2026年5月21日木曜日

ラリー・C・ジョンソンのSONAR21:サウジがイランへの新たな攻撃を阻んどる、宗教的な理由

https://sonar21.com/a-religious-reason-the-saudis-are-blocking-a-new-attack-on-iran/

A Religious Reason the Saudis Are Blocking a New Attack on Iran

by Larry C. Johnson 

2026年5月21日

「ハッジ(聖地巡礼)」。これが今、中東の火遊びを止める鍵になっとるんや。ハッジはイスラム教の「五行」の一つで、信徒にとって一生に一度は果たさなあかん義務や。今年のハッジは今度の日曜日、5月24日から始まる。

ハッジは世界最大級の人間の集まりや。毎年約180カ国から200万?300万人がサウジアラビアに集結する。サウジ政府はビザを発行して割当数を管理しとるが、とにかく膨大な数や。この一大イベントは5月31日まで続く。

サウジの指導者たちは分かっとる。もしサウジの基地からアメリカがイランを攻撃したり、プリンス・スルタン空軍基地(PSAB)の給油機能が使われたりすれば、イランは確実にサウジの目標を叩き返すやろ。停電が起き、航空交通が麻痺して、巡礼者たちが来られん、あるいは帰れん事態になる。この聖なる期間にアメリカがイスラムの国を攻撃するなんてことになれば、アメリカの地に落ちた評判はさらにズタボロになるっちゅうわけや。

トランプがイランへの空爆を強行する可能性はある。せやけど、その場合はサウジの領空を使わんと、イラク上空で給油を行う形に変えるかもしれん。

外交面では、ワシントンは相変わらずイランに対して、ウランの大量移転や核インフラの制限を要求しとる。見返りは段階的な制裁緩和と、資産への限定的なアクセスや。

一方でテヘランの態度は一貫して譲らん。

多方面の地域戦争を終わらせること。

実効性のある制裁解除。

凍結された国家資産の解放。

イランの影響力と戦略的地理(特にホルムズ海峡付近)という現実を認めること。

ここが重要や。テヘランは、もはや核の力を単なる交渉のチップやとは思ってへん。彼らにとっては文明の存続に関わる生存戦略なんや。イランは核物質を西側の管理下に置く気なんて毛頭ない。もし外部が管理に関わるとしても、ワシントンや欧州じゃなくて、ロシアや、ひょっとしたらもっと広いユーラシアの枠組みを求めてるんや。

結論や。パキスタンを仲介役に据えた米イラン交渉は、おそらく失敗に終わる。そしてアメリカはイスラエルと共にイランへの攻撃を再開するやろう。ただし、サウジ、カタール、クウェートの支援なしでな。

今日、ポール・ミルズのインタビューを受けた。アメリカ国内の最新の政治情勢についても議論したで。

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