スコット・リッター:2025年10月24日
https://www.youtube.com/watch?v=iyS7Hr5U1ks
ロシアが払ったコストと殺害比率について
マリオはん:
ウクライナって、ロシアにどんだけ費用がかかってるんや。みんなが「えらい高いもんについとる」って言うてるけどな。ワシが「これホンマや」って知ってる決定的な数字を教えてぇな。メディアで流れてるガセネタやのうて。
スコット・リッターはん:
ワシは正確な数字は知らんけど、両側でたくさんの人が死んどる。ワシが知ってるんは、ウクライナ人がようけ死んでるってことや。36対1の殺害比率や。マリオはん、今すぐ言うたろ。これ、間違いないで。毎日36対1や。ウクライナ人は毎日2,000人から3,000人の死者出しとるんやで。ロシアはそんな損害出しとらへん。ロシアが一番ひどい日でも、死者は1日150人や。
そら、150人でも多い死者数や。ベトナム戦争では、アメリカは週に200人の死者で国民がへこたれたんやからな。ロシアが損害出しとらへんって言うつもりはないで。「ウクライナがロシア軍と五分で渡り合っとる、この戦争が対等や」と思うてる奴がおったら、それはちゃう。ウクライナは資源を注ぎ込んどるけど、それをどんどん使い果たして、もう続かへんのや。
ロシアは攻め込む必要なんてないねん。これが消耗戦ってモンやや。消耗戦ってのは、敵の力を弱らせることや。ロシアがやってるのはそれや。この現実は知っとるやろ。西側は自分を騙せるかもしれんけど、アホな真似しとるだけや。ドナルド・トランプを見てみぃ。ロシアが150万人も死んだとか言い張って。何てアホなホラ話や。せやけど、大統領がそう信じとるんやったら、ロシアにプレッシャーかけたらロシアが折れるかもしれん、って思てるんやろな。
プーチンはんの非譲歩的な姿勢
ウラジーミル・プーチンはんが譲ったとこ見たことあるか?目ぇパチパチさせたか?顔が青ざめたか?居心地悪そうに見えたか?そんなん無いわ。この男は完全にコントロールしとるし、完全に自信満々や。アメリカが度を超えたことしたら、電話ひっつかんで、大統領に丁寧にな、「オマエ、ぶっ潰されんで」って言うて、トランプ大統領が引く。
ウラジーミル・プーチンはんが問題を撤回したん、いつ見た?トランプはんはトマホーク送るつもりやった。「何が何でも送るんや。決めたんや。やるんや」。ところが、「アカン、やめとこ」になった。なんでや?ウラジーミル・プーチンはんが現実っちゅうもんを突きつけたからや。
領土問題と戦争終結の条件
ロシアの数字は信用でけへん、ってトランプはん言うけど、それも交渉術や。ガザで見せたんと似とる。最初はガザを乗っ取る言うてたのに、今は3段階計画の一部でガザは独自の政府を持つ、独立への道がある、って言うてる。最初の言葉とは大違いや。せやから、トランプはんはプーチンはんにプレッシャーかけようとしとるんや、ってワシは見とる。トマホークミサイルもプレッシャーの一種やったんやな。
プーチンはんが何を考えてるかなんて、わからへん、って言うけどな。プーチンはんは自分の頭ん中を正確にワシらに教えとるんや。ワシらが聞いとらんだけや。あのプーチン大統領はヴァルダイ会議で5時間ぶっ通しで喋ったんやで。みんなに自分の考えを全部開示したんや。全部の質問に答えたんやで。プーチンはんの頭ん中に入るんは難しくないねん。プーチンはんの方がワシらの大統領よりよっぽど透明や。西側のワシらが、ただ聞かんと決めとるだけやねん。
ロシアの立場には何も難しいことはない。最初から一貫しとるし、書面にも口頭でも明確に示されて、全然揺らいでへん。唯一揺らいどるのは、西側の主流メディアが、キース・ケロッグやゼレンスキーのデタラメな言葉をひっつかんで、ロシアに言わせたいことに曲げようとしとるとこだけや。
ロシアがザポリージャとヘルソンで戦線を凍結するんは受け入れるとか、ドンバスは取るけど他の土地は諦める、なんてな、スティーブ・ウィトコやドナルド・トランプやマルコ・ルビオに、ロシアの誰一人として言うてへん、ワシが保証したるわ。そんなん、絶対ない。
マリオ:
「プーチンは、ウクライナがドネツク、要するにドンバスのルハンスクとドネツクをロシアに渡したら、少なくともザポリージャでの戦線を凍結するやろ」、って思わへんの?
