2025年12月20日土曜日

スタニスラフ・クラピヴニク:ロシア連邦政府金融大学准教授・歴史家 アレクサンドル・カムキン氏を迎えて

https://www.youtube.com/watch?v=ALSYtS88kME

真実の目:ロシア連邦政府金融大学准教授・歴史家 アレクサンドル・カムキン氏を迎えて

スタニスラフ・クラピヴニク

こんにちは。……いや、どーも、皆さん。番組「真実の目」へようこそ。 今日のゲストは、ロシア連邦政府金融大学の准教授で歴史家のアレクサンドル・カムキンさんや。 アレクサンドル、あんたを単に「ドイツ人」と呼ぶわけにはいかんけど、まあ「ドイツ通(ネモヴェド)」やな。 その呼び方、なんか北極の方へ去っていく人みたいやけどな(笑)。

今日はアレクサンドルと一緒に、ヨーロッパの軍事化について議論していくで。 セーヴェルスクが陥落して、イギリス軍も自国の兵士が一人戦死したんを認めよった。英軍の空挺連隊の伍長や。特殊部隊でもインストラクターでもない、ただの下士官が戦場におったわけや。つまり、イギリス軍を辞めて勝手に戦いに行ったんやなくて、イギリスが俺らに対して公然と戦わせるために送り込んだ部隊の一部やったってことやな。 これ、俺らは一体何を見せられてるんや?

アレクサンドル・カムキン

まあ、ロシア側がずっと言うてきた「ウクライナ軍側で戦ってるんは傭兵だけやなくて、現役のプロの軍人もおる」っていう説が、いよいよ裏付けられたってことやな。 2022年の秋ごろから、前線から帰ってきた連中が「無線の傍受でウクライナ語なんてほとんど聞こえへん」って言うとった。聞こえてくるんはロシア語か、ポーランド語、英語、フランス語や。

クラピヴニク

俺も2023年12月23日にスヴァトヴォにおったけど、目の前におったんはポーランド人やったわ。

カムキン

ポーランド人については、ドニエプル川のほとりやらキンブルン砂州の島々に、2023年から大隊規模のグループが陣取ってるって話や。実際、数万人規模でおるやろな。 この死んだイギリス兵についても、俺の勝手な勘やけど、給料目当てに仲間内で刺されたんとちゃうかと思てまうわ。遺体がグレーゾーンかロシア軍の支配地域に残されたんやろうけど、今のロシア軍の進撃は早いからな。まあ、アイツらの内輪揉めは100ドルぽっちでフォーク(鍬)で刺し合うような世界や。今のキエフ政権は、かつての無法地帯「アタマン政権」や「グリャイポレ(マフノ運動)」みたいな混乱状態に陥っとるからな。 ちなみにグリャイポレももうすぐ解放されるで。あと数日もすればロシアの旗が立つやろ。

クラピヴニク

1、2ヶ月前にイギリスのメディアで、ある若い傭兵の母親が泣いてる記事を読んだわ。息子が「仲間」に殺されたってな。

カムキン

まさにそれや。100ドルのために人の命が消える。幼馴染でも何でもない、どこの馬の骨かも分からん奴が来てるんやから、扱いは単なる「消費材」や。何ら新しい話やない。 さて、今日のメインテーマは「ヨーロッパの軍事化」や。EUが一体何に変わろうとしてるのか、どこへ向かってるのか、そしてヨーロッパのエリートは何を企んでるのか。 今日、メディアの連中と話してて自分の考えを伝えようとしたんやけど、ちょっと遠回しすぎたかもしれん。ここではズバッと言うわ。

ヨーロッパの産業と政治の軍事化は、俺らの目の前で起きてる。しかも加速しとる。 ドイツ、ポーランド、あとフランスの一部なんかは「5カ年計画を3年でやり遂げる」くらいの勢いや。「志願連合(ポーランド、ドイツ、イギリス、フランス)」は特別な役割を担おうとしとる。 アイツらはまず、ウクライナ西部の国境付近や、イギリスの海上部隊が拠点を置いてるオデッサの港に防空の傘を広げようとしとるんや。 俺がなぜ「ヨーロッパの軍事化と、EUが『第四帝国』に変わるプロセス」を真剣に考えなあかんと言うのか。 これ、笑い話に聞こえるかもしれんけど、最後に笑うんは誰かって話や。

