2026年5月14日木曜日

ラリー・C・ジョンソンのSONAR21:中国がトランプを外交プロトコル的に格下扱いの件

https://sonar21.com/china-sends-a-message-to-trump/

China Sent a Tough Message to Trump… Did He Understand It?

14 May 2026 by Larry C. Johnson

トランプにチャイナが送った強烈なメッセージ……ちゃんと伝わったんかな?

トランプが専用機で北京に降り立つ前から、中国は「お前は二流のリーダーや」「関係はまだ冷え冷えやで」って、遠回しやけどはっきりしたメッセージを送っとったんや。

まず一つ目。「チャイナ・デイリー」がトランプとの会談をめちゃくちゃ軽く扱って、タジキスタンのリーダーと習近平の会談をでかでかと載せたんや。トランプとの会談はサイドバーの「習近平、世界の不確かさの中で米中関係をうまくやっとる」っていう記事にちょろっと埋もれとっただけやで。

二つ目。CCTVもXINHUAも、2026年5月12日時点でトランプとの会談について何にも書いてへんかったんや。

三つ目。トランプが着く前に、中国大使館がワシントンで「ワシントンが口出しすんな」っていう4つの「レッドライン」を発表したんや。

台湾問題

中国の民主主義と人権

政治体制

北京の発展する権利

要は「これについてトランプがごちゃごちゃ言うたら、中国への侮辱やと受け取るで」ってことやな。

四つ目。トランプが北京に着いたとき、空港に出迎えたんは習近平本人やなくて副首相(副大統領とも言われとる)やったんや。外交担当者と儀仗隊もおったけどな。これ、2017年11月のトランプ初訪中のときと全く同じ対応やで。

プーチンのときと比べたら一目瞭然やわ。習近平、プーチンが来たときは自分でわざわざ出迎えて、大々的な歓迎セレモニーをやったんやから。

習近平の最初の発言はこんな感じやったで。

米中関係の土台は互いに得するもんでなあかん

対立したら共倒れや。ライバルやなく、パートナーにならなあかん

中国とアメリカは「トゥキディデスの罠」を乗り越えて、新しい関係を作らなあかん

※「トゥキディデスの罠」ってのは、台頭してくる新興国が既存の覇権国を脅かして、戦争がほぼ避けられんようになるっていう政治概念やで。米中関係の話でよく使われるやつや。

台湾についてはこない言うたで。「台湾問題への対応を間違えたら、米中間の衝突につながりかねん。台湾海峡の平和が米中関係のカギやで」ってな。

制裁の話もあるで。トランプが北京に出発する直前、2026年5月11日にアメリカの財務省が、イランの石油を中国に売ったり運んだりするのに加担した12の個人・法人(3人+9社)に制裁をかけたんや。

その前にも色々あって、4月24日には中国の「ティーポット精製所」5社にイランの原油を大量に買ったとして制裁、5月2日には中国が対抗措置として「ブロッキングルール」を初めて発動、5月8日にはトランプ政権がさらにイランの軍事・情報活動に加担したとして中国の衛星・テクノロジー企業に追加制裁……と、なかなかえげつない応酬が続いとるわけや。

習近平、金曜の非公開会談でこの制裁問題を絶対トランプに直接ぶつけてくるやろな。「友好関係とは相容れへん」ってな。トランプが制裁を撤回するかどうか……見もんやで。

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