スコット・リッターはん:
アホなこと言いな。まずな、ウクライナはロシアにドンバスを渡すことなんてでけへんねん。ドンバスはロシアなんや。ウクライナが出ていかんかったら、ロシアはウクライナ人を皆殺しにしてでも、そこを取るやろ。それはヘルソンとザポリージャも同じや。これは願望的観測や。西側に存在する幻想に戻る話やな。
このウクライナ紛争の目的は、ロシアを疲弊させ、弱体化させる戦争を作り出すことやったんや。ワシらはウクライナのことなんか気にかけてへんねん。これがみんなが理解せなあかん、まず一つのことや。もしウクライナを気にかけてたら、この戦争なんて絶対に許さへんかったやろ。100万人以上のウクライナの魂が死んどるのにやで。ワシらはウクライナのことなんか気にかけてへん。ワシらはロシアを弱体化させることを気にかけてるんや。そして、ワシらの幻想は、ロシアを終わりのない戦争に引きずり込むことや。
プーチンはんは、この紛争の根本原因が解決されなあかん、と明確にしとる。つまり、ウクライナは絶対にNATOの一部にはならん。ウクライナはNATOの代理となる80万の強力な軍隊、あるいはウクライナ国防相が言う「ヨーロッパの最初の軍隊」を持つことはない。ロシアがウクライナに、唯一の機能が自分らが所有しとると思ってる領土を武力で回復することである「ヨーロッパの最初の軍隊」を持つことを許すと思うか?あの政府は消えるやろ。あの軍隊も消えるやろ。
マリオ:
「プーチンは戦争を終わらせたいなら、なんで戦線を凍結せぇへんのや。ドネツクの25%、ヘルソンの20%とか、その領土がなんで重要なんや? demilitarization(非軍事化)について話し合えばええやないか。NATOに入らへん、ってことでな。あのウクライナの領土がなんでそんなに重要なんや?」
スコット・リッターはん:
あれはウクライナの領土やないねん、マリオはん。ロシアの領土や。ヘルソンはロシアの州や。2022年9月に住民投票があって、その後ロシア議会が投票で決めて、憲法で決まっとる。アンタはそれに同意せぇへんかもしれんけど、「なんでプーチンはそうせぇへんのや?」って質問したんやろ。
「戦争直後、占領地で住民投票なんか公平やない。ロシアに反対する人がようけ逃げたかもしれへんやんか」って言うけどな。ワシ、戦争の数ヶ月前にウクライナにおったし、6?8ヶ月前にはモスクワにもキエフにもおったんやで。あの地域に戦争前に住んどった人に、ロシアを軽蔑しとる人がおるのを知っとる。せやから、ウクライナ人とかは、少なくとも今はあの地域をウクライナの領土と見とるんやろな。
マリオ:
プーチンはんがホンマに戦争を終わらせたいなら、ウクライナの今の立場に近い条件を受け入れると思ってた、って言うけどな。
スコット・リッターはん:
この戦争は、まずロシアが2014年4月にウクライナに残酷な侵略をしたんやないねん。憲法上の政府であったヴィクトル・ヤヌコーヴィチを非合法的に転覆させたウクライナの民族主義政府が、ドンバスとノヴォロシアのロシア語を話す人々に対して対テロ作戦を宣言して、民間人の標的を爆撃し始めたんや。アゾフ大隊というナチス的な部隊が都市を占領してロシア人を殺害したんや。ウクライナ人がドンバスのロシア語話者を虐殺しに行ったんや、って事実を忘れがちやで。
あの地域にはウクライナの一部になりたい人もおったやろけど、軍隊を送ったんはウクライナ政府なんや。プーチンはんは平和に興味がある言うて、「ええで、軍隊は解放したるわ。せやけど、ここがミンスク合意や。ウクライナに求めるんは、ロシア語話者の権利を保護する憲法改正案を可決することや」って言うた。プーチンはんはドンバスがロシアの一部になる、なんて言うてへんねん。むしろ、その逆を言うとる。ウクライナの一部や、1991年の国境を尊重する、ってな。せやけど、ロシア人の言葉、歴史、文化、宗教を尊重せなあかん、ってな。
