるからやろ。」
「かつては、このアメリカでは、自由貿易体制こそが戦争や敵意に対する最良の防衛策やっちゅう議論があった。第一次世界大戦前、イギリス、フランス、ドイツ、ロシアの競合する帝国が、互いを滅ぼした理由として人々は話しとった。第一次世界大戦後の国際連盟と、第二次世界大戦後の国連は、『国家安全保障』を経済政策に利用した国々が互いに戦争になったからこそ、作られたんや。この国際機関の全体的な目的は、それを二度と起こさせへんことやった。」
「アメリカの国連からの離脱--20年も続いとるけど--も、以前に見抜くべきやったように、そのプロジェクト全体からの撤退や。国家と指導者--ビジネスのオリガルヒ--が同じ人間になりつつある国家安全保障国家への回帰や。」
「トランプ氏が大統領に就任した時、彼の後ろに座っとったのが誰やったか覚えとるか?この国が持っとる主要な少数の産業から来た10人の億万長者や。それはオリガルヒと政府の融合の広告やった。それこそがファシズムの特徴や--イタリアのファシズム、ドイツのファシズム、日本のファシズム、スペインのファシズム--頼むで!ワシらはこのことを知っとる。」
リチャード・ウォルフ: 「違いは、アメリカがもはや支配的な国やないっちゅうことや。G7は世界経済の支配的なプレイヤーやない。ベッセント氏の全ての見せかけと曖昧なイデオロギーは、彼が自分の政府が毎週のように『国家主義的』になっとるっちゅうことを都合よく忘れとることや。せやから、『中国』とちゃうのうて、むしろ『中国』に似てきてしもうとる。」
「中国も--彼はもっとよく知るべきやけど--国家経済やない。半分は私企業や。人々は、『中国の社会主義が過去40年間で他のどのシステムよりも速く、遠くへ発展した』っちゅう中国の主張を批判しとる。『それは「私的」部門のおかげや』っちゅうて批判するのが好きや。」
「ええわ、もしその議論をしたいんなら(ワシは馬鹿げとると思うけど、まあええ)、そやったら次の朝になって『国家主義経済』と呼ぶことはできへんやろ。あんたは『私的経済』やと説明したばかりや--それが彼らが金持ちで、大きく、強力な理由やと--あんたより金持ちや。」
「思い出してくれ。第一次世界大戦前の、競合する『国家安全保障』--ヨーロッパとその植民地を中心に構築された経済ナショナリズム--の競争では、人口で圧倒的な優位性を持っとる国は誰もいなかった。」
「せやけど、みんな、そうやないで。アメリカは世界の人口の4.5%しかおらへん。中国とBRICSは世界の人口の60%や。どんな紛争ができると想像しとるんや?勝つ見込みはどんくらいや?これはごっつう愚かや。」
「あんたは尻尾を振って、G7が機能し、中国とそのBRICSの同盟国が機能するための方法を見つけ出すために、再活性化された国連を構築しようと必死になるべきや。この地球は両方にとって十分な大きさがある。」
「それとも、最初の二回の大惨事を知っとっても、また別の世界大戦に突入するつもりなんか?忘れとるかもしれへんけど、第一次世界大戦はソビエト連邦で終わった。第二次世界大戦はソビエト連邦--プラス中国で終わった。何か気づいたか?第三次世界大戦がどこで終わるか知っとるか?うん、うん。自分らが何をやっとるか、ちょっと立ち止まって考えるべきやで。」
マイケル・ハドソン: 「今日のNATO西側諸国と中国との国際紛争は、世界がどんな戦略を取るかっちゅうことを巡って戦われとる。人口や規模の不平等を考えると、アメリカは最高の軍備で戦争を遂行できる唯一の国になりたいんや。唯一の主権国家になりたい。他の国は全部従属国にされなあかん:外国貿易を武器化することによる貿易従属、ドル化による金融従属、そして軍事従属や。それが彼らが生き残るための前提条件や。あんたが『うまくいかへん』と言う戦略をアメリカが達成できる唯一の方法や。」
「まあ、もちろん最終的にはうまくいかへん。っちゅうのも、他の国々が報復するからな。せやけど、アメリカの外交政策の本質は、報復をできへんように、他の国々の報復能力を潰すことや。例えば、石油の供給をコントロールして、報復したら生き残れへんようにしたり、情報技術--コンピューターチップ、基本的な電子技術の所有権や生産を拒否したり、従わへんならインターネットを独占したりしてな。」
「アメリカは言うとる:『もちろん、人口や生産力に不平等があるのは分かっとる。我々は脱工業化したけど、彼らは脱工業化してへん。せやけど、とにかく勝てる--全面的支配の政策(今説明したばかりや)と、その支配を押し付けるために必要な物語(ナラティブ)によってな』」
「標的を絞った暗殺、殺戮の政策--ベネズエラからガザまで見てきたように--は全て、全面的な支配に対するアメリカの意欲のデモンストレーションの一部やと思う。ニーマのゲストの多くが『差し迫っとる』と信じとる、イランに対する近東での戦争の準備まで含めてな。」
