2026年7月30日木曜日

ダグラス・マグレガー:イランとの戦争について

https://www.youtube.com/watch?v=AwKTsD9R_Bo

Doug Macgregor

みんな、こんちは。VRICメディアへようこそやで、金属と鉱業について一番信頼されてる声やねん。ホストのダリル・トーマスや。今日はコロネル、ダグラス・マクレガー大佐にまた来てもろてるで。コロネル、調子どないや?

「よぉ、めっちゃ元気やで、ダリル。ダグって呼んでくれてええねんで。何回も繰り返さんでええから。」

「前回ダグって呼んだ気がすんねんけど、今回はコロネルの方がしっくりきてん。ちょっと格式張った感じにしたかってん。」

「そういうんもアリやな。」

「せやから、わし、ちょっと混乱しててんダグ。トランプ大統領が停戦と合意にサインした時、経済的な大惨事は避けたいって言うてたん覚えてんねん。せやのに今、イランとまたホットな戦争に戻っとるやんか。前より攻撃的になっとるみたいやし、そこから何の解決策も見えてけぇへん。ほな経済的な大惨事はまだテーブルの上にあんのか?それともただ口から出ただけの話やったんか?あんたの見立て聞きたいねん。」

「まぁ友人の一人が言うてたんやけど、アルコール依存症のやつが急に素面になった瞬間みたいなもんやって。(笑)それが結局そういうことなんやと思うで。あれが本気やったんかどうかも怪しいわ。あの了解覚書に戻って考えたら、あれは実質的にイラン側が欲しかったもんほぼ全部を与えるような合意やってん。降伏文書とまでは言わへんけど、あいつらが戦争した目的そのものを手に入れたって言うてええわ。一方でわしらは特に得るもんなかった。戦略的な利益なんかどこにも見出せへんかった、少なくともドナルド・トランプにとってはな。あいつはずっと『海峡開けろ、海峡開けろ』って言い続けとるやんか。でもな、その海峡は、わしらがイランを攻撃するまでずっと開いとってんで。せやから、開けたいんやったらまず攻撃すんのやめえよドナルド、って話や。わしも同感やわ。他のことにそこまでこだわらんでもええやろって。ただ、あいつは自由に動ける立場やないんよな。」

「ほな、あんたのリスナーが喜びそうなポイントいくつか挙げとくわ。まず一点目、イラン側はドナルド・トランプを一切信用してへん。あいつの言うことに何の確信も持ってへんし、判断の安定性にも全く期待してへん。これ重要やで。」

「二つ目、国際的な投資家な。製油所やら石油インフラやら鉱業やら、そういうもんにファイナンスする商売してる連中や。あいつらはトランプが地域の安定を取り戻す能力なんか信用してへん。中東を、戦争が絶対に起きへんって確信できるまで投資も融資もせぇへん場所やと見とるんや。せやから『この合意めっちゃ良うなるで、勝つで、勝ったら全部良うなるで』って言うても誰も信じてへん。せやから石油やガスのインフラなんて再建されへんで、わしが思うにアメリカとドナルド・トランプが完全に蚊帳の外に置かれるまではな。トランプは今、不安定さの象徴になっとる。投資家やリーダー連中は、トランプが終わりなき戦争から終わりなき破壊を保証するもんやと信じとるんや。つまり金融や事業やっとる人間にとっては終わりなき損失いうことやで、金融屋にも投資家にもな。」

「今の状況は、あいつが了解覚書にサインした時よりずっと悪化しとる。今トランプがやっとる戦争の継続、エスカレートし続けとるやろダリル、これは石油価格の高騰につながるで。これまでは市場やウォール街を操作して抑えこんできとったけどな。わしが思うに、数ヶ月後には1バレル150ドルまでいって、もっと上がる可能性もある。ほんで、これはアメリカの莫大な債務考えたら回復に20年かかっても不思議やない、世界規模の大不況にもつながるで。せやから、カナダやバンクーバーで投資しとる人らからしたら、市場がどう動くか、何が機能して何がせぇへんか知りたいと思うで。わしが言うたことはかなり暗い話やけど、でもこれが真実やと思うわ。」

