2025年11月29日土曜日

SONAR21:EUのカヤ・カラスは歴史音痴やで(ラリー・C・ジョンソン)

https://sonar21.com/the-eus-kaja-kallas-is-bad-at-history/

The EU’s Kaja Kallas is Bad at History

28 November 2025 by Larry C. Johnson 

EUのカヤ・カラスは歴史音痴やで(ラリー・C・ジョンソン)

カラス氏の的外れな主張EUの外務・安全保障政策上級代表で、エストニアの元首相でもあるカヤ・カラスは、ヨーロッパの中でもロシアに対して一番声高に批判する一人やな。彼女の発言はいつも、ロシア、特にプーチン政権を「ヨーロッパの安全保障にとって存亡の危機」やと決めつけとる。歴史的な侵略のパターンを強調して、EUの防衛投資を強化せなあかん、ロシアの軍事力を弱体化させて将来の紛争を防ぐことが必須や、っちゅうことを言うとるんや。

サム・クックが「この素晴らしき世界(What a Wonderful World)」を歌っとった頃、カラス氏はまだ生まれてへんけどな。この頭の軽いお嬢さんには、これ以上ないくらい相応しい曲やと思うわ。(ちなみに作詞はルー・アドラーとハーブ・アルバートやで)。

彼女にとっての「素晴らしき世界」は、ロシアがおらへん世界っちゅうことやな。この前、カラス氏が記者会見で言うたとんでもない主張がこれや:

「この100年で、ロシアは19ヶ国以上を攻撃しとる。中には3回も4回も攻撃された国もある。せやけど、これらの国がロシアを攻撃したことは一度もない」

しかし、歴史は全然違う話をしとるんや…。ロシアは1600年以降、ヨーロッパの国々や、ヨーロッパ主導の連合軍による大規模な侵攻を8回も受けとる。

1900年以降だけでも4回やで:

ヨーロッパによるロシアへの大規模侵攻 年代

スウェーデン・ポーランドによる大動乱 17世紀初頭

スウェーデン(カール12世)による侵攻 1708-1709

フランス(ナポレオン)による侵攻 1812

フランス・イギリスなどによるクリミア戦争1853-1856

ドイツなどによる第一次世界大戦 1914-1918

ポーランドによるソビエト・ポーランド戦争1919-1921

ナチス・ドイツなどによる第二次世界大戦 1941-1945

第二次世界大戦で、ナチス・ドイツ側についたヨーロッパの国がどんだけおったか、大半のアメリカ人、いやヨーロッパ人ですら知らへんのやないか?13ヶ国もおったんやで:

イタリア

ルーマニア

ハンガリー

フィンランド

スロバキア

クロアチア

スペイン

ブルガリア

デンマーク

ノルウェー

ベルギー

フランス(ヴィシー政権)

アルバニア

1800年以降のロシアの軍事占領や併合は、国境沿いの領土に限定されとる。

1877年の露土戦争では、ロシアはブルガリア、ルーマニア、セルビアをオスマン帝国から解放した。

11814年のフランス侵攻を、誰もロシアの侵略とは見なしてへん。なんでか?それは、ナポレオン率いるフランスが1812年にロシアを侵略して大軍を壊滅させたからや。

1813年から1814年にかけて、第六次対仏大同盟(ロシア、プロイセン、オーストリア、スウェーデン、イギリス、多くのドイツ諸国)は、ナポレオン・フランスに対して防御的、そして攻撃的な戦争を仕掛けたんや。ロシア、プロイセン、オーストリアの軍隊は1814年初頭にライン川を越えてフランスに入り、パリの戦いを含めた一連の戦闘でナポレオンを打ち破り、フランスの首都を占領した。アレクサンドル1世は、連合軍の先頭に立って自らパリに入城しとるんや。

カヤ・カラスが単に無学なのか、それとも単なるアホなのか、俺にはわからへん。どっちにしても、ロシアをヨーロッパ征服を目論む貪欲な帝国主義者みたいに描こうとする試みは、自己投影以外の何物でもないわ…。ロシアはヨーロッパの領土なんか欲しがってへん。せやけど、ヨーロッパ人についてはそうとは言えへん。

ヨーロッパ政治家の「ロシア解体」論

ポーランドのヤロスワフ・カチンスキ(「法と正義」党の党首、元首相)は、ロシアの帝国主義の脅威を無力化するために、ロシアを小さな国家に分割せなあかん、っちゅう「非植民地化」を繰り返し要求しとるんや。彼は2023年のインタビューで、こう断言しとる:「ロシアは植民地帝国や…。安全を確保する唯一の方法は、1991年のソ連崩壊みたいに、ロシアをいくつかの独立した国々に解体することや」

別のポーランド人、ブロニスワフ・コモロフスキ(2010~2015年ポーランド大統領)は、2022年に、ロシアの民族共和国(タタールスタン、チェチェンなど)の分離独立運動を西側が支援すれば、第一次世界大戦後の帝国みたいにロシアを細かくバラバラにできる、と提案しとる。「ロシアの統一は人為的なもんや。その地域の自己決定を支援すれば、ヨーロッパへの脅威は終わるやろ」

エストニアのウルマス・レインサル(元国防相、現外相)も、2023年に、ヨーロッパの長期戦略には、ロシアの「自治地域での民主主義を促進」して独立を促し、「帝国を手頃な大きさに分割する」っちゅうことも含めるべきや、と示唆しとるんや。

ほんで、カヤ・カラスや…。彼女は、核戦争のリスクがあるから、外部介入で積極的にロシアを「ぶった斬る」ことまでは明言してへんけどな。せやけど、ロシアが帝国主義的にやりすぎた結果、ウクライナで負けたら、ロシアが細かく分かれる可能性を長期的な結果としてフレーム化しとるんや。彼女は1991年のソ連崩壊と並べて、ロシアの国境内の小さな独立国(タタールスタン、チェチェン、シベリア地域など)ができたら、中央集権的な「大国」がもたらす脅威は減る、っちゅうことを強調しとるんやな。

最後にカラス氏が歴史について何も知らへんのは明らかやけど、ロシア人はヨーロッパがもたらした脅威を鮮明に覚えとるんや。この400年の間に、何百万人ものロシア人がヨーロッパからの攻撃を撃退するために命を落としとる。これが、ロシアが現代のヨーロッパとは一切関わりたくないっちゅう、一つの理由かもしれへんな。まあ、言うとるだけやけど。

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