クラピヴニク

何が可笑しいんや? ヒトラーの第三帝国かて、単なるドイツ帝国やなくて「新しいヨーロッパの秩序」を作ろうとしたんやろ。

カムキン

その通りや。学生に講義してても、アイツらの目は「いつになったらまたドイツ車が買えるんですか?」なんて聞いてくる。俺は「ええ方ならベルリンまで進撃した時やな。悪い方なら、一生買えへん」と言うてる。 今、ヨーロッパで何が起きてるのか。そして、このヨーロッパの政治家どもの「狂気」の根源は何なのか。 政治の世界に「たまたま」なんてあらへん。今のヨーロッパのエリートが抱いてるロシアへのヒステリーには、深い歴史的、経済的、社会文化的なルーツがある。 ポーランドに至っては15世紀から16世紀まで遡る心理的トラウマや。ロシア、ドイツ、オーストリアによる5回の分割、そしてワルシャワへのロシア軍の進駐……。アイツらが筋金入りのルソフォビア(ロシア嫌い)になる理由は山ほどある。教育で治るもんやない。

クラピヴниク

ちょっと待てアレクサンドル。ポーランドの連中は、1612年の復讐をしたがっとるんやろ? 400年前のことを根に持っとるんや。「モスクワがポーランドの一部にならんかった」ことにな。

カムキン

せやな。19世紀のポーランドの知識人どもが「ロシア人はスラブ人やない。東からヨーロッパを襲うオルダ(モンゴル軍)、野蛮人や」っていう神話を広めたんや。そのデタラメがイギリス、フランス、ドイツに渡って、今の動物的なロシア嫌いの土台になった。 20世紀に目を向ければ、ヨーロッパの政治家の中には「ナチスの遺伝子」が脈々と流れとる。アドルフ・ヒトラーが作ろうとしたんはドイツ帝国やなくて「ヨーロッパ帝国」や。ヒムラーの発案で、フランスやベルギー、チェコの軍需工場の労働者に「ヨーロッパ市民パスポート」まで発行しとった。武装親衛隊(Waffen-SS)の36個師団の大半は、ヨーロッパ各国から集まった連中や。フィンランド、エストニア、ベルギー、フランス……。ナポレオンと一緒にロシアに来た「12の言語」が、1940年代にまた復活したわけやな。

戦後、ドイツは東西に分かれた。東ドイツ(GDR)は、ナチスの収容所を生き抜いた反ファシストたちが作った国やった。アイツらは胸を張って「俺らはファシズムと戦って勝った」と言えた。 一方で西ドイツ(FRG)はどうやったか。官僚組織にはナチス党員がゴロゴロ残っとった。アデナウアー首相の下での外務省には、ナチス時代のリッベントロップ外務大臣の時よりも多くの元ナチス党員がおるって皮肉られたくらいや。

1950年、当時の連合軍最高司令官アイゼンハワーが、秘密会議を開いた。そこで語られたんが「潔白な国防軍(ヴァーマハト)」神話や。悪いんは親衛隊(SS)だけで、普通の軍隊は綺麗やったっていうデタラメやな。これがドイツの軍国主義を復活させるためのイデオロギーのステップになった。 1955年に連邦軍(ブンデスヴェーア)ができると、元ナチスの将校たちが大量に採用された。アイツらは1970年代から80年代まで現役でおったんや。連邦軍は「復讐(レヴァンシズム)の軍隊」として、ヨーロッパ最大のNATO軍になった。 1990年にドイツが再統合されて、ロシア軍は撤退したけど、アメリカとイギリスは残った。 そして、2020年や。ドイツ連邦軍の公式サイトで「潔白な国防軍」声明から70周年を盛大に祝うセクションがあった。21世紀になっても、アイツらはナチスの犯罪を隠蔽したことを記念しとるんや。

