UNZレヴュー:2025年10月16日
https://www.unz.com/article/had-hitler-won-the-war/
もしヒトラーが戦争に勝っとったら?(ハンス・フォーゲル 2025年10月8日)
ヨーロッパーのアメリカ化:文化の死滅
この間、ポルトガルのポルトで乗り継ぎ便を待っとる間に旧市街に行ったんや。カフェでコーヒー頼んだら、ワシがポルトガル語(ブラジル訛りやけど)で注文したのに、店員がアメリカ英語で応対してきてビックリや。
耳にはリズムの単調な、魂の抜けたアメリカンミュージックが響いとって、「ヨーロッパはどないなってしもうたんや?」と思たわ。ほんの一世代前まで、ポルトのカフェの店員はポルトガル語を話しとったはずや。それに、工場の機械音みたいな、今の「音楽」と呼べるか分からへんような不快な騒音を聞かされることもなかった。
今のヨーロッパはどこ行っても同じ状況や。店員は自動的に英語を話し、音楽はどこも同じ。地元の味や多様性は、音楽産業のアホなゴミに一掃されてしもうた。コーヒーがまともに飲めるなら運がええ方や。今のヨーロッパで美味いコーヒーを見つけるんは、昔からアメリカで見つけるのと同じくらいに難しなっとる。
なんでこんな文化的な自己屈辱をするんや?
答えは簡単や。ヨーロッパがもうすぐ1世紀近くアメリカの占領下にあるからや。それに伴い、文化のあらゆる面で支配されとる。1945年、アメリカ映画が娯楽を渇望し、戦時中のトラウマを忘れたがっとる大衆に押し付けられた。ダンスやジャズがヨーロッパの聴衆に熱狂的に受け入れられ、これが文化の英語化の土台になったんや。
移民による文化的アイデンティティの崩壊 ??
さらに、今日のヨーロッパは昔とは全くちゃう。特に大都市や。パリ、ベルリン、ウィーンなどの何千もの都市は、北アフリカ、中東、アフガニスタンからの「亡命希望者」に乗っ取られつつある。ほとんどが若い男性でイスラム教徒や。
アンゲラ・メルケルが2015年に国境を開けて以来、1000万人以上がドイツに来とる。ウィーンでは、昔はイスラムの侵略を食い止めた場所やけど、今や人口の40%がイスラム教徒や。オランダの教員養成学校なんか、オランダ語をろくに話せへん学生ばっかりや。この学生らが近いうちに中東や北アフリカからの若いイスラム教徒に教えるんやで。国の言葉と文化を殺すのには、ホンマ効率のええ方法や!
フランクフルトはユーゴスラビアやイスラエルの犯罪組織の手に落ち、ルール地方はレバノンやシリアの犯罪家族に完全に支配されとる。警察も司法当局も手が出せへん。多くのヨーロッパの都市では、女性は夜道を一人で歩くのが危のうてしゃあない。輸入されたフェミニズムを軽蔑し、西側の自由を嫌う「ゴミ」の標的になっとるんや。
経済的な疲弊と精神的な荒廃 ??
ヨーロッパ全体で若い世代は未来に希望を失くしとる。まともな仕事や相手を見つけられへんから、親と一緒に暮らすしかあらへん若者が多い。出生率は劇的に下がっとる。家を買えへん、家賃のまともな家も見つからへん。働く女性が増えたんは、一馬力では家族が生活でけへんからや。ヨーロッパは脱工業化の荒野になりつつある。
今のヨーロッパ人の格好を見てみ? 年寄りの男も女もタトゥー入れたり、鼻や唇にピアス開けとる。醜いほど太った人が誇らしげに身体を晒しとる。ピンクや緑に髪を染めるんが上品な趣味やと思とるんや。ホンマ、見世物小屋かカーニバルのパレードみたいや。平均的なヨーロッパ人は自己肯定感や未来への希望を失くしとるんや。
なんでこうなったんか?:ヒトラーの敗北が原因 ?
答えはいくつかあるけど、最も説得力のあるのは、ちょっと議論を呼びそうやな。
基本的に、アドルフ・ヒトラーが戦争に負けたからや。
ヒトラーはドイツで絶大な人気を誇り、ヨーロッパを席巻しとった頃はさらに人気を増した。彼の承認率に近づいた政治家はほとんどおらへん。敗北し、占領された国々でさえ、ドイツ兵が行儀ようて、ハンサムで親切やったから、地元の人々は尊敬しとった。あの頃は、ヨーロッパの未来はドイツになるように見えたんや。
特に1941年にドイツ軍がソ連に侵攻したとき、ヒトラーはスターリンが計画しとったヨーロッパ侵略を先に防いだんや。もしスターリンが計画を実行しとったら、ヨーロッパの文化は間違いのう死を意味したはずや。フランス、ベルギーなどで、多くの若者がナチズムはともかく、共産主義の下で暮らすんを最も嫌がったから、ドイツに味方したんや。SSや国防軍に入隊したヨーロッパ人は、アメリカやイギリス軍に入った人より多かったんやで。
ナチスがドイツを治めとったとき(1933-39年)、経済成長は素晴らしく、失業は解消された。モノ不足はあったけど、給料のええ仕事は山ほどあった。既婚女性は仕事を探さんでも、一馬力で家族を養えた。家は十分にあって、通りは安全やった。
1941年夏、中立国を除いてほとんどのヨーロッパ人はヒトラーと一緒やった。ヒトラーに賛成せぇへんでも、少なくとも「反共」で親ドイツやった。エンターテイメントもドイツが中心で、ベルリンにはヨーロッパ中からアーティストが集まっとったんや。
ヒトラーの再評価とグローバリストの陰謀 ??
