ラリー・C・ジョンソンのSONAR21:2026年03月23日 3題
https://sonar21.com/when-it-comes-to-suicide-bombers-sunni-radicals-take-the-prize/
自爆テロといえばスンニ派過激派、西側が支援しとる連中も多い、イランのシーア派やない
2026年3月23日 ラリー・C・ジョンソン著
イランについてよく言われることの一つが、シーア派は狂信的な自爆テロリストやっちゅう話や。でもそれはまたしても嘘やったんや。自爆テロの実態データは全然違う話をしとるで。これはわしの意見やない。シカゴ・プロジェクト・オン・セキュリティ・アンド・スレッツ(CPOST)の自爆攻撃データベース(1982?2019年)、対テロセンターの報告書、グローバルテロリズムデータベース(START)、学術研究(チョイ/ピアッツァ2022年など)から出てきた数字やで。データセットの包含基準や期間によって正確なパーセンテージは変わるけど、特に1990年代以降のスンニ派の圧倒的優位はどのソースでも一貫しとるんや。
1980年以降、自爆テロ(データベースでは自爆攻撃や自爆テロとも呼ばれる)の大多数はスンニ派ムスリムの実行犯やグループによるもので、シーア派の関与は著しく少なく、特定の歴史的時期に限られとるんや。なんでわしがこんなに力説するかっちゅうと、アメリカにはこういったスンニ派過激主義者を支援・資金提供してきた40年の実績があるからやで。最近の例で言えば、ハヤト・タヒリル・アル=シャームのリーダーへの支援や。今や「アル=シャラ」と名前を変えて西側によってシリア大統領に任命されとるやつやな。アメリカがシーア派を標的にしたテロの主要スポンサーであることを示す、また一つの例やで。
自爆攻撃を追跡する信頼性の高い包括的なデータベース(主に1980年以降の傾向を支配するイスラム主義系のもの)を見ると、宗派別の内訳は明らかやで。
スンニ派の実行犯は特に1990年代以降、圧倒的に多いんや。主なグループはアルカイダ系組織、イスラム国(ISIS)、タリバン、ボコ・ハラム、アル=シャバブ、ハマス(スンニ派パレスチナ人)、各種サラフィー・ジハーディストネットワークや。これらがイラク(2003年以降)、アフガニスタン、パキスタン、シリア、ナイジェリア、ソマリアなどでの攻撃の大部分を占めとるで。なお、ハマスは第二次インティファーダの時期である2000年代初頭にこの攻撃手法をやめとるんや。
ウェストポイントの対テロセンターによる2000年代半ば?2010年代初頭までのデータ分析では、サラフィー・ジハーディスト(スンニ派過激主義)グループが2000年代の特定可能な自爆攻撃の約45%を担っとって、スンニ派民族主義的ハイブリッドグループを加えると合計で70?80%以上がスンニ派関連になるとのことや。
2003年以降のイラクでの増加やISIS時代(2006年?現在)には、自爆テロのほぼ全て(数千件)がスンニ派武装勢力によるシーア派市民、イラク軍、あるいは連合軍への攻撃やったんや。
チョイとピアッツァ(2022年)などの実証分析では、スンニ派人口が多い国は自爆攻撃が起きやすく、スンニ派イスラムが最も強い正の予測因子であることがわかっとって、シーア派には有意な相関は見られへんのや。
シーア派の実行犯は全体的にはるかに少ないんや。シーア派グループ(主にヒズボラとイラン支援の武装勢力)は1980年代初頭に現代の自爆テロを先駆けて実行したんや(例:1983年のベイルート兵舎爆破、1980年代のイスラエル占領下のレバノンでの攻撃)。これらは1980?90年代前半のデータセットではかなりの割合を占めとった(CTCの分析では1980?90年代の一部で約24%)。
