グレン・ディーセンとダグラス・マグレガー大佐:イランがアメリカ・イスラエル帝国の墓場になる
https://www.youtube.com/watch?v=pVOyU6QPZa0
Douglas Macgregor: Iran Became the Graveyard of the U.S. Empire & Israel
Glenn Diesen
お帰りやで。今回もまたコロネル、ダグラス・マクレガーに来てもろてるで、戦功のある退役軍人で著者、元米国防長官顧問や。
「番組にまた来てくれておおきに。今、トランプとネタニヤフがホワイトハウスで会談したの見てんけど、トランプはイラン戦争のエネルギー市場やグローバル経済への影響についてちょっと懸念を示したみたいやけど、ネタニヤフの方はイランとの合意は難しいっていう考えを推し進めとるみたいや。せやから必要なんは、経済的圧力に加えて軍事攻撃も含めた、もっと強い圧力やっていう話や。この会談から何か読み取れることあるんかな?何か意味があったんか、それともわしらはまだ同じ道を歩み続けとるだけなんか?」
「まぁ、わしらが聞いとるコメントは、英語で言う『ボイラープレート』の常套句みたいなもんで、特に有益なもんは何もあらへんな。せやけど、二つか三つの結論は出せると思うわ。一つ目は残念ながら、トランプはまたウクライナ問題について何も決めへんことに決めたっちゅうことや。」
「あいつはゼレンスキーの話を聞いて、明らかにあいつの背後の連中から言われた通りに行動して、二人は和やかな会談をしたみたいや。その間にゼレンスキーはウクライナ国内でパトリオットミサイルの生産ライセンスを求めとるらしいけど、そんなん絶対実現せえへんで。わしの見立てやと、それが実現する頃にはウクライナはもう存在してへんやろな。ほんでトランプはそんな戯言全部を許容して、まぁ手を振って見送ってしまいよった。あいつは議会がウクライナに金と時間を無駄にすんのを止めへんやろ。せやからあいつは何も決めへんつもりなんや。」
「がっかりする話やけど、これはロシア側にとってはもう慣れっこになってきとることやと思うわ。ネタニヤフに関しては、ネタニヤフが来てて、いつも通りのことを個人的に言うたと思うで。今日、ウォール・ストリート・ジャーナルに、クーパー提督が策定した2週間計画についての記事が出てん、これは理論上違う結果をもたらすとされとる、もう一つの大規模なミサイル・爆撃キャンペーンにつながるもんや。ほんで地上部隊使用についての噂も続いとって、特にカルグ島、それからイラン南岸のチャバハールに対してもかもしれん。せやから、あいつらの間にどんな意見の相違があったにせよ、戦略的な大きな方向性に変化はないと思うで。もうすぐ大規模な攻撃を仕掛けてくるやろうっていう嫌な予感がしとるわ。」
「これらの攻撃の中には、エスカレーション管理が全然できてへんように見えるもんもあるみたいやな。イラクへの攻撃見たやろ。これは予期せぬ結果をたくさん生む可能性あるわ。今、戦争にイエメンも巻き込まれてきとる、これも深刻な問題やと思う。でも、色んな国が関わってきとる中で、今一番あんたが懸念しとるのはどれや?わしが思うにイラクの件は、これがどれだけ悪化しうるか過小評価されとると思うんやけど、まぁわしは専門家やないからな。」
「まぁ、いくつかのことが進行中やと結論づけられると思うわ。その一つは、これはもう地域戦争になっとるっちゅうことや。もうイスラエルとイラン、アメリカだけに限定された話やなくなっとる。あんたの指摘通り、イラクにも波及しとる。イラクの人民動員隊、PMFは、わしらのイラク侵攻・占領のほぼ最初期から、内戦の間もずっとイラン側に忠実に付き添ってきた連中や。あいつらはクウェートに目をつけとる。」
「正直、わしが思うに、この戦争が終わる頃にはクウェートはもう存在せんようになると思うで。イラクの一部になってしまうやろな。わしはまた、この戦争がわしらが注目してへん場所にまで広がってきとると思うわ。エジプトで無人システムによって深刻な損傷を受けた製油所があってん。どこから来たんか正確には分からへんけど、イラクから来た可能性もあるし、色んな場所からありうる。フーシ派から来た可能性もある。アル・アンサルは今、紅海へのアクセスを支配下に置いとる。イランはペルシャ湾へのアクセスを支配しとる。これは基本的に、アメリカ海軍がもうどちらのコントロールもできへん、そしてついでに言うたら、あいつらが主張しとるような支配的な力でもなくなったっちゅう、明確で紛れもないメッセージやな。」
「わしが思うに、二つ目の要素、これが一番重要な部分で、これがトランプにとって何よりも一番悩ましいことやと思うわ。石油の流れに対する支配の喪失、グローバルエネルギー複合体の破壊、それらは確かに重要や。せやけど、ドナルド・トランプ個人にとって、そしてあいつの側近らにとって、今懸かっとるのはアメリカの軍事的・政治的・経済的覇権の存続そのものなんや。それが全てなんやで。あの『ルールに基づくリベラル国際秩序』っていう馬鹿げた発言、全部覚えとるやろ。まぁあれはブレトン・ウッズと国際通貨基金、世界銀行の後に作り上げられたもんで、世界中の人々にとって有益で良いものやとされとった手段や。人々もしばらくの間はそれを信じとった、でも最終的には、シャルル・ド・ゴールが予言した通り、開発されてきたもの全部が実はアメリカの覇権権力のためのトロイの木馬やったって気づいたんや。まぁ、それは事実やで。」