戦後の歴史はいくつかの重要な事実を歪めとる。ヒトラーは戦争を望んどらんかったし、彼は開戦後も50回ほど平和解決を提案したんや。チャーチルとルーズベルトがドイツとの戦争に固執しとったんや。
そしてヒトラーが悪者にされとる最大の理由のホロコーストやけど、今のイスラエルによるガザでのジェノサイドのせいで、ホロコーストは世界史で「唯一無二」の出来事とは言えへんようになってもうた。ヒトラーを非難したいなら、ネタニヤフも非難せんとあかん。ネタニヤフはヒトラーを戦後の歴史で作られた「極悪非道な怪物」から引きずり降ろすのに貢献しとるんや。
さらに、何百万人も殺し、何千万人にも「ワクチン」で副作用を与えた「巨大なコビッドショー」の実行犯と比べたら、ヒトラーなんて良くて「世間知らずの素人」や。
ヒトラーがドイツ人やヨーロッパ人から幅広い人気を得とったんが理解でける。その人気こそが、戦後、彼が徹底的に悪者にされた理由かもしれへん。彼が導入した経済政策は銀行の力を弱めるもんやったから、グローバリストと大銀行が支配する戦後のヨーロッパでは邪魔やったんや。De GaulleとかDegrelleみたいな人気のあった政治家が排除されたんも同じ理由や。
ヒトラーの構想しとったヨーロッパは、今の「アホな、ジェンダーや気候の狂気に洗脳された教育」とは真逆で、民族を基盤にした自立的な政治的実体が、共通の価値観と目標に向かって、「大西洋からウラル山脈までの祖国のヨーロッパ」を作ることやった。
もしドイツが1945年に負けてへんかったら、ヨーロッパは全くちゃう場所やったはずや。女性は尊敬され、専業主婦や母親になることを奨励されとったやろ。安全に夜道を歩けたはずや。工業は栄え、年金生活者は尊重され、まともな年金を享受しとったはずや。
ワシらにでけるんは深呼吸して、グローバリストがヨーロッパにしでかしたことを元に戻すと決意することだけや。
https://www.unz.com/bhua/climbing-the-escalation-ladder/
エスカレーション・ラダーを登る:オールインのデカップリング、始まっとるで!(華斌 2025年10月13日)
トランプの暴走と北京のリモートコントロール
筋書きが決まっとったかのように、米中の貿易とハイテク戦争は先週、頂点に達した。中国がアメリカの挑発への報復として、レアアース製品への厳しい制限を含む強力な対抗措置を打ち出したからや。
予想通り、トランプは激怒して中国製品の輸入関税を100%に引き上げ、習近平国家主席との会談をキャンセルすると脅しよった。そもそも北京は会談を確認しとらんかったのにな。
トランプが「中国は敵対的で不公平や!」と叫ぶ派手なツイートを連発しとるのを見たら、北京がトランプのツボを完全に把握しとるんが分かる。トランプの機嫌や行動は、北京のテクノクラートの手の中にあるリモートコントロールで操作される「オモチャ」みたいなもんや。
アメリカの総攻撃:全面的な窒息作戦 ??
マドリードの貿易協議で進展や緊張緩和の期待を見せた後も、アメリカは間髪入れずに中国への貿易と技術制裁を連発した。イランとの核協議の直後に奇襲攻撃を仕掛けたのと、そっくりや。
チップの全面禁輸: 半導体に関連するソフトウェアや設備の中国への販売を全てカバーするようエンバーゴ(禁輸)を拡大し、中国のチップ生産能力を完全に窒息させようとしとる。
関税の乱発: 中国製のクリーンエネルギー製品に721%、銅製品に50%という、むちゃくちゃな関税を課し、EVやハイテクのサプライチェーンで中国の支配を潰そうとしとる。
海運業の攻撃: 中国製の船を持つ会社に数百万ドルの港湾手数料を課すっちゅう計画で、中国の造船業を潰そうとしとる。
Eコマースへの打撃: 低価格の小包の免税措置を廃止し、TemuやSheinみたいな中国のEコマースを直撃しとる。
中国の逆襲:レアアースと「水の流れ」の逆転
トランプ政権の悪意に直面し、中国はすぐさま一連の対抗措置で報復した。
レアアースの制限強化: 中国産のレアアース磁石や加工技術を、外国の軍事や半導体産業への販売から締め出した。
金融への報復: アメリカの運送会社に相互主義の港湾手数料を課すと発表した。これは世界の主要な港の7割を牛耳る中国の最大の武器や。アメリカは船を持ってへんけど、アメリカの年金基金や資産運用会社がマースクみたいな大手運送会社の大株主やから、アメリカの金融権益を直接に狙い撃ちしとる。
リチウムイオンなどの禁輸: グリーンへの転換に不可欠なリチウムイオンやグラファイトの輸出を厳しくしとる。
サプライチェーンの「上流」に座る中国の切り札 ??