しかしシーア派武装勢力は1990年代半ば以降、この戦術をほぼやめてしもたんや。ヒズボラが確認された最後の自爆作戦はイスラエルを標的にした1994?2000年頃で、2006年のレバノン戦争やシリア内戦(シーア派民兵は通常の戦闘や代理勢力を通じて戦っとる)など、その後の紛争では重大なシーア派の自爆テロは記録されとらへんのや。
1980年以降の全体的な推計では、シーア派関連の攻撃は全体の5?10%未満(レバノン初期段階に集中)で、近年のデータセットでは1%未満を示すものもあるで。
おおよその全体的な割合の推計(CPOST自爆攻撃データベース、CTCの分析、実証研究などのソースから集計)はこんな感じや:
スンニ派:1990年以降の自爆攻撃の90?98%(2000年以降のスンニ派グループによる攻撻数の爆発的増加により、1980年以降全体でも圧倒的)
シーア派:2?10%(1980年代に一部の時期で約20?25%にピークを迎えたが、2000?2020年代はほぼ0%)
世俗的・民族主義的またはその他のグループ:スリランカのタミル・タイガーズなどのグループによる初期の時期に少数
この変化は教義的・戦略的・組織的な違いを反映しとるんや。シーア派グループ(ヒズボラなど)は1980年代に占領軍に対して戦術的に自爆戦術を使ったが、目標達成や宗教的・政治的制約から大部分やめていったんや。スンニ派サラフィー・ジハーディストグループ(アルカイダ、ISISなど)はこの戦術を世界的な核心戦略として採用・拡大して、民間人やイスラム内部の敵対勢力(シーア派を含む)を頻繁に標的にしとるで。
パキスタンもスンニ派過激主義者によるこういった攻撃の被害者やで。パキスタンで最近起きた最も注目すべきテロ爆破事件はシーア派コミュニティを具体的に標的にしたもので、2026年2月6日にイスラマバード南東部のタルライ・カラン地区にあるシーア派モスク、ハディジャ・トゥル・クブラ・モスクで金曜礼拝中に自爆攻撃が発生して、少なくとも32人が死亡、170人が負傷したんや。イスラム国武装グループが犯行声明を出したで。ウィキペディアより。
犯行声明はイスラム国カラサン州(ISKP)の姉妹フランチャイズであるイスラム国パキスタン州(ISPP)が出して、アナリストはシーア派モスクへのこの攻撃は旧ラシュカレ・ジャングヴィ戦闘員を自組織に取り込むためにシーア・スンニ宗派的対立の炎を煽ることを狙ったもんやと指摘しとるで。ザ・ディプロマットより。
CSISのアナリストは、標的の宗派的性質がIS-KPを指し示しとると指摘して、この組織が宗派的暴力を積極的に取り入れとる一方、パキスタンの他の武装グループはこういった形態の暴力から距離を置こうとしとると述べとるで。
トランプ政権はイスラム共和国イランに対する不当かつ違法な戦争を正当化するために、イランが自爆癖のあるテロの最大スポンサーやという虚偽の主張でアメリカ国民を欺き続けとるんや。事実ちゅうもんを知っておいてほしかっただけやで。
ランディ・クレディコはニューヨークのWBAIで「ライブ・オン・ザ・フライ」という金曜ラジオ番組を持っとってな、わし(ジョンソン)とアンドレ・マルティヤノフ、ロジャー・ウォーターズをオーストリアのウィーンにあるOSCEのロシア代表、ドミトリー・ポリャンスキー大使のインタビューに招待してくれたで。
トランプのイランに対する支離滅裂な政策が中国・ロシアとの関係を台無しにしとる
2026年3月21日 ラリー・C・ジョンソン著
イランに関するトランプの立場を定義しようとするのは、ハリケーンの中で風見鶏を見るようなもんや。つまり、あらゆる方向に狂ったように回転しとるってことやで。トランプ大統領の以下の発言を見てみいや:
金曜日:「対話はできるが、停戦はしたくない」
同じ金曜日の後半:米国はイランとの戦争を「縮小することを検討中」
土曜日の早い時間:アクシオスがトランプは「イランとの和平交渉の可能性」を計画しとると報道