「せやな、もう一つ混乱しとる点があってな。この混乱、ちゃんと解きほぐしていかなあかんわ(笑)わしが混乱しとるっちゅうことなんやけど、『わしらは戦争に勝った』って何回も言われてんねん。勝った、勝った、勝った、ってな。せやのに実際、イランが近隣国を爆撃しとるし、米軍兵士2人死んどるし、さっき見出しで読んだんやけど、これらの攻撃でアメリカ兵100人以上負傷してたのを国防総省が把握してたって話や。せやから、まだ現在進行形で爆撃しとって、封鎖も続けとる状況で、何かに勝ったようには全然見えへんねんな。誰かを侮辱するつもりはないんやけど、もし勝ったんやったら、こんな状況にはなってへんはずやろ?」

「いや、あんた100%正しいで。これアメリカ史上初めての話やないんよ。今日多くの人が気づいてへんのは、アメリカ人は圧倒的多数で第一次世界大戦への参戦に反対しとってん。それはウッドロウ・ウィルソンと彼の友人連中、それから銀行システムにとって難しい問題やったんや。結局あいつは強引に引きずり込むことに成功してんけど、戦争終わってからも似たような問題があってん。あいつはずっと『いや、わしらは勝った』って言い続けとった。せやけど人々は『どこが勝ったんや、何を勝ち取ったんや』って言うてた。あいつの主張は『世界を民主主義にとって安全な場所にする』やった。もちろん、これはあんたの言葉で言うたら8文字の単語があるやろ、完全なナンセンスやったわ。」

「わしらは各戦闘で1000人ずつ戦死しとったんやで。しかも戦争自体はたった110日間しか戦ってへんかった。想像してみぃ、一戦闘ごとに1000人死んでんで。しかもな、当時アメリカ国内には損失を正直に報告してへんかった。じわじわと小出しにしてん。戦争終わる頃には31万8000人の死傷者、11万人の戦死者出してん。それ、公表せぇへんかったんや。じわじわ小出しにしてん。ほんで不満を持つ人がぎょうさんおったわ。」

「みんな『何を勝ち取ったんや』って言うてた。まぁ、ドイツを打ち負かしたって話やな。それがどういう意味や?ドイツは今民主主義国家やし、ヨーロッパ中に小さい国つくって、みんな民主主義になったし。ほなソ連は?ボリシェビズムやんか。『まぁそのわしうまくいくやろ』って(笑)ほんま、わしらこの道もう何回も通ってきとるんよな。今回は、ドナルド・トランプが最悪の立場に立たされとると思うわ。あいつは戦争始めて『政権交代させなあかん、あの政権追い出さなあかん、わしらと組める新政府つくらなあかん』って言うてた。ほんでそれ失敗したんや。みんな『それが失敗したんならどうすんねん』って聞いたら『イランに核兵器持たせるわけにいかん』って言い出した。ほな『どうすんねん』言うたら『爆撃するで』って。それどうなった?うまくいってへん。『ほなどうすんねん』言うたら『イランを破壊する』って。あの発言覚えとるか、『一夜にして文明が消える』ってやつ。もう本当に狂人しか、あんな発言できへんわ。」

「今どうなっとる思う?急に『湾岸を再開せなあかん、湾岸再開、湾岸再開』ってなっとるやろ。それどうなっとる?あんまりうまくいってへん。合意にサインして『あいつらが破ったんや』って言うてるけど、実際はイラン側は合意した以外のことは何もしてへんねん。イラン側は湾岸を管理して人々に通行ルートを指示するはずやってん。わしらはそれを迂回しようとして別のルートで動かそうとした。それがイランを刺激してしもたんや。」

「でもわしが思うに、本当の狙いは戦争を再開させることやってん。今の本当の目標はイランを破壊することやからな。破壊いうのはどういう意味かというと、中央政府や社会を完全に弱体化させて、イランが小さい断片、破片に分裂していくようにするいうことや。これ、西側がずっとウクライナ相手にロシアに対してやってきた目標と同じやわ。誰もウクライナのことなんか気にしてへんのやで。ウクライナ人らは、わしらが戦場でティッシュみたいに使い捨てにしとる人間なんや。」