「ほんで、ロシア人やその他が指摘してきた通り、過去30年間に起きたことは、この覇権権力が拡大し続けて、ついに許容できへんレベルに達したっちゅうことや。つまり、人々はもうこれ以上耐えへんっちゅうことなんや。せやから、この軍事時代の試金石がイランやってん。」
「今のところ、アメリカ軍は負けとる。」
「せやから、事実上、世界はもう、アメリカの軍事的・政治的・経済的覇権に生きる世界は終わったって結論づけとるんや。」
「せやから、トランプは実際何をしとるんや?トランプは今、実質的に殿(しんがり)戦を戦っとるんや。この覇権のわし、守れるもんだけでも守ろうとしとる。あいつが了解覚書にサインした後戦争に戻った理由は、ようやく気づいたからやで、了解覚書がアメリカの軍事的覇権の明確な降伏やっていうことにな。それは許容でけへん、それが起きるのを許すことなんかでけへんっていうことなんや。今、いろんな連中が『これがまかり通ったら、イランを打ち負かせへんかったら、他の連中もわしらに挑戦してくるようになる、これから何年もわしらは標的になる、イランがわしらを攻撃してくる』とか、そういう戯言を言うとる。世界の大半、特に東半球が、わしら抜きでうまくやっていくかもしれんっていう可能性は、誰の頭にも思い浮かばへんみたいや。」
「わしらは今も自分らの経済、金融システムを兵器化し続けとる。中国への制裁に次ぐ制裁、イランへの制裁に次ぐ制裁、あるいはロシア、わしらが気に入らんくてわしらに挑戦してくる相手なら誰でもや。これは行き止まりやで、グレン。せやから、わしらは急速に転換点に近づいとると思うわ。それが本当に転換点なのか、それとも単にエントロピーに達しつつあるだけなのかは分からへんけど。でも今のロシアを見てみたら、西側で言われとることとは反対に、あいつらは前進しとる。ロシア軍は今、1980年代以来のどの時期よりも強くなっとる。ますます多くの部隊が動員されて、訓練されて、装備されてきとる。ロシア軍は今、事実上オデーサとニコラエフ港を封鎖して、それを閉鎖して、残ったウクライナを内陸国に変えつつある。キーウは、これらのいわゆる要塞都市がまもなく陥落するんちゃうかっていう、もっともな懸念を抱いとる。ほんで、それが実質的にドニプロ、ハリコフ、キーウへの道を開くことになる。」
「せやから、ゼレンスキーは焦っとる。あいつの政権は崩壊しつつあって、あちこちで人を解雇したり、辞任したり、去っていったりしとる。ほんで同時に、わしらは実は密かにロシア側に『話し合いたい』って言うたんや。でもラブロフ外相は『いや結構です』って言うたらしいで、なんでかいうと、わしらが本当に戦争を終わらせたいと思っとる証拠なんかどこにも見当たらへんからやな。」
「ほんでイスラエルに目を向けると、イスラエルはわしらが了解覚書を放棄したことをめっちゃ喜んどる。あいつらは単に、できるだけ長く戦争を続けたいだけなんや、なんでかいうと、あいつらの戦争は終わりまで戦い抜く戦争やからな。あいつらの判断では実存的な戦争なんや、そして実際そうなんや。あいつらはこれを、イスラエルにとっての実存的な戦争に変えてしもてる。地域全体で敵を根絶やしにして殲滅できるか、それともでけへんか、その二択なんや。あいつらは今のところわしらを完全に支配下に置いとって、それがまだ達成できると自信持っとる。わしはそんなに確信持てへんけど、あいつらはそう思っとるんや。わしらが従順で、あいつらの言う通りにする限り、まぁそう言えるんやろな、あいつらは続けていくやろな。」
「せやから、わしらはまた別の大規模な航空・ミサイル攻撃シナリオ、別の攻勢に突入するし、ホワイトハウスは相変わらず、わしが呼ぶところの『イスラエル、もしくはユダヤ・ロビーの政策決定センター』のままなんや。せやから、トランプは話を聞いて、そのまま従うと思うで。同時に、わしらは中国とも争いの最中にある。今のところ、そこでの戦争の可能性は後退しとる。何ヶ月も前、みんなわしらは中国を攻撃するのに十分なミサイルも能力も持ってへんし、もしやったとしても負けるって発表しとったやろ。何でかは分からへんけど、誰もイランについても同じことが当てはまるとは言わへんかったんや。せやから、これはトランプにとって破滅的な結末やで。」
「もう一つトランプが気づいてへんと思うことがあるんや。まぁ気づいとるかもしれんけど。今、わしらは新しい枢軸の出現を目にし始めとる。わしらいつもこの『枢軸』の話をしとるやろ。まぁ西側と中東にはただ一つの枢軸しかない。イスラエル・アメリカ枢軸や。でも東を見たら、わしが思うにロシア、中国、イランからなる、拡大しつつある枢軸があって、トルコも加えるべきやと思うわ、なんでかいうと、トルコはまだ参戦してへんけど、参戦寸前の淵まで来とるからな。」
「トルコの民衆は圧倒的多数で、中東でのこのイスラエル・アメリカ枢軸に反撃することを支持しとる。わしが思うに、エルドアンはできる限り待ってきて、これからも待ち続けるやろうけど、最後には参加したいと思っとるはずや。まるでワーテルローの戦いみたいなもんやな、あれは主にドイツの戦いで、少数のイギリス軍と、一般に信じられとるのとは違ってプロイセン、ハノーファー、あちこちからのドイツ人、それにもちろんイギリス軍がおったんやけど。そして最後に突然、オーストリアやロシアなどが登場してくる。まぁ、わしが思うに、この戦争の最後にはそれがトルコになるやろな。」
「なんでかいうと、イランは二つのことをせなあかんかったからや。一つ目は生き残ることや。」
「それは達成した。破壊されへんことを証明してん。」
