2023年7月22日土曜日

ロシア海軍がウクライナ船を爆破するリハーサル

 https://www.zerohedge.com/geopolitical/russian-navy-fires-black-sea-targets-warning-ukraine-over-grain-shipments

2023年7月22日土曜日 - 午前04時05分

ウクライナの食糧輸出を西欧市場に届けることを可能にした、国連が支援する黒海穀物イニシアティブが月曜日に期限切れとなり破綻した。ロシアは金曜日に、黒海航路の地域で軍が実弾演習を行っうと発表した。

ロシア国防省(MoD)は、ウクライナの黒海の港に向かう船舶は軍事目標とみなされる可能性があると警告した2日後に、黒海艦隊が実弾演習で地上の目標にロケット弾を発射する練習をしたと金曜日に発表した。

「黒海艦隊の戦闘訓練計画に従い、イワノヴェッツ・ミサイル艇の乗組員は、標的船に向けて対艦巡航ミサイルの実弾射撃を行った。」

「テレメトリーデータと無人航空機からのビデオモニタリングにより、演習の成功が確認された。」

クレムリンが金曜日に発表した映像を見ると・・。

https://www.youtube.com/watch?v=iGcRvp0wJEA&t=1s

正確な場所を明かされていないが、少なくともいくつかの訓練は、国連が支援する穀物協定で以前は保護されていた黒海の航路区域で行われているようだ。

国防省の発表によれば、一時的に航行禁止とされた海域を閉鎖し、「違反船舶を逮捕する」訓練も行われた。

キエフは、黒海の港から重要なボスポラス海峡を通って穀物を輸送するための一時的な代替輸送ルートの確立のためルーマニアと協力していると述べた。

モスクワは、ウクライナの黒海の港に入港しようとする国際船は、軍事貨物を運んでいる可能性があるとみなされ、標的になると警告した。ウクライナはこれに対し、ロシアから来る船舶にも同様の警告を発した。モスクワはまた、ウクライナ側が重要な地域を採掘していると非難している。

昨年、穀物取引が初めて発効した際、重要な仲介役であったトルコは、取引が終了した現在、穀物輸送の安全保証には関与しないと述べている。

ロシア外務副大臣セルゲイ・ヴェルシーニンが地域メディアに掲載された新たな発言で強調したように、ケルチ海峡大橋に対する最近の大規模な攻撃はウクライナ軍が追い詰められたという事態をぜんぜん好転させていない。

ウクライナは軍事目的での使用を否定しているが、ヴェルシーニンは穀物輸出回廊をロシアの利益に対する「テロ攻撃」に利用していると非難した。

「私たちが知っているように、そして私たちもそれについて話してきたように、クリミア橋はテロ攻撃を組織するために使われた。」

「クリミア橋ではすでに2回、セバストポリでは昨年10月にあった。」

メドベージェフはEU指導部に対して厳しい言葉を投げかけた。

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、ウクライナの「予測不可能な行動」を挙げ、この地域が商業船舶や民間人の往来にとって安全でないことを指摘した。

「予測不可能な行動、さらにテロ行為へのキエフ政権の関与は、この地域に脅威をもたらす可能性がある」と強調した。

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