ポロシェンコはこれに同意したけど、実行せぇへんかった。ドイツとフランスもプレッシャーかけへんかった。なんでや?メルケん、当時のフランス大統領フランソワ・オランド、ポロシェンコが今になって皆言うたけど、ミンスクはごまかしやったんや。ウクライナがこの敗北した軍隊を立て直して、NATOに再訓練させて、また戦いに戻れるように、時間を稼ぐためにミンスクに同意したんや、と。
この戦いを常に望んできたんはウクライナなんや。ゼレンスキーは平和を公約にして当選したんやけど、大統領に選ばれて数ヶ月以内に、戦争会議を開いて、ドンバスのロシア人相手に戦争する、って言うた。平和の男やないわ。
2022年2月と3月にな、NATOが訓練した6万から8万のウクライナ軍がドンバスに集結しとって、攻め込もうとしてたんや。せやからロシアは、特別軍事作戦という形でウクライナに対して先制攻撃を仕掛けたんや。ロシアの目的は、ウクライナの領土を奪うことやのうて、ミンスクで約束したことを守らせるために、交渉のテーブルに着かせることやったんや。
プーチンはんはあの領土を絶対に諦めへんやろ。あの可能性を主張する人は、ヘルソンに行ったことないんやろな。ワシは行った。彼らの目ぇで見た。あの人たちはウクライナの一部になりたいなんて思てへん。ウクライナは彼らを殺しにかかるやつらやねん。ポロシェンコの演説を思い出せぇな。「ワシらの子供は太陽の下で学校に行くんや。お前らの子供は地下室で震えとれ。」ロシア人がそんなもんの一部になりたいと思うか?絶対にないわ。
せやから、プーチンはんはロシアの領土を1インチたりとも諦めへん。憲法上、ザポリージャとヘルソンはロシアの領土なんや。プーチンはんは諦める権限がないねん。もしやろうとしたら、憲法違反で追い出されるやろ。
マリオ:
「ロシアの仕事はウクライナ人を殺すことだけや、って言うたけどな。この戦争でロシアの仕事は、領土を獲得して、ウクライナにNATOに入らへん、っていうような要求を受け入れさせることとちゃうの?もしそれが目的なら、なんで二年も経つのにドンバスを全部まだ取ってへんのや。そんなに有利なら、なんで今までにその領土を獲ってへんのや?」
スコット・リッターはん:
戦争を研究しとる者なら誰でも知ってるけど、攻勢作戦を行うには3対1の優位性が必要なんや。今、ロシアとウクライナは、それぞれの軍事力の規模はほぼ互角や。ロシアに少し数の優位性はあるけど、3対1ちゃう。せやから、ロシアがこの状況で従来の突撃戦術をやろうとしたら、もっと多くの資源を投入して、もっと高い死傷率を覚悟せなあかん。
ロシアがやったんは、ウクライナ人にとっての破壊のアルゴリズムを完成させたことや。ドローン戦争が戦場を根本的に変えてしもた。自由に突撃する時代は終わったんや。
ロシアは今は小出しの進軍せなあかん。ロシアの平均的な突撃チームの規模は3人や。3人の男がドローンの支援を受けて、12人から15人のウクライナ人が守るバンカーを獲りに行く。皆殺しにして、その後6人が来てその陣地を補強する。その陣地を保持して、また同じこと繰り返す。めちゃくちゃゆっくりや。運が悪くても3人失うだけや。
ロシアが36対1の殺害比率を出しとるアルゴリズムを、なんで変える必要があるんや?アンタが言うみたいにもっと積極的に攻撃するために、これを変えたら、もっと多くの人間を失うことになる。その比率は、ロシアに有利な36対1から、通常の攻勢作戦がもたらすであろうロシアに不利な3対1に変わってしまう。ロシアはウクライナ人1000人の死者に対して、ロシア人3000人の死者を出したいと思うか?答えは「ノー」や。
マリオ:
トランプはんがプーチンはんとの会談をキャンセルした今、次は何が起こるんやろ?