「そして攻撃を続けていくやろな、なんでかいうと、生き残った後のイランにとっての二つ目の目標は、そもそも生き残れるかどうか確信持ててへんかったからな。あいつらは20年、30年準備に費やしてきたけど、完全に確信は持ててへんかった。今は生き残れることが分かって、この地域からアメリカの軍事プレゼンスを完全に追い出すことになる。それが起きるやろうな、なんでかいうと、わしらは自分の基地すら守れへんのに、まして自分らのパートナーの基地なんか守れへんからな。せやから、それが達成される。ほんでその時、わしが今説明した新しい枢軸が支配するようになる。それが中東を支配するし、東ヨーロッパ、もしかしたら西ヨーロッパも支配するかもしれん、なんでかいうと西ヨーロッパの人々もこれを見て『なんでわしらはアメリカに乗っかり続けなあかんねん』って言い始めとるからや。もうアメリカは世界一の経済大国やないし、同じような政治的影響力も持ってへん。財政的には、わしらを破滅に追い込んできとる。西側のこの詐欺の一部やって、みんな知っとるやろ、全部のドルをニューヨーク経由で循環させて再循環させて、わしらの莫大な債務に資金を提供して、わしらが良い暮らしを続けられるようにな。ヨーロッパの人らは『何のためにこんなことしとんねん』って言い始めとる。」
「そして最後に、軍事的な側面もある。ヨーロッパの人々は自国政府を疑問視し始めとる、なんでかいうとロシアの脅威について確信持てへんからやし、実際疑うべきなんや、なんでかいうと、わしらが知っとる通り、それは現実やないからな。でも、まぁ、中国、パキスタン、ロシアとの核対決に至る可能性、それにトルコやイランも含んだ対決になる可能性、こういうもんはホワイトハウスの議論には全然出てけぇへんみたいや。わしが思うに、それは今ホワイトハウスでやっとること、議会でやっとること全部が、イスラエル・ロビーとユダヤの中東における、そしてアメリカや西側におけるユダヤ人優位性の闘争っていうレンズを通して見られとるからやと思うわ。」
「せやな、確かにそれは、トランプとネタニヤフの会談からも受ける印象やね、何もかもがイスラエルにどう利益になるかっていう視点で組み立てられとったみたいやから。まず一つ、ネタニヤフはどうやらトランプに地図を見せて、トルコがシリアでイスラエルより50倍多い領土を支配しとるって不満を言うてたらしいで。まぁ基本的にはこれは不公平やって、あいつらはもっと大きな戦利品が欲しかったんやろな。それと、アメリカとサウジアラビアの間の核合意についても、トランプはネタニヤフに、これはサウジアラビアがイスラエルと関係正常化するかどうかにかかっとるって保証したらしいで。でも、これはイランにも核拡散圧力をかけることになる。せやから、イスラエルに奉仕するために多くの悪い決定が下されてるように見えるんやけど、今のイスラエル側の状況ってどれくらい安定しとるんかな?なんかこれ、絶望的な感じがするんやけど。」
「まぁ、もちろんそうやろな。ちょっと興味深いんやけど、これは1941年1月にベルリンで行われたモロトフとヒトラーの会談とめっちゃよく似とるんや。モロトフがこの会談を要求してきて、スターリンの要求を携えてやってきた。スターリンの推奨や要望やなくて、スターリンの要求やで。スターリンはボスフォラス海峡の支配を要求しとった、ダーダネルス海峡の支配を要求しとった。スターリンはダーダネルス海峡に隣接するルーマニアとブルガリアの地域の支配を要求しとった。スターリンはフィンランドの支配を要求しとった。ほんでヒトラーはそこに座って『なんてこった、こいつら狂っとる、世界全体を脅かしとる』って言うたんや。めっちゃ不満足な会談やったで。その後、ドイツ参謀本部の何人かの賢い連中が『スターリンの好きにさせておけ、そうしたら大英帝国全体、他の全員と戦争になる、なんでかいうとみんなこんなこと受け入れられへんからや、それがわしらにとって有利に働く』って主張しようとしてん。でも愚かなヒトラーは『いや、わしらは文明、西側をソビエトから守らなあかん』って言うたんや。想像してみぃ。あとは歴史の通り、戦争が起きてん。」
「あんたが今説明してくれたこの会談についてわしが気になっとる問題は、ゼレンスキーとネタニヤフが一心同体やっていうことや。二人とも同じグループの人らに支援されとる。正直に言おか、中東からムスリム・アラブ人やキリスト教徒アラブ人の人口を実質的に排除して、代わりにユダヤ人を入れようとしとる連中と同じグループの人らが、ロシアに対しても似たようなことをしたいと思っとるんや。せやから、あいつらはウクライナの混乱を後押ししとる。」
「そして悪いニュースは、わしらがそれを認識したがってへんように見える、そしてそれに立ち向かおうともせぇへんっちゅうことや、なんでかいうとその同じ勢力が文字通りみんなを所有しとるからな。何億ドルもの金を渡してきて、あんたを豊かにして、あんたが選挙に勝つのを助けて、あんたを権力の座に、公職に留めてきた人らに、たとえその政策の多くが国内的にも外交的にも本当に不快なもんやったとしても、どうやって立ち向かえっちゅうねん。わしにも簡単な答えは分からへんけど、この会談は戦争の拡大につながると思うで。」
「1941年1月の会談が惨事につながったのと同じようにな。わしが思うに、ワシントンでのこれらの会談は何の問題も解決せぇへんかった。惨事への道からわしらを外すこともなかった。むしろその道の上に留め続けとるんや。」
