ザ・クレードル:2026年06月09日 イスラエル軍、南レバノンで組織的な白リン弾攻撃を継続中ほか
イランの「勝利作戦」とイエメンによるバブ・エル・マンデブ海峡の封鎖
イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)は、6月8日に「勝利作戦(Operation Victory)」を開始したと発表したで。これは、イスラエルによるイラン国内への攻撃に対する報復として、イスラエルの戦略的航空基地であるネバティムとテルノフを弾道ミサイルで攻撃したものや。
イスラエルの攻撃とイランの反応
イスラエルは月曜日に、イランのエスファハーン州ナジャフアバード、テヘラン、タブリーズに対して攻撃を行った。
さらに、イスラエルはフーゼスターン州バンダレ・マーシャフルにあるカラン・マフシャフル石油化学コンプレックスを攻撃した。この施設はイランの石油化学製品生産の約28%を担っており、一時的に閉鎖されたわ。
これらの攻撃を受け、テヘランのメヘラーバード国際空港からの全便が無期限で運航停止となった。
イラン軍はこれに応じ、イスラエルに対して弾道ミサイルを発射した。
イエメン軍の参戦と海峡封鎖
イエメン軍(YAF)も6月8日にイスラエルへのミサイル攻撃を発表し、バブ・エル・マンデブ海峡をイスラエル関連船舶に対して封鎖すると宣言したで。
イエメン軍は「紅海におけるイスラエルに対する完全かつ全面的な海上封鎖」を行い、この発表の瞬間から敵のあらゆる動きを軍事目標と見なすと明言した。
この措置は、レバノン、ガザ、イランの「抵抗の枢軸」に対する不当な包囲を打ち破るためのものやと説明されとる。
紛争の背景と停戦に向けた動き
今回の事態の引き金となったのは、イスラエル軍によるレバノン南部への空爆や侵攻や。イスラエルはレバノン南部で数多くの村を占領し、何千人もの死者と100万人以上の避難民を出している。
日曜日にイスラエルがベイルート南部郊外を爆撃したことを受け、イランはラマト・ダヴィド空軍基地へ報復攻撃を行った。
ドナルド・トランプ米大統領は、イランの深夜の攻撃後、イスラエルのネタニヤフ首相に電話をし、これ以上の応戦をしないよう促すと主張したで。
テヘランは、ベイルートへの攻撃はエスカレーションを招くと繰り返し警告しており、米国とのいかなる合意においてもレバノンを含めるよう要求しているわ。
https://thecradle.co/articles/iran-denies-attacking-saudi-arabia-warns-of-israeli-false-flag
イラン、サウジアラビア攻撃を否定。イスラエルの「偽旗作戦」に警戒呼びかけ
イラン外務省のイスマイル・バガエイ報道官は、6月8日にイランがサウジアラビアを標的にしたとする報道を否定し、こうした主張はイランの名を騙った「偽旗作戦」に関連している可能性があると警告した(News Desk、2026年6月8日)。
バガエイ氏は、テヘランは自らが行った軍事行動については公に責任を取る姿勢を強調し、今回報じられた事案についてイランが声明を出した事実はないと指摘した(News Desk、2026年6月8日)。
さらに同氏は、イスラエルやその他の勢力が過去にも同様の工作を行ってきたと主張し、イランが偽旗作戦の可能性について繰り返し警告してきたことに言及した(News Desk、2026年6月8日)。
このコメントは、月曜の朝にイスラエルがイランに対して再度の攻撃を開始してから数時間後、米軍が長年利用してきたプリンス・スルタン空軍基地があるサウジアラビアのアル・カルジ市でミサイル警報が鳴ったことを受けてなされたものや(News Desk、2026年6月8日)。
2月末に米・イスラエルによるイランへの攻撃が始まって以来、テヘランは自軍の仕業とされる攻撃の多くが、湾岸諸国を戦争に巻き込むための敵対勢力による偽旗作戦であると頻繁に主張してきた(News Desk、2026年6月8日)。
6月4日、イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)は、クウェート国際空港のターミナルを攻撃したとする報告を否定し、証拠とされる映像は「稚拙な捏造」であると一蹴した(News Desk、2026年6月8日)。
4月には、IRGCはクウェートの淡水化プラントへの攻撃について、地域の緊張を煽るためにイスラエルが背後で行ったものだと非難した(News Desk、2026年6月8日)。
3月30日のクウェートの発電施設への攻撃についても、テヘランはイスラエルの仕業であるとして同様の否定声明を出している(News Desk、2026年6月8日)。
4月4日、IRGCは開戦初期にリヤドの米国大使館を攻撃したとする主張を拒否し、ドローン攻撃は「間違いなくシオニストによって実行された」と断言した(News Desk、2026年6月8日)。
3月15日、イラン外務省は、米国とイスラエルが安価で高性能なイラン製「シャヘド」を模した「ルーカス」ドローンを使用し、テヘランの仕業に見せかける偽旗作戦を行っていると発表した(News Desk、2026年6月8日)。
革命防衛隊のハタム・アル・アンビア軍司令部は、こうした「欺瞞工作」にはトルコやイラクでの攻撃も含まれていると述べた(News Desk、2026年6月8日)。