「あいつらは弾除けや。わしらは、あいつらがまだ生きとる幻想を作れるようなもんを渡し続けてる。実際、あいつらは無人機攻撃で製油能力を一時的に38%くらい落とすいう、それなりの被害を与えたんや。でも戦局は変わらんし、戦場でも何も変わってへん。でも何か成果があったっちゅう幻想を作ることで、もっと人がロシアとの戦争に金を捨てるようになる、という狙いやったんや。せやからその戦争は失敗した。ほんで今、同じ目標がイランにも適用されとるんや。せやから戦争を始めなあかんかった。わしらはその方法を見つけた。合意を破ったのはあいつらやって非難してな。忘れたらあかんのは、アメリカには少なくとも25から30%くらいの人口が、イランだけやなくイスラム全般やムスリム全般について悪いこと言われたら何でも信じる用意があるいうことや。それが政権にとって都合ええねん。」

「ただ、この裏で本当に動いとる連中は、わしらが『イスラエル・ロビー』と呼ぶもんを支持しとる人らや。一番目立つメンバーは、シオニストのユダヤ系億万長者らのグループや。何人かおって、莫大な金を持っとって、その金で長年アメリカ政府を自分らの用途のために買収してきたんや。」

「ほな、わしが挙げたその30%近くに入らへん残りの人口はどうかいうと、湾岸戦争なんかに関わりたないねん。反対してんねん。世論調査見てみたら、わしが最後に見た時は、アメリカ人回答者の73%くらいが『湾岸から手を引くべきや』って言うてたと思うで。第一次世界大戦の時はもっと多くの人が反対しとったんやけど、それでも意味なかった。わしらは結局戦争に引きずり込まれたんや。今、単に多くのアメリカ人が湾岸に関わるべきやないと思うてても意味ないねん。なんでか?金払っとるのはイスラエル・ロビーを支持しとる億万長者らやからや。ほんでイスラエル・ロビーが望んどるのはただ一つ、イランの破壊、解体や。なんでかいうと、あいつらはユダヤ国家の地域における覇権と優位を確立する商売しとるからな。」

「あいつらは物凄い力を持った金融勢力とつながっとる。今ロシアの支配下にある東ウクライナの資源を奪おうとしとったんと同じで、イランが持っとる石油田やらの資源も奪いたいんや。アラブ諸国はもう効果的に屈服させられて、言うこと何でも聞くようになっとる。せやから今、地域で最後まで立っとるのがイランで、イランはイスラエルの要求には屈せぇへん。」

「もう一つ、イラン以上に手強いかもしれん大きなプレイヤーがおる、トルコや。トルコは物凄い力持った国家やけど、指導者があらゆる側から領土的・経済的な利益を得ようと、両天秤にかけとる状態や。」

「これがいつまで続くかは誰にも分からへん。わしの予想やと、どこかでそれが終わって、あいつら結局イスラエルに歯向かうことになるんちゃうかと思うで。でも今のところイランは持ちこたえとる。主権と独立を守り続けて、わしらとイスラエルに対抗しとる。ほんでわしらは実質的にイスラエルのプログラムの筋肉役やってるだけなんや。マフィア映画覚えとるやろ、『おいトニー、お前ほんまの筋肉やないやろ、筋肉担当の連中とちゃうやろ、話せや』って言うシーン。せや、わしらが筋肉なんや。問題はいつまでこれ続けられるかっちゅうことやな。」

「二つでかい問題があるんや。一つ目は最初に話した財政的な問題や。わしら、印刷できるだけの金はもうほとんど刷り尽くしとる。国債市場見てみぃ、10年債は普通深刻な危機の指標やって言われとるけど、今4.5から4.6%くらいや。ボンド市場の専門家の多くが言うには、10年債が5%に達したら、わしらの金融構造全体が崩壊するって話や。」