「せやから、グローバルエネルギー複合体とグローバル経済を見たら、両方とも奈落の底へ落ち込んどるって分かるはずや。アメリカの人らも、多分ヨーロッパの人らも、わしらはまだこの混乱したエネルギー複合体の影響を感じ始めてさえもいてへんって気づいてへんのや。もっとずっと悪化していくやろな。ドイツの状況を見てみぃ。フォルクスワーゲンは実質的に切腹しよっとる。腹切りや、自殺の道を歩んどる。ドイツ政府がどう生き延びられるんか分からへんわ。これはひどい状況で、ワシントンがトランプの下でやるはずやったこと、つまりわしらをそこから導き出すことの代わりに、わしらはまさにそこに向かって行進しとるんや。せやから、トランプが何か決定を下しとるっちゅうより、正しい決定を下せてへん、そしてこれらの政策を継続させとる、それがわしらとヨーロッパと中東に惨事をもたらすことになるっちゅうことなんや。」
「まぁ、そのエネルギー危機の話やけど、これもトランプがネタニヤフとの会談で持ち出したことやったな。でもあいつは、了解覚書にサインした理由としてエネルギーとグローバル経済への懸念を挙げてたやろ、まぁサインしたのとほぼ同時に離脱したんやけど。でも今、ホルムズ海峡の問題は解決されてへん。解決されることもないやろ。さらに紅海も加わって、もっと複雑になってきとるみたいや。サウジのエネルギー施設が攻撃されるのも見てるし、まぁ他にも色々な危機を加えられるやろうけど、エネルギー価格はあんたが話す深刻な現実を反映してへんように見えるんやけど。」
「もう一度言うけど、あんたの言うてることに異論はないで、わしはただ、このエネルギー価格をどう理解すればええんか、なんとかしっくりくるように理解しようとしてるだけなんや、なんでかいうと、本当にあんまり筋が通らへんからな。テレビでサウジアラビアの油田が燃えとるのを見れるやろ。同時に石油価格は下がっとる。これどう理解すればええんかな?」
「まぁ、ウォール街には現実と幻想の間に大きなギャップがあるんや。ウォール街は操作に慣れとる。忘れたらあかんで、ウォール街にとっては全部が金融化されとるんや。ウォール街には掘削リグに行ったことある人間なんかおらへんし、製油所を訪れたことある人間もおらへん。あいつらに『今日、わしらは製油所いくつ持っとる?30年前は何個持っとった?』って聞いても、あいつらは全然分かってへん。問題があるとすら思ってへんのや。ほんでホワイトハウスは、トランプとその側近顧問団のリーダーシップのおかげで、石油価格を操作するのがめっちゃうまいこといっとる。」
「でも、わしらが知っとるのは、例えば今、船から降ろされたばかりの石油のコストは1バレル大体140ドルくらいやっていうことや。でもそれは紙上の価格やない。これは全部これから変わっていくんや。つまり、今あるもんは何かいうと、正しい言葉は何やろな、わしらは軍事において通信の遅延について話すやろ、あんたの通信構造、命令や情報、諜報の構造の結果として、それが場所に届くまでに時間がかかる。瞬時やないんや。まぁ、それが今の石油市場で起きとることなんや。せやから、ジェフ・カリーとか、ピンクル・ピリントンみたいな石油業界で何年も経験積んできた人らの話を聞いたら、みんな同じこと言うとる。せやそうやで、現実がまだ追いついてへんだけや、でも追いつくで。ほんで今回追いついた時には、ひどいことになるやろな。数週間前、わしらは『もしトランプ大統領がこの手の関わりから手を引くか、これを終わらせたら、最小限の被害でこれから脱出できる可能性がある』って言うたやろ。2年か3年で正常に戻れる可能性もあった。でも今わしらが向かっとる先やと、10年かそれ以上かかることになるやろな。」
「そして全部が変わっていくやろな。わしらと、イスラエルに根本的に反対しとる中東の他のイラン人らの話を聞いてみたら、みんな同じこと言うとる。サイクス・ピコ協定は終わった。つまり、第一次世界大戦終結時に策定された過去の構造は消え去っていくっちゅうことや。わしらは新しい中東で暮らすようになる。それは支配されるもんやなくなる、大イスラエル計画に支配されることもないし、アメリカに支配されることもない、それは土着のもんになる。そして、これらのことを形作って決定していく二つの大国は、アメリカでもイスラエルでもない。主にイラン人とトルコ人、なんでかいうとあいつらがそこに住んどるからや、でも中国人とロシア人もそうや。特に中国は、世界で唯一何かを再建する手助けができる国やからな。わしらは無一文や。わしらは完全な金融崩壊の淵にある。」
「まぁ色々なことと似とるんやけど、あんたとわしが線路の踏切に立って、遠くを見て『見てみぃ、あそこ、列車が来てる、機関車が来てる』って言うようなもんや。ほんでみんな『あぁそやな、あんたそれずっと6時間前から言うてたやろ、まだ来てへんやんか』って言うんや。せやけど、わしらには今それが見えるんや。見えるようになったんや。それが来るんや。あぁ、そやな、分かった分かった、それが来たら起こしてくれ。」
「まぁ、来るで、グレン。せやから、いつかこれをまた見返してみたらええわ。『わしが狂っとる、カリーが狂っとる、他の専門家全員が狂っとる、他の軍事アナリスト全員が狂っとる』って言ってた連中みんな、見返してみたらええ。ほんでみんな衝撃を受けて呆然とするやろな、『なんでわしら何もせぇへんかったんや』って。それが問いになるやろな。まぁ、何かせなあかんのはドナルド・トランプって名前の男や。」
「そして問題は、あいつが何をしとるかやない。あいつが何をせぇへんかっていうことなんや。」
「あいつはただ決めへんことに決めただけなんや。せやからこそ、こういう毎日毎日変わる動揺があるんや。『あいつらを破壊したる、全部の橋を叩く』って言うたかと思えば、それがどんな違いをもたらすねん?」
「あんたは何をするつもりや?全部の病院を破壊すんのか?あんたの計画は何や?どんな標的がそんなに重要になるんや?『あぁ、カルグ島を占領する』って?それはええな、墓場やで。」
