ヤニス・バルファキス:2026年を迎えるにあたって
https://www.youtube.com/watch?v=XMt9YxxjCoI
DiEM25を代表して、2026年を迎える皆さんにメッセージを送るわ。 2025年は、まさに運命の年やった。ワイらは10年も前からこうなることを予見しとった。だから名前に「25」を入れたんや。 欧州を民主化できへんかったら、そこは異民族排除(ゼノフォビア)と経済停滞、格差と不満が渦巻く「肥溜め」になって、ネオファシズムと国家弾圧、そして「戦争」に突き進む……。 ワイらがDiEM25を作ったんは、うぬぼれやない。欧州の支配者層が自ら欧州を岩場に叩きつけてバラバラにした時、その破片を拾い集める「真のヒューマニスト」たちのネットワークを作っとかなあかんと思ったからや。その「時」が、今、来てしもたんや。
民衆には緊縮財政を強いて、大企業と金融界にはジャブジャブ金を刷る。この政策が「1930年代の再来」を招くと警告してきたワイらでさえ、今の欧州を汚染しとる「戦争屋」たちの狂気には目を疑うわ。
ドイツのピストリウス国防相は「去年の夏が最後の平和やった」と言い放ち、政府は「最寄りの防空壕を探すアプリ」を配りよる。 NATOのルッテ事務総長は「次はワイらがロシアの標的や。おじいちゃんらの時代の戦争に備えろ」やて。正気か?。 イギリスやフランスの将軍たちも「自分の子供を失う覚悟をしろ」「軍需生産が優先やから経済的苦痛に耐えろ」と煽り立てとる。 さらに、欧州の外交トップのカイヤ・カラスはどや? ロシアを民族ごとに解体せなあかんと言うたかと思えば、「ロシアは欧州諸国から攻撃されたことなんて一度もない」と歴史を書き換えよった。ヒトラーのバルバロッサ作戦すら無かったことにするつもりか?。
2008年の金融危機以来、エリートたちがやってきたんは「大停滞」と「ゼノフォビア」の育成や。平和で文明的な欧州っちゅう幻想が消え失せて、剥き出しになったんは「外側に敵を作って、自国民と戦争をする暗黒の欧州」やった。 ワイらは2016年から「欧州グリーン・ニューディール」っていう代替案を示してきた。選挙では勝てんかったけど、それは今の欧州が「進まなかった正しい道」として輝いとる。欧州を牛耳る「オリガルヒ(特権階級)」の利益に合わんかったから、その道は閉ざされたんや。
そして2025年。幻想がすべて打ち砕かれた年や。 欧州連合(EU)の財政的、政治的、倫理的な仮面を剥ぎ取った「三つの致命的な打撃」を振り返ってみよう。
第一の打撃:ロシアの勝利と「軍事的ケインズ主義」の破綻 欧州の指導者たちは、自分らで金を出す気もない、兵を出す気もないくせに、口先だけで「ウクライナの勝利」にコミットするという大バカな真似をした。 彼らが望んだんは、終わりのない戦争を口実にして軍事支出を増やし、欧州の脱工業化を食い止める「軍事ケインズ主義」や。ウクライナの民衆のことなんてこれっぽっちも考えとらん。 けど、ロシアが勝ったことで、その戦略は跡形もなく崩れ去った。欧州は自らの傲慢(ヒュブリス)が生んだ「自作自演の犠牲者」として晒しもんになっとるんや。
第二の打撃:中国の完勝 中国は「全国家体制」を動員して、レアアースの独占と技術的な自立を勝ち取った。一方、欧州はホワイトハウスに言われるがままに中国を制裁した結果、どうなった? 儲かる中国市場からは締め出され、かといってアメリカの「インフレ抑制法」の恩恵も受けられへん。アメリカの「戦略的外注業者(サブコン)」に成り下がった結果、自分らの首を絞めて脱工業化を加速させただけや。これは単なる負けやない、地政学的な「詰み(チェックメイト)」や。
第三の打撃:トランプによる「植民地型」略奪条約 スコットランドのトランプのゴルフ場に呼び出されたフォン・デア・ライエンの屈辱的な姿を見たか? 関税は跳ね上げられ、逆にアメリカからの輸出関税はゼロ。極め付けは、欧州の資金「7,000億ドル」をアメリカ国内に投資するという約束や。 ドイツの化学工場がテキサスへ、自動車工場がオハイオへ逃げていく。これは「 landmark agreement(画期的な合意)」なんて立派なもんやない。欧州をアメリカの「貢ぎ物(サプリカント)」に格下げする、前代未聞の「植民地流の資本搾取条約」や。
この三つのショックで、欧州は完全に迷子になった。 追い詰められた欧州のオリガルヒや、没落した「ルンペン・ブルジョアジー」が次に何をするか? 自分らの地位を守るために、欧州の社会基盤を徹底的に破壊しにかかるで。 牛が帰ってくるまで(永遠に)戦争を煽り続け、金のない外国人を悪魔化し、緊縮財政で民衆同士を争わせて時間を稼ぐ。 恐怖と嫌悪を使ってコミュニティを分断し、独裁的な手段で異論を封じ込める。権力が消えていくのを恐れて、あらゆる「人間嫌い(ミサンスロピー)」を形にするやろう。
パレスチナのジェノサイドに加担し、難民を屈辱的に扱う今の欧州を見てみ。 今こそ、ワイらが立ち上がる時やないか。2026年がその時やなかったら、一体いつやねん? 何をするかって? まずは「抵抗」や。パレスチナの人らが教えてくれたように「抵抗こそが存在」なんや。
DiEM25には計画がある。グリーン・ニューディールで質の高い仕事を創出し、金を社会化し、職場を民主化し、外国人を叩かずに地元を盛り上げる。 支配層は、そんなことが起きるくらいなら地球が燃える方を選びよる。だから、まずはあいつらに抵抗し続けなあかん。 そこから初めて、未来を夢見る権利が手に入るんや。
2026年、そして2035年に至るこれからの10年。 抵抗しよう。それも、効果的に、クリエイティブに、そして何より「楽しく、喜びに満ちた、刺激的な」抵抗を一緒にやろうや。
ハッピーニューイヤー、そして「カーペ・ディエム(今を生きろ)」。


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