「これが一つ目の制約。二つ目の制約は、わしらのミサイルの数に限りがあるいうことや。もうなくなってきとるし、戦争の需要に追いつくスピードで製造でけへん。一方イラン側は、製造に全力を注いできてて、地下に施設を作り込んで、わしらよりずっと早いペースでミサイルや無人システムを量産できるようになっとる。ほんでその後ろには中国とロシアがおる。」

「中国はイランに莫大な投資しとって、イランの原油を一番買ってる国や。それだけやなく、イランは中国の一帯一路の重要なプレイヤーでもある。これは中国とロシアが協力して構築した、中央アジアを横断する輸送・商業のネットワークや。せやから上海からフランス西海岸のワシュ(※原文ママ、地名の誤り)まで陸路で運んで、そこからアメリカや西半球のどこへでも、早く安く運べるようになるいう話や。せやからあいつらは投資しとるんや。ただそれだけやなく、もう一つ見えてくることがある。忘れたらあかんのは、わしらは何度も無思慮に中国を脅してきたいうことや。特に台湾に関してな。中国はそんなん興味ないんや。わしらは1973年に台湾は中国の一部やって明記した上海コミュニケにサインしとる。それで話は終わりや。みんなそれを受け入れてきたのに、ジョー・バイデン、そして今のドナルド・トランプになってから話が変わってきた。せやから中国は『アメリカがわしらに攻撃してくるんやったら、アメリカと取引を仲介する動機なんかどこにもない』って言うとる。しかも中国にとって都合ええことに、対米戦争で頼りにするであろう技術が、今まさにイランでわしらに対して見事に機能しとるんや。」

「これ全部合わせて考えたら、今かなり暗い状況やで。わしらは何も勝ちとれへん。せやから『一体わしらは何に勝っとんねん』って問いを最初に持ってくることが重要やと思うんや。まぁ『イスラエルを再び偉大にしてる』ってことなんやろな。笑って言う人もおるわな。」

「せやな、めっちゃ興味深い話や。そう言うてくれてありがとうな。ほんで核兵器の話が出てきたんが気になっとってな。トランプが議会に対して『イランは核兵器持てへん』って言うて、議会が立ち上がって支持したっちゅう話やったと思うわ。それでわし、包括的共同作業計画(JCPOA)を調べ始めてん。オバマ信者ってわけやないんやけど、トランプがオバマの合意を批判してるの見ると、面白いんよな。実際に見てみたら、これは国際原子力機関(IAEA)のデータなんやけど、合意は2015年から2016年にかけてサインされてて、濃縮ウランの備蓄が崖から落ちるみたいに減ってったんや。ほんでそれが続いてたんやけど、アメリカが合意から離脱した2018年頃、それがトランプが大統領やった時やねんけど、そこから濃縮ウランの備蓄がまた増え続けてる。トランプがオバマの合意を批判しとるの聞くと面白いわ、このデータ見たら実際は濃縮ウランをかなり減らしとって、それをアメリカが離脱させて、今また元の水準に戻ってしもてる。あんたの見立てどうや?どう質問したらええかも分からんくらいやけど(笑)」

「ようわかるで。あんたが今見せてくれた図はほんまにええもんやと思うわ。オバマ政権下でアメリカがイランと交渉に入った時の目的は、この一本道の核兵器への道から抜け出す方法を見つけることやったんや。イラン側もそれを受け入れる姿勢やった、なんでかいうと、イランは核武装国家になるより核の敷居国家であり続ける方が得やと結論づけとったからや。つまり、ウランを一定レベル、20%、30%、40%とか、産業用・国内用・医療用にだけ濃縮する。わしらもイラン側も、緊急時や危機の時にはそれを90%以上まで濃縮してプルトニウムを作れることは分かっとった。プルトニウムが核兵器の重要な構成要素や。それが高濃縮ウランってやつやな、わしらはプルトニウムって呼んでるけど。」