「せやな。カルグ島の兵士全員が、イラン側からの絶え間ない爆撃の下でずっと座っとる間、何をするつもりなんや?これは自殺と確実な死の演習になるやろな。まぁええ、ほなカルグ島を破壊する。ほな次は?このやり方全体には何の意味もあらへん。せやから、賢明なのはこれを止めることなんや。」
「わしらやイラン側による公然たる降伏は起きへんやろ。あいつはただ手を引かなあかんことになる。ほんで手を引くやろな。でも土壇場になるまで手を引かへん、手遅れになるまでな。ほんで国内経済がひどい状態になって、ワシントンの誰もが本当に深刻な影響を受けるようになった時に初めてやろな。」
「それは来るで、絶対確実に来る。せやから、わしには何を言うたらええか分からへんわ、まぁトランプ大統領がアメリカの航空・海軍力の限界を十分に理解してへんいうことを認める以外にな。あいつはわしらの軍事力が、アフガニスタン、イラク、シリア、アフリカみたいな、防空・ミサイル防衛を持たへん相手に対する比較的短期間のキャンペーン用に構築されてきたことを理解してへんのや、ましてや弾道ミサイルの形での作戦攻撃能力を持つ相手なんて論外や。」
「それに加えて、わしらは非常に長い兵站支援システムで運用せなあかん、それはめっちゃ脆弱で、それがわしらが今休止しとる理由の一つでもある。せやから、これは新しい問題やないんやで。わしらはこれに、一般に信じられとるのとは違って、2001年のブッシュ政権以来ずっと取り組んできとる。」
「でもそれが今のわしらの現状で、トランプはそれを一度も理解できてへんし、今それに対してひどい代償を払うことになるやろな。」
「あんたの『近づいてくる列車』っていう比喩に沿って、政治的にもう一つ予測可能な惨事があると思うんやけど、それは誰も認めたがらへんもんや、それはロシアの勝利が迫っとるっていうことやな。あらゆる証拠にもかかわらず、わしらの政治メディア確立層はまだ、潮目がウクライナとNATOにとって有利に転じつつあるっていう物語にしがみついとるみたいやけど、わしらは今、重要な領土が崩壊していくのを目にしとる。プーチンによるあのスピーチも見たけど、めっちゃ自信ありげに見えるで。モスクワからは、彼らがかなり怒っとって手加減なしでいく準備ができとるって聞こえてくる。もう外交への信頼はなくて、代わりに非常に容赦ない勝利を目指すつもりみたいや。ほんでこの文脈で、アルマゲドン将軍としても知られとるスロヴィキン将軍が再び登場してきとるようやな。これについてあんたはどう読み解くんかな?」
「まぁ、ここ数日、プーチンがクレムリン内のめっちゃ大勢の聴衆に向けてスピーチをしたのと、もう一つ、退役軍人、わしの理解やと制服から見て主に海軍将校らへのプレゼンテーションがあった。両方とも重要やと思うわ、なんでかいうと、プーチン大統領は物事がまもなく変わろうとしとるっていうシグナルを出したからな。彼は、今まではわしらは色んな理由で非常に段階的で慎重に動いてきたって指摘してん。明らかに、彼はわしが思いつく限りこの千年間でロシア人の命を最も気にかけてきた人物やと思うで、それは彼にとって評価に値することやな。」
「でも彼は言うたんや、『経済のために非常に慎重にならなあかんかった、経済構造を維持したかった、生活水準、わしらの繁栄をな』って。ほんで彼は『わしらが今の状態、今持っとるような部隊や能力に達するまで積み重ねていくのに時間がかかるっちゅう事実を受け入れなあかんかった』とも言うてた。彼は『わしらはその目標全部を達成した、めっちゃうまくいっとる。正直、ワシントンの人らが好んどるこれらの制裁は、それをやることで気高くて道徳的やって感じられるからやろうけど、無意味やし、誰にもほとんど、あるいは全く影響を与えてへん。みんな、これらの制裁を回避して生活を続ける方法を学んでしもた、特にロシアはな』って言うてた。」
「ほんで彼は言うてん、『わしは退役軍人らと話したんやけど、彼らは「もっと大胆にならなあかん」って言うてた』ってな。つまり、この件を進めよう、この敵を叩き潰して終わらせようっていうことや。ほんで翌日、あるいはその同じ日の後半やったかもしれんけど、彼はこの退役軍人らに話して、さらに踏み込んで、『たぶん今週やないし明日でもないけど、そのわし近いわしに、西ウクライナのこれらの土地は再びポーランド、ハンガリー、ルーマニア、スロバキアのもんになるやろな』って言うたんや。」
「多くの人がそれにめっちゃ動揺してん、世論調査でも『いや、わしらはそれに一切関わりたくない』って言うてる人が出てきた。でも実際のところ、彼はまた、わしらアメリカ人が危険を冒して無視しとるもの、つまり歴史と文化と言語と民族のアイデンティティに立ち返っとるんや。」
「わしがコソボの空爆キャンペーンの間覚えとることやけど、セルビア人もクロアチア人も両方とも、なんでバルーカのモスク再建にあんなに反対しとるんやろかっていう疑問が出てきたことがあってん。せやからわしは、たまたま今は少将になっとる、もしかしたらもう退役しとるかもしれんけど、ドイツ参謀本部の将校の一人に聞いてん。めっちゃ有能な人物やった。わしは『助けてくれ、わし自身でこれを調べる時間ないんや、この問題が何なんか調べてくれ』って頼んだんや。彼はやってくれた、短い論文を書いてくれて、たった数ページやったけど、翌日それをわしに渡してくれた。ほんで案の定、バルーカのモスクは、東スラヴォニアの住民が、トルコに対する東スラヴォニアの防衛を指揮したオーストリア貴族の首を買い戻すために集めた金で建てられたもんやったっていうことが分かったんや。これは1600年代初頭の話や。」
