2026年4月2日木曜日

ダニエル・デイヴィス:トランプのイラン戦争演説をブッタ斬る

Trump Iran War Speech REACT /Lt Col Daniel Davis
Daniel Davis / Deep Dive

まずは、ついさっきフォックスニュースでリンゼイ・グラハムがイキり倒してたのを見たか?「エピック・フューリー作戦は歴史上最も成功した!ドナルドは癌細胞から世界を救ったんや!核もミサイルも粉砕した!さあ、ディール(取引)に乗るか、全部吹き飛ぶか選べ!」やて。おめでたい話やな。
さて、ドナルドの演説の中身やけど……結局、今まで言うてた「チアリーディング(自画自賛)」の繰り返し。新しい話は一つもあらへん。
「2?3週間でケリをつける」とか、もっともらしい「嘘」を自信満々に並べとる。
何も知らん人が仕事帰りにテレビで見たら、「おお、大統領が俺たちを救ってくれたんか」と騙されるかもしれん。けど、現実(リアル)はそんな甘いもんやない。
今夜だけは「嘘の回転(スピン)」で誤魔化せても、現実にぶち当たったらそのスピンは粉砕される。現実は常に勝つんや。
1. 「石器時代に戻す」と言うてから「交渉中」?
ドナルドは一文の中でこう抜かしよった。
「あと2-3週間で、あいつらを本来あるべき『石器時代』まで叩き落としてやる。その一方で、交渉は継続中や」
……アホか。
論理的に破綻しとるやろ。交渉っちゅうのは、お互いの妥協点を探るもんや。「無条件降伏せんと皆殺しにするぞ」っちゅうのは交渉やなくて、単なる「脅迫」や。
2. 発電所を狙うのは「戦争犯罪」や
ドナルドは「交渉に応じんかったら、イラン全土の発電所を同時に、徹底的にブチ壊す」と言うた。
ええか、俺は21年軍におった。4回戦地に行った。その間、軍の弁護士(JAG)から耳にタコができるほど叩き込まれたんは「戦時国際法(ジュネーブ条約)」や。
民間人のライフラインである発電所を全部止めるんは、病院の電気も、学校の電気も消すっちゅうことや。罪もない民間人を死なせるんは、明確な「戦争犯罪」や。
かつてのアメリカ軍は、そんな汚い真似をした兵士を厳しく罰してきた。「俺たちはそんな卑怯な連中やない」と誇りを持ってたはずや。やのに、最高司令官(ドナルド)が「これが今の俺たちのやり方や」と開き直っとる。情けない。
3. 「尻尾(ロジ)」を狙われる恐怖
「イランの石油施設もいつでも消せる。あいつらのレーダーは100%全滅させた」とドナルドは豪語しとるけど、イラン側も黙ってへん。
「俺たちの電気を消すなら、お前らの同盟国(湾岸諸国)やイスラエルの電気も消したる。石油を止めるなら、お前らの石油も止めたる」
これが現実や。特に「海水淡水化プラント」を狙われたら、湾岸諸国は一瞬で詰む。イランは山からの天然水があるけど、UAEやクウェートは水の90%を淡水化に頼っとる。
「イキり倒して攻撃した結果、同盟国の国民が喉の渇きで死ぬ」……そんなリスクを、ドナルドは数字で考えとんのか?
4. 嘘、嘘、また嘘
「4万5,000人の虐殺」: 最初は3,000人、次に1万人、3万人……ついに4万5,000人まで数字を盛って「人道的介入」の正当性を作ろうとしとる。
「外交を尽くした」: 真っ赤な嘘や。外交を「軍事攻撃の隠れ蓑」に使っただけやろ。2月26日にイラン側が「核武装を不可能にする譲歩案」を出してきた時、ドナルドはそれを無視して「エピック・フューリー」をぶっ放した。
「イランの新大統領は話がわかる」: ペゼシュキアンはずっと前から大統領や。何を寝ぼけとるんや。「新政権」なんて存在せえへん。
5. 市場は騙せん
ドナルドが演説しとる最中、面白いことが起きた。
彼が「ミッション完了!もうすぐ終わる!」と喋れば喋るほど、原油価格が跳ね上がったんや(1バレル140ドル目前)。
世界中のプロは、ドナルドの「ファンタジー」を1ミリも信じてへん。
イスラエルには今もミサイルが降り注いどる。軍事能力を「粉砕」したはずやのに、事実は逆や。
挙句の果てに、「ホルムズ海峡の封鎖? 俺たちはもう帰るから、あとは油を買ってる欧州やアジアの連中が勝手に開ければええやん」やて。
自分で火をつけておいて、「消火は近所の奴らがやれ」……これ、同盟国からしたら最大の屈辱やで。

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