「せやけど『それでええで』言うて、国際的な監視の仕組みを作って、もしイランが本格的に進めていくって決めたら分かるようにしとったんや。ほんでイラン側は、離脱したトランプ政権に対して基本的にこう言うてん、『合意から離脱するんやったら、必要な時には兵器を作れるレベルまでウラン濃縮するしかない』ってな。ただ、当時の最高指導者、わしらが最近彼と家族もろとも暗殺した人物やけど、彼は核兵器を持つのは根本的に非道徳で違法やって言うてて、イラン国家もその禁止を守ってきたんや。」

「その人物はもうおらへん。家族も殺された。息子が後を継いだって話や。今イラン国内では核兵器製造の議論が出てきとる。なんでそうなりたいと思うんかいうと、イスラエルとアメリカ軍による容赦ない終わりなき攻撃と関係あると思うんや。歴史的な教訓として1991年に学んだことは、サダム・フセインみたいな末路をたどりたないんやったら、アメリカの攻撃を抑止するために核兵器が本当に必要やということなんや。」

「イラクでは核の脅威に直面してへんかったから、わしらはハイエンドな通常戦力の優位性を使えた。でも核兵器持ってたら、そのハイエンドな通常戦力の優位性はもう勝利を保証してくれへんくなる。なんでかいうと、人員や装備を核攻撃で一気に大量に失う可能性が出てくるからや。将来のことは予測でけへんし、わしはノストラダムスやないけど、振り返って言えるんは、あの合意を終わらせたのはめっちゃ重大な失敗やったってことや。」

「あの合意は完璧やなかったかもしれんけど、機能してたんや。問題は、それが常にイスラエル側の論点やったってことや。ロビーは反対しとった。ロビーは合意を望んでへんかった、なんでかいうと、ロビーが望んどるのは政権の破壊、そして最終的に社会と国家の破壊やからや。それがイスラエルとその背後にいるアメリカのユダヤ系億万長者らの立場や。強力な核武装したイランが存在する限り、イスラエルはこの地域で存続でけへんねん。」

「ほな、これって核の大惨事につながる可能性あるんか?トランプにはイランに核を落とすような度胸があると思うか?そこまで悪化する可能性あるんか?」

「まぁ、あいつは非合理的で感情的なとこあるけど、核兵器の使用が世界にとって破滅的やっていうことは理解しとると思うで。なんでかいうと、もしあいつでも、イスラエルでも、イランでも、他の誰でも核兵器を使用したら、それは核兵器を自国領土の防衛以外の目的で使うことを認めへんという、広く受け入れられてほぼ普遍的なコンセンサスを終わらせることになるからや。」

「これめっちゃ重要やねん、なんでかいうと、それがソ連が合意した内容やったし、わしらも基本的に合意した内容やからな。わしらはお互いに核兵器を使わへん。核兵器を使う必要が出てきたとしても、それは自国領土の防衛に限定する。それだけや。」

「もしわしらがイランに対して核兵器を使うたら、それはもう自国領土の防衛やなくなる。もちろん、今も実際は自国領土を防衛してへんのやけどな、でもそれをやってしまうと、自国防衛以外の目的で核兵器使うことを正当化してしまうことになるんや。」

「せやから、トランプ大統領がそれをやるとは思わへん。正しくあってほしいけど、まぁ何でも起こりうるからな。わしがもっと心配しとるのはイスラエルの方や。あいつらには色んなプログラムがあってな、その一つがサムソン・オプションってやつで、要は『地域の誰かが核兵器持ってる、あるいはわしらが核攻撃されるかもしれんって思ったら、先制して核を落とす』っていうもんや。」

「そうならんことを願うわ、なんでかいうと、それがイスラエルの終わりを意味すると思うからな。イスラエルはめっちゃ小さい国家や。もしそんな兵器使って核の報復があったら、わしが思うにほぼ確実にそうなるやろうけど、それでイスラエルは終わりやろな。」

「ほな、イラン側は核兵器持ったら使う思うか?分からへん、そうは思わへんけど。ネット上で噂は聞いたことあるわ、テヘランの意思決定者らが、イラン南部の何もない砂漠のどこかで小規模な核デモンストレーション、つまりみんなにイランが核を持っとることを示すための小さな核爆発をやることを議論しとるって話や。それでみんなを怖がらせて抑止しようっていう狙いやけどな。わしの反論はシンプルで、それやったらイスラエルが必ずイランを攻撃するようになってしまうっていうことや。あいつらは『見ろ、核兵器があるやんか。生き残るためにイランを攻撃せなあかん』って言い出すやろからな。」

