2026年5月20日水曜日

ラリー・C・ジョンソンのSONAR21:サウジの態度が変化

https://sonar21.com/trump-wants-to-attack-iran-but-does-saudi-arabia-hold-the-keys/

Trump Wants to Attack Iran, But Does Saudi Arabia Hold the Keys?

20 May 2026 by Larry C. Johnson

トランプはイランを叩きたい、けどサウジが鍵を握っとんちゃうか?

2026年5月20日 ラリー・C・ジョンソン

アメリカがまたイランに一発かまそうとしとんのを、裏で必死に止めようとしとる動きがある。そのへんの事情にめちゃくちゃ詳しい西アジアの情報筋とつながっとるツレから、おもろい話を聞いたんや。

今、ロシアと中国がペルシャ湾で新しい安全保障の枠組みを作ろうと必死に動いとる。これにはトルコも巻き込んで、アメリカをペルシャ湾から追い出して、この地域の安全はイラン、サウジ、トルコで仕切ろうやないかって話や。

そのツレが今日送ってきた内容は、こんな感じや。

まず、サウジのスタンスがみんなが思っとる以上に変わってきとる。

最初、リヤド(サウジ政府)はイランへの攻撃にわりと前向きやったんやけど、戦争が進むにつれてその態度が一気に引いた。イランがミサイルでサウジの基地やインフラを正確にぶち抜く能力を見せつけてきたこと、それにパキスタン軍の専門部隊がサウジの土地にがっつり入ってきとることで、サウジは「王国を守るんが最優先。アメリカの出撃基地にされてたまるか」って姿勢に変わったんや。

今やサウジの基地では、防空部隊や軍用機を含むパキスタンの部隊が、完全に「防衛限定」の任務で動いとる。これがサウジにとっての政治的な言い訳と、実際の防衛力になっとるわけや。ワシントンに向かって「ウチの国と王室を守るんは第一やけど、アメリカがイランとダラダラ航空戦やるためのメインステージになる気はサラサラないで」って言えるようになったんやな。

この流れで、表に出てけえへん2つの動きに注目せなあかん。

1つは、アメリカの高官がイスラマバード(パキスタン)経由でテヘラン(イラン)にメッセージを何度も送っとること。これは、ワシントンがパキスタンを間接的なパイプにして、全面戦争を再開するどころか、むしろ熱を冷まそうとしとる証拠や。

もう1つは核の話や。イランはウラン濃縮のやり方についてはちょっと柔軟な姿勢を見せとるけど、すでに濃縮したウランのストックの扱いについては一歩も引いてへん。一部をロシアに渡す準備はあるみたいやけど、ワシントンがウランの在庫にいちいちケチつけてくるような、アメリカ有利の仕組みは絶対に拒否しとる。つまり、降伏する気は全くなくて、お互い牽制し合いながら交渉の余地を探っとる状態や。

こういう背景があるから、またドカンと大きな空爆作戦が始まる可能性はゼロやないにしても、俺の目から見たらまず無い。

もし万が一、戦争が再開したとしても、サウジやカタールがアメリカの作戦の主役になったり、拠点を貸したりすることは、まずあり得ん。どっちの国も、これ以上エスカレートしたら自分らでコントロールできんくなるって分かっとるから、「ウチの領空や基地が真っ先に狙われる標的になるんは勘弁してや」って、それぞれ違うやり方でサインを送っとる。

サウジの基地にパキスタンが防衛目的で居座っとるんも、この心理を後押ししとるな。つまり「この戦力はサウジを守るための盾であって、他所の国(アメリカ)が喧嘩の階段を駆け上がるのを手伝うためのハシゴやない」っていう暗黙のメッセージや。

これら全部をひっくるめて、戦略の景色がガラッと変わってもうたんや。

中国とロシア、それにイラン自身の自前の技術も合わさって、この期間にミサイル、ドローン、防衛システム、その他諸々の戦闘ツールをめちゃくちゃ最新型に磨き上げて、ガチガチに固めよった。10年前と比べたら、プレッシャーを跳ね返す力が桁違いに上がっとる。それに、トランプの無茶な要求をまともに聞く気なんてサラサラない。

