2026年7月2日木曜日

SC:2026年07月02日 ブルーナ・フラスコラ「大西洋奴隷貿易と、アフリカが欧州に与えた影響」ほか

https://strategic-culture.su/news/2026/07/01/brass-necked-britain-london-backs-ukraine-membership-of-eu/

「厚顔無恥」の極み、イギリスの傲慢

2026年7月1日 フィニアン・カニンガム

EUを10年前に自分から出て行ったイギリスが、なぜかEUの内部事情に口出ししとる。しかも、EU市民の大半がウクライナの加盟に反対しとるっていう世論調査が出とるのに、ロンドン政府は「支援は変えへん」と強気や。

1. ポーランドとゼレンスキーの「歴史の溝」が埋まらん

今、一番ヤバいのはポーランドとゼレンスキーの仲や。

ナチス協力者の美化: ウクライナ政府が、第二次大戦中にポーランド人やユダヤ人を大量虐殺したUPA(ウクライナ蜂起軍)の指導者、アンドリー・メルニックを英雄扱いしとる。

ポーランドの激怒: ワルシャワはこれを「許容範囲を超えた」として、ゼレンスキーへの最高勲章を剥奪した。対するゼレンスキーも勲章を突き返すっていう、完全に外交的クリシス(危機)や。

加盟拒否の通告: ポーランド国防相は「ナチス協力者を英雄視する限り、EU加盟は認めへん」と明言しとる。

2. イギリスの「お門違い」な介入

なんでEUの一員でもないイギリスが、こんなにでしゃばっとるんや?

狙いは「欧州リセット」: ブレグジットで経済がガタガタになったイギリスが、EUとの貿易を有利にするために、ウクライナ支援をダシにしてEUに擦り寄ろうとしとるだけや。

イキり隊の論理: EUやNATOの連中は、ウクライナを「民主主義の防波堤」とか宣伝しとるけど、ナチス協力者を称えるような連中を支持しとる事実が露呈して、大恥をかかされとるんや。

3. 「フランケンシュタインの怪物」が牙を剥く

ポーランドはこれまで、反ロシアという一点でウクライナのネオナチ的な側面を目をつぶってきた。せやけど、怪物が自分たちの歴史的アイデンティティ(虐殺された国民)を脅かし始めた今、ようやく怒りの声を上げ始めたんや。

ゼレンスキーは「自分はユダヤ人やからネオナチちゃう」とか言うとるけど、国内の道路をナチス協力者の名前に改名しとる事実は隠せへん。ポーランド市民も、自国の政府がこんな連中を支援してきたことに怒りの矛先を向けとる。

https://strategic-culture.su/news/2026/07/01/transatlantic-slavery-and-africa-influence-on-europe/

大西洋奴隷貿易と、アフリカが欧州に与えた影響

2026年7月1日 ブルーナ・フラスコラ

世間じゃ「奴隷=アメリカ大陸の黒人奴隷」っていう、歴史を歪めた公式が定着しとるけど、現実はもっと複雑や。奴隷制なんて人類の歴史が始まった頃から、欧州もアジアもアフリカもオセアニアも、みんなやっとった「ごくありふれた」現象やったんやで。

1. 奴隷制は「人種差別」の産物やない

人種差別とか白人至上主義は、近代になってからできた後付けの理論に過ぎへん。

「スラヴ人」の語源: もともと「奴隷(Slave)」っていう言葉は、中世にイスラム帝国が東欧の人間をさらって売り飛ばしとったことから来とるんや。

教会の役割: 15世紀の教皇勅書『ドゥム・ディヴェルサス(Dum diversas)』は、イスラム勢力との戦争の中で、ポルトガルに捕虜を奴隷にすることを認めたんや。これは当時の欧州が、北アフリカのイスラム勢力から「奴隷狩り」されとったことへの対抗策でもあった。

2. 「黒人エージェンシー(主体性)」の無視

黒人奴隷の歴史を語る時、白人を唯一の加害者、黒人を「魔法で船に運ばれただけの無力な客体」みたいに描くけど、これは極めて人種差別的な考え方や。

アフリカの王たちのビジネス: アフリカの王たち(オバ)は、自らの権益を守るために大西洋貿易を推進しとった。ブラジルの独立を最初に承認した大使も黒人やったし、彼らは奴隷貿易という「儲かる商売」を必死に守ろうとしとったんや。

逆植民地化: ナイジェリアのラゴス(ポルトガル語で「湖」の意味)とかがその証拠や。ブラジルで奴隷から成り上がった黒人たちが、ポルトガル語を操り、ブラジル風の家を建ててアフリカに帰還し、かつて自分たちが売られる側やった「生きた商品(人間)」の取引を仕切っとったんや。

