ケイトリン・ジョンストン:ボンダイ・ビーチの襲撃事件で「同じ台本」を垂れ流す連中
https://consortiumnews.com/2025/12/17/caitlin-johnstone-spouting-the-same-line-on-bondi-attack/
2025年12月17日
ボンダイ・ビーチでの襲撃事件を受けて、イスラエル擁護のナラティブ(物語)工作がフル回転しとる。パレスチナ支持のアクティビズムと、ユダヤ人に対する暴力をわざとごっちゃにしようとしとるんや。
どっかから「メモ」でも回ってきたんちゃうかと思うくらいや。イスラエル寄りのメディアや著名人が、揃いも揃ってこの事件について「ある一つの決まったフレーズ」を大声でわめき散らしとる。
いくつか例を挙げてみるわ。
「ボンダイ・ビーチこそ、『インティファーダをグローバル化せよ』という言葉の正体だ」 ~ ブレット・スティーブンス(ニューヨーク・タイムズ)
「インティファーダがボンダイ・ビーチにやってきた」 ~ デイビッド・フラム(ジ・アトランティック)
「インティファーダがオーストラリアに上陸した」 ~ ウォルター・ラッセル・ミード(ウォール・ストリート・ジャーナル)
「ボンダイ・ビーチの銃撃事件は、グローバル化されたインティファーダの縮図だ」 ~ ハーブ・ケイノン(エルサレム・ポスト)
「インティファーダがオーストラリアにやってきた」 ~ アヤーン・ヒルシ・アリ(ザ・フリー・プレス)
「グローバル・インティファーダへようこそ」 ~ デイビッド・ハーサニ(ワシントン・エグザミナー)
「パレスチナのプロパガンダが、インティファーダをグローバル化させた」 ~ ザカリー・ファリア(ワシントン・エグザミナー)
「ボンダイ・ビーチの虐殺こそ、インティファーダのグローバル化が招いた結果だ」 ~ ヴィヴィアン・ベルコビッチ(ナショナル・ポスト)
「『インティファーダをグローバル化せよ』という唱和が、ボンダイ・ビーチに繋がっている」 ~ ダニー・コーエン(ザ・テレグラフ)
「オーストラリアでの反ユダヤ主義的な銃撃事件の後で、左翼の連中に単純な質問がある。『インティファーダをグローバル化せよ』がどういう意味だと思ってたんや?」 ~ テッド・クルーズ(アメリカ上院議員)
「シドニーでのあの攻撃こそ、まさに『インティファーダをグローバル化する』ということの意味そのものだ。我々はシドニーで、その言葉が実際に適用されたのを見たんだ」 ~ エリック・アダムス(ニューヨーク市長)
「これらは、過去2年間にオーストラリアの路上で繰り広げられた反ユダヤ主義的な暴走の結果だ。『インティファーダをグローバル化せよ』という反ユダヤ的で扇動的な呼びかけが、今日、現実のものとなったのだ」 ~ ギデオン・サール(イスラエル外相)
「『インティファーダをグローバル化せよ』という言葉を非難せず、『控えるように』と言うだけで済ませるなら、それはボンダイ・ビーチへと繋がる思考を助長(原因ではないにせよ)していることになる」 ~ デボラ・リップシュタット(元アメリカ反ユダヤ主義監視担当特使)
「一体全体、インティファーダをグローバル化するってどういう意味やと思っとんねん? あの手のレトリックと、ユダヤ人であることを理由にしたユダヤ人への攻撃の関連性がわからんのか? 今日、我が国のユダヤ人の心に深く突き刺さったのは、ハヌカ(ユダヤ教の祭り)のために集まっていたユダヤ人への攻撃だったんだ」 ~ ウェス・ストリーティング(イギリス保健相)
「なぜまだ許されているのか? インティファーダをグローバル化するとはどういう意味か? 教えてやろう……昨日ボンダイ・ビーチで起きたことそのものだ」 ~ エフライム・ミルビス(イギリス・チーフ・ラビ)
「『インティファーダをグローバル化せよ』という呼びかけや、『川から海まで』という唱和は、抽象的でも比喩的でもない。暴力への明確な呼びかけであり、死という結果を招くものだ。我々が目撃しているのは、抗議活動という皮を被って放置されてきた、持続的な過激化の必然的な結末なのだ」 ~ 在英イスラエル大使館