さらに2024年の夏、連邦軍の政治局が「歴史的な手本」として30人以上の将校のリストを公表しよった。その中には、ナチス時代の潜水艦エースで「一般親衛隊(Allgemeine SS)」、つまり強制収容所の看守や虐殺部隊を輩出した組織にいたエリック・トップなんて奴もおる。最悪や。 他にも「空のエース」エーリヒ・ハルトマンなんかも英雄扱いや。アイツらの撃墜スコアなんて、確認もクソもない自己申告の「雰囲気(バイブス)」によるもんやのに。

クラピヴニク

ハルトマンか……。俺の祖父もヨゼフ・ハルトマンっていうドイツ貴族の軍医やったけど、最後は赤軍の少佐として終わったわ。

カムキン

戦争にはいろんな運命があるな。俺が知ってる元ドイツ海軍の少将は、戦時中にソ連の捕虜になったけど、ロシア語をマスターしてロシアが大好きになり、「イギリス人は大嫌いや」と言うとったわ。 でも、ドイツ連邦軍が公式に英雄として選んだんは、そういうヒューマニストやなくて、エリック・トップみたいなガチのナチスやったんや。ロシアの外務省が猛抗議して、一週間後にアイツらは「冗談や、冗談」って撤回したけど、一度開いた窓はもう閉じへん。

かつてドイツで「東の国境を認めへん、ケーニヒスベルク(カリーニングラード)を取り戻せ」なんて言うてたんは極右だけやった。でも今はどうや? 「中道」を自称するキリスト教民主同盟(CDU)のフリードリヒ・メルツや、狂ったシュトラッカー=ツィンマーマンみたいな連中が「モスクワを爆撃しろ」なんて煽っとる。 数週間前には、ドイツのタバコ王の一族と言われる大富豪が「ロシア人を殺せ、ロシアを解体しろ」なんて公然と言うとる。ゼレンスキーを「最高に誠実な男や」なんて持ち上げてな。もう脳みそが末期症状やで。

クラピヴニク

2001年の夏、俺はアメリカ軍としてドイツの歩兵学校におった。アイツらとビール飲んでた時、ドイツの曹長が「俺はロシアが好きや。ロシアは主権国家の見本や」って言うとったわ。そういうドイツ人はまだおるんか?

カムキン

おるよ。ロシアに移住して、ロシアのパスポートを取って、人道支援をしてるドイツ人バイカーも知っとる。 でも、政治家は別や。緑の党のロバート・ハーベックとか、ショルツとか、アイツらはわざと過激なロシア嫌いのナラティブを流しとる。目的はただ一つ。「将来的にドイツとロシアが和解したり接近したりするのを絶対に阻止するため」や。 アングロサクソンが、俺らの国の間に楔(くさび)を打ち込もうとしとるんや。

2010年、メルケルとメドベージェフがおった時代、俺はCDUの代表団に聞いたんや。「リスボンからウラジオストクまでの一体化した政治・経済空間、パリ・ベルリン・モスクワ・北京の戦略軸、最高やないですか?」ってな。 アイツらは俺を「病気(穢れた者)」を見るような目で見て、「あんたの妄想のために、トランス・アトランティック(大西洋間)の特別な関係を犠牲にできるわけないやろ」と言い放ちよった。 2011年に当時のドイツ外相に同じ質問をしたら、「そんなもん、想像すらできへんわ」って答えよったわ。その時分かったよ。アイツらの言う「友情」なんてデタラメや。

今のドイツを裏切ってるんは、社会民主党(SPD)みたいな「変節漢」の集まりや。ヴィリー・ブラントが草葉の陰で泣いとるわ。 今は「左か右か」やなくて、「大西洋主義者(グローバリスト・ロンドンの犬)」か「主権主義者」かの戦いなんや。

クラピヴニク

あんたの言う通りや。主権主義者は必ずしも俺らの友人やないかもしれんけど、少なくとも理解はできる。でもイデオロギーに染まった連中とは話もできへん。「俺らか、お前らか」の二択しかないからな。