そして今:「イランが48時間以内にホルムズ海峡を開放せえへんかったら、米国は彼らの様々な発電所を完全に破壊する」
アクシオスは土曜日に、トランプチームが直接交渉を復活させようと必死になっとると報道したんや:
トランプ大統領は金曜日に戦争を「縮小」することを検討しとると述べたが、米国当局者らはさらに2?3週間の戦闘が続くという見通しを示したんや。その間、トランプのアドバイザーたちは外交の基盤作りを始めたいと考えとるで。
舞台裏では:トランプの特使であるジャレッド・クシュナーとスティーブ・ウィトコフが潜在的な外交をめぐる議論に関与しとると情報筋は言うとるで。
戦争を終わらせるいかなる合意にも、ホルムズ海峡の再開、イランの高濃縮ウランの備蓄への対処、そしてイランの核プログラム・弾道ミサイル・地域内の代理勢力への支援に関する長期的な合意が含まれる必要があるんや。
米国とイランの間には最近直接的な接触はないが、エジプト、カタール、英国がメッセージを両者間で取り次いでいるとのことやで。エジプトとカタールは米国とイスラエルに対して、イランは交渉に関心があるが条件は非常に厳しいと伝えたらしいんや。
トランプはいまだにイランに対して優位に立っとるとか、イランが戦争を終わらせたがっとるという誤った思い込みにとらわれとるんや。これほど真実からかけ離れた話はないで。昨日のイスラエルと米国によるイランの核処理施設への攻撃に続いて、イランはイスラエルの核プログラムの本拠地であるディモナに対して強烈な反撃をかましたんや。以下の動画でイランのミサイルを迎撃できなかったイスラエルの防空システムの失敗に注目してや:
イランはホルムズ海峡をしっかりと掌握し続けていて、ペルシャ湾とイスラエルの標的に向けて1日少なくとも3波のミサイル攻撃を継続して発射しとるで。
ポリティコによると、トランプが選んで始めたイランとの戦争は中国との首脳会談の計画を頓挫させてしもたんや。会議の準備のための接触はすでに進んどったけど、今や完全に中断されて新たな日程は設定されてへんとのことや。
ネタニヤフも事態を助けるどころか悪化させとるで。イランへの軍事行動に関する記者会見でネタニヤフはこう言うたんや:「イエス・キリストはチンギス・ハンより有利な立場にあるわけやない。なぜなら十分に強く、十分に冷酷で、十分に強力であれば、悪が善に勝てるからや」とな。
この発言はソーシャルメディアで批判の波を引き起こして、特にイエスを神の化身かつ「平和の王子」とみなすキリスト教徒が、イエスと13世紀のモンゴル帝国を築いてアジアから地中海まで荒らし回ったチンギス・ハンとの比較に怒り心頭やったで。
ネタニヤフは反発に対してすぐに反論したんや。偉大なアメリカの歴史家ウィル・デュラントを引用したもので、「道徳的に優れた文明でも、自分自身を守る力がなければ冷酷な敵に倒される可能性がある、という意味や。悪意はなかった」と述べたで。
批判した人たちは納得せえへんかったで。ベツレヘムのパレスチナ人ルーテル派牧師ムンテール・イサクはXで、この発言は「複数の点で不快や」と述べて、「イエスをチンギス・ハンと比較するだけやなく、イエスの道は世間知らずであって、冷酷な『力こそ正義』のアプローチこそが最終的に善が悪に打ち勝つことを可能にすると示唆しとる」と言うたんや。さらに「ネタニヤフとそのキリスト教シオニストの支持者たちはイエスの倫理をあざ笑いにしとる」とも付け加えたで。
エルサレムの大司教も口を挟んで、ネタニヤフの「挑発的な言葉はナルシシズム、傲慢さ、支配欲を反映しとる」として、その挑発的な発言は「世界中の教会からの回答を求めるものや」と述べたんや。
このコラムを読んどる非キリスト教徒のために言うとくと、ネタニヤフやチンギス・ハンのような人物への対処についてイエスが何を言うたかを覚えておくことが大事やで。イエスはマタイ5:38-39に記録されとる山上の垂訓で「右の頬を打たれたら左も向けなさい」と教えたんや:
「『目には目を、歯には歯を』と言われていたことは、あなたがたも聞いとる。しかしわしはあなたがたに言う、悪い者に手向かいをしてはいけない。もし誰かがあなたの右の頬を打つなら、左の頬も向けてやりなさい」
ネタニヤフの愚かさは以下の画像で示されとるで:
トランプのペルシャ湾での悪辣な振る舞いは、ロシアと米国の関係改善の希望をさらに損なってしもたんや。ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は2026年3月に米国の外交政策とロシアとの関係を批判する発言を何度かしとるんや。彼の発言は米国の意図への懐疑、一方主義への非難、そしてロシアの利益への敬意の欠如を強調しとるで。
2026年3月21日のレオニード・ムレチン司会の「振り返る」テレビ番組のインタビューで、ラブロフは二国間関係について深い悲観論を表明して、米国が世界のエネルギー市場での自国の優位を優先して、ロシアをそこから追い出そうとしとると非難したんや。彼はベネズエラとイランでの行動を、ワシントンがクーデターや侵略を通じてリソースを追求する例として挙げて、米国が自国のエネルギー支配ドクトリンを「隠そうとしてへん」と述べたで。彼は現在の世界を、米国が自分たちの利益と幸福だけを気にして他者を顧みないと公言する、国際法のない世界へと滑落しとると表現して、これを「勝者総取り」の論理への回帰と捉えとるんや。
2026年3月5日のウクライナ危機とデジタル脅威に関する大使級円卓会議(ロシア外務省の記録による)で、ラブロフは世界における米国のビジョンとその役割について深い対話を求めて、現在の出来事が以前に確立された規範とどう一致するかを問うたんや。彼はウクライナのような紛争を終わらせるよう米国が求める一方で、バイデン時代の制裁やロシア関連タンカーへの措置など、エスカレートさせる行動を続けていて、トランプの下でも真の変化がないことを指摘したんや。
3月3日にラブロフはイランに対する米国の目標は「明確さがない」と述べて、米・イスラエルの攻撃を侵略と表現して即時の敵対行為停止を求めたんや。彼は意味のある仲介には関係者の方向性の理解が必要やが、それがワシントンには欠けとると強調したで。
3月初め(例えば3月8日の「モスクワ。クレムリン。プーチン」でのコメント)に彼は、米国に計画を説明して国際規範を尊重するよう求めることを繰り返して、グローバルな問題に対処するために国連安全保障理事会の常任理事国会議の開催を提案したんや。
ラブロフは、相互尊重と国益に基づくなら協力に対してロシアはオープンやと主張しとるけど、制裁の継続、BRICSへの敵意、米国の覇権追求という認識から、特に経済的な改善の見通しはほとんどないとみとるんや。これらの発言は一貫したロシアの立場を反映しとる:慎重な対話は可能(例えば限定的な経済作業部会)やが、米国の政策に大きな変化がない限り「明るい未来」はなく、信頼は依然として低いっちゅうことやな。
トランプがノーベル平和賞を獲得できる見込みは日に日に薄れとるみたいやな。ペルシャ湾の緊張を緩和しようとする代わりに、トランプは愚かで無謀な行動を倍増させとるで。
ダニー・ハイフォンがウィルカーソン大佐とわし(ジョンソン)と録画した動画を投稿し忘れとったわ、金曜日に収録したやつやで。
スタニスラフ「スタス」・クラピブニクとわしはペルシャ湾に海兵隊を展開しようとする狂気じみた試みについて議論したんや。
https://sonar21.com/boots-on-the-ground-in-iran-a-deception-or-a-suicide-mission/
イランへの地上部隊派遣…欺瞞作戦か、それとも自殺行為か?