「それは大惨事やろな。そんな行動が、ロシアや中国、その他の国々も巻き込んだより大きな戦争への介入を招かへんわけないと思うわ。トルコが確実にパキスタンから核兵器へのアクセスを急速に得るようになるやろな。」

「間違いないと思うで。そうなったらイスラエルは、国境のすぐ隣に核武装したトルコを抱えることになる。」

「せやから、わしのアドバイスは最初からずっと同じや、ダリル。トランプ大統領、やめとけ。止めろ。この問題に良い軍事的解決策なんかない。もう時間を無駄にすんな。」

「わしらはこの地域に住んでへんねん。ただ住んでへんだけの話や。わしらはこの地域におるパートナーを守れへんいうことをもう証明してしもてる。アラブ首長国連邦、カタール、バーレーン、サウジアラビアも、守れへん。それがイランが、ペルシャ湾西側にいる友人たちに示した現実や。」

「あんたら、わしらの基地をスポンサーして、わしらを脅してきた。ようこそパーティーへ、これから先そういうことしたら、わしらは徹底的に破壊するでって話や。せやからそれに対してわしらにできることはあんまりない。わしが思うに、これは全ての大国が考えるべきことなんやけど、わしらと良い関係にある小さい国々に対して、『わしらをあんたの戦争に巻き込むな。隣国とうまくやっていけ』って伝えなあかんいうことや。」

「言い換えたら、もしあんたがリトアニア、ラトビア、エストニア、ポーランド、スロバキアやとしたら、わしらのとこに走ってきてロシアとの戦争に巻き込もうとすんな、隣人とうまくやろうとせぇいうことや。それがわしらがかつてやっとったことや。19世紀にはそうしてた。わしらもそこに戻る必要があるで、なんでかいうと、他人の戦争に関わることに何のメリットも見出せへんからな。わしらは他人の戦争を戦っとる。これはイスラエルとアメリカ国内の支持者らのための戦争なんや。アメリカにとって何の利益にもならへん戦争やで、どんな形であってもな。」

「第三次世界大戦みたいなシナリオにどれくらい近いと思う?ロシア・ウクライナの状況もまだホットなままやし、ここにこの状況もあるやろ。まるで火遊びしとるみたいで、第三次世界大戦みたいなシナリオに近づいとる気がすんねん。何か変わらへんかったら、そこに近づいていくと思うか?」

「その可能性はかなり高いと考えなあかんと思うで。せやからわしは『やめろ、止めろ』って言うたんや。答えは、即座に戦闘をやめるいうことや。」

「どこか第三国選んで交渉の場を持て。わしやったらウクライナへの供給も止めるわ。もう150万から180万人のウクライナ兵が戦死しとる。それに加えて100万人以上が負傷しとる。これが本当の数字や、NATOが発表しとる偽の数字やないで。わしらやカナダが発表しとる数字でもない。忘れてくれ、これが本当の損失や。ウクライナの人口は半分に減ってしもとる。」

「亡くなったか、殺されたか、国を出て行ったかや。せやから開戦当初4000万人以上おった国のわし、今は2000万か2100万人くらいしか残ってへん。これって意味わからんやろ。こういうことが起きたら、普通は止めなあかんねん、続けられへん、全部失う思うたらな。せやのに、それがまだ起きてへんのや。ヨーロッパはまだもっと求め続けとるけど、わしらに対して圧力かけとる。わしは、わしらがそれをやるとは思えへんな。わしらは撤退していくと思うで。それでゼレンスキー氏が続けていくのはめっちゃ厳しくなるやろな。」