カムキン

ブラックロック出身のフリードリヒ・メルツみたいな連中は、本気で戦争をしたがっとる。自分たちのエフィメラル(儚い)な政治目的のために、何百万人ものドイツ人を犠牲にする気や。 これからのシナリオを言うで。まず2029年から30年にかけて、完全な警察国家が完成する。市民の自由は制限され、選挙は中止、野党は禁止や。国内の反乱を抑え込むための軍隊も準備される。 そして、核戦争にならん程度の「局地紛争」をあちこちで起こす。バルト海、トランスニストリア、北極……。NATO全体やなくて「志願連合」のせいにして、ロシアを疲弊させる戦いや。ドローンや宇宙兵器を使った新世代の戦争の準備も進んどる。 ドイツには今、「プレカリアート」っていう、将来のない若者が溢れとる。アイツらに与えられる選択肢は「鉄屑になるか、東部戦線に行くか」や。 メルツ一味の目的は、ドイツとロシアを永遠に仲違いさせ、戦争の火を煽ることや。

クラピヴニк

あと4年も警察国家化を待つんか? もう始まってる感じやけどな。

カムキン

加速すればもっと早いかもしれん。2029年の連邦議会選挙はあらへんやろ。「プーチンの介入があった」とか適当な理由をつけてな。 今、ドイツで一番人気の「ドイツのための選択肢(AfD)」を潰すために、アイツらは何でもやる。工作、スパイ疑惑、挙句の果てには政党禁止や。 すでに刑法も強化されとる。2022年にドネツクとルガンスクをテロ組織に指定したけど、それを遡及させて、2015年に人道支援を送ったロシア系ドイツ人を「テロ支援」で懲役10年にしようとしとる。めちゃくちゃや。

クラピヴニク

恐ろしいな。アメリカ人がよくやる手口やけど、ドイツ人はそれをさらに生真面目に実行しよる。 このプロジェクトが終わる時、ドイツっていう国自体が終わるかもしれんな。 そして、東ドイツ(GDR)が自由になって、「西ロシア連邦管区」の一部になる日が来るかもな(笑)。

カムキン

ベルリンが本来の姿であるスラヴの街「ベルラウ」に戻る日やな。

カムキン 「パラブスキー連邦管区」っていうんもええな。エルベ川の元々の名前はスラブ語で「ラバ(Laba)」やからな。あそこは昔、スラブ人が住んでた土地や。 まあ、今の「ゾルブ人(Sorb)」の先祖やな。かつては巨大なゾルブ民族やったけど、今は東ドイツに6万人くらい純血が残ってるだけの小さなエスニック・グループになってしもた。でもな、血が混じってるドイツ人は山ほどおる。遺伝子レベルで見たら、スラブ系のハプログループを持ってる連中がウジャウジャおるんや。

クラピヴニク せやな。ニュースを見て予測を立てていかんとな。 みんな、この話を聞きたがらへんのよ。俺が「ドイツは戦争に向けて、あっという間に再工業化できるぞ」って言うてもな。もうベースはあるんや。ヒトラーは何もないゼロの状態から、たった5年で軍隊を作り上げた。今はもう土台がある。 4年もあれば、最新の軍隊を作り上げられる……みんなその事実から目を背けとるんや。

カムキン そら、どれくらいの規模の軍隊をいつまでに作りたいかによるけどな。もし、今のポーランド人みたいに「実戦で経験を積ませながら、人が死ぬんも厭わん」っていう覚悟があるなら、もっと早く完成するやろな。

クラピヴニク 全くその通りや。 よし、あと一分切ってもたな。急ぎ足ですまん!アレクサンドル、急なスケジュール変更にも関わらず、こんな短い時間で来てくれてホンマにおおきに! 皆さん、今日も付き合ってくれてありがとう。アレクサンドルに質問がある人はコメント欄に書いてや、本人も見てくれるはずやから。 これからも、ドイツが一体どこへ向かってんのか、追い続けていくで。 それじゃあ、また。さいなら!

カムキン さいなら!

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