2026年3月20日 ラリー・C・ジョンソン著
2026年3月20日現在、米国は進行中の米・イスラエルとイランの戦争(2026年2月28日開始の「オペレーション・エピック・フューリー」)の中で、2つの海兵遠征隊(MEU)をアラビア海・中東地域に派遣するよう命令したんや。なんでトランプ政権はイランと戦争中にこれを発表するんやろか。通常、指揮官は部隊の移動を隠したいもんやで。これはトランプの国防総省による犯罪的な過失か、さもなくば欺瞞作戦の一部かのどっちかやな。まず編成と予想される現地到着時間を見てみようや:
第31海兵遠征隊(沖縄から前方展開):2026年3月13日前後に、インド太平洋から中東に向けて移動するよう命令されたんや。約2,200?2,500人の海兵隊員で構成されとって、強襲揚陸艦USS Tripoli(LHA-7)、USS New Orleans(LPD-18)、USS Rafael Peralta(DDG-115)、USS Robert Smalls(CG-62)などの護衛艦を含むUSS Tripoli水陸両用即応群(ARG)に乗り込んどるで。3月中旬時点でマラッカ海峡を通過中で、3月25日?30日の間にアラビア海・湾岸地域に到着する見込みやで。
第11海兵遠征隊(カリフォルニア州キャンプ・ペンドルトン拠点):より最近(2026年3月20日頃に報告)命令が下されて、USS Boxer水陸両用即応群(USS Boxerと随伴艦艇を含む)に乗り込んで展開するんや。これによりさらに約2,500人の海兵隊員と軍艦が加わって、増強が加速されるで。この展開は(予定より数週間前倒しで)急いで実施されて、中央軍(CENTCOM)の部隊を強化するためやとの報告があるんや。到着は2026年3月末から4月初め頃(3月中旬の出発から約18?25日後)が見込まれとって、先行する第31MEU・Tripoli ARG(より近いパシフィックの位置から速く移動した)と前後するか重なる可能性があるで。
ええやろ。イラン近海に来たら、任務は何になるんやろか?ホルムズ海峡を開放するための水陸両用作戦に使われるんやないかという意見もあるんや。5,000人の海兵隊員が、1944年6月6日に米国・英国・カナダがノルマンディーに上陸した時のビーチの2倍の面積を持つ険しい海岸線を確保するよう求められるっちゅうわけやで。あの作戦の規模を思い出してみようや:
1944年6月6日、Dデイとして知られるこの日、連合軍はオーバーロード作戦という史上最大の海上侵攻作戦を展開して、ナチス占領下のフランスのノルマンディー海岸の約80キロにわたる5つのビーチに約156,000人の兵士(空挺・海上部隊を含む)を上陸させたんや。対象となったビーチはユタ(アメリカ)、オマハ(アメリカ)、ゴールド(イギリス)、ソード(イギリス)、ジュノ(カナダ)の5つで、それぞれ規模が違うんやで。ユタは約18キロ、オマハは約16キロ、ゴールドは約16キロ、ジュノは約3キロ(最小)、ソードは約8?13キロやった。これらのビーチは干潮、崖、障害物によって比較的狭く、要塞・地雷・砲兵からの激しいドイツ軍の銃火の下で兵士たちは限られた上陸地点に押し込められたんや。初日だけで約133,000人が海から上陸して、7,000隻以上の艦船、11,000機の航空機、50,000台の車両に支援されたその膨大な規模の人員は、計り知れない兵站上の課題を生み出したで。港を確保することなくオープンビーチで物資を届けなければならず、毎日何千トンもの燃料・弾薬・食料・装備を荒れた海・上陸可能なビーチ幅を狭める潮の満ち引き・ドイツ軍の反撃の脅威の中で荷揚げするため、仮設のマルベリー人工港(事前に製造されたコンクリートのケーソンと防波堤を英仏海峡を越えて曳航したもの)という革新的な解決策が必要やったんや。これらの困難にもかかわらず、6月11日の終わりまでに326,000人以上の兵士と100,000トンの物資が上陸して、橋頭堡を確保して西欧解放への道を開いたんやで。