ニーマ・アルホルシッド: 「リチャード、あんたはG7について話して、BRICSと比較したな。ドナルド・トランプは以前、スペインがBRICSの一部やって言うたことが一回あったな。記者たちに説教しようとして、スペインはBRICSの一部やっちゅうてな。これ最新のBRICSについての彼のコメントや:」
トランプ(クリップ): 「ワシはBRICSに入りたい誰にでも言うたんや、『ええけど、お前の国には関税をかけるで』ってな。みんな辞めた。みんなBRICSから辞めとるんや。」
「BRICSはドルへの攻撃やった。ほんでワシは言うた、『そんなゲームがしたいんか? ほな、アメリカに入ってくるお前のとこの製品全部に関税をかけるで』ってな。彼らは、『BRICSから辞めます』って、ワシが言うた通り言うたんや。ほんでBRICSは、もう誰も話題にしとらへんようなもんや。」
ニーマ・アルホルシッド: 「BRICSから辞めとるって?(笑い)」
リチャード・ウォルフ: 「せやけどな、こういうことを永遠に作り話にするリーダーがおるっちゅうことを理解するんは大事や--『みんなBRICSから辞めとる』ってな--」
「ワシはBRICSにごっつう注目しとる。興味深いわ。そんなことが起こり得るか?イエスや。」
「ちなみに、アルゼンチンがワシの知る唯一の例や。彼らはホンマに撤退した--ミレイっちゅう、もうすぐ終わりそうな男と一緒にな。彼が撤退させた。アルゼンチンは実際には加盟して、そんで撤退したんや--加盟してからミレイが脱退させるまでの期間がごっつう短かったからな--それは、彼自身が誇らしげに言うてる極右の新自由主義者としての彼の行動やった。ワシがレッテルを貼っとるわけやない。」
「せやけど、我々みたいに、こういう何気ないコメントをする大統領がおるっちゅうこと--『インドはロシアの石油を買わへんと決めた』っちゅうて、実はちゃう。『BRICSは崩壊しとる』っちゅうて、ちゃう。あるいは『関税をかけるで』っちゅうて、それで話は終わりやとばかりに。これは病理的になっとるんは確かやけど、居場所のある病理や。起源がある。一連の支持がある。真剣に受け止められるべきや--彼自身はちゃうけど。せやけど、彼がそう話さなあかんっちゅう事実は興味深い現象やろ?ほとんどのリーダーはそんなことはせえへん。」
リチャード・ウォルフ: 「彼にとって、それをすることが何で重要なんや?彼が最初に出馬した時に問われるべきやった質問と同じや--ニューヨークの彼のビルのエスカレーターを降りてきた時にな。『ここにおるメキシコ人はみんなレイプ犯で殺人犯』っちゅう有名なコメントをした。当然、あんたは問わなあかん:政治家になりたがっとる人間が、何でそんなにクレイジーなことを言うんや?我々の環境では、それに対する需要があるからや。彼は需要を満たしとるんや。彼の本能がそう言うとる--そして彼は正しかった。政治的に、移民を叩く必要がある有権者が外におったんや。主にメキシコから来とる連中をな。」
「せやから、それは重要やった。彼は需要を満たしとる。過去30年間に特有の経験をしてきた人々のコミュニティ全体を発見した--何や?彼らは白人男性のキリスト教徒の組合員や。企業が白人男性のキリスト教徒の組合員を交代させたかったから、職を失ったんや--彼らは労働者階級の中で最も高い給料をもらっとった部分やったからな。せやから、彼らが標的やった:自動化か、生産を中国に移すかして、彼らを交代させろ。ほんで、彼らは中西部と南部の都市で見捨てられて、MAGA、つまり彼の支持層になったんや。」
「彼は理解した--能力も、語彙も、教育もあらへんけど、本能的に、移民としてのメキシコ人を悪魔化する需要が外にあるっちゅうことを理解したんや。だから今、あんたはキリスト教のコミットメントに違反しとるのに、移民の子どもたちのための強制収容所を応援するキリスト教原理主義者のコミュニティを見るんや。彼らはどこかでそれを知っとる。」
リチャード・ウォルフ: 「せやけど、彼らはごっつう困窮しとる--ワシはそれを伝えたい。トランプがこんなことを言うのは困窮しとるからや。BRICSを無視することが何についての需要なんか、理解せなあかん。それが重要やからな。ほんで需要は?BRICSが圧倒的なんや。BRICSは、彼が経済的に直面する最大の危険や。っちゅうのも、マイケルが説明したやり方で中国が振る舞うための選択肢やからな。」
「彼らはBRICSを持っとるから、そしてそれが意味する全てがあるから、オランダの行動への対応としてやったことみたいに、ついに、行動を取れる余裕ができたんや。レアアースを差し控える決定についてワシが推測するなら?マイケルは正しい。引き金となった行動は、アメリカがやっとる、中国製のボートに課した手数料や、あちこちの小さな失策やのうて--それやったんや:文字通り、世界経済全体を組織して中国に集中させようとする行動や。ウクライナ戦争の始まりにロシアの3000億ドルの資産を差し押さえたように、中国の財産を奪うことや。」