「悲しいことに、この人物は何年もその地域を指揮しとった。東スラヴォニアの誰もが彼を愛しとった、なぜなら彼がオスマン帝国から彼らを守ってくれたからな。でも彼は不幸にも戦闘で戦死して、トルコ軍は彼の首を切り落として持ち帰った、彼らが好んでやることやったんやけど、それをスルタンに送って、『この男を、彼の体全部と一緒に埋葬したいなら、その首を買わなあかんで』って言うたんや。せやから彼らは何ポンドもの金を集めて買い戻したんや。その金がバルーカのモスク建設の資金になったんや。」
「ほんで、わしが上のアメリカ人ら、SHAPE(欧州連合軍最高司令部)の連中から返ってきた答えは、『まぁ、これはばかばかしい話やな。300年も400年も前に起きたことやろ、誰がそんなん気にすんねん、それに何の意味もあらへん』ってなもんやった。わしは『バルカンではそれは昨日の出来事なんや』って言うたんや。」
「わしらはヨーロッパ人を理解してへんのや。」
「せやから、プーチン大統領があの発言をした時、彼は真実を語っとったんや。わしらが呼ぶところの『ウクライナ』のほとんどは、ポーランド・リトアニアの一部やった。実は、この話をする前に、わしらはミンスクについて話しとったんやけど、わしはミンスクに行ったことはないけど、かつてミンスクには巨大な柱が立っとって、三つの言語で『ここからリトアニアが始まる』って書かれとったんや。」
「まぁ、今はもうないけどな。」
「でも、リトアニアに行ったら、リトアニア人はそれをよう分かっとると保証するで。ほんで、ポーランド・リトアニアが支配しとった地域が、わしらが『ウクライナ』と呼んどるもんやったんや。彼が『ウクライナは国民国家やなかった』って言うのも、間違ってへんのや。」
「それはむしろ一つの地域やった。そして通常は東岸、西岸、あるいは彼らが呼んでたような右岸、左岸、コサックの間で分断されたり分裂したりしてた。これはめっちゃ複雑な世界の一部なんや。」
「でも彼の要点は、今日この土地の多くの地域に住んどる人々は、実はウクライナ人やないっちゅうことなんや。特にそこに住んどるハンガリー人らは、ハンガリーに再統合してウクライナ人の下から抜け出したいと強く望んどるのをわしは知っとる。ポーランド人らの一部も同じように感じとると思うで。わしはウクライナの体系的な解体を主張しとるわけやないけど、いつかそれが起きるやろうとは思うわ、なんでかいうと以前にも起きたことがあるからな。」
「アメリカで理解されてへんのは、これがどうやって平和を作るか、どうやって解決策を作るかっちゅう方法やっていうことなんや。こういう決定をせなあかんのや。わしらは第二次世界大戦の終わりに一連の悪い決定をしてしもた。わしらはあまりにも多くをスターリンに任せすぎて、彼が怪物を作り出したんや。ちなみに、プーチンは実質的に、彼がこの『ウクライナ』と呼ばれる構築物を作ったって言うたんや。なんでか?それが偽物やからや、それは現実やない、歴史的に正確やないんや。」
「わしの友人が最近ヨーロッパから帰ってきて言うてたんやけど、ウクライナ人らがどこかでデモをやったらしいで。あいつらはある町に入って行ったんや、確かコンスタンティンやったかな。わしはその言語話せへんから発音間違えとるかもしれんけど、そこにウクライナ国旗を掲げて写真撮って、それをメディアに送って『この町は本当にロシアの手にあるわけやない』って言おうとしとったんや。せやからロシア兵が現れて、あいつら全員止まって降伏したんや。ロシア兵が『何しとんねん』って聞いたら、あいつらは『まぁ、来てこれをやれって言われたからやったんや』って言うたんや。ロシア兵は『ほな何がしたいんや』って聞いたら、あいつらは『まぁ、本当にしたいのは降伏することや』って言うたんや。せやから彼らはロシア軍に降伏して、ロシア側は彼らをめっちゃ丁重に扱ったって指摘してたし、彼ら全員が『もうこの戦争にはうんざりや、終わらせなあかん、わしらお互い殺し合うのをやめなあかん』って言うてたそうや。」
「わしが思うに、その感情はめっちゃ強いんやけど、ホワイトハウスには届かへん。パリにも届かへん。ベルリンにも届かへん。ロンドンにも届かへん。届かなあかんのに、届かへんのや。ほんでメディアは政府と共犯関係にある。政府はグローバリストの手中にある。同じ連中が両方の場所で戦争を推進しとって、ちなみに彼らは中国に対する実質的な経済戦争の背後にもおるんや。」
「せやから、わしには簡単な答えなんかないけど、わしらが無一文やから、全部崩壊していくと思うで。」
「せやな、わしはずっと、平和はモスクワとアメリカの間で確立されなあかんと考えてきたわ、なんでかいうとヨーロッパは実質的に外交をボイコットしとるからな。せやから、わしはウクライナの平和はモスクワとアメリカの間で確立されなあかんと見てきたんや。でも、NATO諸国にとって損失なんかあらへんのや。せやから、これを終わらせる動機はあんまりないんや。ウクライナ人がロシア人を1人殺して、ロシア人がウクライナ人を5人殺しても、それはNATOにとってはゼロの損失なんや。せやから、これを終わらせる圧力はそれほどないんや。わしはただ考えとるだけなんやけど、でも同時に、ゼレンスキー政権下のキーウにも、何らかの取引を見つける意欲は全くないんやな。わしが知っとる限り、2022年にロシア軍が侵攻した最初の数日の間、ゼレンスキーはロシア側と中立性について協議するために会う合意をしとったんや。彼は『わしらもロシアの安全保障上の利益を認める何らかの取引が必要かもしれん』って自分の見解を示してた、今日話し合うことなんて考えられへんようなことをな。でも今日、ゼレンスキーがこういうことを協議するのは可能やないと思うわ。でも、それはテーブルの上に軍事的勝利だけが残されとるってことに見えるんや、めっちゃ気が滅入る話やな。わし、正直よう分からへんわ。」