では二つの海岸の地理を比較してみようや。ホルムズ海峡沿いのイランの海岸線(この狭い戦略的要路の北側)と1944年6月6日のDデイ侵攻で攻撃されたノルマンディーのビーチは、大規模な軍事作戦の対象となった沿岸地帯という点では表面的な類似点があるけど、地理・規模・地形・水陸両用作戦への影響において劇的に異なるんや。
どちらも水辺に面した崖や高地と、より平坦でアクセスしやすい沿岸地帯が混在しとるで。バンダル・アッバース付近のイラン側とホルムズ海峡の一部では、ザグロス山脈が海から急峻に突き出した垂直の崖と山岳地帯があって、ノルマンディーのオマハビーチ両脇の高さ30?45メートルの断崖(攻撃側に壊滅的な被害をもたらした)と似た自然の防衛上の有利な地点を提供しとるんや。どちらの場合も地形は防衛側に有利で、高所からの観測・砲撃・要塞化された陣地が可能やで(例:イランの島嶼・沿岸砲台対ドイツの大西洋の壁のトーチカ)。どちらの地域も潮の影響と潜在的な航行上の危険を抱えとって、ノルマンディーでは干潮時に障害物が露出して使用可能なビーチ幅が狭まったし、ホルムズ海峡は深海やけど砂嵐・霞・狭い航路が大規模な展開を複雑にしとるんや。
ノルマンディーの上陸ビーチは5つのセクター(ユタ約18キロ・オマハ約16キロ・ゴールド約16キロ・ジュノ約3キロ・ソード約8?13キロ)にわたる連続した80キロの前線にまたがって、大規模な部隊上陸のための広い線形突撃ゾーンを形成しとったんや。これとは対照的に、ホルムズ海峡沿いのイランの海岸線は潜在的な水陸両用作戦の焦点としてはより断片的で短く、狭い海峡(一部で幅34?56キロ、航路は各方向約3キロのみ)とバンダル・アッバースのような主要開発地域が支配的で、ノルマンディーのような長くて均一なビーチフロントがないんや。イランの海岸は一部に狭い沿岸平野とビーチ・干潟があるけど、大部分が険しくて崖が多く、大規模な上陸に理想的な広大な砂浜がないんやで。
ノルマンディーのビーチは比較的平坦で砂地(砂丘・障害物・海壁あり)やったけど、崖・生垣・浸水した湿地帯が後背地にあって、狭い殺傷ゾーンを生み出しながらも上陸後の車両移動は可能やったんや。イランの海岸はより山がちで乾燥しとって、急峻な崖・限られた平坦なビーチ・小さな河口・過酷で砂漠的な条件(暑くて埃っぽくて真水も少ない)が続くんや。これは持続的な橋頭堡の確立をはるかに困難にして、実行可能な上陸地点が少なく崖や山から急速な障壁が生まれるんやで。
ノルマンディーのビーチは要塞化にもかかわらず奇襲攻撃に比較的脆弱な地点として選ばれて、大規模な海軍・人工港の支援で1日に約156,000人の兵士が上陸できたんや。イランのホルムズ海岸への水陸両用作戦は、より防衛しやすく狭くて水深のある環境に直面して、イランの島嶼(ケシュム島・ホルムズ島など)と高地の支配が多層防衛・ミサイル・ドローンの脅威・迅速な増援を提供するんや。これはDデイ式の大規模上陸にはるかに不向きで、高リスクの限定的な急襲や封鎖シナリオに近いもんになるで。
次に各MEUに付随する航空支援を見てみようや。第31海兵遠征隊(USS Tripoli水陸両用即応群に乗艦)と第11MEU(USS Boxer水陸両用即応群に乗艦)の航空戦闘部隊(ACE)は、各MEUの海兵空地任務部隊(MAGTF)の航空戦力を構成するんや。2026年において米海兵隊のMEU ACEは遠征作戦向けに調整された複合飛行隊で、固定翼攻撃・ティルトローター強襲支援・回転翼攻撃・多用途・兵站・輸送能力を組み合わせたものやで。これらはLHA-7(Tripoli、ウェルデッキなしの航空重視)やLHD-4(Boxer、上陸用舟艇用ウェルデッキあり)のような水陸両用攻撃艦に最適化された様々な飛行隊からの増強分遣隊やんや。
第31MEU ACE(Tripoli ARG、2026年)