スコット・リッターはん:
ウクライナ人は死に続けるやろ。ロシアは進軍する。ウクライナの経済は破壊される。ウクライナのエネルギーインフラは全滅する。ワシらはこの冬を迎えることになるけどな。ロシアはいつも手加減しとったんや。プーチンはんへの大きな批判の一つは、「なんで冬にウクライナ人に暖房を使わせるんや?」ってことやった。ロシアはいつでもやる力があったんやけど、いつも引いとった。今はもう、引かへん。
冬が来て、寒くなったら、ウクライナは自分で暖をとることもでけへんようになり、国家が崩壊するんを見る。ガスも暖房も電気も水道も無くなるんや。そして、国が死ぬ。この事態になったら、ウクライナの民間人が凍え始めて、彼らが来るのを望んでへんヨーロッパへ逃げ出すやろ。500万、600万、1000万の人々が国境で凍え死にしそうになって、「入れてくれ、助けてくれ」って言うたら、どうなるんや。これがウクライナの未来や。ええ未来やない、醜い未来やで。
トランプは、ロシアがキエフを獲れへんかったことを笑いもんにして、「ロシアは失敗しとる、ウクライナが有利や」って言うやろ。ロシアがキエフから撤退したんは、交渉のテーブルに戻るっていうウクライナ政府への誠意の証やったんや。ロシアはキエフ、チェルニーヒウ、スームィから撤退する言うてた。ハルキウからも撤退する最中やったんを、ウクライナが攻撃してきたんや。ウクライナがロシア人の背中を刺したんやで。彼らはそれを笑い話にしとる。「ワシらは、いずれテーブルに戻るって信じ込ませて、この攻撃を仕掛けたんや。」
マリオ:
「NATOとロシアが直接衝突する状況に近づいとると思うか?」
スコット・リッターはん:
ワシは、その可能性は常に意識せなあかん、と思うで。ウクライナ紛争が文字通り西側とロシアの代理戦争になってしもたことが危険の一つや。ウクライナの資源が枯渇したら、それらをヨーロッパの資源に置き換えようとする誘惑が生まれるやろ。
ポーランド人がこの紛争で戦っとる数は、とんでもないことになっとる。ロシア人が傍受した無線で、皆ポーランド語で話しとった、って言うてる。ウクライナ語のスラングやのうて、ホンマのポーランド語や。ポーランドの部隊が丸ごとそこにおるんや。
ある時点で、イギリスの部隊とか、フランスの部隊とか、そんなんを投入しようとする誘惑があるかもしれん。そいつらが死んだら、どないなる?
ロシア人は敵としてウクライナ人を尊敬しとる。彼らの粘り強さを理解しとる。せやけど、ロシアはウクライナにとって不利になる紛争のアルゴリズムを作り上げた。ウクライナ人は自分らのことなんか気にかけてへん西側式の戦争に乗り気になってしもた。もしホンマにウクライナ人のことを気にかけてたら、なんで2023年の夏の反攻を許したんや?あれは、準備されたロシアの防衛に対して正面攻撃でウクライナ人を虐殺させるために、NATOのドアホどもがグラフェンヴァイアで設計したもんやで。なんでワシらは彼らにクルスクへ行って、政治的なジェスチャーのために76,000人ものウクライナ兵を犠牲にさせたんや?
西側は彼らのことなんか気にかけてへん。彼らが勝てへん戦争を戦うように仕向けたんや。悲劇やで。
マリオ:
「プリゴジンはんとかワグネルがおった時の方が、ロシアの進軍は強かったと思うか?」
スコット・リッターはん:
そんなことないな。プリゴジンとワグネルはこの戦争で独自の役割を持っとったんや。
ロシアは法的に、ドネツクとルハンスクの領土にロシア兵を配備する軍事支援をすることが許されへんかった。彼らが独立を宣言するまではウクライナ領土の一部やったし、独立した後も議会(ドゥーマ)の承認なしにロシア軍を合法的に配備でけへんかったからな。
せやから、ワグネルがやったんは、ロシアが軍事力をルハンスク人民共和国とドネツクに急派するための手段を提供したんや。ワグネルはロシア政府の全面的な許可を得て活動しとった私設軍事会社や。
2022年9月にドネツクとルハンスクが住民投票でロシア領土の一部になった時、ワグネルは「法的にロシア軍に転換せなあかん。存続でけへん」って言われたんや。ロシア政府は2023年5月に期限が切れる1年契約は尊重する、って言うたけど、「その時までに、兵士らは家帰るか、ロシア国防省と契約せなあかん」ってな。
ところが、プリゴジンは「ワシには金儲けの機械がある。手放したない」って決めたんや。そして、ワグネルが最高やっていう伝説を作り始めた。ショイグはんやゲラシモフはん、ロシア軍、ロシアの戦い方を批判し始めたんや。
プリゴジンはルハンスクで戦っとったけど、ロシア軍は他のどこでも戦っとって、結構ええ感じやったんや。アハマート特殊部隊もルハンスクに来て、ワグネルと協力して戦っとった。プリゴジンはロシアの必要を自分の必要より前に置いたんやけど、それがええ結果にならんかった。


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