この現実をサウジも、ドーハ(カタール)も、パキスタンも痛いほど分かっとるから、アメリカの「限界までトコトン叩く」やり方の最前線に立たされるのを、みんな嫌がっとるんや。

結局のところ、これからはサウジが手を貸してド派手な空爆を仕掛けるっていうよりは、お互いにじわじわプレッシャーをかけ合って、出方を窺いながら、ゴリゴリの脅し合い交渉が続く環境になる。

もちろん、絶対にエスカレートせえへんとは言い切れんけど、サウジ、カタール、パキスタン、イラン、そして中露枢軸っていう主要プレイヤーの思惑を考えたら、泥沼の対規模な戦争に戻るよりは、現状維持で封じ込めて話し合いに持ち込む方に向いとる。

イランは中国から「CM-302」超音速対艦巡航ミサイルを海路で大量に仕入れて、さらにロシアからもめちゃくちゃ進んだ最新のレーダー機器をごっそり受け取った。これらのシステムはもうイランの土地に配備されとる。

これが合わさったことで、イランは自国の領空や海岸線を守るだけやなくて、大型の軍艦や空母打撃群みたいなドデかい水上戦闘艦に対して、こっちから攻め込む能力をガチで強化しよったんや。

この「CM-302」ってのは、いわゆる「空母キラー」って呼ばれるクラスの兵器や。超高速で海面スレスレを飛んできて、ごちゃついた海域にいるデカい海軍の標的を仕留めるのに特化しとる。

これにロシア製の高性能な長距離・超水平線レーダーが組み合わさったことで、イランの「敵を見つけて、追跡して、ロックオンして、ぶち込む」という攻撃のチェーンがめちゃくちゃ強固になった。その結果、ペルシャ湾やホルムズ海峡の周辺における「敵を近づけさせへん(A2/AD:接近阻止・領域拒否)」の構えが、ほんの1年前と比べても段違いにヤバいレベルになっとる。

実質的な話をすると、トランプやアメリカの軍事プランナーどもは、イランに対して大きな作戦を仕掛けようとする前に、本気で二の足を踏まざるを得んということや。特に、あの狭い海域に空母打撃群を突っ込ませるような作戦なんて、もってのほか。大規模な攻撃を仕掛けるコストも、リスクも、どうなるか分からん不確実性も、全部跳ね上がってもうたからな。

一番のビッグニュースは、中国がイランに「CM-203」(※注:おそらくCM-302の誤記、あるいは別系統)超音速対艦巡航ミサイルをかなりの規模で供給したっていう話や。これがマジやとしたら、ホルムズ海峡を抜けてペルシャ湾に入ろうとするアメリカの軍艦への脅威は、新しい次元の危険ゾーンに突入したことになる。

もしサウジが「アメリカがイランを攻撃するのにサウジの領空や基地を使うんは絶対に認めん」って改めて拒否したら、トランプは今週後半に予定しとるって噂の攻撃作戦を、中止せざるを得んくなるかもしれん。

今週初め、UAEの原子力発電所の近くにイランのドローンが落ちたって騒ぎがあったけど、イランは別に湾岸の隣国を攻撃しとるわけやない。あのドローンはイラクから飛ばされたって話や。俺の睨んだところ、あれはイスラエルが仕掛けた偽旗作戦(自作自演)やな。UAEやサウジを煽って、アメリカが計画しとるイラン攻撃に引きずり込もうとしたんやろ。

もしこれでイランが攻撃されたら、イラン側は攻撃を実際にやった国だけやなくて、爆撃を手助けした国(基地を貸した国とか)に対しても、一瞬で報復攻撃を仕掛ける準備を整えとる。

毎週火曜日恒例のマルチェロとの雑談でも……今回はトランプの最近の中国訪問のことにスポットを当てて話したんや。

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