「ただ、中東ではそこまで柔軟性がない。なんでかいうと、トランプ氏は大統領の座を保つためにこれらの億万長者らに借りがあると思うからや。ワシントン全体が財政的にあいつらの手中にあると思うわ。みんな給料もろとって、みんな引退して裕福になりたいと思っとる。それどうやって実現すんねん?この億万長者らはそれを実現させられるんや。あいつらの望むことをする人らのためにな。」

「退役軍人であれ政治家であれ誰であれ関係あらへん。悪い状況やわ。でも、CNNにおったルー・ドブスが『わしらアメリカ人は、金で買える最高の政府を持っとる』って言うてたの覚えとるで。あいつは正しかったわ。買収されてもうてる。わしらを代表してへんのや。」

「中間選挙どうなると思う?もうすぐやろ。それに影響を与えようとする動きがぎょうさんあるみたいやし。トランプの支持率とか共和党の支持率とか見てても、上院や下院でバランスが変わったりしたら何か変わると思うか?」

「わしが思うに、共和党は下院での支配権を失う可能性が高いと思うわ。ただな、わしを含め多くの人が『二大政党はもうまともにわしらの声に応えてくれへん、別の道が必要や、第三の動き、第三政党が必要や』って結論づけとる。せやから多くの人がそう感じとると思うで。下院の有能な議員チップ・ロイも公にそう言うてる。わしも同意見や。タッカーもそう言うてる。」

「わしらはそこに向かう必要があると思うけど、まだそこに至ってへん今の状態では、二大政党システムの中で対処せなあかんことになる。共和党は下院で議席を失うと思うで。ほなそれがどういう意味かいうと、それがすぐさまトランプの弾劾につながるかっていうたら、多分そうなるやろな。」

「たとえ共和党が上院を維持したとしても、それはかなり僅差になると思うけど、それでも弾劾される可能性あると思うか?わしの答えはイエスや、なんでかいうと、上院・共和党内には少なくとも10人か12人、ドナルド・トランプを憎んどる議員がおるからな。今から選挙までの間に、もしわしの予想が当たってたら、原油が1バレル150ドルに近づいていったら、11月頃にはかなり深刻な不景気に陥っとるやろし、世界の多くの地域はもっと恐慌に近い状況に直面しとるやろうな。わしらもそうなる可能性ある。せやからそういう状況下では、ホワイトハウスや議会で今権力持っとる人間は、誰であれ吹っ飛ばされるやろな。」

「問題は、今何が期待できるかいうことや。実際の変化なんか期待できるんか?わしいつも人に言うんやけど、もしトニー・ブリンケンが国務長官やったんが気に入らんかったんやったら、ルビオと何が違うんや?何も違わへんで。二人とも実質的に同じこと言うてるやんか。経済政策が気に入らんかったんやったら、実際そんな劇的な変化なんか起きてへん。いくつか変化はあったし、良い方向のもんもあったけど、民主党と共和党の間にどれだけの違いがあったんやろな。」

「忘れたらあかんのは、あいつは『法の支配を回復する』って約束しとったやろ、それこそわしらに切実に必要なことやのに。街の治安と秩序も必要や。大量移民の問題、不法移民の問題にも対処せなあかん。それどうすんねん?失敗しとる。やってへんやろ。それは容認でけへんことやで、なんでかいうと、それこそ本当にみんなが懸念しとったことやからや。」

「ほとんどのアメリカ人は、いわゆるシャリア法にめっちゃ反対しとる。シャリア法なんか容認でけへんいうことや。それが重要な話であって、イランを爆撃することやないんや。」

「アメリカ人にとってのコスト増加、この状況の中で今後増えていくと思うか?わしが思うに、状況は悪化していくと思うで。せや。コストは上がっていくやろな。ある時点で、普通『革命』って呼ばれるようなもんのトリガーになると思うわ。」

「それがどんな形になるかは分からへん。でも必ずしも悲惨な血まみれのもんになるとは限らへんと思う。多少の血は流れるかもしれんけど、わしが思うに、アメリカ人は結局団結して『もう十分や、これ以上はあかん』って言うようになると思うで。今、アメリカにはわしが『支配エリート層』と呼ぶ人らに対する強い不満があるんや。この人らが金のほとんどを持っとる連中や。アメリカの人口の10%が支出の90%を占めとるんやで。」

