2026年1月12日月曜日

ダグラス・マクレガー大佐とダニエル・デイビスの対談:ロシアはもうアメリカの言うことなんか聞かへんし、信じてもおらん

https://www.youtube.com/watch?v=ifbUd08Ewrw

ダニエル・デイビス: みんな「和平合意まであとちょっとや、90%はできてる」なんて言うてるけどな。会見でもそう自慢げに話してたわ。でも今日、メルツ(ドイツ大統領)がパリで「結局何も達成できてへん」って、珍しく本当のこと言うたな。

マクレガー大佐: あんなもん、テレビ向けのショーや。ヨーロッパの連中に「リーダーたちは道徳的に立派や」って思わせるためのもんやろ。「うちらは平和を求めてる善人や、合意も勝ち取ったし、何でもやるで」ってな。 けど、そこにはロシアのことも、ロシアの安全保障上の正当な利害についても一切触れられてへん。戦場の現実も、軍事バランスも無視や。 そしたらメルツが「長期的な解決が必要やけど、ロシアの支持や承認がなけりゃ何の意味もない」って言い出した。そら、その通りや。 今までぎょうさんの合意に署名して、ええ感じの記念写真も撮ってきた。上の連中はそれで気分ようなってたんやろ。何か役に立つことが起きてるような「錯覚」を作ってただけやけどな。 全部無意味や。麻薬戦争と同じや。あれ、成功したか? 誰も本気でやってへんかったやろ。 「自国に入る薬物を止めたい」とか言いながら、他国で薬物や人身売買にどう関わってるか、誰も触れたがらへん。CIAは独立した「ならず者組織」やけど、誰も制御しようとせえへん。あいつらは「ここはジャングルや、うちらはジャングルが好きやし、支配できる。金さえくれればな」って歌ってるようなもんや。

国防予算も同じや。ドナルド・トランプは自分の特殊作戦がアメリカの軍事力そのものやと思ってる。「うちらは最強や、誰も止められへん」ってな。 でもダン、そんなん嘘やってあんたもわかってるやろ。軍事力ってのは、製造基盤から、動員能力、兵士の質、訓練、リーダーシップ、技術まで全部ひっくるめた大きな話なんや。 ウクライナで起きてるのは「本物の戦争」や。やけど、うちらはそれにちゃんと目を向けてへん。特殊作戦用のヘリをウクライナの戦場に飛ばしてみろ。一瞬で消えて、二度と姿は見られへんで。特殊作戦部隊なんてのは、えらい脆いもんなんや。 現場の人間なら正直に言うわ。「完璧な情報があって、敵に邪魔されへん保証があって、防空システムもなくて、見つかる心配もない。……そんな条件が揃わな、行けへん」ってな。 うちらがやってきたことと、特殊作戦は全然違う。上から「これやれ」って言われて、「了解、でも敵がどこにいるか完璧にわかって、天気も最高やないと行けません」なんて、そんなん戦争やない。任務を与えられたら行かなあかん。上の連中には関係ない。損害が出るのは承知の上で任務を果たす、それが戦争や。 「犠牲なしに勝利はない」んや。それやのに、「最新技術や精鋭部隊があれば、誰も傷つかずに済む」なんて大勢の人に信じ込ませてる。それは危険やし、間違ってるし、誤解を招く。

こういう「思い込み」は、一度ハマるとなかなか抜け出せん。シンガポールの戦艦プリンス・オブ・ウェールズの時を見てみ。海軍の大将たちがチャーチルに「航空支援なしで送ったら、日本軍に沈められますよ」って警告したのに、彼は「沈むわけない」って思い込んでたんや。彼は第一次世界大戦の「戦艦最強時代」の人間やったからな。結果はどうや? 大将たちの言う通り、巨大な戦艦は2隻とも沈んだ。 私が言いたいのは、そんなやり方を将来に持ち越したらあかんってことや。けど、こういう錯覚を打ち破るのは難しい。「あと5兆ドルなり7兆ドルなり防衛費に使えば、もっとええ装備が手に入って、永遠にやりたい放題できる」なんて答えになる。 でもな、防衛に投資することと、本物の戦闘能力を引き出すことは、全然別物なんや。

ダニエル・デイビス: 今回のウクライナ戦争でも、テレビ向けのショーとしては「前向きに進んでる」って思わせるのに成功したかもしれん。けど、あんたが言う通り、全部ただの「飾り」や。ロシアは現場の現実に集中して、西へ西へと進み続けてる。2026年、この「テレビ向け」の時間が終わって、厳しい現実が残った時、どうなると思う?