「よし、今がその時や。ワシの推測では、中国国内で『今が動くべき瞬間なんか?』っちゅう難しくて長い議論があったんやろ。それは真剣に受け止められるべきや。っちゅうのも、中国はアメリカの苦境から生まれる、トランプが対応しとるのと同じように、自分らが持っとる深い需要に応えて行動しとるんやからな。」
マイケル・ハドソン: 「ほな、リチャードが持ち出した事実は、この国際貿易戦争がアメリカと国際的な階級戦争と対応しとるっちゅうことや。これは、アメリカが他の国を支配するための戦争だけやのうて、レントシーキング階級--エリートが労働を支配するための政策や。債権者の請求、独占的な請求、そして政府の乗っ取り、民営化を通じて、公共の社会支出を防ぐことで、自分らのための収益と富を作り出す--これ全部が国民を貧しくするんや。これ全部が、サッチャリズム、民営化、金融化、そして以前のエピソードでごっつう話した、経済哲学全体を推進するための国際的な階級戦争と手を取り合って進んどるんや。」
リチャード・ウォルフ: 「ほな、締めくくりや:トランプ氏や彼の側近の何人かが--あんたはすでに聞いとるし、もっと聞くやろけど--『たとえ不況になっても、たとえ大衆の苦しみを伴うても、これは「国家の生存」と我々の「安全保障」の問題や』っちゅうて話すのを聞く時、彼らが何に備えとるか分かるか?」
「それは多分、関税ゲームがどないしてもスタグフレーションの状況にワシらを導いとるっちゅう助言を彼らが受けとるっちゅうことや:3%以上のインフレと、雇用情勢の悪化っちゅうごっつう厄介な組み合わせや。」
「ジェイミー・ダイモンが昨日、どこでも引用されとったな。二つの自動車会社の倒産について話して、『数匹の「ゴキブリ」がおるところには、いつももっとようけおる』っちゅうてな--彼の言葉やで、ワシやない。それは何や?信用危機が進行中か、起こる可能性があるっちゅう表明や、それが意味する全てを伴ってな。2008年の危機がどないして始まったか思い出してくれ。あれも信用問題やった。だからサブプライム住宅ローン危機っちゅうて呼ばれとるんや。」
「せやから、彼らは集団的な不況の猛攻撃っちゅう点まで、自分らの狂気を貫くための準備をしとる。っちゅうのも、彼らはそれが払うべき必要な代償やと確信しとるからや--もちろん、常に労働者階級のためにやけど--彼らが直面しとる危機を乗り越えるために。その危機っちゅうのは、もはや植民地になることを望まへん世界や。っちゅうのも、ホンマにこれは何についてのものか:植民地主義の再燃や。」
リチャード・ウォルフ: 「トランプ氏がグリーンランドやカナダ、パナマ、そして今やベネズエラについてうろうろと話すんは、偶然やない。これらは全て想像上のものや。せやけど、全世界が支配されるなら、筋が通る。っちゅうのも、それは宗主国が植民地に対して持っとった支配やからな。アメリカは大英帝国の終焉を蒸し返して、歴史の流れを逆転させようと望んどるんや。」
「ほな、ワシは世界の大衆の一人としてアメリカ人に言うわ:『遅すぎる、手に入らへん』ってな。」
「それは、イスラエル人に『入植植民地主義は二世紀前に通用したけど、今は?もう通用せえへん。あんたを無理な状況に追い込むだけや』って説明するのと同じや。」
マイケル・ハドソン: 「リチャード、失業や経済崩壊は、支配エリートが払うべき代償やない。」
「ゆっくりとした成長よりも、暴落の方が金を稼いで富を手に入れるのは簡単や。あんたが指摘したように、暴落は多くの住宅ローンの差し押さえを引き起こすやろ。2009年のオバマの救済策の後みたいに、人々は家を失う。これ全部が1%によるごっつい資産の略奪に繋がった。アメリカでは持ち家が減って、90%のGDPと賃金水準はまあまあ安定したままやったけど、この富は全部1%のために増えたんや。世界でも同じことが起こっとる。」
「トランプが国際開発庁(USAID)への支援を撤回し、国連の保健機関や文化・社会支出機関への支援を撤回した時、意図は世界の他の地域で大量の飢餓と飢饉を引き起こすことやった--石油の優位性を維持するためのトランプの地球温暖化への攻撃が海面上昇を引き起こしとるのと同じように--大量の破壊を生み出すやろ。」
「これ全部が、アメリカにとって巻き添えの【被害】やのうて、巻き添えの【利益】として見られとる。こういうことが起こる時、誰もが負けるわけやないっちゅうことを理解せなあかん。」
「これは国民経済と世界全体にとってマイナスサムゲームになるやろけど、1%による富の略奪としてはごっつうプラスや。そしてアメリカはそれを外国の1%やのうて、アメリカの1%にしようとしとるんや。」
ニーマ・アルホルシッド: 「リチャード、マイケル、ホンマにありがとう。さよなら。いつもながら、お二人と話せてごっつう光栄や。」
リチャード・ウォルフ: 「来週また話そうや。」
ニーマ・アルホルシッド: 「来週また話しましょう。」


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