ノルドストリームパイプラインは10日間スイッチオフへ
https://www.rt.com/business/557691-russian-pipeline-repair-panic-germany/
2022年6月23日 14:49
7月11日から7月21日まで年次メンテナンスが予定されている。
ドイツ政府は、ロシアの主要パイプラインで予定されるメンテナンスについて、ガスの流れが元に戻らないことを懸念している。
フィナンシャル・タイムズによれば、先週ガスプロムが部品の技術的な問題からガスの流量を60%削減したことで、供給が完全に停止するのではないかという懸念が強まっている。これは、ヨーロッパが冬の季節を前にガスの備蓄を増強しようとしているときに起こった。
ガスプロムのガスパイプライン「ノルドストリーム1」は、毎年7月中旬にメンテナンスを行っている。今月初めには、7月11日から7月21日にかけて行われることが確定しており、ドイツの連邦ネットワーク庁は、この10日間はパイプラインでのガス輸送が不可能になると警告している。
近年、メンテナンスに伴うノルドストリーム経由の供給不足は、ウクライナやポーランド経由の流量増加で補っていた。しかし、様々な関係者や業界関係者は、ロシアが今回は再開しない可能性があり、大陸がガス不足に直面することを懸念しているとFTに語った。
ドイツ政府は12日、3段階のガス緊急事態計画のうち、2番目の警報レベルを宣言した。連邦ネットワーク庁によると、ガスの供給状況は現在安定しているが、もしノルドストリーム1パイプライン経由のロシアの供給が現在の低水準のままであれば、ドイツは追加措置なしに12月までに貯蔵量を90%まで満たすことは困難であるとしている。
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