ザ・クレードル:2026年08月19日 中国の海運大手、ホルムズとバブエルマンデブを見限る他
https://thecradle.co/articles/chinese-shipping-giants-abandon-hormuz-bab-al-mandab
中国の海運大手、ホルムズとバブエルマンデブを見限る
西アジアの海峡を避けて、中国の石油大手2社が大規模な洋上積み替えに手を出しとるんや
News Desk
2026年8月18日
国有のコスコ・シッピング・エナジー・トランスポーテーションと招商局能源運輸(CMES)が、西アジアの海上チョークポイントを通る航路をやめて、ペルシャ湾の外で石油を積み込む方式に切り替えよったんや。18日付のロイターが伝えとる。
タンカー追跡会社ヴォルテクサと船舶ブローカーによると、この2社は7月末からホルムズ海峡とバブエルマンデブ海峡を避けとって、対イラン米戦争とその連鎖的影響が、世界一の石油輸入国向けの海運を混乱させとるからやねん。
この2つのチョークポイントを避ける決定は、中国中央当局との協議のあとに下されたと報じられとる。
コスコ・シッピングとCMESを合わせたら、超大型原油タンカー(VLCC)100隻以上を運航しとるんや。それぞれの船は200万バレル積める。海運筋によると、2社合わせて、2026年2月末に米イスラエルのイラン戦争が始まる前の時点で、西アジアから到着する中国向け原油のほぼ半分を運んどったんや。
ある幹部によると、開戦以降スーパータンカーの使用は減っとって、船団のかなりの部分が大西洋やアメリカ大陸向けのずっと長い航路に振り向けられとるんや。
船舶追跡会社クプラーの記録では、オマーン湾での中国・香港所有船による洋上積み替え(STS)が急増しとって、6月と7月には日量60万バレルを超えとる。4月と5月はゼロで、2026年最初の2か月は月あたり3万バレル未満やったんや。
「2つの海峡は避けとるけど、湾の外にある新しいSTSポイントに船を送っとる――リスクは低いし儲けはええし」と別の海運幹部が語っとる。
積み替えはオマーンの港沖と、UAEのフジャイラで行われとって、この2か所は海峡の混乱のなかで、アジアの買い手向けの湾岸原油の大半がここ数か月移動しとる地点なんや。
トレーダーやアナリストによると、どっちの国有海運会社も米制裁のせいでイラン産原油は扱っとらへんとのことや。
これは、中国が北極海航路(NSR)経由の定期航路を初めて開始したあとの動きで、地球温暖化と原子力砕氷船のおかげでこの航路がどんどん使いやすうなっとって、ヨーロッパまでの航海時間を半分に短縮できるんや。
中国の海運会社シー・レジェンドが8月15日にこの航路を開始しよって、中国からヨーロッパまでわずか15日で着ける――紅海・スエズ運河経由やと最短でも40日かかるんやけどな。
この北極航路は、中国の習近平国家主席が2017年に名付けた「氷上シルクロード」計画の一環で、経済水域の大半がこの航路にかかるロシアと共同で開発しとるんや。
この航路が航行できるんはだいたい7月から11月までやけど、温暖化のせいでその期間は年々広がっとるんや。
ペンタゴン、イランに「脆弱性を露呈」させられてペルシャ湾撤退を検討:報道
ヨルダン、イスラエル、サウジアラビアが米軍基地の「より安全な土地」として浮上
News Desk
2026年8月18日
ワシントン・ポストが18日に報じたところによると、ペンタゴンはイランから数か月にわたって受けた損害を踏まえて、ペルシャ湾岸諸国での軍事的な足場を見直しとるんや。
この分析に詳しい2人の関係者がポストに語ったところでは、ペンタゴンが検討しとる中心的な問いのひとつは、イランの報復攻撃の大半を受け止めてきた、海外最大級の米軍基地があるペルシャ湾から部隊を引き揚げるかどうか、っちゅうことなんや。
これらの施設が受けた損害の規模のせいで、ワシントンは部隊の配置場所を考え直さなあかんくなっとる。
湾岸には地域最大かつ最も定着した米軍基地があって、バーレーンには米第5艦隊の司令部があるし、クウェートやその他の国には陸軍・空軍の資産が置かれとるんや。
3月にクウェートのシュアイバ港への攻撃で米兵6人が死亡して、開戦以降200か所を超える米軍施設が損傷または破壊されとる。
ワシントンはMQ-9リーパー無人機を少なくとも45機失っとって、これは全機数の4分の1にあたり、交換費用は最大22.5億ドル。しかも先進防空迎撃ミサイル1000発以上を使い果たして、パトリオットとTHAADのミサイル備蓄をほぼ空にしとるんや。
