2026年6月9日火曜日

ラリー・C・ジョンソンのSONAR21:イスラエル、イランとの和平合意を阻止

https://sonar21.com/israel-crosses-irans-redline-in-a-mission-to-prevent-trump-from-signing-a-peace-deal-with-iran/

イスラエル、イランとの和平合意阻止を狙い、イランのレッドラインを越える

イランが西側、特にイスラエルに対して「ベイルートへのこれ以上の攻撃は報復を招く」と警告してから9日後、イスラエルはベイルート郊外のダヒエを攻撃したわ。日曜午後のこの攻撃では2棟のビル内の2室が標的となり、人口密集地で少なくとも2人が死亡、11人が負傷したとレバノンの国営通信は報じとる。

イランは約束通り、直ちに反応してイスラエルへ5波にわたり20発のミサイルを発射したんや。ドナルド・トランプはネタニヤフ首相に電話をかけ、イランとの和平合意を予定しているため報復を控えるよう伝え、もしイスラエルが報復すれば米国の支援は受けられないと警告した。しかしネタニヤフは何をしたか? 彼は11発のミサイルでイランへ報復攻撃を行ったんや。

現時点(記事執筆時点)で、イランはさらに大規模なミサイル攻撃で応戦しており、イスラエル軍は迎撃したと主張しているものの、イスラエル国内での被弾が確認されとる。これにフーシ派も加わり、イスラエルへのミサイル発射とバブ・エル・マンデブ海峡の封鎖を宣言したため、金融市場は大荒れ必至や。さらにヒズボラもイスラエル北部へのミサイルとドローン攻撃を強化しとる。

革命防衛隊(IRGC)は、イスラエルによるイランのレーダー施設攻撃への報復として、主要航空基地であるテルノフとネバティムを標的とした軍事作戦「ナスル(勝利)」の開始を公式に発表した。これが成功すれば、イスラエルはイランへの追加攻撃能力を大きく削がれることになるやろう。

私の見立てでは、イスラエルがベイルートを攻撃した唯一の目的は、イランに攻撃を強制することで米国を戦争に引きずり込み、トランプが進める対イラン和平交渉を妨害することやった。今のところイスラエルの目論見は外れ、トランプは傍観を決め込んでおり、ネオコンやシオニストたちはヒステリーを起こしとる。

トランプがもしこのまま介入を拒否し続ければ、状況は昨年6月の「12日間戦争」のようになる可能性がある。ただ、今回は事態が違う。イランは、イスラエルがレバノンとガザから撤退しない限り、降伏を強いるまでミサイル攻撃を止めるつもりはないやろう。イランは今、消耗戦を戦うには以前より有利な位置に立っとるんや。

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