「わしはまだ思うんやけど、もし誰かが20年前にわしに『ウクライナ人とロシア人が何十万人も殺し合うことになる』って言ってきたら、めっちゃ信じ難いと思うで。でも一歩下がって考えたら、あんたはさっき、サイクス・ピコ協定は終わった、新しい中東になるって言うてたやんか。ヨーロッパについてはどう見とるんかな?なんでかいうと、これが終わったら、まだ終わってへんけど、わしらはロシアと中国がめっちゃ違う役割を果たすようになるのを見ることになる。ヨーロッパとアメリカはおそらくもっと分断されていくやろうし、少なくとも政治的な西側は過去みたいには見えへんくなるやろう。この戦争によって世界がどう形作られていくと思うか?」
「わしが思うに、わしらとヨーロッパの人らは内向きにならなあかんくなるし、わしら自身の社会内部で作り出してきたこの恐ろしい問題全部に焦点を当てなあかんくなると思うで。」
「これをこの視点から見る人はほんまに少ないってわしは知っとる。誰も『わしらは自分自身の破滅の作者や』って言いたがらへん。でもみんな、この時点にわしらを導いてきた過去30年、40年の政策を見つめ直さなあかんことになる。」
「ヨーロッパの人らは、2015年から入ってきた、望まれてへんかった大量の移民全部と向き合わなあかんことになる、ヨーロッパの人らは一度も意見を聞かれたことがなかった連中や。彼らは一度も相談されへんかったし、住民投票もなかった。今、彼らは身動きできへん状態になっとる。それは日を追うごとにどんどん悪化しとる。わしらは今、スペインで、スペイン人らが自国に入れることを望んでへん人らをもっと受け入れるっていう最近の決定に対するデモも見とる。わしが思うに、これは対処せなあかんことになるやろうし、アメリカにも似たような問題があるんや。バイデン政権下、そしてその前の何人かの政権下で、何百万人もの人がわしらの国に流れ込んできた。」
「でも、確実にバイデン政権下で起きたことは前例のないもんやったで。」
「これらのことは対処せなあかんし、わしらとわしらの社会にとって実存的な問いを突きつけとる。わしらは何を望んどるんや?先日、ある人がわしに話しかけてきて、『ダグ、問題はわしらが長年、わしらがやってきたこと全部を人権と民主主義に絡めることで、アメリカ人にこれらの不必要な海外戦争・介入に注目させようとしてきたことなんや』って言うてた。彼は『あんたもわしも、それが全部戯言やって知っとるやろ』って言うてん。わしは『もちろんや』って答えた。彼は『アメリカ人はそれに気づき始めとる。今は実質的に騙されてた、嘘をつかれてたって分かってきとる』って言うてた。わしが思うに、ヨーロッパ人も同じ結論に達すると思うわ。西側で、1848年革命規模の何かが起きるのを見ることになると思うで。」
「まぁ、あの革命は当時の政府が強力で、あまり妥協せんでも済んで、軍隊と警察を国民に対して使えたから、目標を達成でけへんかった。今回はもっと厳しいことになると思うで。今の政府は強くないし、それが海外の戦争にあれだけ注目が集まる理由の一つやとも思うわ。もし紛争や危機の認識を作り出せたら、それが彼らを権力の座に留めておくことができる、権力を延命させることができるからやな。ドイツみたいな、科学産業の面で世界をリードして、わしの判断ではめっちゃ成功した素晴らしい社会を第二次世界大戦後に築いた国が、どれだけの間その状態でいられるんかな。」
「それが破壊されて誰も何もせぇへん、なんてことは期待でけへんやろ。」
「でも、もう一つの側面があって、あんたはさっきそれをちょっと指摘してくれてたな。与えられたものには価値がないんや。自分で稼いでへんもんは、大切にせぇへん。」
「第二次世界大戦後にドイツでヨーロッパを再建した人々、彼らは自分らが何をしとるか理解しとった。目の前の課題の重要性を評価しとって、自国に献身して再建してん。彼らは世を去ってしまった。圧倒的多数がもういてへんのや。今そこにおる人らは、多くの点で、あの再建の恩恵を受けてる人らやけど、同時に愚かで破壊的な政策の犠牲者にもなってしもとる、その一部は自分らが投票したもんやし、一部はそうやなかった。今、彼らは現実に向き合わなあかんけど、それを自分らで築いたわけやない。」
「彼らはただそこで暮らしとるだけなんや。今、彼らはそれがどれだけ重要か分かってきとる、もしそれを存続させたいなら、今からそのために戦わなあかんっていうことをな。」
「それはスカンジナビア全体にも当てはまると思うわ。どこでも当てはまると思う。アメリカでも同じや。わしの世代は何も建てへんかった。消費しただけや。」
「まぁ、その消費がまもなく終わろうとしとる。せやから、建設が始まらなあかんのや。わしらは何か新しいものを作らなあかんことになる、なんでかいうと、わしらが過去に築いたものはもう今日のわしらのニーズには適用でけへんからな。」
「それはヨーロッパにも当てはまるかもしれんな。」
