2025年10月31日金曜日

SONAR21: INRが追い出された件

 The US Can’t Break Russia

By Larry C. Johnson on 30 October 2025


ロシア滞在経験から見た現実:西側の誤解とCIAの幻想

わいが最近ロシアに滞在しとったときにな、インタビューした人々からよう聞くテーマがあったんや。それは、「ロシアが国際貿易に依存しとらへんっちゅうことを、西側は理解できてへん」っちゅうことや。ロシアは全ての重要な天然資源において自給自足なんやと。


どうやら、アメリカのインテリジェンス・コミュニティ(IC)も少しずつこれを理解し始めとるみたいやけど、ICのほとんどは相変わらず「ロシアは甚大な損害を被り、経済崩壊に直面しとる」と嘘を言い続けとるんや。


CIAとINRの対立:希望的観測 vs 現実

ICの傘下にある機関の中でも、CIA(中央情報局)は最も妄想的であることが証明されとる。今年の初めには、CIAは国務省の情報調査局(INR)と意見が対立しとったんや。今週のNBCの報道は、トランプ政権が発足してからCIAがでっち上げとる、バラ色のシナリオを浮き彫りにしたで。


元当局者2人によると、CIAの評価は、ロシア指導部との共通点を見つける見通しについて、楽観的すぎることがあったらしい。


政権発足当初から、アメリカの当局者は、プーチンのウクライナでの目標を決定し、戦争終結の交渉に応じる意思を測るために、ウクライナ問題に関する秘密の評価やブリーフィングを諜報アナリストに何度も要求したっちゅうんや。


報告書を見た複数の関係者によると、CIAのアナリストは、政権の要求に応える形で、トランプ大統領がプーチンと交渉する機会を見つけられると結論づける評価を作成したっちゅう話や。


INRの「冷たい水」とトランプの不満

早いうちから正しかったINRには脱帽や。


現・元当局者数人によると、国務省の内部諜報機関は、今年の初め、「ロシアのプーチン大統領がウクライナでの戦争終結の交渉の準備ができとる」っちゅう考えに疑義を呈しとったんや。「交渉の可能性について、より楽観的なCIAの評価」とは意見が異なっとったっちゅうわけや。


INRとして知られる国務省情報調査局のアナリストは、トランプ大統領がアラスカ州アンカレッジでロシアのカウンターパートと会談するまでの数ヶ月間、評価やブリーフィングでこの反対意見を表明しとった。現・元当局者によると、この異論は「大統領日報(President’s Daily Brief)」にも載っとったらしい。


ほんで、トランプはINRからの「冷たい水」にどう反応したか?ワシントンポストの3月の記事によると、トランプ大統領はご機嫌斜めやったっちゅうんや。


この件に詳しい別の関係者によると、プーチンの非妥協性に関するアメリカの評価のいくつかは、トランプをイラつかせたみたいやな。実際、トランプと彼らの側近は、ロシアが戦争終結に同意するのを拒否したら、新しい厳しい制裁を課す可能性をここ数日で提起しとる。彼らはどんな制裁になるかは明言しとらへんけど、トランプは水曜日に、「壊滅的になる可能性がある」と言うとる。


ヨギ・ベラ(野球選手)がかつて言ったように、「これは、すべてデジャヴュや」っちゅうわけや。ワシも以前、ホワイトハウスのお気に入りの政策に反する諜報分析を出して大統領の不満をまともに受けたことがあるから、INRのアナリストにかかるプレッシャーにはホンマに共感できるで。


アナリストの排除と組織の劣化

RBC-Ukraineは今週、ワシントンの常識に逆らおうとしたINRの試みについて、さらなる詳細を伝えとる。


WSJも、2025年春に国務省のトップが職員会議でアナリストたちに、「継続的な意見の相違が、政権当局者の間でINRの信頼性を損ねとる」と伝えたっちゅうんや。その後、7月には、ロシア・ユーラシアグループで働いとったアナリスト3人が解雇され、もう1人が辞任した。


元従業員によると、国務省は民間部門の専門家と協力しとった情報オフィスと、同盟国と共有するための情報機密解除を担当しとった別のオフィスを閉鎖した。また、国務省はヨーロッパグループとロシア・ユーラシアグループを統合し、数人のヨーロッパアナリストが解雇されるか、再割り当てされたっちゅう話や。


変わらへん西側の圧力路線

アメリカとNATOがプーチンに十分な圧力をかけて、停戦を受け入れざるを得なくなると主張する政治家やアナリストの確固たるグループが存在する。


ウクライナ当局やヨーロッパ各国政府、そして議会におけるキーウの支持者は、トランプに武器輸送と制裁を通じてロシアに圧力をかけるよう繰り返し要求しとる。ロシアの石油会社への制裁の発表は、トランプがモスクワに対する経済的罰則を導入するという脅しを初めて実行に移したもんやった。


ヨーロッパの外交官、元アメリカの諜報当局者、専門家によると、ロシアに対する新しい制裁、ウクライナによるロシアの石油・ガス施設へのドローン攻撃、そしてキーウ軍により多くの武器を提供するヨーロッパの取り組みが、時間をかけてクレムリンの計算を変える可能性があるっちゅうんや。


そんなことは起こらへん。


トランプ大統領と彼の国家安全保障チームは、目を覚まして現実を受け入れるべき時や。ロシアが公言しとる「ウクライナの非武装化と非ナチ化」という意図を西側が変えるためにできることは、何もあれへんっちゅう事実をな。何もや!


ロシアが検討する唯一の取引は、プーチンが去年ロシア外務省に提示したもんだけや。2024年6月14日、プーチン大統領は、キーウがドネツク、ルハンシク、ヘルソン、ザポリージャの4州全域をロシアの支配下に譲渡し、NATOに加わる意図を正式に放棄した場合にのみ、ウクライナでの戦争を終結させると宣言した。プーチンは、ウクライナにこれらの地域から軍をその完全な行政境界内(現在ロシア軍が占領しとらん地域も含む)から撤退させ、中立性を正式化し、非武装化を受け入れるよう要求した。彼はまた、いかなる和解の一部としても、西側諸国がロシアに対する制裁を解除することを強く主張した。


幻想に囚われとるワシントン

なんらかの不明な理由で、CIAのアナリストはプーチンと彼の政府が一年以上も言い続けてきたことを無視しとる。


せやけど、妄想にとらわれたアナリストは問題の一部でしかない。ドナルド・トランプとその国家安全保障チームは、「アメリカがロシアに対してレバレッジ(影響力)を持っており、プーチンに西側に屈服を強制できる」っちゅう幻想の下で働き続けとるんや。


そんなことは起こらへん!

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