3. ブラジルで起きたこと

ブラジルじゃ、黒人奴隷も金さえあれば「自由」を買うことができた。これは黒人を「永遠の財産」としてしか見んかった英米とは決定的にちゃう。

英国が奴隷貿易を廃止しようとしたのは、人道的な理由やのうて、奴隷貿易で潤っとったアフリカの王たちの資金源を断つための「経済的絞殺」やった。

4. 歴史の逆流:アフリカ化した欧州

ブラジルにおける奴隷制は、中世に廃れたはずの「ローマ帝国の奴隷制度」を復活させるもんやった。ポルトガルがアフリカに入り込み、奴隷制を輸入したことで、ポルトガルも、欧州も、アメリカ大陸も、図らずも「アフリカ化」してしもたんや。奴隷制っていうのは、単なる人種問題やなくて、アフリカ、イスラム、欧州、そしてアメリカが絡み合った、血と金で塗られたドロドロの歴史なんやで。

https://strategic-culture.su/news/2026/06/30/the-arctic-in-pariss-crosshairs/

フランスが北極を「戦場」と認定したで

2026年6月30日 ロレンツォ・マリア・パチーニ

かつて北極は、国際政治の「例外」やった。「資源の宝庫」やのに、8ヶ国の共同管理で軍事的には中立を保つっていう、奇跡的な平和が守られとったんや。せやけど、今の状況はガラッと変わった。

フィンランドとスウェーデンのNATO加盟: これで北極圏に面する8ヶ国のうち、ロシア以外の7ヶ国がNATOになった。ロシアは完全に包囲網の中に孤立しとる状態や。

「科学」から「軍事」へ: フランスも、これまでは観測拠点を置く「科学者の国」やった。せやけど今や、北極を「将来の紛争地帯」と見なして、本格的な国防ドクトリンを策定したんや。

1. フランスが北極にこだわる「3つの理由」

フランスは隠そうともせん。本音はここやで。

資源の確保: 北極には世界の石油・ガス未開発埋蔵量の約3割、それにレアアースも眠っとる。欧州の「エネルギー自立」には欠かせん場所や。

航路の支配: 氷が溶けて「北極海航路」が使えれば、欧州とアジアの移動時間が4割も短縮できる。中国も「極地シルクロード」とか言うて狙っとるし、それを指をくわえて見とるわけにはいかんのや。

核抑止の要: これが一番エグい理由や。フランスの戦略原潜(核ミサイルを積んだ潜水艦)が活動するためには、北極の海中のデータが不可欠なんや。「科学観測」とか言うとるけど、実態は「核戦力のインフラ整備」やな。

2. フランスの「3本柱」戦略

パリは2030年を見据えて、着々と準備を進めとる。

ポジショニング: 北欧のフォーラムに顔を出して、北極のルール作りに口出しできる「影響力」を確保する。

協力: NATOと一体化して、演習をしまくる。特に今は、米・ノルウェー・デンマークあたりの動きと連動しとる。

能力(装備): 極地仕様の衛星とか、氷の中でも動ける装備を整える。スウェーデンのキルナ宇宙基地とかも使って、監視網を広げとる。

3. 待ち受ける「安全保障のジレンマ」

フランスの悩みは深い。フランスは「欧州の独立」や「対話」を掲げながらも、現実にはNATOという名の「ワシントンの支配」に逆らえん。

トランプがグリーンランドを欲しがったり、米露の対立が激化したりする中で、フランスは「米露の板挟み」になっとる。

ロシアは北艦隊を近代化させ、NATOは「GIUKギャップ(グリーンランド・アイスランド・イギリス間の防衛線)」を死守しようとしとる。一触即発のチキンレースや。

https://strategic-culture.su/news/2026/07/01/geopolitics-plastic-in-era-ecological-transition/

プラスチックの地政学:次なる「石油」の争奪戦

2026年7月1日 ロレンツォ・マリア・パチーニ

これまでプラスチックは、「環境汚染の元凶」か「安くて便利な素材」のどっちかで語られてきた。でもな、もうそんな時代は終わったんや。これからは「再利用可能なプラスチック(再生材)」をいかに確保するかが、国家間のパワーゲームになる。これがこの論文の核心や。

1. プラスチックは「戦略物資」や

プラスチックは石油・ガス産業と直結しとる。つまり、エネルギーの支配構造そのものや。

今、世界は「使い捨て」から「循環経済(サーキュラーエコノミー)」へ移行しとる。ここでの主役は、ゴミやなくて、資源として生まれ変わる「二次素材(再生プラスチック)」や。