「そんで1%が富の少なくとも半分を支配しとる。それを5%か7%まで広げたらほぼ全部の富を支配しとることになる。ええ絵とは言えへんな。ほんまに裕福やない人らでも高い生活水準を享受できて、政策や立法に発言権があると感じられとったら、これでもまだやっていけるんやけど。」

「今のわしらにはそれがない、かつてあったような高い生活水準もなくなってきとる。落ちていくのが見えとる。せやから、なんらかの形の革命的な動きが出てくると思うで。」

「せやな、ダグ、番組に来てくれて今の状況について考えを共有してくれてありがとうな。あんたの他の仕事についてもっと読んだり、他のインタビュー見たりできる場所どこや?」

「わしのSubstackぜひ見に来てくれ。今週出したばっかりの記事があってな、『マクレガー・ウォリア・ディプロマシー』ってタイトルで、『トランプの最後の一発までの戦争』っていう記事やねん。めっちゃ役に立って面白いと思うで。あとYouTubeチャンネルもある、同じタイトルの『ウォリア・ディプロマシー』な、マクレガー・ウォリア・ディプロマシーで検索してくれたら、わしが過去にやってきたこと、今やってることが色々見れるで。」

「最後にもう一点だけ言わせてくれ、なんでかいうと、これカナダにとってもわしらにとってもめっちゃ重要な話やと思うからな。今後どの政権が来ようが、どう政権が変わろうが、わしらはアメリカ人でありカナダ人や。わしが『リソース・ソブリンティ(資源主権)』って呼ぶもの、つまり資源の独立性について考えなあかん。」

「今わしらが苦戦しとるのは、レアアースが世界中で見つかるいう事実に注意を払ってこんかったからや。問題は精製する能力なんや。合金を開発する能力もな。それには莫大な量のエネルギーが必要になる。鉱物を1100度、いや1200度センチグレードくらいまで加熱せなあかんねん。」

「つまり、石炭やろうと石油やろうと原子力やろうと水力やろうと、莫大な量のエネルギーが必要になるいうことや。わしらにはそのための精製施設がない。つまり、たとえわしらが50トンのレアアースの潜在資源の上に座っとったとしても、それに対してあんまり何もできへんいうことなんや。もしレアアースを精製したいんやったら、今はインドネシアに送らなあかん。」

「なんでか?日本がそこに投資して、インドネシアでレアアースを採掘して精製できるようにしたからや。日本人はめっちゃ賢かった。2010年に中国が日本へのレアアース輸出を拒否した時にそれをやってん。わしらはそれに注意を払わへんかった。払っとくべきやったんや。今こそ、わしらはこの重要鉱物全部にちゃんと注目せなあかん。金や銀、ウランも含めてな。」

「アメリカ政府が把握しとる重要鉱物のリストは60種類くらいあって、レアアースも含まれとる。わしらは自分たちの主権を築かなあかん、なんでかいうと、好むと好まざるとにかかわらず、時間が経つにつれて『要塞アメリカ』にならなあかんかもしれんからや、なんでかいうと、これまで海外で持ってたようなアクセスの多くを失うかもしれんからな。」

「わしが思うに、それの多くはわしら自身の責任や、なんでかいうと、関わるべきやなかった他人の問題に首突っ込んできたからや。でもわしらはそれに備えなあかんし、それについて考えなあかん。カナダのリーダーシップもそうしてくれることを願うし、わしらもそうすることを願うわ。でもどうなるかは見てみな分からへんな。」

「そやな、ダグ、わしはアメリカ人やねんけど、カナダ人ともよう一緒に仕事しとるから、まぁそうやって自分がアメリカ人やって言ってくれたわけやな(笑)せやからわしの政権にちょっと批判的になれるんかもしれん、わしがアメリカ人やからな。」

「番組に来てくれて、ダグ、ほんまありがとう、時間割いてくれて。次回この状況のアップデートについてまた話せるの楽しみにしとるわ。」

「おおきに、ダリル。ええ一週間過ごしてくれ。」

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