マクレガー大佐: 本当の危険は、プーチンたちがもうスイッチを切ってしもて、うちらの言うことを一切聞かなくなったことや。もう信頼されてへん。 ウィトコフ(※ヴィトコフ)やクシュナーがモスクワに行った時、ロシア側は丁寧に対応したけど、結局あいつらがウクライナの20万エーカーの土地をブラックロックとかにどう支配させるかにしか関心がないって見抜かれたんや。「こいつら本気やないな、私利私欲と自己顕示欲ばっかりや。アメリカ国民を代表してへん」ってロシア側は気づいた。 まだロシアはアメリカ国民のことを、政府の連中よりはマシやと思ってくれてるかもしれんけど、交渉はもう終わりや。ロシアも中国も、うちらの言うことなんか気にせえへん。 「石油タンカーをどうこうした」とかで、ロシアや中国が戦争を仕掛けてくることはないやろう。けど、こういう積み重ねで「こいつらは信頼できんパートナーや」って確信させてしもたんや。これから先、交渉するのは極めて難しくなる。いつかロシアの好意が必要な時が来ても、もう手遅れや。

ダニエル・デイビス: さらに悪いニュースがある。トランプが「国防予算を1.5兆ドルにする」って言い出した。タッカー・カールソンもすぐ反応してたけど、1兆ドルから1.5兆ドルに一気に増やすなんて、世界大戦を想定してる国がやることや。「平和維持」の予算やない、「戦争」の予算や。1年で5000億ドルも増やすってことは、何かする気やってことやろ?

マクレガー大佐: 今のペンタゴンの予算すら、どこに金が消えてるか監査もできへんのにやで。普通なら「まず今までの金の使い道をはっきりさせろ」って怒るはずやけど、ワシントンの連中は気にせえへん。防衛費が増えれば、有権者や支持者、献金者、そして議員たちに金が回る「自己顕示欲マシーン」の一部やからな。 タッカーの言う通り、規模で見れば「戦争予算」や。けど、みんな「戦争」が本当はどういうもんか理解してへん。 戦争ってのは、圧倒的な火力の行使であり、命と財産の破壊や。ウクライナで何人の兵士が死んだ? 150万人のウクライナ兵が死んだとしたら、アメリカ陸軍の何倍の規模やと思ってるんや。 あいつらは何もわかってへん。ハッキリ言うて、ただの「金儲けの詐欺」や。 トランプの頭の中では、「金をかければもっと凄くなれる。ベネズエラでやったみたいな特殊作戦をもっとできる」ってのを戦争やと思ってんねやろ。あんたも私も、それが本物の戦争やないって知ってるけどな。 彼は「抑止力になる」とも思ってるんやろな。持ってへん金を刷って使いまくれば、みんなが怖がって手を出してこおへんって。 けど、どこかの時点で「恐怖」は「嫌悪」に変わる。そして「戦ってやる」に変わるんや。トランプは気づかずに、その限界までうちらを追い込んでる。ワシントンの連中も「怖がらせとけ、それがええんや」なんて寝言を言うてる。 全部最悪や。ええことなんて一つもない。

ダニエル・デイビス: 経済的な面も心配やな。歴史上の帝国が崩壊したのは、大体「使いすぎ」と「無理しすぎ」が原因やろ。これ以上、5000億ドルも借金して金を刷ったら、経済はどうなる?

マクレガー大佐: レイ・ダリオやウォーレン・バフェットが何て言うてるか聞いてみ。専門家たちは何年も前から警告してる。「まだ起きてへんやん」って言う人もおるけど、それは末期癌の患者に「まだ生きてるやん」って言うてるようなもんや。 トランプはかつて「製造業を国内に戻す」って言うてたな。それは国防予算に突っ込むよりずっと大事なことや。今の防衛力は「幅は1マイルあるけど、深さは1インチしかない」ような状態や。3?4週間の戦争ならできるけど、それ以上は無理や。 1.5兆ドルにしたところで、何も変わらへん。議会の関心は「今の金の流れを止めないこと」だけや。 最初の任期の時、トランプは「金の流れを変える」って言うて恐れられてた。けど今回は、その流れに乗っかることにしたみたいやな。「今の流れを倍にする、みんなに金をばらまく、そうすれば俺は一番の英雄や」って思ってるんやろう。 そんなん、うまくいくわけないわ。

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