ペンタゴンはすでに、損傷した基地を元通りには再建せえへんかもしれへんと示唆しとって、代わりに部隊を西方に移すことを検討しとる。
元駐サウジ米大使のマイケル・ラトニーは、ヨルダン、イスラエル、サウジアラビアの紅海沿岸を移転先候補として挙げとるけど、対イラン戦争のあいだイランのミサイルがこの3か所すべてに既に届いとることから、距離を稼ぐだけでは完璧な解決にならへんと認めとるんや。
プレスTVに語った地域情報筋によると、ペンタゴンは、ホルムズ海峡の開かれた航行やペルシャ湾のエネルギー安定を保証する軍事計画は現状存在せえへんと結論づけとって、これは世界の石油のおよそ5分の1を運ぶこの水路でイランが優位に立っとることを認めるもんなんや。
CNNが8月上旬に報じたところでは、米中央軍(CENTCOM)の情報部門は、司令官らが米軍の継続的な攻撃はワシントンの目標達成に失敗しとると結論づけたあと、軍事アナリストらに対イラン圧力のための「創造的で型破りな」アイデアを求めるメールを送っとったんや。
アジアの精製業者、イエメンの紅海港封鎖のなかサウジ原油の代替積み出し地点を要求
イエメン軍の最近の報復攻撃で、サウジアラムコの施設など王国の資産がボロボロにされとる
News Desk
2026年8月17日
ブルームバーグが17日に報じたところによると、アジアの石油精製業者らは、イエメンによるリヤド封鎖のリスクと脅威を理由に、紅海の外でサウジ原油を受け取る代替の積み出し地点を求めとるんや。
イエメン軍による激しい報復ミサイル攻撃を受けとるサウジの石油大手アラムコは、リスクを承知のうえで、アジアの精製業者に王国の紅海港ヤンブーでの原油受け取りを求めとる。
アンサール・アッラー主導のイエメン軍(YAF)は、ここ数日ヤンブーを標的にしとるんや。
ブルームバーグが匿名の取引筋の話として月曜に報じたところでは、少なくともアジア系精製業者2社が、来月分の原油をヤンブーの代わりにエジプトのシディ・ケリル港で受け取りたいとサウジアラムコに要請しとる。
このうち1社は、アフリカ大陸を迂回する航路変更でコストが上がることを理由に、月間の割当分を丸ごと見送るかもしれへん――2023年末、ガザ支援を掲げた最初のイエメン封鎖のときと同じパターンやねん。
アラムコは中国、台湾、インドの精製業者の大半にヤンブーでの受け取りを指示しとって、日本と韓国の精製業者にはシディ・ケリル港が積み出し地点として割り当てられとる。
一部の精製業者はアラムコの要求に抵抗しとる。この報道は、YAFによる新たな作戦の発表と時期が重なっとるんや。
「YAF……はモカ沖の紅海で、サウジの敵に属する軍用揚陸艦1隻と、それに随伴する軍用ボート4隻を標的にすることに成功した。この攻撃は……弾道ミサイルによって実行され、正確に命中した」との声明があった。
「この作戦の結果、艦は完全に炎に包まれ、複数のボートは沈没、残りも炎上した」と続けとる。
YAFは、サウジの軍事増強を「注視し続けている」と付け加えて、王国の資産への攻撃を続けると誓っとる。
イエメンは「『封鎖には封鎖を』という等式を打ち立て続け、サウジの軍事増強がどこにあろうと標的にし続ける」とYAFは表明しとる。
サウジ支援を受けるアデン拠点のイエメン政府は、モカ港でのリヤド資産を狙った複数のイエメンのミサイル攻撃に対する報復を誓っとる。
新しい映像は、YAFの攻撃のひとつの後の様子を映し出しとって、荒れ果てた港の姿を見せとるんや。
イエメン軍の作戦は、サウジのジャザーン地方にあるサウジアラムコの施設にも大きな損害をもたらしとって、施設は操業停止に追い込まれとる。
王国とその資産を狙う最近のイエメンの作戦は、サウジが紅海の海軍連合を結成しようとしとる動きと時期が重なっとるんや。
報道によると、王国は陸海両方の作戦を含むイエメンへの大規模な攻撃を計画しとるとのことや。
イエメンの激化は、先月のサウジによるサヌア国際空港への攻撃がきっかけになっとって、この空港は2015年にリヤドが対イエメン戦争を始めて以来10年以上封鎖されとる。
2023年の和平プロセスは戦争を終わらせられへんかったけど、今年アンサール・アッラーがサウジ軍をイエメンから追い出すために動員を始めるまで、激化は凍結されとったんや。
サヌアは、サウジのさらなる激化にはきびしい報復で応じると警告しとるで。


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