「せやから、これらの戦争、この紛争は、何よりも財政・経済的な理由で終わると思うわ。それに、わしはイラン人の成果を軽んじたり貶したりしてるわけやないで、神に誓って、彼らは巨大な軍事力に対してうまく立ち向かってきたんやからな。ロシアの軍事的成果も貶してへんで。わしが言うとるのはただ、西側、アメリカと西側の内部で、ある程度日本や韓国でも同じことが起きると思うっていうことなんや。韓国は昨日、株式市場を閉鎖してもうたやろ。それが、わしらがこれから直面することになる非常事態の始まりに過ぎへんのや。銀行取り付け騒ぎも見ることになるやろうし、過去に見てきたこと全部、それ以上のこともな。でも、こういう国内で対処せなあかんことが、突然、国境の外で起きとることすべてを些細なもんにしてしまうやろな。」
「せやな、それはええ指摘やわ。この対外紛争は今、わしらの注意をそらしてるんやけど、でもあんたが前に言うてた列車の崩壊っていう話とも重なるな、経済危機はもう避けられへんくなってきとる。」
「まぁ、経済、債務水準、エネルギー問題を真剣に見た人なら誰でも、これが持続可能やないって認識しとると思うわ。これは崩壊することになるけど、あんたが言うた通り、人々は危機が実際に来るまでそれを聞きたがらへんみたいやな。でも、この危機がいつ来るか、タイムラインは見えるかな?どういう指標を見とるんや、この危機がいつ来るかっていう点で。」
「まぁ、先日、めっちゃ賢い人らとAIについて話し合う場に座っとったんやけど、これは株を売っとる連中やなくて、技術に実際関わっとる人らやったんやけど、彼らはまさに弾けようとしとるバブルについて話してた。誰もAIが莫大なエネルギーを消費するっていうことを理解してへんように見えるって彼らは指摘してん。そのエネルギーはどこから来るんや?」
「もし何かを建てたいなら、信用が必要や、借りられなあかん。まぁ、安い信用と安いエネルギーは切っても切れへん関係にあるんや。わしが思うに、その二つが、100年以上にわたって北米大陸のわしらの経済拡大の基盤やったんや。」
「せやから、それがなくなったら、わしらはどこへ行くんや?」
「エネルギーが安くなくなって、信用も安くなくなったら、全部止まるんや。わしらは最初からやり直さなあかんことになる。せやから、それが来ると思うで。タイムラインについては、クリスマスまでには分かると思うわ。この秋にこういうことの多くが実現するのを見ることになるやろな。ほんでその時点から、しばらくの間はさらに悪化していくやろう。人々は新しい首相、新しい大統領、新しい政府を選挙で選ぶことになるけど、彼らは何もうまくいかせられへんやろな、なんでかいうと自分らが何をしとるか分かってへんからや。ほんで突然、有能さへの需要が生まれることになる。」
「ノルウェーではどう投票するんか、人々が何を求めとるんか分からへんけど、アメリカでは人気投票なんや。なんでビル・クリントンに投票したんや?あぁ、彼はめっちゃいい人やと思うから、理解あるから。なんでドナルド・トランプに投票したんや?まぁ彼は、わしが同意することを言うてくれるから、彼はただ大声でそれを言うだけやからな。なんでオバマに投票したんや?まぁ、彼はいい人みたいやったから、気さくで、話せる相手みたいやったから。わしはいくらでも続けられるで。」
「わしはヒトラーに会ったことある人らと一緒に座ったこともあって、『あの男の何がそうさせたんや?』って聞いたら、みんな同じことを言うたんや。『あぁ、あれは話せる相手やった』ってな。ほな、それでええ。」
「でも、ある時点で、有能さが決定的に重要になるんや。自分が何をしとるか本当に分かっとる人らが必要になる。そして法を執行する人らが必要になる、なんでかいうと、西側世界全体で緩んでしもたことの一つが法やからな。わしらは、100年前のわしらの祖先やったら絞首刑にしとったような、あらゆる種類のことを人々に見逃してきとる。」
「せやから、わしらにはまだまだ長い道のりがある。回復には何年もかかるけど、この秋には、わしらがどこに立っとるかがかなり明らかになるやろな。簡単な解決策はあらへん。ごまかして抜け出すことなんかでけへん。ほら、石油、戦略石油備蓄、あれはどんどん枯渇してきとる。トランプにめっちゃ怒っとる人らもおるで。」
「彼らは、それがもう使えなくなるところまで枯渇させられるんちゃうかって恐れとる、特にこの地下岩塩鉱山なんかな。わしにはよう分からへん、わしはその中にいてるわけやないし、その情報にアクセスできる立場にもない。でもこういう話はいつも耳にするんや。マイクロ回路の話も出てくるし、軍事のためだけやなく経済全体を動かすために必要不可欠なマイクロチップの需要についてもな。そして、わしらが何年も放置してきた電力網を見てみぃ。」
「わしらはいくらでも続けられるで。これらのこと全部が突然めっちゃ重要になってくる。ほんでわしが言うた通り、そうなったら誰も海外で何が起きとるかなんて気にせぇへんくなるで。それについて話す連中は疎まれることになるやろな。ほんでわしらをこの時点に導いてきた責任者、金融惨事の責任者、わしらの財源を枯渇させてきた無意味な戦争の責任者らは、責任を問われることになるやろな。」
「そうなることを願うわ。わしが思うヨーロッパの主要な問題は、人々がどれだけ受動的かっちゅうことやと思う。特にドイツみたいな場所では、崩壊はすでに始まっとって、単純にメルツがテレビに出て『まぁ、これが新しい常態です』って言うとる。ほんでそれが受け入れられつつあるように見える。まぁ、野党は明らかに勢いを増しとるけど、それでも人々が実際に街頭に出とるのを見てちょっと驚いとるんや、正直な話。まぁとにかく、時間を割いて洞察を共有してくれておおきに、より良い日々を願おうな。」
「まさにその通りやで、グレン。ほんまにおおきに。」


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