第31MEUのACEはUSS Tripolyの大型飛行甲板を活用した強化された固定翼戦力で、高度な航空作戦向けに構成されとるで。主要構成要素は:
海兵戦闘攻撃飛行隊(VMFA)121「グリーン・ナイツ」:F-35B ライトニングII ステルス戦闘機(短距離離陸・垂直着陸型)で、多目的攻撃・航空優勢・近接航空支援・情報・監視・偵察(ISR)を提供するんや。
海兵中型ティルトローター飛行隊(VMM)265(増強):MV-22B オスプレイで、広範囲にわたる迅速な兵員輸送・強襲支援・兵站を担うで。
回転翼支援:通常はAH-1Z バイパー攻撃ヘリ・UH-1Y ヴェノム多用途ヘリ(武装護衛・多用途)・MH-60S シーホーク(海軍HSC飛行隊から、捜索救助・多用途・特殊作戦支援)の分遣隊を含むんや。
追加要素:CH-53E/K スーパースタリオン/キングスタリオン重輸送ヘリの限定的な分遣隊(特大貨物・輸送用)も考えられるが、デッキスペースの優先順位によりTripoli上では常に完全な分遣隊があるわけやないで。
第11MEU ACE(Boxer ARG、2026年)
第11MEUのACEは水陸両用突撃と持続的作戦のためにバランスの取れた構成で、より伝統的な増強複合型の構成を取っとるんや:
海兵中型ティルトローター飛行隊(VMM)(例:VMM-163や同様の西海岸飛行隊、増強):兵員挿入・抽出・兵站の中核としてMV-22B オスプレイを運用するんや。
海兵戦闘攻撃飛行隊(VMFA)分遣隊:戦術航空支援用F-35B ライトニングIIで、西海岸MEUでますます標準化されとるんや。
攻撃・多用途回転翼:近接航空支援・武装護衛・偵察のためのAH-1Z バイパーとUH-1Y ヴェノムの分遣隊やで。
重輸送と海軍支援:可能性のあるCH-53E/K分遣隊(Kモデルへの移行中)と重輸送・多用途のMH-60S シーホークやな。
小さな島を攻略するにはかなりの戦力に見えるけど、ホルムズ海峡のイランの海岸線を確保するには不十分やで。もう一つの問題がある。これらの艦船には空母打撃群(CSG)に随伴する駆逐艦の防空シールドがないんや。イランの海岸から800キロ以内に近づけば、イランのミサイルやドローン攻撃に対して脆弱になるんやで。
国防総省の計画立案者が2つのMEUをペルシャ湾北部に位置するハルク島の占領・確保に使おうとするなら、MEUはホルムズ海峡という難所を突破せんとあかん。そこではイランがドローンの群れ・ミサイル・海上ドローン・潜水艦・高速攻撃艇で狙いやすいターゲットを大量に手に入れることになるんやで。
もう一つの可能性として欺瞞作戦も考えられるんや。ひょっとしたら国防総省の計画立案者は、アイゼンハワーがパットン将軍の架空の幽霊部隊を使ってドイツ軍にノルマンディーではなくパ・ド・カレーに上陸すると信じさせたように、MEUを使っとるんかもしれへんな。イランの注意をペルシャ湾に向けさせておきながら、濃縮ウランを含むイランの地下核施設の一つへの地上攻撃など、別の任務を米軍が遂行するためのものかもしれへんで。
結論はこうや。MEUは4月の第1週まで何もできる位置にはないんや。MEUがホルムズ海峡のイラン領土の一部を確保するかハルク島を占領するために使われたら、米軍の犠牲者数はおそらく膨大なものになって、海峡はほとんどの海上交通にとって引き続き閉鎖されたままになるやろう。
パスカル・ロッタツ(ニュートラリティ・スタディーズ)との木曜日の夜遅くに収録した対談はこちらやで。
判事とレイとの金曜日のインテリジェンス円卓会議はこちらや。
ウィルカーソン大佐とわしがニマとイランの最新情勢を議論したで。
カウンター・カレンツ・チャンネルの一環として、ヤコフ・ラプキン教授にシオニズムの問題についてインタビューしたんや。


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