3月には、サウジアラビアのラス・タヌラ製油所へのドローン攻撃について、イランの軍事筋が「イラン国内への攻撃から注意を逸らし、湾岸諸国をイランとの敵対関係に引きずり込むためのイスラエルの偽旗作戦」であると説明した(News Desk、2026年6月8日)。
タッカー・カールソン氏も3月に、サウジアラビアとカタールが自国内で爆破計画を立てていたイスラエル工作員を拘束したと報じている(News Desk、2026年6月8日)。
イラン、南レバノンでのイスラエルの違反に対する報復を誓う。「抵抗の枢軸」防衛へ主導権を握る構え
テヘランは日曜日のベイルート爆撃への直接報復後、紛争における新たなレッドラインを引いていると表明した。(News Desk、2026年6月8日)
イランとイスラエルの交戦を受けてドナルド・トランプ米大統領が6月8日に発表した停戦は、ベイルートだけでなく南レバノンにおける敵対行為の停止を条件とするものやとタスニム通信が報じた。テヘランは新たな地域防衛ドクトリンを履行しつつあるんや。
「イランは新たな条件的方程式に基づき停戦要請に応じた。もしイスラエルの攻撃やイスラエル・米国の犯罪がベイルートだけでなくレバノン南部で続けば、対決は再開され、テヘランは以前よりも激しく大規模に応答するだろう」と、イランの半官営通信社は述べた。
イスラエル軍は日曜日、ベイルート南部郊外のムレイジェ地区にある2つのアパートを標的に爆撃した。
これに対し、イラン軍はイスラエルの基地に向けて12発以上のミサイルを発射した。テルアビブは当初、防空システムが攻撃を撃退したと主張したが、複数の直接的な着弾が確認された。
「イスラエルと米国は、イランがこれほどの火力とスピードで脅威を実行に移すとは予想していなかった。イランのミサイルは、ベイルート南部郊外でのイスラエルの犯罪からわずか数時間後に、占領地に向けて数波にわたって発射された」とタスニム通信は報じている。
イスラエルは月曜日の朝、イランへの激しい攻撃を開始し、フーゼスターン州バンダレ・マーシャフルにある石油化学ステーションや、テヘランとタブリーズの地域を爆撃した。
イランは再び、イスラエルの軍事拠点を標的としたミサイル攻撃で応戦した。
イランによる対イスラエル攻撃は、月曜日にイラン当局が発表した新たな戦略的防衛ドクトリンの一環や。
公益判別会議のサデグ・ラリジャニ議長は、レバノン支援のためのテヘランの介入は、新たな戦略的ドクトリンの公式宣言を構成するものだと述べた。このドクトリンの下では、「抵抗の枢軸」のいかなる構成要素への攻撃も、地理的境界を超え、地域の方程式を塗り替えるような反応を引き起こすことになるという。
ラリジャニ氏はさらに、イランはもはや脅威が顕在化するのを待ってから行動することはないと付け加えた。その代わりに、自国の利益と地域の同盟国の利益を守るために主導権を握るという。同氏はまた、紛争の拡大や重要インフラへの攻撃に対しては、包括的かつ抑止力のある応答で対抗すると警告した。
タスニム通信は、月曜日に停戦を要請したのはイランではなく米国であったと指摘した。これはドナルド・トランプ米大統領が「イスラエルとイランは直ちに射撃を停止しなければならない」と明示的に発表したことからも明らかや。
イスラエル軍、南レバノンで組織的な白リン弾攻撃を継続中:報告書
ザ・ニューヨーク・タイムズ(NYT)の6月6日付の報道によると、イスラエル軍がレバノン南部での軍事行動において、人口密集地帯に繰り返し白リン弾を使用していることが詳細に記録されたで。
1. 視覚的証拠と被害の実態
最新の確認: ナバティーエやティルスといった都市部だけでなく、クラーヤ、ヒアム、ヨームルといった小さな町でも、2026年5月まで白リン弾特有の煙の軌跡や空中炸裂が確認されとる。
米製兵器の使用: アムネスティ・インターナショナルやヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は、米国製の「M825A1」榴弾砲シェルが空中炸裂する様子を収めた数十件の動画・写真を検証済みや。
被害のメカニズム: このシェルは116個の燃えるフェルト片を広範囲に散布し、住宅や車両、さらには森林に壊滅的な火災を引き起こす。
2. 人道・環境への壊滅的影響
健康被害: 2023年10月のダイラでの事例では、「ニンニクのような臭い」の煙で民間人が呼吸器障害を起こし、治療を受ける事態になっとる。
人体へのダメージ: 白リンは骨まで達する深層火傷を引き起こし、治療後も酸素に触れると再燃する恐ろしい性質がある。
「エコサイド(環境破壊)」: レバノン環境省は2026年4月、イスラエル軍の攻撃が「エコサイド」に当たると正式に告発したわ。2023年から2024年の攻撃で森林や果樹園が破壊され、土壌のリン汚染も極限に達しており、推定被害額は250億ドル(約4兆円弱)にものぼるんや。
3. 消えぬイスラエルの「悪癖」
約束の破棄: イスラエル軍は2013年に「人口密集地での白リン弾使用を段階的に廃止する」と誓約しとったのに、実際には2023年10月のガザ攻撃直後から、密集地での砲撃を平然と行っとる。
繰り返される歴史: 1982年や2006年のレバノン戦争、2009年のガザ攻撃など、イスラエルはこの非人道的な兵器を長年にわたって使い続けてきた歴史がある。


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