この素材を確保できなきゃ、産業も経済も回らへんようになる。まさに20世紀の「石油」と同じ立ち位置になったんや。

2. EUの「PPWR(包装・包装廃棄物規則)」が世界を変える

欧州連合(EU)は、世界で最も厳しいプラスチック規制を導入した。これは単なる環境対策やない。「EUのルールに従わなきゃ、4億5000万人の巨大市場には売らせへんで」という規制による権力行使や。

この規制は、「デジタルのパスポート」でプラスチックを追跡し、リサイクル率を強制するもんや。企業はこれに従うか、欧州から撤退するかの二択を迫られる。EUは自らの規格を世界の標準にしようとしとるんやな。

3. 資源の奪い合い:中東・米・中の動き

アメリカ・中東: シェールガスや石油資源を背景に、今でも「石油からプラスチック」への依存度が極めて高い。

中国: 以前は世界のゴミ処理場やったが、今は資源を自国で回す方針や。

欧州の弱点: 欧州は規制で標準を作ろうとしとるけど、エネルギーコストが高すぎて国内の工場が育ちにくい。「ルールは作ったけど、生産は他国頼み」になったら、結局新たな依存関係が生まれるだけや。

4. 次世代の「地政学」の正体

2040年以降、プラスチックのリサイクル技術を誰が握るかで勝敗が決まる。

今後は、「どれだけ石油を掘るか」やのうて、「どれだけデジタルでデータを管理し、高品質な二次素材を循環させられるか」という規格争いにパワーが移る。

もし世界で規格がバラバラになったら、欧州は孤立するし、逆にうまく囲い込めれば最強になれる。

https://strategic-culture.su/news/2026/06/29/russia-hearing-the-european-clamour-for-war-announces-it-is-ready/

欧州の戦争狂騒曲を聞いたロシア、ついに臨戦態勢へ

2026年6月29日 アラステア・クルック

アメリカとイランのルツェルン会談での緩和枠組みは、イランの10項目計画を維持しとったはずや。それやのにトランプとヴァンスは、「イランがIAEAの査察に合意した」なんてデタラメを宣伝しとる。実際は、ロシアがロシアの関与を担保するためにIAEAに頼んだブシェール原発の査察のことや。トランプが「良い取引ができんかったら、一週間で軍事的に片付ける」なんて脅しとるのも、典型的な「ニューヨーク不動産屋の交渉術」やな。不安を煽って相手から譲歩を引き出そうっちゅう魂胆や。

でもな、そんな圧力戦術はイランにもロシアにも通用せん。イランのカリバフ交渉官が「イスラマバード合意は圧力の成果やない、イラン国民の抵抗と権威の成果や」と突き返したのが全てや。軍事専門家のウィル・スクライバーも言うとる通り、今やペルシャ湾の米軍プレゼンスは維持不可能で、仮に攻撃を仕掛けようとしても、実戦能力はガタガタやろな。

トランプはイランでの損失を切り上げて、再びウクライナに目を向けとるみたいや。ゼレンスキーに「もっと大胆に動け」とゴーサインを出したっていう情報もある。トランプはプーチンを動かすには圧力しかないと思い込んどるようやけど、これは火遊びやで。

ヨーロッパのスターマー、メルツ、マクロンといった連中も、ウクライナ支援とロシアへの圧力強化で一致団結しとる。「長距離攻撃能力の拡大」なんて言うとるけど、要はモスクワやサンクトペテルブルクへもっと深い場所までミサイルをぶち込んで、市民をパニックに陥れようっちゅう話や。

イギリスは既に射程500km以上の長距離兵器の開発を成功させとる。NYTが報じた通り、トランプも先日のG7でウクライナの長距離攻撃を絶賛しとった。欧州の連中は、トランプを「ウクライナは優勢や」と信じ込ませる心理作戦で、ロシアを降伏させるための過激なアジェンダに引きずり込もうとしとるんや。

これに対して、ロシアの反応は明確や:

「アンカレッジ会談の精神は崩壊した」: ラヴロフ外相も言うとる通り、あれはただの「時間稼ぎのペテン」やったとロシアは見なした。モスクワはもうワシントンとの関係修復を求めとらん。軍事的勝利に全振りしとる。

「戦争への閾値を超えた」: プーチンは6月23日の演説で、NATOがかつてのようにウクライナを支援するだけやのうて、ロシアとの戦争そのものを公然と準備しとると指摘した。特にドイツのメルツ首相の発言は看過できんレベルやと。

ロシアの答えは明確や。「核の三本柱」の近代化と軍の戦力強化や。これはトランプと欧州に対する強烈なメッセージやで。

ヨーロッパがこれだけ戦争を望む声を上げとるんやったら、ロシアもそれに応えることに決めた。欧州での戦争に備えるっていう戦略的決断を下したってことや。

https://strategic-culture.su/news/2026/06/30/farages-lies-catch-up-with-him-over-5-million-bribe/