「これが『インティファーダをグローバル化』した時に起きることだ」 ~ ニューズウィーク編集部
「これは孤立した暴力行為ではない。10月7日以降、世界中で積み上げられてきた『インティファーダをグローバル化せよ』というレトリックの集大成だ」 ~ ヨニ・バシャン(ザ・タイムズ)
「過去数年、インティファーダをグローバル化せよと叫んで行進してきた連中にとって、これは彼らの親イスラム主義的な愚行が招いた、野蛮で反ユダヤ主義的な結末だ」 ~ アンドリュー・ニール(元BBCキャスター)
「『インティファーダをグローバル化せよ』と呼ぶとき、彼らが求めているのはこれだ。ユダヤ人の死、テロ、そして永遠に打ち砕かれた家族だ」 ~ 反ユダヤ主義対策キャンペーンのスポークスパーソン
「ボンダイ・ビーチの後で反ユダヤ主義に立ち向かうなら、まずは『インティファーダ』というレトリックがヘイトスピーチであると明確に認識することから始めるべきだ」 ~ キャシー・ヤング(ザ・ブルワーク)
「『グローバル・インティファーダ』と叫んできた連中が、今こそその言葉を見直してくれるといいんだが。あれは『無害な左翼のスローガン』なんかじゃない。イスラエル政府の行動とは何の関係も、本当に何の関係もないユダヤ人を非難し、殺害せよという呼びかけなんだ」 ~ マリアン・ウィリアムソン(スピリチュアル界の指導者、元アメリカ大統領候補)
もちろんやけど、こうしたメディアや連中が、ほんまに「インティファーダをグローバル化せよ」というフレーズそのものを気にしてるわけやない。もしパレスチナ支持のアクティビストがそのスローガンを一回も叫んでへんかったとしても、イスラエル擁護のスピンドクター(情報操作員)どもは、今日はまた別のフレーズを槍玉に挙げとったやろ。彼らが止めようとしとるのは「危険やと感じる唱和」やない。イスラエルがやってるジェノサイド的な暴挙に対する「批判」そのものを、踏み潰そうとしとるんや。
ジ・インターセプトのナターシャ・レナードが、先述のブレット・スティーブンスの記事についてこう書いてる。 「すべては、反ユダヤ主義と戦うという名目で行われている。ボンダイ・ビーチで起きたような最悪の暴力的な反ユダヤ的偏見と、イスラエルやその行動に対するあらゆる批判を無理やり結びつけることでな。この視点に立てば、パレスチナ人にも基本的人権があるべきだと言うことすら、ユダヤ人の安全に対する致命的な攻撃になってまうわけや」
そもそも「インティファーダ」という言葉は「振り払う」「立ち上がる」という意味や。ミドル・イースト・アイのクレイグ・バークヘッド=モートンとヤスミン・ザイナブ・ベルゲマンが去年説明したように、歴史的に見てインティファーダには非暴力的な抵抗も含まれとる。
「インティファーダをグローバル化せよ」と言うことは、世界中のユダヤ人市民を虐殺しろと呼びかけてるわけやない。ガザを焼き尽くし、パレスチナ人や、帝国の利益に屈しないあらゆる人々に虐待を加え続ける「権力構造」に対して、抵抗しようと提唱しとるんや。
このフレーズについて恐怖を煽っとる連中も、そんなことは百も承知や。悲劇的な無差別銃撃事件を、パレスチナ人も人間やと信じてる人々に対する「政治的なこん棒」として利用しとるんや。これもまた、世界にさらなる暴力と苦しみを与え続けるイスラエルを批判から守るための、冷酷な世論操作の一つに過ぎん。
エム・ヒルトンがイスラエルのメディア「+972」にこう書いた。 「右派がこの惨劇をいとも簡単にハイジャックして、イスラム恐怖症や反パレスチナのアジェンダを推し進めようとする様は、反吐が出るほど卑猥や。イスラエルの政治家たちが、ガザでの自分らのジェノサイド攻撃から目をそらすために、我々の痛みや悲しみを政治的武器として利用する機会を得て、ほとんど喜んどるように見えるのは、ほんまに胸糞が悪い」


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