北京が強化したレアアースの制限は、アメリカとその属国のハイテクと軍事生産にとてつもない打撃を与えると予想されとる。
アメリカが「外国直接製品規則(FDPR)」を使って、アメリカの技術がちょっとでも使われとる半導体を中国へ輸出でけへんようにしとる(域外適用)。
中国はこの論理をアメリカに跳ね返したんや!「中国産のレアアースや技術を使っとるなら、どこの国の会社でも北京の承認が必要や」と発表した。
レアアースの生産で一番複雑な加工と精製の段階で、中国は世界の90%以上を支配しとる。半導体の製造は、ウェハーを磨くためのCMPとか、ハイエンドなチップの漏れを防ぐための材料とか、主要な部分でレアアースにめちゃくちゃ依存しとる。
要するに、レアアースなしでは3ナノとかの最先端の半導体は作れへんっちゅうことや。
「川の下流に住む奴が、上流に住む奴の首を絞めようとするなんてアホなことはせぇへん」
アメリカは高度なチップへの中国のアクセスを絞め殺そうとしたけど、自分が最上流のレアアースの独占を中国に握られとるっちゅう現実を分かっとらんかった。ホンマ、制裁ブーメランやな!
中国は、アメリカがレアアースの再工業化を達成するより早く、自分たちで自立した半導体サプライチェーンを構築でけると賭けとる。そして、アメリカよりも優秀なインフラと官僚機構で、産業政策を実行でけると賭けとる。
トランプが貿易戦争を始めたかもしれへんけど、習近平国家主席は自分がそれを終わらせると決意しとるんや。
https://www.unz.com/bhua/how-beijing-used-state-planning-to-build-a-scientific-powerhouse/
北京が国家計画で科学大国を築いた方法
構造分析:40年かけた基礎研究と人材育成プログラム
中国が今日、他の国よりも多くのSTEM卒業生を輩出し、インパクトのデカい研究論文を発表し、特許を申請しとるのを見たら、みんなが驚くやろ。けど、どうやってこんなことになったんか、理解しとる人は少ない。
小平の改革以来に立ち上げられた、あんまり知られとらん秘密のプログラムの根っこを探ってみるで。「Made in China 2025」や「一帯一路」と違ごて、国外ではほとんど知られとらんけど、その影響はめちゃくちゃ深いわ。
プログラム 863:ハイテク開発計画
いつ:1986年3月(86/3)に始まったからこの名前や。
目的:超大国の競争の中で、技術的な独立を達成することやった。
背景:レーガン大統領のSDI(戦略防衛構想)に触発されて、四人のトップ科学者が小平に手紙を出し、二日後に承認された。
内容:宇宙、情報技術、レーザー、バイオなど九つの主要分野に重点を置き、国家予算の5%にあたる100億元が投じられた。神舟宇宙船や天河スパコンなどが直接、このプログラムから生まれたんや。
プログラム 973:国家基礎研究プログラム
いつ:1997年3月に開始された基礎研究の目玉プロジェクトや。
目的:科学技術の戦略的優位性を得ること、特に「レアアース」鉱物産業の発展が含まれとった。
目標:経済発展、資源安全保障、技術独立っちゅう国家の優先事項に革新を合わせる。「科学教育で国を復興させる」っちゅう戦略を支えたんや。
重点:すぐに金になる商業的な応用やのうて、応用科学の土台になる「基礎研究」を育成することに集中しとった。農業、健康、情報、エネルギー、環境、そして資源(レアアースの抽出と加工を含む)に資金が回され、中国が世界の科学競争力の差を詰めるのにめちゃくちゃ役立ったんや。
プロジェクト 211 / プロジェクト 985:頭脳の育成
アメリカの優秀な人材が金融に流れる中、中国は計画的に人材を育てることに集中したんや。
プロジェクト 211(1995年):21世紀に向けて、国内の約3,200校の大学の中から100校ほどの重点大学を強化し、世界水準に引き上げるのが目的やった。
プロジェクト 985(1998年):さらに選りすぐりのトップ大学(最初は9校、最終的に39校)を「世界に通用する」機関に発展させるために、江沢民主席の肝いりで始まった最高峰のプログラムや。
これらの大学には莫大な資金が投じられ、優秀な教員や研究設備が集められた。今や北京、清華などの大学は、工学、AI、航空宇宙などで世界をリードしとる。中国の指導者層の多くが清華大学の工学部の卒業生やっちゅう事実も、この戦略の深さを示しとるな。
結論:
863、973が研究テーマに資金を供給し、211、985が研究の土台となる「施設と人材」を提供しとった。この「国家ぐるみの連携」こそが、中国を科学技術の川上へと押し上げたんや。


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