ファラージの「500万ポンド賄賂」と、嘘にまみれた代償

2026年6月30日 マーティン・ジェイ

議会のルールを無視して、金持ちの支援者から何百万ポンドも巻き上げ続けてきたナイジェル・ファラージのキャリアが、ついに破綻を迎えようとしとる。

「次期英国首相」なんて呼ばれることもあるファラージには、際立った特徴が3つある。一つ目は、ルールや規則をナメきっとること。二つ目は、息を吐くように嘘をつくこと。そして最後は、めちゃくちゃ打たれ弱いことや。最近、暗号資産(仮想通貨)の大富豪から500万ポンドもの献金を受けたことでSNSが炎上しとるんやけど、注目されとるのは「金をもらったこと」そのものやなくて、その後のファラージの言い訳があまりに嘘だらけやからや。おかげで「嘘をつき続ける右派の首相なんて本当に欲しいのか?」っていう議論にまで発展しとるんやな。

嘘をつくと何が困るって、その嘘を隠すためにまた嘘を重ねなあかんようになることや。しかも、有名になればなるほど、その嘘がメディアに格好のネタとして食い物にされる。ファラージは、自分のルール無視と嘘のせいで、自分自身で巨大なメディアの炎上案件を作り出しとるんや。テレビでの傲慢で無様な態度のせいで、ジャーナリストたちもこの件をうやむやにはさせへん。ピアーズ・モーガンもテレビで「この暗号資産長者からの500万ポンドの袖の下…なぜ受け取ったのか、未だに説明が二転三転しとる。最初は『警備のため』、次は『ブレグジットへの報酬』、今じゃ『フェラーリでも買えるだろ』やと。庶民の味方気取りのくせにな」とコケにされとる。

イギリスはアメリカとは違う。政治家は公務中だけでなく、私的な行状についても説明責任があるというのが多くの国民の認識や。下院議員に初めてなる直前に、そんな巨額の現金を「ただの贈り物」として受け取ったんやから、メディアが追及するのは当然や。今や首相が金を受け取ったり、副業を持つことの倫理について、国中で議論が巻き起こっとるで。

ファラージが議員として破ったルールのリストを挙げたらキリがないけど、今回の巨額現金の受領と隠蔽、そしてその後の嘘は、改革党のリーダーとして致命的なミスになった。中には「こいつのイカロス(調子に乗って墜落する者)な瞬間だ」なんて言う奴もおる。

この件の恐ろしいところは、ファラージと英国メディアとの「特別な関係」が完全に終わってしもうたことや。質問に答えるのを拒否する政治家ほど、ジャーナリストを怒らせるもんはない。ファラージに至っては、生放送のテレビで「メディア以外、誰も気にしてねえよ」なんて小声でつぶやく始末や。彼はジャーナリストを、自分に都合のいい道具やけど尊敬するに値しない「うるさい連中」としか思っとらんのや。ダイアナ妃の症候群みたいに、メディアの過剰な報道で利益を貪っておきながら、一方で「自分はメディアの策略の被害者だ」と泣き言を言う。ここまでメディアを馬鹿にしといて、どうやって関係を修復するつもりなんやろな。

500万ポンドの献金とその隠蔽は、ファラージの正体を白日の下に晒した。過去20年、金持ちの献金に頼り切ってきた彼の真の資産は、2,000万から3,000万ポンドに近いんじゃないかとも言われとる。改革党っていうのも、結局は金をかき集めるための「私企業」やろ。パキスタンのレイプ集団を調査するために集めたクラウドファンディングの金も、調査を取りやめたのに支援者に返されとらん。全部、金次第で動くのか?首相になったら、タイのように仮想通貨事業者を優遇する法律でも作るつもりか?もう既に、自身の支援者に不利になる仮想通貨規制を阻止しようとロビー活動しとるらしいからな。

今やこのスキャンダルは巨大化しすぎて、ファラージも追い詰められとる。議会調査の結果が彼に不利になれば、何年も遡ってすべての金銭取引の開示を求められるかもしれん。そうなれば、この国が誰に操られ、どこへ連れて行かれようとしとるのか、その「金次第」の正体が全国民の目に晒されることになる。欧州議会議員時代にも着服疑惑があったし、彼の内縁の妻も不正な金を受け取った疑いがある。汚い金、政治的便宜、嘘、隠蔽、そして調査。すべて同じことの繰り返しや。

ファラージが議員時代、給料を数ヶ月差し止められた時も平然としとったのは謎やったけど、今なら理由がわかる。裏で何が動いとるか、ハッキリしたってことやな。

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